JPS59110257A - 電話機のフツクレバ−取付構造 - Google Patents

電話機のフツクレバ−取付構造

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JPS59110257A
JPS59110257A JP21826282A JP21826282A JPS59110257A JP S59110257 A JPS59110257 A JP S59110257A JP 21826282 A JP21826282 A JP 21826282A JP 21826282 A JP21826282 A JP 21826282A JP S59110257 A JPS59110257 A JP S59110257A
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hook lever
hook
housing
telephone
lever
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Chuta Aikawa
相川 忠太
Mitsuyoshi Murakami
村上 光義
Shuji Otsuka
修二 大塚
Tatsuji Kaneda
金田 辰次
Shuji Tamura
修二 田村
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Tamura Electric Works Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/04Supports for telephone transmitters or receivers
    • H04M1/06Hooks; Cradles
    • H04M1/08Hooks; Cradles associated with switches operated by the weight of the receiver or hand-set

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に卓上壁掛兼用型の電話機に用いて好適な
フックレバーの取付構造に関する。
一般に、宅内電話機として知られるものをその使用状態
において大別すると、卓上型のものと壁掛型のものとが
あり、それぞれ従来から種々の構造のものが知られてい
る。そして、近年では、これらを組合わせたもの、すな
わち卓上用としても壁掛用としても使用し得る兼用型の
電話機に対しての要望が大きく、このため種々の研究、
開発が進められている。
ところで、このような卓上壁掛兼用型電話機を製作する
うえで問題とされることは、全体の構成を簡素化し、各
部の加工、組立性を向上させるとともに、全体の小型か
つコンノくクト化を図り、さらにその外装をシンプルな
デザインとし、また操作性の面でも優れ、しかも必要最
小限の部材の交換と簡単な作業とによって卓上用または
壁掛用として使用し得るように構成するといったこと等
が要求されていることでおる。
そして、このような要請を満足するうえで問題とされる
ものの一つに、送受器の上げ下げに応じてフックスイッ
チを開閉するフックレノく−の取付構造がある。すなわ
ち、フックレノく−は、電話機筐体の送受器受部に穿設
された長商状開口内に嵌め込まれ、かつその一端を軸支
させることによって揺動自在に支持されているが、従来
のものは上述したフックレバーを筺体裏向側から組付け
て軸支させるようにした構造が一般に採用されており、
このためその取付作業が面倒であるといった問題があっ
た。そして、このようなフックレバーの裏面にはフック
スイッチ等も組付けられることがら、卓上用のものと壁
掛用のものとを交換する際の作業も面倒であった。特に
、この棟の兼用型を詰機において、使用者の要望により
卓上型から壁掛型あるいは壁掛型から卓上型へとその使
用状態を変更する際、馴れない係員ではその作業能率の
面で好ましくなく、さらにこのような変更作業を使用者
が直接性なう場合には、この変更に不用な個所をも取外
し7ICりし、電話機の使用不能を招くといった虞れも
あった。
また、上述しfc7ツクレバーの取付構造では、電話機
の組立時においてフックスイッチ等よりも先に組付ける
必要があ夛、このためその後の作業を行なう際7ツクレ
バーが邪魔になったり、破損したシするといった問題も
あった。特に、壁掛用のフックスイッチでは送受器を引
っ掛けるための爪部が外側に突出しており、この突出部
分が上述した間組を招くもので、何らかの対策を講じる
ことが望まれている。
本+a ’31」はこのような事情に織みてなされたも
のであり、筺体mlの開口の一端寄り内側面に7ツクレ
バーの回動支点となる軸部全突設するとともに、この軸
部に係入されるように一端が開口された一対の長1“蓚
を7ツクレバーの両側板に設け、かっこの7ツクレバー
の他端側で可読性を有する両側板の側線部分にそれぞれ
外側に突出し前記開口の内側縁に係止される一対の係止
突起を突設するという簡単な構造により、フックレバー
の弾性変形を巧みに利用し、7ツクレバーを筐体の外側
から簡単かつ適切に着脱し得るようにした電話機のフッ
クレバー取付構造″f!:提供するものである。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図および第2図は本発明を適用した卓上壁掛兼用型
電話機の一実施例を示すものであり、これらの図におい
て、全体を符号1で示す卓上壁掛兼用型電話機は、全体
が合成樹脂材により略箱形状に形成された電話機筐体2
を有12、この筐体2は、上方に開口しかつその底面板
3a が傾斜して形成された下部筺体3とその開口を核
うようにして接合される上部筺体4とから構成されてい
る。
なお、上述した下部筐体3の底面板3aを傾斜させた理
由は、第1図に示すように、卓上用として使用しfc際
上部α体4の表面パネル面4aが使用者側を向いて傾斜
するようにするためであり、一方、この電話機1を壁掛
用として使用するときには、第2図において符号5で示
すようにその下側が上側に比べて壁面(図示せず)から
前面側に突出するように形成された取付はブラケットを
用いるとよいものである。ここで、前記下部筺体3の底
面板3a には、この取付はブラケット5側のフック5
aが係止される係止孔3bが適宜穿設されている。
櫨た、前記上部筐体40表面パネル面4a上でその左側
には、第1図に示すように、1χ体2内から引出された
カールコード6の先端に接続された送受器Tの受話口部
分7&と送話口部分7bとを収容保持する受話口受98
a と送話口受部8bとからなる送受器収容部8が形成
されている。一方、表面パネル面4a の右側にL1押
釦式のダイヤル機構9a を始めとして内線切換用押釦
等の各種操作釦が配列された操作部8が設けられ、さら
にこれに対応するスイッチを有するプリント配線板を始
め、電話機として必要な通話回路網、磁石電鈴およびフ
ックスイッチ機構などが筺体2内に配設されている。ま
た、本実施例における電話機1では、送受器収容部8に
スピーカ部8cを設け、送受器7を取り上げなくとも相
手方の話しを聞けるように構成され、さらに図示しない
がマイクロホン等も内蔵されている。
さて、本発明によれば、上述した構成による電話機1に
おいて、送受器収容部8の受話口受部8a内で揺動自在
に支持される7ツクレバー10を筺体2の外側から着脱
できるように構成し、これによりフックレバー10 (
10A、 10B )  の交換作業や組立時における
取付作業を簡単かつ適切に行なえるようにしたところに
特徴を有している。
これを第3図ないし第7図を用いて詳述すると、上部筺
体4の受話口受部8aに相当する部分には、送話口受部
8blUtlに向って長溝状を呈する開口11が穿設さ
れ、この間口11の上端側内側縁には筐体4の裏面側に
突出する一対の支持片12.12が設けられている。そ
して、これら支持片12゜12の先端には7ツクレバー
10の回動支点となる軸部を形成する一対のボス部12
a、12aが対向して突設されている。また、この開口
11の下端部9内側縁には、第7図に示すように、開目
端縁に開口する切欠段部13.13が形成されるととも
に、その下端内側縁にはフックレバー10の回動量を筺
体4内側面から所定間隔おいて規制する爪部14a、1
4aを有する一対の係止片14゜14が突設されている
。なお、第7図において符号15.15で示すL字状片
はフックレバー10を1休裏面側から装着する際(後述
する)、7ツクレバー10の下端を開口11側に案内す
るためのものである。
一方、7ツクレバー10は、第3図および第4図から明
らかなように、断面が略コ字状を呈するごとく合成樹脂
材により形成されており、またその表面が平坦な卓上用
の7ツクレバー1OAと表面下端側に送受器7が引掛け
られるフック10aを有する壁掛用の7ツクレバー10
B とがそれぞれ準備されている。そして、これら両フ
ックレバー10 (10A、10B)は、その上端側両
側板に一端が開口して形成された一対の長溝16,16
を有し、これら長e16.16をR口11内に差し込ん
で前記ボス部12a、12aに係入させることによって
軸支されるように構成されている。また、このフックレ
バー10(10A、10B)の下端側で両側板のa+i
部分には、第4図に示すように、それぞれ外側に突出し
前記開口11の内側縁に形成された切欠段部13,13
に係止される一対の係止突起17.17が一体に形成さ
れ、これによジ装着時の抜は防止を図るように構成され
ている。
これら係止突起17.17の下端部17a、17aは互
いに向き合うように突出しており、後述するスペーサの
抜は止めとして機能する。また、これら係止突起17.
17の下方の両側板の内側面には後述するスペーサを案
内するガイドM17bが対向して二対設けられている。
そして、このような構成において、フックレバー10 
(IOA、10B)は、第3図に示すように、電話機筐
体2の外側から開口11内に差し込まれ、その先端の長
溝16,16をボス部12a 、 12mに係入させ、
さらに係止突起17.17部分を両側から押圧して弾性
変形させて開口11内に嵌め込むことによって簡単かつ
確冥に取付けることができるもので、またその取外しも
簡単に行なえること社容易に理解されよう。
したがって、このようなフックレバーの取付構造によれ
ば、電話機1の組立時において7ツクレバー10をiI
k#i段階で電話機筺体2に組付けることができ、全体
の組立作業が簡単に行なえるばか夛でなく、組立後にお
いて卓上用と壁掛用との交換作業も簡単かつ確実に行な
えるといった利点がある。
なお、図中18はフックレバー10(10A。
10B)の一方の側板の端縁から筐体2の内側に向って
延設された突出片で、この突出片は、第5図および第6
図←)(b)に示すように、フックレバー10に対向し
て筐体2内に配設されるフックスイッチ19の7ツクス
イツチレバー19aの段部に係合し、フックレバー10
をその下端が開口11内面に接触しないように保持する
ためのものである。すなわち、上述したフックレバーの
取付構造では、フックレバー10はその長溝16,1B
を筐体2側のボス部12a、12aに係入させることに
よって支持されているため、フックレバー10がその長
手方向に移動して開口11の内側縁に当接してしまうも
ので、このために送受器7の上げ下げによりフックレバ
ー10が揺動動作する際にその円滑さの面で若干の問題
を生じるものである。
このため、本実施例では、このような問題を解消すべく
、前述したフックスイッチレバー19&を巧みに利用す
るようにし、その円滑かつ適切な揺動動作を行なえるよ
うにしたものである。
また、上述したフックレバー1 G (I OA、 1
0B)は、第5図および第6図(a)(b)に示すよう
に、送受器7を取シ上げた際フックスイッチ19のスプ
リング19bによりフックスイッチレバー19ai介し
て筐体2の外側に付勢され、その結果フックスイッチ1
9が閉じて通話信号が送出される。一方、送受器7が載
せられまたは引掛けられたときには、上述したスプリン
グ19b に抗して筐体内側に回動し、これによりフッ
クスイッチ19が開いて信号の送出が停止される。なお
、図中7cは送受器7の受話口部分7aの首部に形成さ
れた引掛孔で、壁掛用フックレバー10Bのフック10
&に係止されるところである。
ところで、上述した構成による7ツクレバー取付構造で
は、フックレバー10の着脱を筐体外側から行なえるよ
うにしたため組立時などの作業性を向上させることがで
きる反面、小供などのいたずらにより取り外されてしま
う虞れがあり、フックレバー10の破損や紛失を招くと
いった問題を生じることもある。このような問題を生じ
る場合には、使用者の要請に応じてM7図中符号20で
示すスペーサを前記二対のガイド壁17b、17bを案
内として7ツクレバー10の内側でその係止突起17.
17間に位置する部分に介装し、前述した弾性変形を規
制するようにすれはよいものである。このとき、介装し
たスペーサ20は係止突起17.17の下端部17a 
、 17aで抜止めされている。このようなスペーサ2
0はフックレバー10に対し本実施例のごとく着脱自任
にしてもよいし、あるいは予め一体に形成した7ツクレ
バー10を準備するようにしてもよく、必要に応じて適
宜選択すればよいものである。
また、このスペーサ20を設けたフックレバー10の取
付けは、第7図に示すように、筐体4の裏面側から行な
うもので、初めに長溝16,16をボス部12a 、 
12a  に係入させ、その他端側を係止片14,14
の爪部14a 、 14a上。に載せ、その状態で案内
片15 、15t−利用しながら7ツクレバー10を押
し込んで係止片14.14を弾性変形させるとよいもの
である。そして、このような構成を用いると、フックレ
ノ<−10は係止片14.14により許容された範囲内
で回動自在に支持され、筺体外側からは着脱できないも
ので、いたずら等を確実に防ぐことができる。
また、本実施例で示す兼用型電話機1によれば、各部の
構成を簡略化し、加工、組立性を向上させるとともに、
全体の小型かつコンノくクト化を図9、さらに簡単な操
作により卓上用と壁掛用との変更を行なえるように配慮
されている。
すなわち、本実施例における電話機1において、送受器
収容部8の受話口受部8aは、筐体2の上方に向って切
欠して形成されている。これはこの電話機1を壁掛用と
して用いたときに、送受器Tの上げ下げの邪魔にならな
いようにするためである。しかし、このような切入部分
は卓上用として使用するときには、送受器7の半掛は状
態を招き易く、何らかの対策が必要とされている。
このため、本実施例によれば、上部筐体4の受話口受部
8aの切入部分に対応する下部筐体3の側縁部に、第2
図、第5図および第8図に示すように、断面が略三角形
状を呈する半掛は防止用の突部21を着脱自任に設ける
ように構成している。
そして、このような半掛は防止用突部21を用いると、
第5図に−おいて想像線で示すように送受器Iを半掛は
状態においたとしても送受器7は自重により図中矢印入
方向に移動し、七〇受話口部分7aが筐体側の受話口受
部8a内に導びかれて半掛は状態を解消し得るものであ
る。
まり、壁掛用として用いるときには、この半掛は防止用
突部21を外し、第6図(aXb)および第8図から明
らかなように、その右端側にフック部22a f有fる
ハンドセットレスト22を取付けるとよいものである。
このハンドセットレスト22は壁掛電話機として用いる
とき、たとえば通話途中で一時的に電話機から離れるた
め送受器を引掛けておくところであシ、壁掛型の場合に
は必要なものである。
なお、第6図(aXb)では、電話機筐体2を構成する
上部筐体4と下部筐体3とを互いに180度反転させて
組合わせた場合を示しておシ、本実施例における電話機
1はこのような使い方もある。すなわち、この種兼用型
電話機1において、これを壁掛用として使用するために
は、第2図に示す取付はブラケット5を用い、卓上型の
ものをそのまま壁掛用とすることが一般的であるが、本
実施例による電話機1では、第9図(a)(b)に示す
ように、下部筐体3に対し上部筺体4を180度反転さ
せて組付けることによって、上述したブラケット5等の
別部品を伺ら必要とせずに卓上用と壁掛用とに変更する
ようにすることもできる。すなわち、上部筐体4を反転
させることにより、下部筺体3の底面板3aの傾斜が上
述したブラケット5の底面板の傾斜と同等の機能を果し
、下部筺体3の底面板3aを壁面に設けたフックに直接
引掛けるといったことも可能である。
また、このように反転させて使用する場合には、前述し
た半掛は防止用突部21を下部筐体3と一体に形成し、
加工性、組立性を向上させることもできる。すなわち、
上部筐体4には、反転して壁掛用として用いるときには
、半掛は防止用突部21に対応して第10図に示すよう
にこの突部21を収納する収納部23が設けられている
したがって、下部筐体3に一体形成した半掛は防止用突
部21が、本実施例電話機1を壁掛用として使用した場
合においても何ら支障をきたすものではない。一方、前
記ハンドセットレスト22は、第9図(b)で示すよう
に、この壁掛時において受話口受部8a に対応する下
部工体3の側縁部に着脱自在に設けられることは勿論で
ある。
また、本実施例における電話機1では、下部筺体3の底
面板3aに、第11図に示すように、長孔24とこれに
連設された円孔25とからなる複数のかぎ孔26が設け
られている。これらは上述したように上部筐体4を反転
させて壁掛用および卓上用として兼用する場合に共用で
きるものである。すなわち、卓上用として使用するとき
には、これらかぎ孔26内にゴム足27を着脱自在に嵌
め込むように構成しており、第12図(a)に示すよう
に、ゴム足27はかぎ孔260円孔25に対応して設け
られた底部25m により保持され、その先端の一部が
外方に突出してゴム足としての機能を果たすように構成
されている。また、同図(b)社平板状を呈する取付は
ブラケット28を用い、そのフック2’8aをかぎ孔2
6に係入させることにより壁掛用として使用した場合を
示している。しかし、このような取付はブラケット28
を用いずに壁面に突設したフックに直接引掛けてもよい
ことは勿論である。
また、上述したような平板状の取付はブラケット28を
用いた場合において、第13図(a)(b)に示すよう
な構成を採用することによシ壁掛時における電話機1の
上下および前後方向の動きを規制し、電話機1の取付け
が確実となるとともに、その取外しも容易となる。すな
わち、取付はブラケット28の上端には、電話機筐体2
の上端面から所定間隔おいて対向する折曲片28bが設
けられている。
一方、この折曲片28bと電話機筐体2の上対面との間
隙に液入され、9.筐体2をブラケット28に固定する
固定子29社全体が合成樹脂で形成されており、その一
端にはU字状に形成された弾性係止爪29aとこれにつ
づく段部29b とが設けられている。前記弾性係止爪
29a の先端部は段部29b よりも高く突出してお
り、また段部29bの長手方向の長さは前記折曲片28
b とほぼ同一に形成されるとともに段部29bの厚み
は筺体2の上端面と折曲片28b との間隙とほぼ同一
に形成されている。
したがって、このように構成された固定子29を弾性係
止爪29a を弾性変形させて嵌入させると、段部29
b が筐体2の上端面と折曲片Hbとの間隙に嵌合して
筐体2をブラケット2Bに固定する。また、筐体2をブ
ラケット28から取外す場合は、固定子290弾性係止
爪29a を指等で弾性変形させながら固定子29を取
外せばよい。
また、本実施例で示す電話機1では、筺体2から引出さ
れる送受器T用のカールコード6の引出部を、第14図
および第15図に示すように構成することにより、ジャ
ック式で引出すこともできるようにしている。
すなわち、下部筐体3の一方側面部にコード引出し用の
窓部30を設ける。この窓部30の両側面には案内溝3
0a、30aが設けられており、またこの窓部3(l上
部筺体4との接合端面において開口している。そして、
カールコード6を引出す場合には、第15図に詳細を示
すように、一旦コード6をコード保持部材31に保持す
る。この保持部材31の両側面には案内溝31a、31
a が設けられている。一方、図中32は固定具で、略
コの字状を呈しており、その外画側面および白雨側面に
はそれぞれ一対の係合突部32aおよび32bが設けら
れている。
したがって、前述のコード6を保持したコード保持部材
31を窓部30内に位置させたのち、固定具32を一方
の係合突部32aを案内u 30 aに係合させながら
窓部30内を下方に摺動させれば、他方の係合突部32
bが保持部材31の案内溝Haに係合して、結局保持部
材31は窓部3゜に固定保持されることになる。そして
、この固定具32は上部筐体4を下部筺体3に被せるこ
とによりその接合面において抜けが防止される。
一方、ジャック式で引出す場合には、第14図に示すよ
うに、ジャック用固定具33t−用いる。
このジャック用固定具33の両側面には係合突部33a
、33a が、また裏面には一対の係合片ssb、33
bが突設されている。したがって、これら係合片33b
、33b にジャックを固定保持して、しかるのち係合
突部33a、33a を窓部30の案内IIj30a、
30aに係合させ、これにより固定具33を窓部30に
固定する。
なお、前述したカールコードを引出す場合、一旦保持具
31を介して固定するようにしたが、カールコードを固
定するのに保持具31の下端面に開口を有するjla溝
状の長孔を形成するなどしてジャック式と同様に保持具
31を固定具32に一体化してもよいことは勿論である
また、本実施例による電話機1では、第2図および第1
6図に示すように、下部筐体3において前述したコード
引出し用窓部30と180度ずれた側面部にも窓部34
を形成しており、卓上用と壁掛用とを180度反転させ
て使用する場合のコード引出し部となるように構成して
いる。そして、この窓部34は、通常は前記固定具33
と略同様の形状を有する閉塞板35により閉塞するよう
にし、上述した変更時に取り替えるようにしている。
なお、図中36は電話機1に付加機能を持たせるための
着信規制用スイッチで、このスイッチ36を動作させた
い場合には閉塞板35を取外せば、筐体3の外部からド
ライバ等で操作できる。
また、本実施例によれば、送受器7を第17図ないし第
19図(aXb)に示すように構成することによって、
全体の小型かつコン7(クト化を図るとともに、組立性
を向上させるように構成している。
すなわち、この種の送受器7は、一般に、上ケース40
と下ケース41とを組合わせることによって形成されて
おり、その内部にスピーカ42とマイクロホン43とを
組込むようにしている。ところで、このような送受器T
において、上、下部ケース40.41はその長手方向両
端に設けた保合手段によシ係合されかつ中央部に設けら
れた1個所または2個所のねじ止め部でねじ止めするよ
うに構成されているが、この場合その両端の保合手段部
分でのスペースが要求され、全体の太製化を招き易く、
また各ねじ止め部の成形加工も面倒でしかも組立性の面
でも好ましくないといった問題を生じている。
このため、本実施例では、送受器7において下方に彎曲
している送話口側の端部に、上ケース40側で内向きに
突出する係止突起40&とこれを係止する下ケース41
の係合孔41a(第18図参照)とを形成するとともに
、送受器Tの長手方向中央で下グー241側のねじ孔4
1b に対応して上ケース40にねじ孔を有するボス部
40bを突設し、かつこのボス部40bに対向する下ケ
ース41の内側面にねじ孔41b を取り囲む環状突部
41c を突設するようにしている。また、受話口側の
端部では、上ケース40側に外向きの爪を有する係止片
40c  とこれを係止する下ケース41側の係止孔4
1d  とを設けている。そして、このような構成にお
いて、下ケース41に対し上ケース40を送話口側から
スライドさせ、その係止突起40a を係止孔41a 
に係止させるとともに、ボス部40b を前記環状突部
41c 内に嵌入させ、両ケース40.41の長手方向
の位置決めを行なった後、他端の係止片40c  と係
止孔41dを係合させるようにしている。このようにす
れば、上ケース40側のボス部40b はその送話口側
の周縁部分が下ケース41の環状突部41c に係止さ
れてその状態を保持するため、両ケース40.41のね
じ孔が正しく位置合わ亡された状態で組合わされること
になり、その結果組立性が大幅に向上するという利点が
ある。また、上、下ケース40.410送話口側の端部
は受話口側に設けた係止片40Cの代りにスライドする
ことによって係合する係止突起40a と係合孔41m
で係合されるためその部分のスペースを必要最小限とし
、送受器7の長手方向長さの短縮化を図り、小型かつコ
ンパクトな送受器を得ることができる。なお、図中44
は両ケース40.41の締付けねじで、また40d は
コード引出し用孔である。
また、上述した送受器7を形成する上下ケース40.4
1を分解する場合には、ねじ44を取外した後上下ケー
ス40.41をその幅方向に沿ってひねることにより、
係止片40c  と係止孔41dとの係合が外れ、上下
ケース40.41とを簡単に分解することができる。
また、本実施例による電話機1では、第1図に示すよう
に、その前面の操作部9に各種のスライドスイッチの操
作釦53.54や押しボタンスイッチのスイッチボード
62を設けているが、この場合スライドスイッチ部分の
防塵対策や、複数接点を同時に操作する押釦構造等が問
題とされている。
このため、本実施例によれば、スライドスイッチの防塵
対策としてN20図および第21図(a)(b)に示す
ような構成を採用している。すなわち、2個のスライド
スイッチ50.51を同方向に移動するように並設した
場合、操作パネル52上に穿設された長孔52a、 5
2b を閉塞するためKは、それぞれ操作釦53.54
の軸部53a、54aが嵌入する孔部を有する防塵プレ
ートが必要とされる。
しかし、これら防塵プレートラ単にパネル52に配設し
たのでは、その移動量が互いに干渉し合う位置まで及ぶ
ため、動作上からも、また取付はスペース的にも好まし
いものではない。
その対策として、本実施例では、両スライドスイッチ5
0,510長孔52a、52bを覆う程度の長さを有す
る2枚の防塵プレー)55.56を用い、かつそれぞれ
に操作釦53.54の軸部53a、53bが嵌入する孔
部55a、56a と、他方のスイッチの長孔52a、
52b に対応する長孔55b、56b  とを穿設し
、これらを重ね合わせてパネル52裏面の支持片57に
てスライド自在に支持させるようにしている。そして、
このような構成によれば、各防塵プレー)55.56は
その長孔55b、56bの存在により互いに干渉するこ
となく自由に摺動し得るとともに、これら両プレー)5
5.56によりパネル52の長孔52m 。
52bは確実に閉塞されており、これにより2つまたは
複数のスライドスイッチを近接して配設したとしても確
実な防塵を行なえ、しかも小さなスペース内に余裕をも
って適切に並設し得るものである。なお、両防塵プレー
)55.56の摺接面には水分等の浸入による貼り付き
を防ぐためシボ処理等が付されている。
また、複数の接点を同時に押圧するスイッチ手段として
は、第22図に示すように、それぞれ一つの接点を有す
るプッシュスイッ−F−60a、60b。
60c をプリント基板61上に並設し、これを一つの
スイッチボード62で抑圧操作し得るように構成するこ
とが一般に行なわれている。これは複数の接点機能を有
するブツシュスイッチが高価であり、またプリント基板
61上のプリント配紳が面倒となるためである。しかし
、このような構成において問題とされることは、操作パ
ネル63上に露呈するスイッチボード62を押圧したと
きその位置が片寄ると片押し状態となることが多く、こ
れにより適正なスイッチ操作を期待することができない
ことである。
このため、本実施例装置では、第23図および第24図
(aXb)に示す構成を採用することによって、必要最
小限の部品点数でしがも構成が簡単であるにもかかわら
ず、複数のブツシュスイッチ60Jl。
60b、60c を同時に抑圧操作し得るように構成し
ている。すなわち、パネル63の裏面で操作孔63aの
両端に位置する部分にはスイッチボード62の両端に設
けられた摺動部62a、62a を保持する保持片64
.64が突設され、かつこれに近接し7て先端に爪部6
5a、65a を有する係止片65.65が突設されて
いる。一方、このパネル63の裏面で操作孔63aの側
縁に対応する部分には、その基部に係合@66a、66
a を有する突片66が突設されている。そして、これ
ら係合溝66a、66a に係入されて揺動自在に支持
される一対のヒンジ部67a、57B  を有するブラ
ケット部材67が前記スイッチボード62の下側に位置
するごとく配設されている。このブラケット部材6Tは
その他側縁に前記係止片65.65の爪部65a、65
aにて係止される係合突起67b、67bを有し、これ
によりパネル63裏面に所定角度範囲内で回動し得るよ
うにして取付けられることになる。
したがって、このようなブラケット部材67を用いると
、スイッチボード62の押圧操作にょ9すべてのブツシ
ュスイッチ60a、60b、60ct−同時に動作させ
ることが可能で、しかもその構成が簡単で、加工、組立
ても容易であるといった利点がある。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることは言うまで
もない。また、本発明に係るフックレバー取付構造は上
述した実施例における卓上壁掛兼用型電話機に限定され
ず、一般によく知られている各種電話機にも適用し得る
もので、要は筐体側の長溝状開口内に組込まれて揺動動
作するフックレバーを有する電話機であればよいもので
ある。そして、これらの電話機に本発明を適用すること
によって、フックレバーの取付作業が極めて簡単かつ確
実に行なえ、またこれにより電話機全体の起立作業を簡
素化し得るといった利点もある。
以上説明したように、本発明によれば、筐体の開口側に
突設された軸部に7ツクレバー側の長溝を係入させると
ともに、このフックレバーに設けた一対の係止突起を開
口の内側縁に係止させるようにしたので、フックレバー
の弾性変形を巧みに利用して筐体の外側から簡単かつ確
実に着脱作業を行なうことができ、これによりフックレ
バーの交換作業や組立作業を行なう際の作業性を大幅に
向上させ得るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るフックレバーの取付構造を適用した卓
上壁掛兼用型電話機の一実施例を示し、第1図は電話機
の外観を示す概略斜視図、第2図はその分解斜視図、第
3図は本発明の要部とするフックレバー取付部を拡大し
て示す要部分解斜視図、第4図はフックレバーの拡大斜
視図、第5図は卓上用として使用する際の送受器とフッ
クレバーとの関係を示す要部断面図、第6図(a)(b
)は同じく壁掛用として使用する際の要部断面図、第7
図はフックレバー取付部を筐体裏面側から見た分解斜視
図、第8図は半掛は防止用突部およびハンドセットレス
トの取付は状態を示す要部分解斜視図、第9図(a)(
b)は上、下筐体を互いに反転させて卓上用と壁掛用と
して使用する場合を説明する分解斜視図、第10図は半
掛は防止用突部の変形例を示す要部断面図、第11図は
電話機筐体の底面部を示す概略斜視図、第12図(a)
(b)はかぎ孔の使用状態を説明する要部拡大断面図、
第13図(a)(b)は壁掛用として使用する際の変形
例を示す概略斜視図および側面図、第14図ないし第1
6図はコード引出し部を説明するための要部分解斜視図
、第17図ない6第19図(a)(b)は送受器の断面
図、その下ケースの一部を拡大して示す斜視図、および
ねじ止め部を拡大する要部平面図、その断面図、第20
図および第21図(a)(b)はスライドスイッチの防
塵構造を示す要部分解斜視図およびその断面図、第22
図ないし第24図(a)(b)は押釦スイッチ部を説明
するための説明図である。 1・・・・卓上壁掛兼用型電話機、2・・・・電話機筐
体、3・・・・下部筐体、4・・・・上部筐体、6φ働
・・カールコード、1・・・・送受器、8・・・・送受
器収容部、8a  ・・・・受話口受部、10・・eΦ
フックレバー、10A ・・・・卓上用フックレバー、
10B・・・・壁掛用フックレバー、11・・・・長溝
状開口、12・・・・支持片、12a・・・・ ボス部
、14・・・・係止片、14a  φ・・・爪部、16
・・・・長溝、11・・・・係止突起、18・・・・突
出片、19・φ・・フックスイッチ、19a ・・−・
フックスイッチレバー。 特許出島人 株式会社田村電機製作所 代理人 山川数構(ほか1名) 携6図 ((1) 観6図 (b) 鶴9図 (CI) 第2い 第21図 (Q) 4 駈2図 第23& 餉24矧 (a) (b) 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電話機筐体の受払口受部に穿設された長姉状開口内にフ
    ックレバーを嵌め込み、その一端を軸支させることによ
    り揺動自在に支持してなる電話機において、前記開口の
    一端′44り内側面にフックレバーの回動支点となる細
    部を突設するとともに、この細部に係入されるように一
    端が開口された一対の長溝をフックレバーの両側板に設
    け、かつこのフックレバーの他端側で可撓性を有する両
    側板の側縁部分にそれぞれ外側に突出し前記開口の内側
    縁に係止される一対の係止突起を一体に形成したことを
    特徴とする電話機の7ツクレバー取付構造。
JP21826282A 1982-12-15 1982-12-15 電話機のフツクレバ−取付構造 Granted JPS59110257A (ja)

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JPS6310629B2 JPS6310629B2 (ja) 1988-03-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61129244U (ja) * 1985-01-31 1986-08-13
JPS62169550U (ja) * 1986-04-15 1987-10-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61129244U (ja) * 1985-01-31 1986-08-13
JPH036998Y2 (ja) * 1985-01-31 1991-02-21
JPS62169550U (ja) * 1986-04-15 1987-10-27

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