JPS59106645A - 構造物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、四角形に形成された枠体の四隅に、一方向
に向けて同じ長さの４本の脚体を設けたコンクリート系
単位ユニツト複数個が、上下方向に積重わられ結合され
ていることを特徴とする構造物と、上記枠体に床が設け
られていることを特徴とする構造物とに関する。

添付図面第１図は、四角形に形成された枠体１の四隅上
にこれと直交する４本の同じ長さの脚体２が突設された
コンクリート系単位ユニツト１例を示し、実施例の枠体
は梁、脚体は柱である。また第２図は第１図示の単位ユ
ニツトＡを逆さにしたところを示す。この発明の構造物
は上記した単位ユニツトＡまたは単位ユニツトＡの枠体
に床を設けた単位ユニツトＡ′を上下方向に積重ね結合
して構成され、第３図は第１図示の状態の単位ユニツト
ＡまたはＡ′を積重ね結合した構造物１例を、また第４
図は第２図示の状態の単位ユニツトＡまたはＡ′を所定
の間隔をおいて上下方向両側に積重ね結合し、両側の単
位ユニツト間に床材Ｃを架設結合した構造物１例を示す
。尚最上部の単位ユニツトＢは単位ユニツトＡまたはＡ
′の変形例であり、パラペツト部が上方に突設されてい
る。

第５図は上記単位ユニツトＡまたはＡ′が鉄筋コンクリ
ート製である場合の結合法１例を示し、下部単位ユニツ
トにはその上部に両端がすぼめられかつ内側に凹凸が設
けられたスリーブ３が埋設されており、スリーブ３の下
端には鉄筋４が螺挿されている。また上部単位ユニツト
にはその下部に鉄筋４′が突設されている。先づ下部単
位ユニツトを立設してスリーブ３内にグラウト５を注入
しておき、スリーブ３内に鉄筋４′を遊挿して上部単位
ユニツトを載置すれば、上下の単位ユニツトは結合され
る。

第６図は結合法他例を示し、上部単位ユニツトにはその
下部に両端がすぼめられかつ内側に凹凸が形成されたス
リーブ３′が埋設されており、スリーブ３′の上端には
鉄筋６が螺挿されている。

一方下部単位ユニツトには鉄筋６′が突設されている。

先づ下部単位ユニツトを立設し、その突設鉄筋６′にス
リーブ３′を遊嵌して上部単位ユニツトを載置し、図示
されていないグラウト注入孔からスリーブ３′内にグラ
ウト５を注入すれば、上下の単位ユニツトは結合される
。

この発明では単位ユニツトに鉄筋コンクリート製、鉄骨
鉄筋コンクリート製等のコンクリート系の他、鉄骨をコ
ンクリート系で耐火被覆した単位ユニツトも使用するこ
とができる。

ユニツトを結合してつくられる建築物は短工期で建設可
能なことが知られているが、コンクリート系を使用する
と重量が大となり作業か大掛りとなるため、一般には鉄
骨造ユニツトを利用した建築が行われているに過ぎない
。

しかるにこの発明の第１発明は四角形の枠体の四隅に脚
体を突設したコンクリート系単位ユニツトを上下方向に
積重ね結合するものであるから、床及び壁の分が減量さ
れており、このためコンクリート系でつくられておりな
がら軽量で■搬施工に便利であり、しかも脚体が等長で
あり枠体の四隅に設けられているから作業の安全性に優
れており、結合部も少く短工期で耐火構造物をつくるこ
とができ、床及び壁等を設けて容易に建築物を築造する
ことができるばかりか、好みに応じた設計プランをたて
やすい等の効果を有する。また第２発明は第１発明の単
位ユニツトに床を設けたものであり、単位ユニツトの重
量がやや大となるが、上記第１発明の効果に加えて床上
で作業を行うことができ、作業に便利である等の効果を
も有し、耐火建築物のみならず人工地盤等にも利用する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

添付図面はこの発明の実施例を示すものであつて、第１
図は単位ユニツト１例の斜視図、第２図は同逆さにした
斜視図、第３図及び第４図は構造物２例の組立側面図、
第５図及び第６図は結合法２例を示す縦断面図である。 特許出願人　満尾浩治

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）四角形に形成された枠体の四隅に、一方向に向け
   て同じ長さの４本の脚体を設けたコンクリート系単位ユ
   ニツト複数個が、上下方向に積重ねられ結合されている
   ことを特徴とする構造物。
2. （２）四角形に形成されかつ床を設けた枠体の四隅に、
   一方向に向けて同じ長さの４本の脚体を設けたコンクリ
   ート系単位ユニツト複数個が、上下方向に積重ねられ結
   合されていることを特徴とする構造物