JPS59106589A - レ−ザ照射による染色加工法 - Google Patents

レ−ザ照射による染色加工法

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JPS59106589A
JPS59106589A JP57212565A JP21256582A JPS59106589A JP S59106589 A JPS59106589 A JP S59106589A JP 57212565 A JP57212565 A JP 57212565A JP 21256582 A JP21256582 A JP 21256582A JP S59106589 A JPS59106589 A JP S59106589A
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JP
Japan
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irradiated
fabric
dyeing
thermoplastic synthetic
laser beam
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JP57212565A
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English (en)
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英雄 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Emori Shoji Kk
URASE GODO SENKOU KK
URASE GOUDOU SENKOU KK
Original Assignee
Emori Shoji Kk
URASE GODO SENKOU KK
URASE GOUDOU SENKOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、染色加工法の改良、詳しくは、染色加工にお
ける被加工繊維の加熱手段として方向制御の容易なレー
ザー光を巧みに利用し、これに含まれる熱エネルギーを
意のま\にコントロールすることによってセット工程、
浸染工程、又は捺染工程を含む染色加工法の改善を図ろ
うとするものである。
ポリエステル等の合成繊維、ジアセテート、トリアセテ
ート等の再生繊維を用いた布地等の染色加工においては
、一般に染色工程中に於ける生地の安定化、仕上品の巾
、長さのセント化、製品の安定化、糸履歴を矯正する等
のため、セント工程が採用されており、繊維種、製品の
用途に応じて所望のセント加工を施すべく2種々の形式
のセンターが提供されている。特に、ヒートセンターに
あっては熱風を利用するのが普通であり、いきおい設備
が大損りでエネルギーロスが大きかったり。
微妙な温度制御や加熱・非加熱部位の選択制御が出来な
いという難点があった。
また、浸染や捺染にあっては、比較的大量の布地を纏め
て染色する場合にサーモゾル法が採用されているけれど
も、布地にパ・7ドされた染液を一旦乾燥させた後さら
に高温で乾熱処理するという工程を伴うため、エネルギ
ー効率の面で決して有利ではなく、シかも設備も非常に
大損りとなるとともに、中間乾燥並びに高熱処理時の熱
分布も不均一になり易いといった欠点があった。
本発明は、従来の染色加工におけるセント工程。
浸染工程及び捺染工程に上記の如き欠点があったことに
鑑みてなされたもので、レーザー、特に002レーザー
光の光学的特性に着目し、その熱エネルギー成分を上記
工程における加熱源として利用することにより、エネル
ギー効率を飛躍的に向上させつつ温度制御および加熱部
・非加熱部の選択制御の極めて容易な画期的染色加工法
を実現したものである。
ところで、従来においても加熱方式として赤外線を照射
する方法は提案されているいたけれども。
赤外線は照射性向が拡散的であるため空中への熱エネル
ギーの分散希釈率が大きく熱効率が十分満足できないと
いう難点がある一方、C02レーザーに代表されるレー
ザー光は平行不可視熱線を成分としており、熱エネルギ
ーの空中分散を起こすことな(、ポリエステル等の合成
繊維、ジアセテート、トリアセテート等の再生繊維に選
択的に吸収されて目的とする箇所に的確な加熱効果が得
られ。
また、予熱時間も殆ど要することなく驚く程の立上りで
迅速に加熱できるといった利点がある。しかもまた、レ
ーザー光は指向性が鋭<、レンスを利用して集光または
拡散程度を調整し易いので。
所望の部分のみを照射して加熱できるため、特に浸染ま
たは捺染工程においてボカシあるいは斑点染色が可能と
なる利点を有していることも特色のあるところである。
以下、具体例に基づき、染色加工におけるセソト工程、
浸染工程及び捺染工程への利用例を詳述する。
実施例1 (セット工程における利用法)商品名LAA
KMAN RF160  (50W ) ノCO2レー
ザーlを使用し、第1図に示すように2反射鏡2・・・
により下方に光路変更させた後、拡散光学系3 〔凸レ
ンズをディフォーカスに用いることも可能)を通して、
ポリエステル糸から組成される織布(東し株式会社製の
商品名:パレスクレープ)を拡布状態で走行させ、その
表面上に平均エネルギー密度3.1 W / ctaの
直径4.5++mに拡散させたレーザー光を平均1秒間
照射し、その後約20″Cの冷風を5秒間吹付けてセッ
ト処理を行った。その結果、従来法(予備乾燥後、平野
金属社製ヒートセンターを用い、150〜200℃の下
で30秒間熱処理し、約20℃冷風を3秒間吹付けてセ
ット処理)に比べると。
処理時間は115乃至1/6にまで短縮化され。
しかも消費エネルギーは50W、/hと驚く程の省エネ
ルギー性を示した。
実施例2(浸染工程における利用法) 第1図に示すレーザー照射機構を使用し、ボリエステル
糸裂パレスクレープ(実施例1でセ・ノド処理を施した
もの)を下記バット溶液を使用してパソデング処理を施
した後、これを拡布状態に走行させ、その表面上に平均
エネルギー密度3.IW/ Ctaの直径4.5鶴に拡
散されたレーザー光を1秒間照射して瞬間的に分散染料
を繊維内部に分散染着させ、さらに未固着の染料や分散
剤をソーパを通して完全に除去し、サーモゾル法による
浸染加工を完了した。
該浸染加工によると、従来法(パッディングの後、中間
乾燥用の乾燥機であるノンタ・7チドライヤーで20秒
間乾燥させ、ピン方式のテンタ型ヒーj・セッターを使
用して30秒間処理するサーモゾル法)に比べ、従来法
による発色は30秒間要したのに比して1本法では1秒
間の処理で同程度の結果が得られた。
バンド溶液組成(重量部) 分散染料              1糊 剤(低粘
度アルギン酸ナトリウム)1リンゴ酸        
       1,5水              
        96.5実施例3 (捺染工程におけ
る利用法)第1図に示すレーザー照射機構を使用し、ポ
リエステル糸製パレスクレープ(実施例1でセント処理
を施したものまたは実施例2で浸染処理を施したもの)
を下記印捺糊組成物を用いて所望の模様を印捺し、平均
エネルギー密度3.1 W / cLItの直径4.5
額に拡散されたレーザー光を3秒間照射して瞬間的に乾
燥させると同時に乾熱固着させ、その後水洗して未固着
染料糊剤、助剤を除去し5還元洗浄をして捺染加工を完
了する。
この捺染加工による場合には、従来法(印捺布を180
℃以上の熱風にて30秒間乾熱処理する号−モデル法あ
るいは、175°CのIITスティーマの富江過熱蒸気
を用いる高温スティーマで5分間常熱処理する方法)に
比較して仕上りにおいて同等以上の品質のものが得られ
、また省エネルギー性は比較にならない程の秀れた結果
が得られた。なお。
印捺糊の組成は、下記組成のA液とB液を7:3の割合
にて混合し、それに分散染料が2%になるように均一に
分散せしめてなるものである。
〔A 液〕
ファインガムHEL(第一工業製薬) CMC・・・  6部 ソルビトーゼC−5(八νebe ) 加工澱粉・・・    4 部 ダックアルギン(鴨川化成) アルギン・・・    2 部 酒石酸             0.5部塩素酸ソー
ダ          1 部〔B 液〕 ターペン           60 部水     
              24 部リオプリントE
V(非イオン)  16 部以上、実施例を用いて本発
明に係る染色加工におけるレーザー利用法を説明したが
1本発明は上記実施例に限られるものでなく1種々変更
可能である。
例えば、実施例ではポリエステル糸製織布を用いたが、
ジアセテート、トリアセテート等の再生繊維、他の熱可
塑性繊維糸織布に対しても同様に適用し得るものである
また、実施例ではCO2レーザー光(波長10.6μm
)を用いたが、他のレーザー光すなわち固体レーザーも
使用できる。ただし、被照射繊維の有効吸収波長域であ
ることを必要とし、所望のヒートセント処理を施し得る
ようにその照射域における平均エネルギー密度1〜10
/CJの範囲に設定するのが望ましい。
さらに、実施例では拡散レーザー光を走行する布に照射
するようにしたが、スボ・ノド照射域を所定の速度で平
行に走査するようにしてもよいし。
光源から発生されるC−チー光を光学レンズの光軸から
外して布面に照射するとエネルギー密度が不均一になる
ことを利用して計画的に発色斑を生せしめるといった手
法も当然に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は拡散レーザー光線の照射機構の一例を表す概略
図である。 特許出願人  江守商事株式会社 代理人 弁理士 戸 川 公 ニ 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 熱可塑性合成繊維からなる布地にピー1−セントを
    施す工程を含む染色加工において。 加工対象となる布地に当該熱可塑性合成繊維の選択的吸
    収波長域にあるレーザー光を照射して熱可塑性合成繊維
    の熔融温度以下の温度に均一発熱させ、セント処理を施
    した後。 放冷または強制冷却せしめるようにした工程を含むこと
    を特徴とする染色加工法。 ■ 熱可塑性合成繊維からなる布地をサーモゾル法にて
    浸染を施す染色加工において。 加工対象となる布地に分散染料液をパッディングした後
    、当該熱可塑性合成繊維の選択的吸収波長域にあるレー
    ザー光を照射して照射部分を発熱させ、乾燥と同時に分
    散染料を繊維内部に拡散染着する浸染工程を含むことを
    特徴とする染色加工法。 ■ レーザー光を布地全域に均一照射する請求項■記載
    の染色加工法。 ■ レーザー光を斑点状に又は照射中心から周囲に向け
    てぼかし拡散するごとく不均一照射する請求項■記載の
    染色加工法。 ■ 熱可塑性合成繊維からなる布地をサーモゾル法にて
    捺染を施す染色加工において。 加工対象となる布地に、捺染糊にて印捺を施した後、当
    該熱可塑性合成繊維の選択的吸収波長域にあるレーザー
    光を照射して照射部分を発熱させ、乾燥と同時に印捺部
    分を乾熱固着する捺染工程を含むことを特徴とする染色
    加工法。 ■ レーザー光を布地の印捺部分全域に均一照射する請
    求項■記載の染色加工法。 ■ レーザー光を布地の印捺部分に対し斑点状に又は照
    射中心から周囲に向けてぼかし拡散するごとく不均一照
    射する請求項■記載の染色加工法。 ■ 布地の印捺部分に所定のマスキングを施した後、レ
    ーザー光を照射する請求項■記載の染色加工法。
JP57212565A 1982-12-02 1982-12-02 レ−ザ照射による染色加工法 Pending JPS59106589A (ja)

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