JPS59107433A

JPS59107433A - 光デイスク

Info

Publication number: JPS59107433A
Application number: JP57215708A
Authority: JP
Inventors: Toshiharu Nakagawa; 中川　敏治; Yoshinori Fujimori; 藤森　良経; Nagao Kaneko; 金子　長雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-12-09
Filing date: 1982-12-09
Publication date: 1984-06-21
Also published as: JPH0222454B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、集光したレーザ光によシ記録層に対して情報
を記録する光ディスクに関する。

〔発明の技術的背景〕

第１図は、光によ多情報を記録する光ディスクの基本構
造を示すものである。

す４わち光ディスク１は、−面に光反射性材料よシなる
記録層２＊、２ｂを有する２枚の合成樹脂製光デイスク
基板３ａ、３ｂを、記録層２ｍ、２ｂを内側にして相対
向させ、それらの中心部間および外周部間にそれぞれス
ペーサ４゜５を介在させ、これらのス４−サ４，５と各
光デイスク基板３ａ、３ｂとの間を接着して構成されて
いる。各党ディスク基板Ｊａ　、３ｂは円板状をなす透
明のもので、中心孔６ｇ、６ｂを有している。また中心
部のスペーサ４は中心孔を有する円板状をなし、外周部
のスペーサ５は円環状をなしている。そして両光ディス
ク基板３ｈ　、３ｂと両スペーサ４，５との間に平坦な
円環状空洞部７が形成されている。

〔背景技術の問題点〕

第１図に示すディスクＬを製造する際、光デイスク基板
３ｍ　、３ｂとスペーサ−４ｇ、４ｂとを強固に接着す
るためには接着剤を接着面全面にわたってむらなく塗布
することが望まれる。

しかしながら接着面全面にわたって接着剤をむらなく塗
布することはきわめて困難であシ、かつ長時間を要し、
その結果、製造費が著しく高くなる欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は前記事情にもとづいてなされたもので、その目
的は、光デイスク基板とスペーサとを強固にかつ短時間
で容易に接着することを可能にし、製造費の安価な光デ
ィスクを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、光デイスク基板とスペーサとの接着面に接着
剤を浸透させる接着剤浸透溝を形成するとともに、光デ
イスク基板には上記接着剤浸透溝に連通ずる接着剤注入
孔を設け、注入孔より接着剤を注入することによシ光デ
ィスク基板とスペーサとを強固に、しかも短時間で容易
に接着できるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

本発明を第２図ないし第８図に示す実施例にもとづいて
説明する。

まず第２図および第３図に示す本発明の一実施例につい
て説明する。

光ディスクエユは、−面に光反射性材料よりなる記録層
１２ａ、１２ｂを有する２枚の合成樹脂製光デイスク基
板１３ａ　、　１３ｂを、記録層１２＊　、１２ｂを内
側にして相対向させ、それらの中心部間および外周部間
にそれぞれスペーサ１４．１５を介在させ、これらのス
、ペーサ１４．１５と各光デイスク基板１３＆、１３ｂ
との間を接着剤１６で接着して構成されている。

各光デイスク基板１３ａ、１３ｂは円板状をなす透明の
もので、中心孔１７ｍ　、　１７ｂを有している。また
中心部のスペーサ１４は中心孔を有する円板状をなし、
外周部のスに一す１５は円環状をなしている。そして両
党ディスク基板Ｉ　Ｊａ　、　１３ｂと両スペーサ１４
　＃　ｌ　５との間に平坦な円環状空洞部１８が形成さ
れている。

各スペーサ１４．１５の両面には第３図のようなうず巻
状の接着剤浸透溝１９．２０が全面にわたって形成され
ている（第３図には一方の面のみ示す）。また各党ディ
スク基板１３ａ。

１３ｂには、第２図に示すように複数の小孔すなわち接
着剤注入孔２１ｍ・・・、２１ｂ・・・が、接着剤浸透
溝１９．２０に連通ずるように形成されている。

このような光デイスク１ノは、次のように製造すること
ができる。

一対の光デイスク基板１３ｇ、１３ｂを、各記録層１２
ｍ　、１２ｂを内側にして相対向させ、その間にスペー
サ１４．１５を介挿する。この状態で各光デイスク基板
１３ｈ〜１３ｂの各接着剤注入孔２１ｇ・・・、２１ｂ
・・・より、注射器等を使用して接着剤１６を少量ずつ
注入していくと、接着剤１６は接着剤浸透溝１９．２０
を通してスペーサ１４．１５の両面全域に行き渡る。

そこで、接着剤１６の注入を止め、接着剤１６を硬化さ
せると光ディスク１１が完成する。

このような構成であれば、接着剤注入孔２１ｍ・・・、
２１ｂ・・・よシ注入された接着剤１６はうず巻状の接
着剤浸透溝１９．２０を通して接着面の全域に行き渡る
ので、光デイスク基板１３ｈ、。

１３ｂとスペーサ１４．１５とは強固に接着されること
になる。また、接着剤１６は単に接着剤注入孔２１ａ・
・・、２１ｂ・・・全通して注入するだけでよいので短
時間で容易に製造でき、その結果、製造費の低減をはか
ることができる。

なお、上記実施例では接着剤浸透溝１９．２０をスペー
サ１４．１５側に設けるものとしたが、第４図のように
同様の浸透溝２２．２３を基板１．７ａ　、　１３ｂ側
に設けても同様の作用効果を得ることができる。また接
着剤浸透溝をうず巻１状とせず、同心円状に設けられた
複数の円形溝としてもよい。ただし、この場合はすべて
の円形溝を連通させておくか、または各円形溝ごとに接
着剤注入孔を連通させておく必要がある。

また、一方の基板１３寥のみに記録層１２ｈを設け、他
方の基板１３ｂは記録層のない単なる補強用の基板とし
てもよい。

さらに、第５図に示すように、スペーサ１４゜１５の両
面にうず巻状または複数の円形状の凸部２４・・・、２
５・・・を設けてこれら凸部２４・・・。

２５・・・を光デイスク基板１３＆、１３ｂに当接させ
、凸部２４・・・間および凸部２５・・・間が接着剤浸
透溝２６・・・、２７・・・となるようにしてもよい。

第６図は、第５図の変形例であって、元ディスク基板１
３ｈ　、　Ｊ　ａｂ側に凸部２　Ｂ−、２９・・・を設
け、凸部２８・・・間および凸部２９・・・間を接着剤
浸透溝３０・・・、３１・・・としているものである。

また第７図のように、スペーサ１４．１５の内周部およ
び外周部にのみ第５図、と同様の凸部２４．２４および
凸部２５．２５を設け、その凸部２４．２４問および凸
部２５．２５間を幅の広い接着剤浸透溝Ｊ　２　ｒ　３
３としたものである。

さらに第８図は第７図の変形例であって、第７図の凸部
の代シに環状部材３４，３５，３６゜３７を用い、これ
らを元ディスク基板１３ａ。

１３ｂとスペーサ１４．１５との間に介挿して環状部材
３４．３５問および３６．３７間を第７図と同様の接着
剤浸透溝３２．３３としたものである。

以上第４図ないし第８図の変形例においても第２図およ
び第３図の実施例と同様の作用効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、光デイスク基板とスペーサとの
接着面に接着剤を浸透させる接着剤浸透溝を形成すると
ともに、光デイスク基板には上記接着剤浸透溝に連通ず
る接着剤注入孔を設けることにより、接着剤注入孔より
注入された接着剤が浸透溝に沿って接着面にむらなく広
がることになる。したがって、光デイスク基板とスペー
サとを強固にかつ短時間で容易に接着することができ、
製造費の安価な光ディスクを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の光ディスクを一部断面にして示す斜視図
、第２図および第３図は本発明の一実施例を示すもので
、第２図は光ディスクを一部断面にして示す斜視図、第
３図はスペーサの平面図、第４図ないし第８図はそれぞ
れ別の変形例を示す部分断面図である。１ノ・・・光ディスク、１２ｇ、１２ｂ・・・記録層、
１３ｇ、１３ｂ・・・合成樹脂製光デイスク基板、１４
．１５・・・スペーサ、１６・・・接着剤、２２゜２３
．２６，２７，３０．３１，３２．３３・・・接着剤浸
透溝、２１ｍ、２１ｂ・・・接着剤注入孔。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも一方が一面に記録層を有しその記録層
を内側にして相対向する一対の光デイスク基板と、両党
ディスク基板の内側に接着されて両光ディスク基板を一
体化するスペーサと、各光デイスク基板およびスペーサ
相互の接着面に周方向に形成された接着剤浸透溝と、こ
の接着剤浸透溝に連通して各党ディスク基板に形成され
た接着剤注入孔とを具備したことを特徴とする光ディス
ク。
（２）前記接着剤浸透溝はうず巻状溝または複数の同心
円状溝である特許請求の範囲第（１）項記載の光ディス
ク。
（３）前記一対の光デイスク基板の一方は記録層を有し
、他方は記録層を有しない補強用の基板である特許請求
の範囲第（１）項記載の光ディスク。