JPS59112095A - 化粧板の製造法 - Google Patents

化粧板の製造法

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JPS59112095A
JPS59112095A JP57218261A JP21826182A JPS59112095A JP S59112095 A JPS59112095 A JP S59112095A JP 57218261 A JP57218261 A JP 57218261A JP 21826182 A JP21826182 A JP 21826182A JP S59112095 A JPS59112095 A JP S59112095A
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JP
Japan
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electron beam
paper
solvent
decorative paper
decorative
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JP57218261A
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JPH0340702B2 (ja
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紺野 良三
穂積 田中
隆 三保谷
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Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化粧板の製造に用いられる電子線硬化性の化粧
紙およびその化粧紙を用いた化粧板の製法に関する。
従来、高級な化粧板としては、メラミン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ジアリルフタレート樹脂を含浸した化粧紙を
基材上に貼合し加熱、加圧しで製造していたが、加熱工
程において大量の熱エネルギーを要するという問題点が
あった。そこで、紫外線、電子線によって硬化する組成
物を化粧紙に含浸し、これを硬化せしめた化粧紙を用い
、基材上に安価な接着剤によって貼9っけようとする試
みがある。しかしながら、この方法では硬化せしめた化
粧紙が剛直となって、輸送および貼合作業に注意を払わ
なければならず、万−折り曲げると不良品となってしま
うという問題点があった。
本発明は上記欠点を解消した化粧紙を提供す・るもので
あり、かつ接着剤として電子性硬化性のものを使用する
ことによって、この化粧紙を基材上に貼合し、電子線の
照射によって接着剤および化粧紙中に含浸されている組
成物を同時に硬化さしめることかできるという作業上の
利点を有し、かつ基材と化粧折との接着をより強固とす
るという利点を有するものである。
すなわち、本願第一の発明は、片面に模様が施されてい
る浸透性良好な薄紙に、分子中にエチレン性不飽和結合
を有する化合物、揮発性溶媒および該溶媒に溶解する常
温固体の樹脂からなる電子線硬化性組成物を含浸し、溶
媒全除去してなる電子線硬化性の化粧紙であり、本願第
二の発明は、上記化粧紙を基材上に1子線硬化性接着剤
を介して貼合し、電子線を照射して硬化接着せしめる化
粧板の製造である。
本発明において用いられる薄紙とは、電子線が内部(て
まで届く程度の厚みであることが必要であり、紙の種類
にもよるが、300 f/ / m’ (、て下の坪量
のもの、好ましぐは100 ? / m2以下の紙から
選択する。捷だ、この薄紙は前記電子線硬化性組成物が
十分内部にまで含浸される6℃うな浸透性の良好なもの
、例えばチタン紙、リンター紙、上質紙などから選ばれ
る。
この薄紙への印刷は通常は印刷によって片面1て模様が
施される。印刷インキとしては硬化性インキが好ましい
が通常のグラビアインキを用いても、電子線硬化性組成
物が速やかに薄紙に含浸されるために、組成物中の溶剤
と接触しても印刷模様が崩れることはなかった。
本発明における電子線硬化性組成物は、分子中にエチレ
ン性不飽和結合を有する化合物(A)、揮発生浴媒(I
3)および溶媒03)に溶解する常温固体の樹脂C)を
成分とする。
化合物(Alとしては、エチレン性不飽和結合を1個以
上有するプレポリマーおよび(−またけ)モノマーが使
用される。プレボリア −ノ例トしては、ポリエステル
アクリレート、エポキンアクリレ〜ト、ウレタンアクリ
レート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリ
レート、メラミンアクリレート、ポリエステルメタクリ
レート、エポキシメタクリレート、ウレタンメタクリレ
ート、ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタク
リレ−1・、メラミンメタクリレート、不飽和ポリエス
テル樹脂等である。また、モノマーの例としては、エチ
レングリコールジアクリレート、プロピレングリコール
ジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート、ジエチレングリコールジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、プロピレングリコール
ジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート
、プロピレングリコールジメタクリレート、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、トリメチロールプロパントリツタク
リレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ン
ベンタエリスリト−ルヘキサアクリレート等がある。
揮発性溶媒(B)としては、アルコール系、芳香族系、
ケトン系、エステル系、脂肪族系などの各種有機溶剤、
水などの単独もしくは混合溶媒であり、樹脂(C)を溶
解するものから選ばれる。
樹脂G)としては、セルロース糸、スチレン系、アクリ
ル系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ロジン変性マ
レイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、エチレン−
酢ビ系、ロジンエステル系、酢酸ビニル系、ポバール、
ポリウレタン系、ゴム系、ポリアミド系、塩ビ系、ポリ
ビニルブチラール系などの常温固体であり、上記溶媒(
B)に溶解するものから選ばれる。また、これらの樹脂
は場合によってはエチレン系不飽和結合を有しているも
のであっても使用可能である。
これら体)、(BjおよびC)からなる電子線硬化性組
成物はその混合比によって、薄紙に含浸後溶媒(B)を
除去した後にいわゆるタックフリ〜となり取9扱いが極
めて容易となる。
化合物(A)として液状の成分を多くし、樹脂C)を少
なくすると溶媒(13)を除去してもタックが残り、取
り扱いが不便となる。捷た、樹脂C)としてエチレン性
不飽和結合を有しないものを多量に用いると電子線照射
によっても硬化が遅く々る。また、溶媒(I3)は電子
線硬化性組成物の粘度を下げ、樹脂C)を溶解して均一
に薄紙に含浸できるように配慮する必要がある。(A)
、(13)および(c)の配合M量比はその成分によっ
てがなり相違するが、大略5〜95/95〜5/1o〜
1,000の範囲である。
また、電子線硬化性組成物は上記必須成分の他に、熱重
合禁止剤、顔料などの添加剤を必要に応じて添加するこ
ともできる。
電子線硬化性組成物を模様を施された薄紙に含浸せしめ
るには、ロールコータ−、カーテンフローコーター、グ
ラビアコーター、エアーナイフコーターなどの塗工機、
スプレー法、あるいはディピングなどの方法が適用され
る。
溶媒の除去は、脱気、加熱など公知の方法によればよい
このようにして得られた化粧紙を用いて化粧板を製造す
るには、金属板、木板、合板、プラスチック板、無機質
板、ファイバーボードなどの基材に自体公知の各種接着
剤によって貼合し、電子線を照射して化粧紙中の含浸成
分を架橋硬化せしめることもできるが、接着剤として電
子層硬化性の接着剤を用いることによって、化粧紙の含
浸成分と共に接着剤をも架橋硬化せしめることができる
、この際の電子線硬化性の接着剤としては、前述の化合
物(5)を必須成分としその他各種樹脂を型であり、電
子線硬化によって全て架橋硬化するものが望ましいが、
場合により、樹脂として水の存在下で膨潤もしくは溶解
するもの、例えばポバール、ポリプロピレンオキサイド
を用いると、水を与えることによって粘着性のある接着
剤となυ、しかも上記化合物(A)のために電子性硬化
性であり、化粧紙を貼合したときに有利である。ただし
、基材が金属板のように不浸透性であると水が錆の原因
となることがあるため、この場合には木版、合板などの
浸透性基材に適用することが好ましい。
本発明におZては、化粧紙に含浸されている化合物(A
)が未硬化状態にある。したがって、電子線硬化性接着
剤成分と非常に相溶性が良好であシ、このため接着力が
大となる。接着剤は化粧紙および基材のどちらに施して
もよい。
電子線照射装置としては、スキャン型、カーテン型など
が知られておシ、低加速電圧型でもよい。通常照射線量
は0,5〜10Mrad程度であシ、窒素ガス雰囲気中
で照射するのが好ましい。
以下本発明を実施例によってより具体的に説明する。例
中部とは重量部を示す。
実施例1 上質紙(坪量的5(1/m”)の片面にグラビアインキ
により木目柄多色印刷を施し、コノ上ニ下記組成の含浸
剤をロールコーターにて20〜3(1/77?(ウェッ
ト)塗布し、直ちに、溶剤を脱気し、可撓性がよく、タ
ックフl)−の化粧紙を得た。
含浸剤組成 トルエン             30部メチルエチ
ルケトン       30部実施例2 チタン紙(坪量的8(1/m”)の片面にグラビアイン
キにより木目柄多色印刷を施し、この上に下記組成の含
浸剤をロールコーターにて40〜50’t/lr? (
ウニ、ント)塗布し、直ちに溶剤を脱気シ、可撓性がよ
く、タックフリーの化粧紙を得た。
含浸剤組成 メチルエチルケトン        30部トルエン 
            30部実施例3 チタン紙(坪量的Boy/rr?)の片面にグラビアイ
ンキにより木目板多色印刷を施し、印刷されていない面
より下記組成の含浸剤をロールコーターにて40〜so
r/m”(ウニ、7ト)塗布し、直ちに溶剤を脱気し、
可視性がよく、タックフリーの化粧紙を得た。
含浸剤組成 ポリビニルブチラール        18部アロニッ
クスM−7100       12部イソプロピルア
ルコール      20部トルエン        
     25部メチルエチルケトン        
25部実施例4 下記電子線硬化性接着剤組成物をパーティクルボード上
に40μ(ウニ、ト)の膜厚に塗し、直ちに実施例1で
得た化粧紙を圧着し、窒素雰囲気下にてカーテンビーム
式のエナージー拳すイエンス社製電子線照射装置を用い
、160KV、5rnAの条理で線量5Mrad にて
照射し、表面鉛筆硬度4H以上であり、耐摩耗性、耐薬
品性、耐溶剤性、耐沸水性に優れた化粧板が得られた。
接着剤組成 ポリエチレングリコール(mW約7500)    l
0IBオυゴエボキシアクリレートA−14G    
  70部水                   
       10部実施例5 アロニックスM−7100,80部とオリゴエポキシア
クリレートA−14G  20部からなる熱溶型電子線
硬化性接着剤を合板上に30μの膜厚に施し、この上に
実施例2で得られた化粧紙を圧着し、実施例2と同様の
操作により優れた性能を有する化粧板が得られた。
実施例6 実施例5において合板に代えてアルマイト処理アルミニ
ウム板を用いることによりアルミニウム化粧板が得られ
た。
実施例7 下記電子線硬化性接着剤組成物をパーティクルボード上
に50μ(ウニ、ト)の膜厚に塗布し、エタノールを除
去した後、塗布面に水を薄くスプレーして粘着性をもた
せた。
この上に実施例3で得られた化粧紙を圧着し、以下実施
例2と同様の操作によって優れた性能を有する化粧板を
得た。
接着剤組成 ポリビニルアルコール(ゴーセノール      32
部0KS−751’4、日本合成化学社商品名)オリゴ
エポキシアクリレートA−14c16部オリゴエポキシ
アクリレートA−4c4m(新中村化学社商品名) エタノール            48部特許出願人 東洋インキ製造株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片面に模様が施されている浸透性良好な薄紙に、分
    子中にエチレン性不飽和結合を有する化合物、揮発性溶
    媒および該溶媒に溶解する常温固体の樹脂からなる電子
    線硬化性組成物を含浸し、溶媒を除去してなる電子線^
    の化粧紙。 2、特許請求の範囲第1項記載の化粧紙を基材上に電子
    線硬化性接着剤を介して貼合し、電子線照射によって架
    橋硬化せしめることを特徴とする化粧板の製造法。
JP57218261A 1982-12-15 1982-12-15 化粧板の製造法 Granted JPS59112095A (ja)

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JP57218261A JPS59112095A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 化粧板の製造法

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JP57218261A JPS59112095A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 化粧板の製造法

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JPS59112095A true JPS59112095A (ja) 1984-06-28
JPH0340702B2 JPH0340702B2 (ja) 1991-06-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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