JP3806737B2 - 水圧転写方法及び水圧転写品 - Google Patents

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Description

本発明は、水圧転写方法によって物品の表面に装飾層を施す際に、この装飾層の表面特性を向上する水圧転写方法及びこの方法によって得られた水圧転写品に関するものである。
水圧転写方法は、水溶性フィルムの上に非水溶性の印刷パターンが施されている転写フィルムを転写槽内の水面上に浮かばせ、この転写フィルムにおける水溶性フィルムを水で湿潤させた上で、物品(被転写体)をこの転写フィルムの印刷パターンに接触させながら転写槽内の水中に押し入れ、水圧を利用して転写フィルムの印刷パターンを物品の表面に転写して装飾層を形成する方法である。そして、普通は、転写フィルムは、水溶性フィルム上に印刷パターンが事前に印刷されて形成されているため、印刷パターンのインクは乾燥状態にあるので、転写に際して、転写フィルム上の印刷パターンに活性剤やシンナー類を塗布して、印刷パターンを印刷直後と同様の湿潤状態で付着性を発現した状態に戻す必要があり、これは、通常、活性化と称されている。更に、このようにして物品の表面に形成された装飾層へ耐摩性、耐溶剤性、耐薬品性、耐候性等を付与するために、装飾層の上に透明な表面保護層(トップコート層)を形成する必要がある。
第1の従来技術では、この表面保護層は、印刷パターンを転写して形成した装飾層の上に紫外線硬化型塗料をスプレー塗布し、この紫外線硬化型塗料に紫外線を照射することによってこの塗料を硬化させて形成していた。
しかし、この方法では、装飾層そのものの耐溶剤性等を向上させるのではなくて装飾層をオーバーコートするトップコート層に耐耗性、耐溶剤性等を担わせようとしたものであり、また、物品上に印刷パターンを転写してから水洗、乾燥した後に紫外線硬化型塗料を塗布するので、これらの処理に比較的長い時間を要する上に、一般的に、乾燥は、熱風に晒して行われるので、装飾層の上にほこりが付着し易く、装飾層の外観を低下させる欠点があった。
第2の従来技術では、印刷パターンの水圧転写と表面保護層の形成とを同時に行う方法が提案されている(特許文献1参照)。この方法は、水溶性フィルム上に非水溶性樹脂製の透明又は半透明な表面保護層と更にその上に非水溶性の印刷層とを施して保護層付きの転写フィルムを形成し、この保護層付き転写フィルムを物品(被転写物)に水圧転写する方法である。
この方法は、水圧転写時に、水圧を利用して転写フィルムに物品の表面を接触させると、水溶性フィルム上の表面保護層と印刷層とが物品の表面に同時に転写されるので、上記の第1の従来技術のように、転写工程後の保護塗料の塗布工程及び硬化工程を必要としないし、装飾層と表面保護層との間にほこりが付着することがない。
このように、この方法は、印刷層の転写と同時に表面保護層が形成されるので、作業工程が簡略化される上に装飾層の外観を悪くすることがないので有利であるが、表面保護層は、ブチルメタクリレート重合体、エチルメタクリレート重合体等の耐溶剤性の低い保護剤から成っているので、耐摩性等を付与して物品の印刷層の表面を機械的に保護することはできるが、溶剤や薬品等に触れると変質し易いなど化学的に保護に乏しく耐候性等も低い欠点があった。
この第2の従来技術に類似しているが、第2の従来技術の表面保護層に紫外線等によって硬化する樹脂を用いた第3の従来技術が提案されている(特許文献2参照)。
この第3の従来技術では、表面保護層が紫外線等によって硬化する樹脂を用いているので、装飾層を機械的又は化学的に表面保護するのに有効であるが、後に述べるように、転写フィルムの最表面にある印刷パターンの付着性を再現する際に好ましくない幾つかの欠点を有する。
特開平4−197699号公報 特開2003−200698号公報
即ち、上記の第1乃至第3の従来技術に共通していることであるが、転写に際しては、転写フィルム上の印刷パターンに活性剤やシンナー類を塗布して、印刷パターンの付着性を再現しているが、これに用いる活性剤やシンナー類には有機溶剤が用いられているので、工程条件としてその溶剤成分が揮発し終える迄の時間や乾燥条件を見込む必要があり、もし印刷パターンに溶剤成分が残留していると、品質に悪影響を生じてくることがあり、更に作業中に有機溶剤が大気中に放出されたり人体に吸入されたりするので、印刷パターンの活性化に有機溶剤を用いることは、有機大気汚染や労働者の健康阻害の元凶として今や早急に対処しなければならない問題となっている。
そこで、本出願人は、試みに、環境対応型の塗料でもあり上記の第1の従来技術でも既に用いられていた紫外線硬化型塗料を転写フィルム上の印刷パターンに直接塗布してみたところ、印刷パターンのインクに一時的に付着性を再現することができたが、それを水圧転写工程中の連続作業で行なおうとすると、転写時点においては印刷パターンの付着性が低下するため転写不良となることが判明した。更に、同じ紫外線硬化樹脂組成物であるところの紫外線硬化型インクで着色顔料の入っていないものを用いて同様に試してみたところ、印刷パターンのインクに付着性を再現することができ、しかも、転写時点においても付着性が低下することなく転写することができることを発見した。
水圧転写の場合には、印刷パターンのインクだけを湿潤状態に戻して付着性を再現すればよいのではなく、印刷パターンを支える水溶性フィルムも転写槽内の水で湿潤して、物品が水中に押し入れられる際に、印刷パターンと水溶性フィルムの両方が物品表面に付き回りする必要がある。従って、両者の湿潤状態の調和が得られたタイミングにて物品を水中へ押し入れる必要があると共に、転写が完了するまで、物品への付き回りにも適応する付着性を再現している必要がある。
このため、これら試行の結果の違いは、同じ紫外線硬化樹脂組成物でありながら、紫外線硬化型塗料と紫外線硬化型インクとの用途別製品としての組成の違いから生じているのであろうと考え、紫外線硬化型塗料には低沸点溶剤が含まれるが、紫外線硬化型インクには溶剤が含まれていないのが一般的であり、従って、印刷パターンに紫外線硬化型塗料を塗布した場合には、この塗料中の溶剤により当初の付着性を再現するが、転写時点においてはこの溶剤が揮発してしまって付着性が低下し、他方、紫外線硬化型インクには溶剤成分が含まれていないので、紫外線硬化型インク中の何らか非溶剤成分により付着性が再現されるのであろうと推測し、その後も種々の実験等を繰り返して、本発明を成し得たものである。
本発明が解決しようとする1つの課題は、上記の推測に基づいて、有機溶剤を用いることなく転写フィルム上の印刷パターンたるインクに必要充分な付着性を再現させることができ、有機溶剤を用いることによって生ずる大気汚染や労働者の健康阻害の問題を回避することができる水圧転写方法を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、物品上の装飾層そのものに、耐摩性、耐溶剤性、耐薬品性、耐候性等の機械的及び化学的な表面保護機能を、印刷パターンの転写と同時に付与することのできる水圧転写方法を提供することにある。
本発明が解決しようとする更に他の課題は、大気汚染や労働者の健康阻害の問題を生ずることのなく、物品の装飾層そのものに機械的及び化学的な表面保護機能を装飾層の転写と同時に付与することによって得ることができる良質な水圧転写品を提供することにある。
本発明の第1の課題解決手段は、水溶性フィルム上に乾燥状態の印刷パターンを有する転写フィルムの印刷パターンを湿潤した後、この印刷パターンに物品の表面を押し当てるようにして物品を転写フィルムと共に水中に押し入れて印刷パターンを物品の表面に水圧転写する水圧転写方法において、光重合性モノマーを含む無溶剤タイプの紫外線又は電子線硬化樹脂組成物(以下硬化樹脂組成物と称する)を塗布して印刷パターンを湿潤し、印刷パターンの転写後物品に紫外線又は電子線を照射し硬化樹脂組成物を硬化して物品の表面に装飾層を形成することを特徴とする水圧転写方法を提供することにある。
本発明の第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段の水圧転写方法によって形成された装飾層を表面に有することを特徴とする水圧転写品を提供することにある。
このように、印刷パターンは、典型的には光重合性モノマーであるのが好ましい無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物中の非溶剤成分によって印刷直後と同様の必要充分な付着性が再現され、またこの付着性の再現は、有機溶剤を用いることなく行うことができるので、有機溶剤を用いることによる大気汚染や労働者の健康阻害の問題を生ずることがない。
光重合性モノマーの如き紫外線硬化樹脂組成物中の組成成分は、印刷パターンのインク内部に入り込んで印刷パターンと混在した状態で、謂わば、紫外線硬化樹脂組成物と印刷パターンとが渾然一体化して硬化されるので、物品上の装飾層そのものに、耐摩性、耐溶剤性、耐薬品性、耐候性等の機械的及び化学的な表面保護機能が付与されるようになる。
装飾層に付与された耐溶剤性等の表面保護機能が製品にとって充分であれば、装飾層そのものを物品の表面層として提供することができるが、更に高い表面保護を必要とする場合には、水溶性フィルムの表面に施された無地塗り状態の透明な紫外線硬化樹脂組成物をトップコート層として水圧転写技術によって別途に施すことができ、このトップコート層によって物品の表面外観に深みが与えられると共に機械的及び化学的な表面保護が更に強化されるので好ましい。
本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図1は、本発明が適用される水圧転写方法を概略的に示し、この水圧転写方法は、印刷パターン12が施された水溶性フィルム14から成る転写フィルム16を印刷パターン12が上面となるようにして図示しない転写槽内の水18上に供給して浮かばせ、水圧転写すべき物品10をこの転写フィルム16を介して水18の中に押し込んで水圧転写する方法である。
水溶性フィルム14は、水を吸収して湿潤し軟化する例えばポリビニールアルコールを主成分とする水溶性材料から成っている。この水溶性フィルム14は、水圧転写時に、転写槽内の水18に触れて軟化し加飾されるべき物品に付き回って、水圧転写を行うことができるようにする。印刷パターン12は、一般的な水圧転写の場合には、水溶性フィルム14の上にグラビア印刷等によって予め施されている。なお、この印刷パターン12は厳密な意味での模様の他に無地(無模様)の印刷層も含む。
本発明の方法の特徴は、物品に水圧転写する前に、転写フィルム16の印刷パターン12に無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を塗布することにある。本発明の水圧転写方法の具体的な工程の一例が図2に示されており、この例では、水溶性フィルム14の上に予め印刷パターン12を印刷し、この印刷パターン12が乾燥された状態にある転写フィルム16を用いて作業を開始する(図2A参照)。図示していないが、実際には、この転写フィルム16は、長尺の水溶性フィルム14に印刷パターン12を予め印刷し、乾燥してロール状に巻かれており、転写フィルムは、このフィルムロールから連続的に繰り出されながら又は適当長さでカットしながら用いられる。
水圧転写を行う際には、転写フィルム16の乾燥された状態にある印刷パターン12上に無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物20を塗布し(図2B参照)、この無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物20によって印刷パターン12の付着性が再現した状態で転写フィルム16を転写槽内の水18に浮かばせ(図2C参照)、次いで、物品10の表面10Sに紫外線硬化樹脂組成物20を含む印刷パターン12を押し当てるように転写フィルム16と共に物品10を水中に押し入れ(図2D参照)、それによって紫外線硬化樹脂組成物20が浸透して湿潤状態にされた印刷パターン12が物品10の表面に転写され、その後物品10に紫外線22を照射して紫外線硬化樹脂組成物20と印刷パターン12とを硬化する(図2E参照)。なお、図示しないが、実際には、物品10は逆三角状のコンベヤで搬送されたりロボットアームにより支持されたりしながら水中に押し入れられ、また、場合によっては、印刷パターン12上に無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を塗布する工程(図2B参照)と水に浮かばせる工程(図2C参照)との工程順序を逆にして、水に浮かばせた転写フィルムの印刷パターン上に無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物をスプレー塗布して印刷パターンの付着性の再現を行ってもよい。
紫外線硬化樹脂とは、紫外線の化学的作用によって比較的短時間に硬化する樹脂であり、用途に応じて、紫外線硬化型塗料、紫外線硬化型インク、紫外線硬化型接着剤などの形態を採るが、これらは、基本的には、(1)光重合性プレポリマー、(2)光重合性モノマー、(3)光開始剤を必須成分とするものである。なお、紫外線硬化型塗料として市販されているものには、一般にシンナーなどの溶剤が添加されており、紫外線硬化型インクの場合には、アルコール等の溶剤が添加されているものもあるが、一般的な紫外線硬化型インクは、溶剤を含まず、光重合性モノマーを希釈剤として機能させるべく配合されている。本発明で対象とする「紫外線硬化樹脂組成物」は、紫外線硬化樹脂の用途別の形態に拘わらず、光重合性プレポリマー、光重合性モノマー、光開始剤を必須成分として配合され、且つ溶剤が添加されていないで紫外線照射により硬化する前の液体状態のものである。
このように、本発明で用いられる「紫外線硬化型樹脂塑性物」は、溶剤を含むタイプの紫外線硬化樹脂組成物を除いており、溶剤を添加しない無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物に限定される。その理由は、本発明においては、転写フィルムの印刷パターンの付着性を再現させるのは、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物中の非溶剤成分、典型的には光重合性モノマーに因ろうとするからである。本発明に適用できる紫外線硬化樹脂組成物は、例えば、次の組成を有する成分から成っている。
(1)オリゴマー(光重合性プレポリマー) 30〜50重量%
(2)多官能性アクリレート(光重合性モノマー) 10〜30重量%
(3)単官能性アクリレート(光重合性モノマー) 10〜40重量%
(4)光開始剤 0.5〜5重量%
(5)非反応添加物 1〜20重量%
光重合性プレポリマーは、光化学作用によって更に硬化し得るポリマーであって、光重合性不飽和ポリマーと呼ばれたり、ベースレジンや光重合性オリゴマーとも言われたりしている。そして、これは、硬化後の塗膜としての基本的な諸物性に影響を与える基本成分であり、所望特性に応じて、アクリル系オリゴマー、ポリエステル系オリゴマー、エポキシアクリレート系オリゴマー、ウレタンアクリレート系オリゴマー等の何れかを単独又は任意に組み合わせて使用することができる。なお、光重合性プレポリマーは、最終的なポリマー程に重合度は高くないが、モノマーでもなく、ある程度重合したものであるので、相応の粘度を有しており、使用時の作業性を考慮して希釈剤が必要とされる。
光重合性モノマーは、光重合性プレポリマーの希釈剤の役割を果たして、樹脂組成物の実用上の作業性を確保すると共に、紫外線が照射された際には、それ自身が重合に関与するものであり、官能基が一つある単官能性モノマーと、官能基が二つ以上ある多官能性モノマーとがある。単官能性モノマーは、物品との密着性を向上させたり、硬化後の塗膜に柔軟性を付与したりする機能を有し、また多官能性モノマーは、プレポリマー分子間を橋渡しする架橋剤の役割をも有する。例えば、ポリアクリル酸メチル等のポリアクリレ−トは、架橋による塗膜の収縮作用を緩和する目的で使用される。塗膜の収縮力が高くなると、塗膜の付着性を低下するので、ポリアクリレートは、これを防止するのに役立つ。これら光重合性モノマーは、紫外線硬化樹脂組成物の粘度調整用の希釈剤として機能するのであるが、本発明においては、乾燥状態にある印刷パターンの付着性を再現する機能成分としても働くことになる。
光開始剤は、紫外線を吸収して重合反応を開始させるもので、光重合開始剤とも呼ばれ、紫外線硬化反応がラジカル反応である場合にはアセトフェノン、ベンゾフェノン等を使用することができ、紫外線硬化反応がイオン反応である場合にはジアゾ化合物等を使用することができる。
紫外線硬化樹脂組成物には、この他、必要に応じて、増感剤、充填材、不活性有機ポリマー、レべリング剤、チキソトロピー付与剤、熱重合禁止剤等が添加されていてもよい。
無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物20を塗布する工程は、グラビアロール、ミヤバー又はスプレーの何れかの方法で行うことができるが、スプレー塗布方法は、多量の塗料を浪費する傾向があるので、グラビアロール塗布方法又はミヤバー塗布方法が好ましい。
印刷パターン12の上に無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物20を塗布すると、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物20中の光重合性モノマーが印刷パターン12の乾燥したインクに浸透し、これを溶解して、印刷パターンに印刷直後と同様な湿潤状態である付着性を再現する。従って、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物20は、従来から用いられていた活性剤と同等の機能を発揮することができ、活性剤やシンナー等の塗布を省略することができるのは勿論、光重合性モノマーを始めとする紫外線硬化樹脂組成物中の各成分は、一般に、溶剤等と比べて遥かに揮発性が低いので、再現した付着性の度合がその後に変動したり低下したりすることが少なく、印刷パターンに対して今迄以上に安定した活性化が望めることとなる。
た、光重合性モノマー等の紫外線硬化樹脂組成物20の各成分が印刷パターン12のインク中に浸透しているので、この印刷パターン12を物品10に転写した後、紫外線22を照射すると、紫外線硬化樹脂組成物20の各成分と印刷パターン12のインクとが渾然一体となった状態にて硬化されることとなり、装飾層そのものに耐摩性等の機械的、耐溶剤性、耐薬品性等の化学的な表面保護機能が付与されることとなる。なお、図2Bでは、印刷パターン12のインク成分と紫外線硬化樹脂組成物20とが渾然一体化した状態では示されていないが、これは、図面上そのように表現すると、両者が区別できなくなるため、便宜的に層状に記載されていることを理解すべきである。また、紫外線照射後、光重合性モノマーは、自身自らが重合に参加するので、これが遊離して、その後に悪さを生ずることもない。
なお、ここで、市販一般の紫外線硬化型塗料のように溶剤が添加されている紫外線硬化樹脂組成物を用いても、印刷パターンの活性化に何等不具合はなく、却って好都合であるように理解されるかもしれないが、紫外線硬化樹脂は紫外線照射により短時間で硬化されるので、添加されている溶剤が揮発性の高い低沸点溶剤であると、物品が水中へ押し入れられる時に揮発してしまっていて付着性の不足による転写不良を起こしてしまい、また逆に揮発し難い高沸点溶剤が添加されていると、物品が水中へ押し入れられる時に付着性不足の問題は回避できるが、紫外線照射作業は、溶剤が完全に揮発するまで待たなければならず、もし、溶剤の揮発が不充分なうちに紫外線照射して溶剤を内包した状態で紫外線硬化型樹脂成分を硬化させると、その後において欠陥を生ずる事態となる。このように、低沸点溶剤であれ、高沸点溶剤であれ、溶剤が添加された紫外線硬化樹脂組成物を用いると、大気汚染や人体吸引による健康阻害を生ずる他に、工程処理上又は品質上の数々の問題を生ずるので好ましくない。
これに対して、既に部分的に述べたように、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を用いると、粘度調整の目的で光重合性モノマーが希釈剤としても機能させることができるために、溶剤含有タイプのものに比べて多く調合されるので、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物中の非溶剤成分、典型的には光重合性モノマーによる作用だけで必要且つ充分で安定した付着性を再現することができ、更には、紫外線硬化樹脂組成物20と印刷パターン12とが渾然一体化して硬化して、従来技術で用いられている溶剤に相当する機能を有する光重合性モノマー自身が重合に参加するので、その後、この光重合性モノマーが遊離等して悪さをすることがない。
紫外線22の照射は、紫外線硬化樹脂組成物20を含む印刷パターン12が転写された物品10に転写フィルム16の水溶性フィルム14が巻き付いている間に行われるのが好ましく、従って紫外線照射工程は、物品10がまだ水中にあるか、物品10が水中から出た後であって水溶性フィルム14を除去するための水洗作業の前に行われるのが好ましい。なお、紫外線22は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプの如き光源ランプと照射器(ランプハウス)を含む公知の紫外線硬化装置によって照射される。
このように、水溶性フィルム14が物品10に巻き付いている間に紫外線22を照射すると、印刷パターン12が完全に乾く前にごみ等が付着して固着したままとなるようなことがなく、水溶性フィルム14が除去された時点では印刷パターン12は硬化しているので、ごみ付着の可能性を低減することができ、外観の良好な装飾層30を容易に得ることができる。なお、紫外線22の照射は、物品10がクリーンルームのようなトンネル等の如きごみや埃のない環境下で行なわれる場合には、物品10から水溶性フィルム14が洗い流された後に行ってもよいことは勿論である。
その後、図2Fに示すように、水シャワー24を噴射して物品10を水洗し、物品10上を覆った状態となっている転写フィルム16の水溶性フィルム14を除去する。次いで、図2Gに示すように、紫外線硬化樹脂組成物20を含む印刷パターン12が転写された物品10に熱風26を当てて物品10表面を乾燥し、装飾層30を有する製品10’を完成する(図3参照)。
図2では装飾層を得るだけの例を示したが、図2の工程で得られた装飾層をオーバーコートするように、別個の水圧転写作業によって紫外線硬化樹脂のトップコート層を装飾層の上に形成してもよい。この水圧転写によるトップコート塗布作業は、図4
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に示すように、無垢な水溶性フィルム114上の全面に透明な紫外線硬化樹脂組成物112を無地の状態(無模様の状態)で塗布し形成されたトップコート用転写フィルム116を用いて行う。この転写フィルム116は、紫外線硬化樹脂組成物の塗布後直ちに水面上に浮かばせ、水溶性フィルムの湿潤が適性となったタイミングで装飾層を施した物品10’をこの転写フィルム116と共に水118の中に押し入れる。その後は、水圧転写による加飾作業で行われる図2E以降の工程と同様にして紫外線照射、水洗、乾燥を行って、紫外線硬化樹脂のトップコート層130でオーバーコートされたトップコート層付きの水圧転写製品110’を得る(図5参照)。
このようにして、装飾層30の上にトップコート層130を施すと、装飾層30の外観に深みが与えられる上に、装飾層30に対する機械的及び化学的な表面保護が更に強化されることとなる。
このように、本発明は、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を用いて種々の利点を得ることができるが、本発明で言う無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物における「無溶剤タイプ」とは、溶剤成分が絶対零という意味ではなく、紫外線硬化樹脂組成物における非溶剤成分、典型的には光重合性モノマーによる印刷パターンの再付着化機能を必要且つ充分に得ることができればよく、本発明を回避する目的で溶剤成分が添加されたり、モノマーやプレポリマーを製造する際に用いた溶剤成分が残留していたりするのを排除するものではない。また同様に、「無溶剤タイプ」は、光重合性モノマー等の揮発性が絶対零と言うのではなく、溶剤ほど高くはないという意味であり、実用上無視できる程度の揮発性を有していてもよいことは勿論である。更に、水圧転写作業には設備投資や安全管理が求められるが、光重合性プレポリマー、光重合性モノマーを必須成分とし、より高いエネルギーの電子線を照射して硬化させることによって光開始剤を省略することができる電子線硬化樹脂組成物は、光重合性モノマーが活性化機能を有し、またこの光重合性モノマー自体が重合に参加して、光開始剤を含む本来の紫外線硬化樹脂組成物と同様に作用することができるので、上記の実施の形態で用いられる紫外線硬化樹脂組成物に代えて、このような電子線硬化樹脂組成物を用いてもよい
(実施例1)
本発明の具体的実施例1では、帝国インキ製造株式会社からUV型スクリーンインキの商品名で「UV MAT−000 メジュウム」として市販されている紫外線硬化型インクである無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を使用し、図2A乃至図2Gに示す工程順で処理した。この無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物は、転写フィルムを転写槽内に導入する直前にミヤバー塗布方法によって転写フィルムの印刷パターン上に塗布し、このようにして塗布された無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を有する転写フィルムを転写槽の水面上に浮かばせ、その印刷パターンがこの紫外線硬化樹脂組成物によって付着性を再現させた後に、図2Dに示すように、転写フィルムを介して物品を水中に押し込んで印刷パターンを物品に転写した。この物品を水中から取り出した後、紫外線を照射し、水洗、乾燥を行って図3に示すような水圧転写品(製品)10’を得た。
(実施例2)
本発明の具体的な実施例2では、同じく帝国インキ製造株式会社からUV型スクリーンインキの商品名で「UV PAL−000 メジュウム」として市販されている紫外線硬化型インクである無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を使用した以外は、実施例1と同様に処理した。
(比較例1)
比較例1として、藤倉化成株式会社から商品名フジハード「HH9986U−N7」として市販されており、溶剤が添加されている紫外線硬化型塗料をそのままで使用した以外は、実施例1と同様に処理した。
各実施例や比較例における転写時の状況は、実施例1と実施例2とでは、市販品をそのまま使用したために粘度が高めで転写フィルムへ塗布する作業が若干やり難かったことを除けば、何れの実施例でも従来とほぼ同様に水圧転写することができた。他方、比較例1では、塗布作業の難しさはなく、塗布後に一旦付着性が再現するが、水溶性フィルムの湿潤を待っている間に一旦再現した付着性が低下し、物品を水に押し入れる際付着性不足を起こして、物品の表面形状に付き回りすることができないため、転写を良好に行うことができなかった。
また、実施例1、2で得られた各水圧転写品(A)の装飾層の密着性を碁盤目テープ法(1mm碁盤目クロス100升)でテストしたところ、何れの実施例も、従来の活性剤を用いて活性化した印刷パターンを転写してトップコートを施さなかった従来の水圧転写品(B)やその上に従来のアクリル系樹脂をトップコートとして施した従来のトップコート層付き水圧転写品(C)と同等の密着性を有することが確認された。
一方、耐溶剤性のテストとして10枚重ねのガーゼにキシレンを含ませたものを製品の表面に擦りつけつつ8往復ワイピングしてみたところ、何れの実施例も、従来のトップコート層付き水圧転写品(C)ほどではないが、装飾層の損傷がほとんどなく、従来の水圧転写品(C)に匹敵する程度の良好な耐溶剤性を示すことが確認された。比較例1の場合は、良好な転写を行うことができなかったので、密着性テストも耐溶剤性テストも行わなかった。従来の活性剤を用いて活性化してトップコートを施すことなく得られた従来の水圧転写品(B)では、当然予想されたことであるが、耐溶剤性が非常に劣っていた。
これらの結果から、精緻な本来の転写には適正な組成に調整される必要があるものの、無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物を用いると、その非溶剤成分、典型的には光重合性モノマーにより転写フィルム上の印刷パターンを転写可能な状態まで活性化することができ、また、紫外線照射後は、紫外線硬化樹脂組成物と印刷パターンとを渾然一体化して硬化することができ、得られた装飾層には耐耗性や耐溶剤性等の機械的及び化学的な表面保護機能を付与することができることが確認された。
有機溶剤を用いることなく転写フィルムの印刷パターンのインクに付着性を再現することができるので、有機溶剤を用いることによる大気汚染や労働者の健康阻害の問題を生ずることがない上に、付着再現性付与用の紫外線硬化樹脂組成物と印刷パターンとが渾然一体化して硬化され、物品の装飾層に機械的及び化学的な表面保護機能が付与されるので、産業上の利用可能性が増大する。
本発明に用いられる水圧転写方法の概略を示す概略図である。 本発明の水圧転写方法の1つの形態を工程順に示し、図2Aは、転写フィルムの断面図、図2Bは、転写フィルムに紫外線硬化樹脂組成物を塗布した状態の断面図、図2Cは、図2Bの転写フィルムを水面に浮かばせた状態の断面図、図2Dは、水圧転写すべき物品を水中に押し込む直前の状態の断面図、図2Eは、水圧転写後紫外線を照射する状態の断面図、図2Fは、物品から水溶性フィルムを水洗する状態の断面図、図2Gは、物品の表面を乾燥する状態の断面図である。 本発明の方法によって得られた製品の拡大断面図である。 図3の製品に更に水圧転写技術を用いてトップコート層を施す工程の一部を示し、図4Aは、トップコート層用転写フィルムの断面図、図4Bは、図4Aの転写フィルムを用いて図4の製品にトップコートを施すために物品を水中に押し込む直前の状態の断面図である。 図4の工程を用いて得られたトップコート付き製品の拡大断面図である。
符号の説明
10 物品
10’ 製品
12 印刷パターン
14 水溶性フィルム
16 転写フィルム
18 水
20 無溶剤タイプの紫外線硬化樹脂組成物
22 紫外線
24 水シャワー
26 熱風
30 装飾層
110 トップコート付き製品
112 紫外線硬化型樹脂組成物
114 水溶性フィルム
116 トップコート用転写フィルム

Claims (2)

  1. 水溶性フィルム上に乾燥状態の印刷パターンを有する転写フィルムの前記印刷パターンを湿潤した後、前記印刷パターンに物品の表面を押し当てるようにして前記物品を前記転写フィルムと共に水中に押し入れて前記印刷パターンを前記物品の表面に水圧転写する水圧転写方法において、光重合性モノマーを含む無溶剤タイプの紫外線又は電子線硬化樹脂組成物(以下硬化樹脂組成物と称する)を塗布して前記印刷パターンを湿潤し、前記印刷パターンの転写後前記物品に紫外線又は電子線を照射し前記硬化樹脂組成物を硬化して前記物品の表面に装飾層を形成することを特徴とする水圧転写方法。
  2. 請求項1に記載の水圧転写方法によって形成された装飾層を表面に有することを特徴とする水圧転写品。
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