JPS59107041A - 金属間化合物相に強度および延性を付与する方法 - Google Patents

金属間化合物相に強度および延性を付与する方法

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JPS59107041A
JPS59107041A JP58219672A JP21967283A JPS59107041A JP S59107041 A JPS59107041 A JP S59107041A JP 58219672 A JP58219672 A JP 58219672A JP 21967283 A JP21967283 A JP 21967283A JP S59107041 A JPS59107041 A JP S59107041A
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cooling
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/02Making non-ferrous alloys by melting

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の背景〉 本発明は金属間化合物相に強度および延性を付与するた
めの方法に関するものである。
2種以上の金属元素から成る多くの系においては、ある
種の組成および温度条件下で一次固溶体以外の相が現わ
れることがあって、このような相は一般に中間相として
知られている。多くの中間相はギリシャ文字または化学
式(たとえばCLL3 N。
Cu Zn iJ3よびMg2Pb)あるいはその両方
によって示されるが、このようないわゆる化学量論的中
間相の多くは一定の温度および組成範囲内において存在
(ることが一般に認められている。時には、1%−円系
中に見出される一2Pbの場合のごとく、はぼ完全な秩
序を持った真の化学量論的化合物が生成されることもあ
るが、このような化合物は正確には中間化合物と呼ばれ
る。更にまた、かかる化合物の構成元素が金属と見なさ
れる場合には、その中間化合物を金属間化合物と呼ぶの
が普通である。
中間相はしばしばその系を構成する金属と全く異なる性
質を示し、また複合結晶構造を有する場合が多い。−次
回溶体(または末端固溶体)に対する中間相の性質の違
い(たとえば硬度の増大、延性の減少および導電率の低
下)は、そのような複合結晶構造の対称性が低くかつ高
原子密度面が少ないことに関連している可能性がある。
硬度、強度、安定性、および高温下でのM酸化性や耐食
性に関して望ましい性質を持った何慎類かの金属間化合
物も確認されてはいるが、それらには延性が欠けるとい
う特徴があり、そのことが構造材料としての使用を著し
く妨げてきた。
最近に至り、日本金属学会雑誌第43巻(1979年)
の358頁にアオキおよびイスミが記載しているごとく
、金属間化合物相NL3A1’に微量[0,05J3よ
び0,1(重量)%]のホウ素を合金化すると、本来な
らば脆くて延性゛に欠ける金属間化合物相の延性が増大
することが判明した。
なお、ホウ素を含有するNj3/Vの一断点における室
温引張ひずみはホウ素を含有しないNL3/Vの場合の
約3%に比べて約35%にまで改善されたが、空温耐力
強度は約30ksiに留まった。
従って、安定性および高温下での耐酸化性や耐食性のご
とき望ましい性質を維持または改善しながら金属間化合
物相の強度および延性を共に増大させるための簡単で直
接的な方法が得られれば極めて望ましいはずCある。
〈発明のN要〉 本発明の方法は、かがる方法によって加■1べく選ばれ
た金属間化合物相のその他の望ましい性質を維持または
改善しながら、それの強度および延性の両方を従来達成
されなかったレベルにまで増大させるための簡単で直接
的な方法である。本発明の方法によれば、上記のごとき
特異な組合せの性質がH1liシの状態にある特定の金
属間化合物相において得られるのである。
本発明の方法は、簡単かつ一般的に述べれば、L12形
の結晶構造を示す所定の金属間化合物相の組成と実質的
に合致した組成を有する溶融物を用意し、次いでその溶
融物を少なくとも約り03℃/秒の冷却速度で冷却する
ことにより、主相が規則状態または不規則状態の112
形結晶構造を示すような固体を生成させる両工程から成
っている。上記の溶融物は、第1成分、第2成分および
イ」随不純物の混合物に約0.01〜2.5(原子)%
のホウ素を添加したものから本質的に成り、しかも第1
成分がNL、 Fe、 Co、 Cr、 h+、 MO
,WおよびReから成る群より選ばれた少なくとも1種
の元素であり、かつ第2成分がM、 T+、 Nb、 
Ta、 V。
SL、t’に+、WおよびReから成る群より選ばれた
少なくとも1種の元素であるように選定される。上記の
溶融物はま1c、第1成分および第2成分が溶融物中に
おいてそれぞれ約3:1の原子比で存在づるように選定
される。
本発明の実施に当っては、先ず最初に112形の結晶構
造を示す金属間化合物相が選定される。
選定基準は最終用途の環境に依存するが、それはまた選
定されl〔材料に対して要求される性質(たとえば強度
、延性、硬度、耐食性および疲れ強さ)をも決定する。
工業的に見て興味深い金属間化合物相を代表しかつ特に
望ましい性質を有するものとして、ニッケルーアルミニ
ウム二元合金中に見出されかつγ/γ′ニッケル基超合
金中のγ′相として知られるアルミニウム化ニッケル(
NL3#)がある。アルミニウム化ニッケルは、高い硬
度を有すると共に、安定でありかつ高温下で耐酸化性お
よび耐食性を承りことから、構造材料として有望なもの
と見なされている。hf3Ajの単結晶は特定の結晶方
位においては良好な延性を示すが、(工業的見地からす
れば特に重要な)多結晶質のものは延性が小さく、そし
て結晶粒界に沿って脆性破壊を生じる。
アルミニウム化ニッケルは75(原子)%のNL含川下
で3.589人の格子定数aOを持ったCu3M形り本
明細書中にJ3いて使用されるシュトウルクトウールベ
リヒl−(3trukturbericht)命名法に
よればL12形]の面心立方(FCC)結晶構造を示し
、そして約1385〜1395℃の温度範囲内で融解づ
る。このようなアルミニウム化ニッケルは、それぞれ4
.05人および3.52人の立方格子定数aOを持った
N形のFCC結晶構造を示しかつそれぞれ660℃およ
び1453℃の融点を有するアルミニウムおよびニッケ
ルから生成される。しばしばNL3/Vと表わされるが
、ノlルミニウム化ニッケルは金属間化合物相であっC
独立した化合物ではない。なぜなら、それは渇麿に応じ
て一定の組成範囲内でのみ存在覆るからであって、たと
えば600℃では約72.5〜77(重M)%[85,
1〜87.8(原子)%]のNj含量範囲内においC存
在する。
こうして選定された金属間化合物相は、その金属間化合
物相の組成と合致した組成を右、する溶融物の形で用意
される。かかる溶融物は、金属間化合物相の2種の成分
を約3:1の原子比で含有する混合物に約0.01〜2
.5(原子)%のホウ素を添加したものから本質的に成
っている。一般的に言えば上記の成分は2種の相異なる
元素から成るが、場合にJ:っでは、約3:1の原子比
を維持しながら金属間化合物相を構成する2種の元素の
一方または両方を1種以上の元素で部分的に置換するこ
ともできる。詳しく言えば、第1成分はNL、 Fe、
 Co、 Cr、 t’h、 hs、 WおよびReか
ら成る群より選ばれた少なくとも1種の元素であり、ま
た第2成分はAL T+、 Nb、 Ta、 V、 S
L、 田、 WおよびReから成る群より選ばれた少な
くとも1種の元素である。溶融物は金属間化合物相の原
子およびホウ素原子のみから成るのが理想的であるが、
時には1種以上の付随不純物の原子が溶融物中に不可避
的に混入しても差支えはないことが認められている。
次に、かかる溶融物を少なくとも約103℃/秒の速度
で急速に冷却することにより、主相が規則状態または不
規則状態の112形結晶構造を示ずような固体が生成さ
れる。詳しく言えば、急速に凝固させた固体は主として
所定の金属間化合物相と同じ結晶構造(1なわちL12
形の結晶構造)を示すのであるが、その他の相(たとえ
ばホウ化物)が存在することもあり得るのである。また
、冷却速度が大きいため、急速に凝固させIC固体の1
12形結晶構造は不規則状態を成ずこと、つまり規則状
態の固溶体に見られるごとく原子が結晶格子上における
特定の周期的位置を占めるのではなくて結晶格子上のラ
ンダムな位置を占めることもあり得るのである。
所要の大きい冷却速度を達成する!こめに【ま、たとえ
ばスブラツ1〜冷却法のごとき幾つカ蔦の方法h〜ある
。所要の冷却速度を達成づ−るために好適な実験室的方
法としてはチルブロック溶融紡糸法力(挙げられる。
デルブロック溶融紡糸法につ(、′Sで簡単(こ)本べ
れは、通例は不活性ガスの圧力下で゛るつGf内の溶融
金属をノズルから押出すことにより、独立しlこ液状金
属流またはノズルに接触し1こ液状金属tJE 1j−
We成される。かかる液状金属が銅のごとき祠¥1力)
ら作られたチルブロック(すなわち冷却基体)の急速運
動表面に衝突またはその他の方法によって1裔触させら
れる。なお、融解1べき材料(よ所要元素の個別の固体
をるつぼ内に装入してhXらるつ4fの周囲に配置され
た誘導コイルのごとき手段によって融解してもよいし、
あるいは予め調製しt= r粗合金」を粉砕してからそ
の粒子をるつ(ま内に装入してもよい。低湿のチルブロ
ックに接触′?#−ると、溶融金属は約103〜10”
C/秒の速度で急速に冷IIされ、そして厚さよりも相
当太き(A幅を1寺った連続的な薄いリボンを成して凝
固覆る。な11) Nチルブロック溶融紡糸法の一層詳
細な説明(まIことえば米国特許第2825108.4
221257および4282921号明細占中に見出づ
ことh<できる。
本発明の新規な方法を更に説明しかつそれの数多い利白
を実証するため、以下に実施例を示す。
これらの実施例は本発明を例示するためのものであって
、それを制限するものではない。
し実施例1] 約3原子部のニッケルおよび1原子部のアルミニウムか
ら成る組成の鋳塊を製造して粉砕した後、約6(lの粒
子をチルブロック溶融紡糸装置のアルミナ製るつぼ内に
装入した。るつぼの終端は平底の出口部分を成してい−
で、そこには0.25インチ(6,35mm)x25ミ
ル(0,6351TIIn)の溝穴が設けられている。
他方、チルブOVりは直径10インチ(25,4cyn
)の側面および厚さ1.5インチ(3,8■)のリム面
を有するH−12工具鋼製の車輪から成っていた。側面
の中心を通りかつ側面に対して垂直な水平軸の回りに車
輪を回転させた場合、車輪のリム面が注型面(または冷
却面)として使用し得るように車輪を配置した。るつぼ
を直立状態に配直し、そして注型面から約1.2〜1.
6ミル(30〜40μ)以内に近(=Jけた。その際に
は、溝穴の0.25インチの長さ方向が車輪の回転方向
に対して垂直になるようにした。
車輪を1200rplIlの速度で回転さUながら、溶
融物を約1350〜1450℃に加熱し、そし−C約1
.5ρsiのアルゴン圧力下で押出した。溶融物は矩形
断面の流れを成して、回転する注型面に接触し、それに
よって厚さ約40〜70μかつ幅約0.25インチの長
いリボンを形成した。
[実施例2] 公称NL3#組成の親鋳塊に0.25.0.50.1.
0および2.O(原子)%のホウ素を添加して得られた
鋳塊(鋳塊X081982−1、X081782−2、
X082482−1およびX082582−1 >並び
に1.O(原子)%のホウ素を添加した別の鋳塊(鋳塊
X101182−1>を使用しながら、同じ装置におい
て実施例1の操作を5回繰返した。
完成後のリボンに関し、いかなる処理も施づことなしに
引張試験を行った。第1図中には、こうして得られた0
、2%オフセット降伏強さく0゜2%流れ応力)および
降伏後破断点ひすみ(−リなわら全塑性ひずみ)εpが
ホウ素の原子パーセントに対してブロン1〜されている
。ところで、薄いリボンは表面欠陥によって誘発される
早期破損を特に起こし易いから、第1図中に報告された
全塑性ひずみは最低の材料特性と見なすべきである。
すなわち、表面欠陥の及ばず影響が遥かに少ない塊状材
料の場合、全塑性ひずみ(延性)は迩かに大きいと予測
されるのである。実際、実施例1および2のリボンにつ
いて行ったわけではないが、リボン状試験片の主面、端
面またはそれら両方を機械的に研摩して表面および表面
近傍の欠陥や凹凸を除去すれば、見掛けの延性を増大さ
じることができるのが普通である。第2図は、本発明の
方法によって加工されたホウ素添加アルミニウム化ニッ
ケルに180°逆曲げ試験を施した際に見られる延性の
改善を定性的に示している。この場合の試験では、マン
ドレルやガイドを使用せずにリボンを鋭く折曲げた。
第3図は、約1.0(原子)%のホウ素を含む実施例2
のリボンの強度および延性特性を温度に対しでプロット
したグラフである。第3図中にはまた、本発明の方法で
はな〈従来の方法によって加工されたγ′相(Ni3#
>並びに0,20および80%のγ′相を含むγ/γ’
Nj−Cr−N合金(γ相はニッケルに富む面心立方晶
系の固溶体である)に関する強度特性も示されている。
これらのデータはシムスおよびバーゲル(Sims& 
 Haoel) fs rザ・スーパーア0イズ(T 
he  S uperalloys) J (ジョン・
ワイリー・アンド・サンズ社、1972年)の第3章か
ら引用したものである。
本発明の好、31!!な実施の態様に関連する上記の説
明を読めば、もっばら前記特許請求の範囲によって規定
される本発明の範囲から逸脱することなしに様々な変形
や変更が可能であることが冶金業界の当業者にとって自
ら明らかとなるはずである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、Olo、25.0.5.1.0および2.O
(原子)%のホウ素が添加されかつ少なくとも約り03
℃/秒の速度で冷却されたアルミニウム化ニッケル(N
i3#)金属間化合物相の0゜2%オフセット降伏強さ
および降伏後破断点ひずみをホウ素の原子パーセントに
対してプロットしたグラフである。 第2図は、0.0.5.1.0および2.0(原子)%
のホウ素が添加されかつ少なくとも約り03℃/秒の速
度で冷却されたアルミニウム化ニッケル金属間化合物相
のリボンに180°曲げ試験を施した後に撮影したリボ
ンの写真である。 第3図は、1.0(原子)%のホウ素を添加しながら本
発明の方法によって加工したアルミニウム化ニッケル金
属間化合物相の0.2%オフセット降伏強さを温度に対
してプロットしたグラフである。また、上記のアルミニ
ウム化二・ンケル金属間化合物相に関づ−る降伏後の全
塑性ひずみ並び【こγ′相(Ni3#)と0120およ
び80%のγ′相を含むT/γ’ Nv  Cy  /
J合金くγ相にLニッケルに富む面心立方晶系の固溶体
である)とtこ関づる降伏強さの文献値も図中に示され
て(する。 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、   (a)L12形の結晶構造を示1所定の金属
    間化合物相の組成と実質的に合致した組成を有しかつ第
    1成分、第2成分および付随不純物の混合物に約0.0
    1〜2.5(原子)%のホウ素を添加したものから本質
    的に成る溶融物であって、前記第1成分がNi、 Fe
    、 Co、 Cr、 14p、 M3 Wt>、にびR
    eから成る群より選ばれた少なくとも1種の元素であり
    、前記第2成分がM、 T+、 Nb、 Ta+ v。 si、h、WおよびReがら成る群より選ばれた少なく
    とも1種の元素であり、かつ前記第1成分および前記第
    2成分がそれぞれ約3:1の原子比で存在覆るような溶
    融物を用意し、そして(b )前記溶融物の液状金属を
    少なくとも約り03℃/秒の冷却速度で冷却することに
    より、主相が規則状態または不規則状態の112形結晶
    構造を示すような固体を生成させる両工程から成ること
    を特徴とする、金属間化合物相において強度の向上およ
    び延性の改善を同時に達成する方法。 2、 前記ホウ素が約0.25〜1.75(原子)%の
    割合で添加されている特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3、 前記ホウ素が約0.5〜1.5(原子)%の割合
    で添加されている特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、 前記ホウ素が約1.0(原子)%の割合で添加さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、 前記溶融物の前記液状金属を不活性ガスの圧力下
    でノズルから押出した後、冷却基体の急速運動表面に接
    触させて少なくとも約り03℃/秒の速度で冷却するこ
    とによって前記冷却工程が実施される特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 6’、   (a)Llz形の結晶構造を示づ所定の金
    属間化合物相の組成と実質的に合致した組成を有しかつ
    第1成分、第2成分および付随不純物の混合物に約0.
    01〜2.5(原子)%のホウ素を添加したものから本
    質的に成る溶融物であっC1前記第1成分がニッケルと
    Fo、 Co、 Cr、 18. Fb。 WおよびReから成る群より選ばれた少なくとも1種の
    元素であり、前記第2成分がアルミニウムとT+、 N
    b、 Ta、 V、 SL、 l’kl、 WおよびR
    eから成る群より選ばれた少なくとも1種の元素であり
    、かつ前記第1成分d3よび前記第2成分がそれぞれ約
    3:1の原子比で存在するような溶融物を用意し、そし
    U(b)前記溶融物の液状金属を少な(とも約り03℃
    /秒の冷却速度で冷却することにより、主相が規則状態
    または不規則状態の112形結晶構造を示すような固体
    を生成させる両工程から成ることを特徴とする、金属間
    化合物相において強度の向上および延性の改善を同時に
    達成する方法。 7、 前記ホウ素が約0.25〜1.75(原子)%の
    割合で添加されている特許請求の範囲第6項記載の方法
    。 8、 前記ホウ素が約0.5〜1.5(原子)%の割合
    で添加されている特許請求の範囲第6項記載の方法。 9、 前記ホウ素が約1.O(原子)%の割合で添加さ
    れている特許請求の範囲第6項記載の方法。 10、  前記溶融物の前記液状金属を不活性ガスの圧
    力下でノズルから押出し1=後、冷却基体の急速運動表
    面に接触させて少なくとも約り03℃/秒の速度で冷f
    iIIすることによって前記冷H1工程が実施される特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 11、 特許請求の範囲第6項記載の方法によって製造
    された固体。 12、   (a)それぞれ約3;1の原子比で存在す
    るニッケルおよびアルミニウム、約0.01〜2.5(
    原子)%の割合で添加されたホウ素、並びに付随不純物
    から本質的に成る組成の溶融物を用意し、そして(b)
    前記溶融物の液状金属を少なくとも約り03℃/秒の冷
    却速度で冷却することにより、主相が規則状態ま1=は
    不規則状態の112形結晶構造を示すような固体を生成
    させる両工程から成ることを特徴とする、アルミニウム
    化ニッケル金属間化合物相において強度の向上および延
    性の改善を同時に達成づる方法。 13、 前記ホウ素が約0.25〜1.75(原子)%
    の割合で添加されている特許請求の範囲第12項記載の
    方法。 14、 前記ホウ素が約0.5〜1.5(原子)%の割
    合で添加されている特許請求の範囲第12項記載の方法
    。 15、 前記ホウ素が約1.0(原子)%の割合で添加
    されている特許請求の範囲第12項記載の方法。 16、 前記溶融物の前記液状金属を不活性ガスの圧力
    下でノズルから押出した後、冷fdl基体の急速運動表
    面に接触させて少なくとも約り03℃/秒の速度で冷却
    することによって前記冷11工程が実施される特許請求
    の範囲第12項記載の方法。 17、 特許請求の範囲第12項記載の方法によって製
    造された固体。 18、   (a)それぞれ約3=1の原子比で存在す
    るニッケルおよびアルミニウム、約0.01〜2.5(
    原子)%の割合で添加されl〔ホウ素、並びに付随不純
    物から本質的に成る組成の溶融物を用意し、(b )不
    活性ガスの圧力下で前記溶融物の液状金属をノズルから
    押出して冷却基体の急速運動表面に接触させ、そして(
    C)前記冷却基体の前記運動表面上において前記液状金
    属を約103〜b より、主相が規則状態または不規則状態の112形結晶
    構・造を示すような薄いリボン状の固体を生成させる諸
    工程から成ることを特徴とする、アルミニウム化ニッケ
    ル金属間化合物相において強度の向上および延性の改善
    を同時に達成す゛る方法。 19、 前記ホウ素が約0.25〜1.75(原子)%
    の割合で添加されている特許請求の範囲第18項記載の
    方法。 20、 前記ホウ素が約0.5〜1.5(原子)%の割
    合で添加されている特許請求の範囲第18項記載の方法
    。 21、 前記ホウ素が約1.o(原子)%の割合で添加
    されている特許請求の範囲第18項記載の方法。 22. 少なくとも約75ksiの0.2%オフセッ]
    ・降伏強さおよび少なくとも約2%の降伏後破断点ひず
    みを有する、特許請求の範囲第19項記載の方法によつ
    −C製造された薄いリボン状の固体。 23、 少なくとも約85ksiの0.2%Aフセッ1
    へ降伏強さおよび少なくとも約4%の降伏後破断点ひず
    みを有する、特許請求の範囲第20項記載の方法によっ
    て製造された薄いリボン状の固体。 24、 少なくとも約100ksiの0.2%オフセッ
    ト降伏強さおよび少なくとも約6%の降伏後破断点ひず
    みを有する、特許請求の範囲第21項記載の方法によっ
    て製造された薄いリボン状の固体。
JP58219672A 1982-11-29 1983-11-24 金属間化合物相に強度および延性を付与する方法 Granted JPS59107041A (ja)

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JPH0580538B2 JPH0580538B2 (ja) 1993-11-09

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DE (1) DE3379229D1 (ja)

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