JPS59151343A - 情報記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえば光ディスク、ビデオディスクとして用
いられ、記録層ないしは光反射層からなる情報形成層に
対してビーム光を照射することにより、少なくとも情報
形成層に形成された情報の読取りが行なえるようにした
情報記憶媒体に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

この種の情報記憶媒体としてはたとえば第１図あるいは
第２図に示すようなものが知られている。すなわち、図
中１は基板で、この基板１上には直接（第１図のもの）
あるいは下部形成層２を介して（第２図のもの）記録層
ないしは光反射層からなる情報形成層３が貼着されてい
る。そして、上記情報形成層３の上部には接着層４を介
して平板５が接合されている。

しかしながら、従来においては、基板１と情報形成層３
、あるいは下部形成層２と情報形成層３との間の接着強
度が弱く、その部分の界面で剥離し、平板５が剥れてし
まう虞れがあった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、基板もしくは下部形成層と情報形成層
との剥れを防止できるようにした情報記憶媒体を提供し
ようとするものである。

〔発明の概要〕

本発明は基板もしくは下部形成層に接着層の一部を直接
接触させたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第３図にもとづいて説明する
。図中ＩＩは基板で、この基イ反１１ばたとえば厚さ１
．５闇の透明アクリル板によって成形されている。この
基板１１は中心部に回転中心孔１２を有した円板状をな
し、その片面にはＴｅあるいはＡｔで構成された記録層
ないしは光反射層からなる情報形成層１３が５００Ｘの
厚みで環状に蒸着されている。さらに、上記情報形成層
１３の上面部には接着層１４を介して平板１５が接着さ
れている。上記接着層１４はたとえばメチルメタクリレ
ート（ＭＭＡ、）のゾレポリマに重合開始剤や重合促進
剤を添加したものによって形成され、その厚みは２００
μ程度である。寸た、上記接着層１４の一部１４ａ。

１４ａは上記基板１１の板面内周側および外周側にそれ
ぞれ接触きれている。この接触により、上記基板１１と
上記平板１５とは接着層１４を介して直接接合されてい
る。

しかｌ〜で、情報記憶媒体が熱的影響などを受けると、
接着強度の弱い基板１１と情報形成層１３との間に剥れ
が生じようとするが、上述したように基板１１と平板１
５とは接着層１４を介して直接接触されているため、基
板１１と平板Ｉ５との接着強度が大きく平板１５の剥れ
は防止きれることに々る。

なお、本発明は上記一実施例に限られるものではなく、
第４図に示すように、接着層１４の一部１４ａ、１４ａ
を下部形成層１６を介して基板１５に接触させてもよい
。

さらに、第５図に示すように、基板１ノの両面にそれぞ
れ情報形成層１３を形成し、接着層１４を介して平板１
５を貼合せるようにしてもよい。

なお、第４図および第５図において第３図に示す部分と
同一部分につめては同一番号を付してその説明を省略す
る３、 〔発明の効果〕 本発明は以上説明したように、基板もしくは下部形成層
に接着層の一部を接触させたから、基板もしくは下部形
成層と平板とを接着層を介して直接接着させることがで
き、平板の剥れを確実に防止できるという効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ従来例を示す側断面図、
第３図は本発明の一実施例である情報記憶媒体を切断し
て示す斜視図、第４図は本発明の第１の他の実施例を切
断して示す斜ネール図、第５図は本発明の第２の他の実
施例を切断して示す斜視図である。 １ノ・・・基板、１６・・・下部形成層、１４・・・接
着層、１４ｈ＋１４ａ・・・接着層の一部、１５・・・
平板。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基板と、この基板上に直接もしくは下部形成層を介して
   形成された情報形成層と、この情報形成層に接着層を介
   して設けられた平板とを具備１〜、上記接着層の一部を
   上記基板もしくは下部形成層に接触させたことを特徴と
   する情報記憶媒体。