JPS59105849A - フツ素吸着用キレ−ト樹脂の再生方法 - Google Patents

フツ素吸着用キレ−ト樹脂の再生方法

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JPS59105849A
JPS59105849A JP57217631A JP21763182A JPS59105849A JP S59105849 A JPS59105849 A JP S59105849A JP 57217631 A JP57217631 A JP 57217631A JP 21763182 A JP21763182 A JP 21763182A JP S59105849 A JPS59105849 A JP S59105849A
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雅文 守屋
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和夫 細田
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Makoto Takai
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Miyoshi Yushi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフッ素吸着用キレ−1・樹脂の再子方法に関す
るものであり、さらに詳しくは、フッ素を吸着したフッ
素吸着用キレート樹脂を、鉱酸およびもしくはアルカリ
を用いて、フッ素を溶離回収したのち、次いて、フッ素
と錯化合を形成する金属の金属イオンとキレート樹脂と
を接触させ、キレート樹脂をもとの金属塩の形にするフ
ッ素吸着用キレート樹脂のil生方法に関するものであ
る。
従来、イオン交換樹脂やキレート樹脂は、鉱酸またはア
ルカリで吸着した金属イオンを溶離し、樹脂の再生を行
なっているが、フッ素吸着用キレート樹脂の場合、フッ
素を鉱酸およびもしくはアルカリで溶離すると、キレー
ト樹脂のキレ−1・形成基に結合している、フッ素イオ
ンと錯化合物を形成する金属イオンも同時に溶離されて
しまい、樹脂のIII使用か不可能となる。そこで本発
明によれは鉱酸およびもしくは、アルカリでフッ素をキ
レ−1・樹脂から溶離回収した後、フッ素と錯化合物を
形成する金属の金属イオンとキレ−1・樹脂とを接触さ
せることにより、もとの金属塩の型にすることができる
。したがって、フッ素吸?−用キレート樹脂は、i4び
フッ素を吸着する能力を発揮するようになり、[11使
用することかrJJ能となる。
本発明ては、ます溶離I稈として、鉱酸およびもしくは
アルカリを使用するか、これらはともらか先でもよく、
また鉱酸のみか、あるいはアルカリのみでもよい。改番
こ金属イオンを吸イqさせる上程においては、金属化合
物を水溶液にして樹脂と接触させるが、その際、鉱酸ま
たはアルカリを使用しpH調整してから樹脂と接触させ
ても良い。
°溶離工程において使用する薬剤は、鉱酸としては、塩
酸、硫酸、硝酸等があり、またアルカリとしては水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等がある
が、これらに限定されるものではなく、必要とする酸性
またはアルカリ性が得られるものはいずれても使用でき
る。また薬剤の濃度は、01〜IONであるか、05〜
4Nで使用するのが好ましい。また薬剤の使用量は、樹
脂量に対して01〜20倍量であり、1〜6倍量使用す
るのか好ましい。
次に金属イオン吸着工程において使用する薬剤は、フッ
素と錯化合物を形成する金属イオンとしては、鉄イオン
、アルミニウムイオン、ランタニドイオンなとの金属化
合物がある。これら薬剤の使用するf農度は、01〜5
0%であり、1〜30%で使用するのか好ましい。また
薬剤の使用1.H1は樹脂111に対して、03〜20
倍1jてあり、05〜5倍量を使用するのが好ましい。
本発明に供する7)素吸首用キレート樹脂としては、樹
脂母体か、スチレンージヘニルベンゼン共重合樹脂、エ
ボキソ樹脂、フェノール樹脂、塩化ヒ゛ニル樹脂、塩化
ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂の群より選ば
れたる1種であり、キレート形成基としてアミノ酸基、
イミノ酢酸基、イミノジ酢酸基、イミノプロピオン酸基
、イミノジプロピオン酸基およびアミノリン酸の群より
選ばれた少なくとも1種をfJシ、結合したキレ−1・
形1戊基にフッ素イオンと錯化合物を形成する金属の金
属イオン叫して、鉄イオン、アルミニウムイオン、ラン
タニドイオンなどを少な(とも1種を吸r「させた)・
、素吸r1川キレート樹脂である。
本発明における各種薬剤とキレート樹脂との接触方法と
しては、バッチ法、カラム法等かあげられ、さらにカラ
ム法においては循環方式、上向流または下向流で行なう
一過方式等かあげられるが、本発明はこれらの方法に限
定されるものではない。
イミノジ酢酸基を官能基として杓する鉄型キレート樹脂
を用い、フッ素イオンを上記樹脂11当り5gをバッチ
法にて吸着処理した。
この樹脂50rll/を内径25 mmのカラムに充填
し、3NH,So4水溶液iso ml!を通過速度2
J/hr−/ −Re5in (以下r、//hr −
ff−RJ ト略記スル)、上向流にて通液し、フッ素
イオンを100%溶離回収した。次に水道水100 m
lを通液し、カラム内に残留しているH2SO4水溶液
を押し出し、続いて5%FeC7:3水溶液25011
1!を通液速度2f/hr−/−R−上向流にて通液し
た。さらに水道水250m1!を通液速度51!/hr
、/−R、上向流にて通液し樹脂の再生を終了した。
この再生樹脂をカラムより取出し、樹脂中の鉄含T:r
量を測定し、使用前と比較すると再生率はほぼ953%
であった。
(実施例−2) スチレンーンビニルヘンゼン共重合体樹脂を1上体とし
、アミノリン酸基を官能基としてイfするA/型キレー
ト樹脂を用い、フッ素イオンを上記樹脂11!当り8g
をバッチ法にて吸着処理した。
この樹脂100mfを内径45mmのカラムに充填し、
2NNaOH水溶液を300 ml 、通液速度21/
hr−/−R1下向流にて通液し、フッ素を溶離回収し
た。
次1c: 20% A j’2(SO4)3水溶液+ 
200m/ tA加し、カラム内にて4時間エアーレー
ノヨノし、樹脂のAl型化を(Jなった。反応t’j、
)Jラム内の残留Al : (SO’4 ) 3  水
溶液をカラムの6部から除去したiり、さらに水道水5
00+neを通液速度10 e:/hr −l −Rて
通液し樹脂の+Ii生を柊J′した。
フッ素膜j’7 f!:jOAl型キレート樹脂および
、14生後のAI!型手レート樹脂を3NNaOH水溶
液にて10時間反応させ、樹脂中のAZ’の溶出11を
行なった。回収したAlの11;は、フノイ9吸i″1
萌のキレート樹脂で30.20g/j’−Resin 
(以Frg//−RJ と略記する)、再生後のAI!
型キレ〜ト樹脂で10.15 g/l−Rてあり、+1
 !1−十ははIユ97、596てあった。
(実施例−3) フェノール樹脂を母体とし、イミノプロゼオン酸基お、
よひイミノジプロピオン酸基を官能柄とするLa型キレ
ート樹脂11!を内径13Q+nmのカラムに充填した
後、2NHC/水溶液4I!を通液速度3e/:]r 
−z −RF向lALで通液した後、さラニQ、 5 
NNa OH水溶液2/を通液速度1/hr−/−R、
上向流でlIr1液した。フッ素イオンを溶〃 カー#シた後、寺ラムから樹脂を101!容器に取り出
し、2%La2O3水溶液51を加え、4時間位r’l
’ した。□固液分離後、5eの水ノ貞水で水洗し樹脂
の再生を終j′シた。
この+Ij生樹脂のう/タン含f丁1i1をd(11定
し、使用前と比較するとlli生率はほぼ975%であ
った。
(実施例〜4) 塩化ヒニルfjJ I指を1:上1木とし、クルタミ/
酸ノ山を亡能ノ11、としてrjするAe型キレ−1・
樹脂を用い、フッA:イオ/を1.5己樹だ旨11当9
5gをバッチ法にて吸イ′、処理した。
この樹脂5eを20eの8器に分取し2.5NNaOH
水溶液を104’添加し3時間撹拌した。固液分離後、
さらに10%AlC43水溶液を101 i?i加し、
3時間撹拌した。固液分離後、さらに水道水を10/添
加し1時間水洗することにより樹脂のflI生をムJ′
シた。
フッ素膜4’t n力のAl型樹脂とtす主樹脂のフッ
素イオン吸着1.1′Cをバッチ法にて測定したところ
、フッ素イオンの吸着は、フッ素吸着「11jの樹脂で
5.31g/l!−R、再生樹脂で5.23 g/l−
Rてあり、ilfl早生率85%であった。
(実施例−5) フェノール樹脂ヲ母体とし、アミノリン酸基を官能Mと
しソrfするAI!型キレート樹脂1001nl!を内
径25 mmのカラムに充填した後、フッ素イオン濃度
25ppm 、NaC/4度H’J、1)H6,5から
なルIJ:1水を、通液速度101/hr−、/−R、
上向流て通液した。
カラム内Cζ残留している原水を水道水で押し出シタ後
、2 NHNO,水溶iei’& 400m1!、a液
速度11/hr l−R1上向流ニc a ia Lフ
、索イオンを溶#11%回収した。カラム内に残留シテ
イル2NHN03水溶液をカラムF部より除去シタ後、
105% Al2 (SO4)s水溶液500me G
通液速度21:/hr−1ニー R上向流て2時間循環
した。なお循環のためlζ使ノ11シた1゜%A12 
(504)3水溶液槽の水溶液はpH3〜5の範囲にな
るようにNa OH水溶液で調整した。
カラム内に残留しているAl2 (504)3水溶液を
カラムF部より除去した後、水道水11を上向流51/
hr−1−RテJ!!1i(lI−1樹脂(D I’)
生を終rした。
Cの再生樹脂に、上記と同様のフッ素イオン2sppm
  含1]−原水を同一条件にてJiii液し、再通液
試験を行なった。通液(1回目)および再通l皮(2回
目)の才dを凍1−IIこ示す。l+tt /I旨の(
I7生率は約95%であり、1回目の通液とほぼ同等の
性能が2回目でも得ることができた。
【図面の簡単な説明】
図−1は実施例5の7)素着用キレート樹脂の再生前(
1回目)と再生後(2回目)のフッ素イオン濃度(+)
J)m)と通液量の関係を示す図である。 特許出願人 ミョシ浦脂株式会社 図  −/ 通液lit (1/h r −1−R)」二  11売
  ネ市  i−1ミ  1XF (自発)昭和58年
 1月ユ♂【」 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 I、事件の表示 昭和57年11¥+:’l1IIIi  第2 l 7
 ti 31号2、発明の名4イ1、 ソノ、+、吸イ、ハローレ=1・樹脂の再生力法:3.
袖11゛を°4”る考 4、  ?lli it−命令のlJ付  昭和  年
  月  1」5、   ?、+li +1(り文11
に明jllll i’F中目旨1請求の範囲」の欄およ
び19I8明のδイ細7.4説明]の欄1頁 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)明細書の詳細な説明の欄の4頁13行の次に、次
の文を挿入する。 [さらに鉱酸もしくはアルカリと7)素と錯化合物を形
成する金属イオンとの混合液を使用する場合、鉱酸とし
ては塩酸、硝酸などがあり、アルカリとしては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどがあ
る。 また鉱酸もしくはアルカリの添加量は、溶離工程におい
て使用した鉱酸もしくはアルカリの過剰分を中和するだ
けの量であれば良いか、濃度としては0.01〜2Nで
あり、 好ましくは0.05〜0.5Nで使用するのが
良い。 また混合液中の金属化合物の濃度および混合液の使用量
は、金属化合物を単独で使用する場合と同様で良い。 また溶離工程の鉱酸もしくはアルカリの過剰分を中和す
るにあたり′ては、金属化合物とキレート樹脂とを接触
する時8こ、鉱酸もしくはアルカリを添加しpHを2〜
7、好ましくは3〜5に調整して行っても良い。」 特許請求の範囲 1.  filキレート樹脂の母体が、スチレン−ジビ
ニルベンゼン共重合樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹
脂、尿素樹脂の群のいずれか一種より成り、(2)その
樹脂母体に結合するキレート形成基として、アミノ酸基
、イミノ酢酸基、イミノジ酢酸基、イミノプロピオン酸
基、イミノジプロピオン酸基、アミンリン酸基よりなる
群より選ばれたる少くとも一種を有し、(3)結合した
キレート形成基にフッ素イオンと錯化合物を形成する金
属の金属イオンとして、鉄イオン、アルミニウムイオン
、ランタニドイオンの群より選ばれたる少なくとも一種
を吸着して成るフッ素吸着用キレート樹脂に(4)フッ
素を吸着させたのち、その樹脂量の1〜6倍量の0.5
〜4Nの鉱酸又はアルカリ水溶液を単体又は両者を別々
に接触させて、フッ素を溶離したのち、(5)前記のフ
ッ素イオンと錯化合物を形成す触させることによって、
フッ素吸着用キレート樹脂を再生する方法。 手続補正書(自発) 昭和58年8月う7日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願 第217631号 2、発明の名称 フン累吸着用キレ−1・樹脂の再生方法3、補正をする
者 4、補正命令の日付  昭和  年  月  日(補正
)明  細  書 発明の名称 フッ素吸着用キレート樹脂の再生方法 特許請求の範囲 1、  fll+レート樹脂の母体が、スチレン−ジビ
ニルヘンセン共it 合m 脂、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、アク
リル樹脂、尿素樹脂の群のいずれが一種より成り、(2
)その樹脂母体に結合するキレート形成基として、アミ
ノ酸基、イミノ酢酸基、イミノジ酢酸基、イミノプロピ
オン酸基、イミノジプロピオン酸基、アミノア、ルキレ
ンリン酸基よりなる群より選ばれたる少くとも一種を有
し、(3)結合したキレート形成基にフッ素イオンと錯
化合物を形成する金属の金属イオンとして。 鉄イオン、アルミニウムイオン、ランタニドイオンの群
より選ばれたる少くとも一種を吸着して成るフッ素吸着
用キレート樹脂に(4)フッ素を吸着させたのち、その
樹脂量の1〜6倍量のo5〜4Nの鉱酸又はアルカリ水
溶液を単体又は両者を別々に接触させて、フッ素を溶離
したのち、(5)前記のフッ素イオンと錯化合物を形成
する金属化合物の水溶液またはそれに鉱酸もしくはアル
カリを加えた混合液とキレート樹脂を接触させることに
よって、フッ素吸着用キレート樹脂を再生する方法。 発明の詳細な説明 本発明はフッ素吸着用キレート樹脂の再生方法に関する
ものであり、さらに詳しくは、フッ素を吸着したフ・7
、素板着用キレート樹脂を、鉱酸およびもしくはアルカ
リを用いて、フッ素を溶離回収したのち、次いて、フッ
素と錯化台を形成する金属の金属イオンとキレート樹脂
とを接触させ、キレート樹脂をもとの金属塩の形にする
フッ素吸着用キレート樹脂の再生方法に関するものであ
る。 従来、イオン交換樹脂やキレート樹脂は、鉱酸またはア
ルカリで吸着した金属イオンを溶離し、樹脂の再生を行
なっているが、フッ素吸着用キレート樹脂の場合、フッ
素を鉱酸およびもしくはアルカリで溶離すると、キレー
ト樹脂のキレート形成基に結合している、フッ素イオン
と錯化合物を形成する金属イオンも同時に溶離されてし
まい、樹脂の再使用か不可能となる。そこで本発明によ
れば鉱酸およびもしくは、アルカリでフッ素をキレート
樹脂から溶離回収した後、フッ素と錯化合物を形成する
金属の金属イオンとキレート樹脂とを接触させることに
より、もとの金属塩の型にすることかできる。したがっ
て、フッ素吸着用キレート樹脂は、再びフッ素を吸着す
る能力を発揮するようになり、再使用することか可能と
なる。 本発明では、ます溶離工程として、鉱酸およびもしくは
アルカリを使用するが、これらはとちらが先でもよく、
また鉱酸のみか、あるいはアルカリのみてもよい。次に
金属イオンを吸着させる工程においては、金属化合物を
水溶液にして樹脂と接触させるが、その際、鉱酸または
アルカリを使用しpH調整してから樹脂と接触させても
良い。 溶離工程について使用する薬剤は、鉱酸としてゝは、塩
酸、硫酸、硝酸等があり、またアルカリとしては水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化
カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニ
ア水等があるか、これらに限定されるものではなく、必
要とする酸性またはアルカリ性が得られるものはいずれ
ても使用できる。また薬剤の濃度は、01〜IONであ
るか、05〜4Nで使用するのが好ましい。また薬剤の
使用量は、樹脂量に対して01〜20倍量使用するのか
好ましい。 次に金属イオン吸着工程において使用する薬剤は、フッ
素と錯化合物を形成する金属イオンとしては、鉄イオン
、アルミニウムイオン、ランタニドイオンなどの金属化
合物がある。これら薬剤の使用する濃度は、0.1〜5
0%であり、1〜30%で使用するのが好ましい。また
薬剤の使用量は樹脂mに対して、03〜20倍量であり
、05〜5倍量を使用するのが好ましい。 さらに鉱酸もしくはアルカリと、フッ素と錯化合物を形
成する金属イオンとの混合液を使用する場合、鉱酸とし
ては塩酸、硫酸、硝酸なとかあり、アルカリとしては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムな
とかある。 また混合液中の金属化合物の濃度および混合液の使用量
は、金属化合物を単独で使用した場合と同様て良い。 金属化合物とキレート樹脂とを接触する時に、鉱酸もし
くはアルカリを添加しI)Hを2〜7、好ましくは3〜
5に調整しなから行うとより良い金属化合物のキレート
樹脂への吸着効果が得られる。 溶離工程および吸着工程てキレート樹脂と接触した薬剤
溶液を系外に除去し、さらに水でキレート樹脂を洗浄す
ると、つぎに使用する薬剤量か少くてすみ、より良い効
果が得られる。 本発明に供するフッ素吸着用キレート樹脂としては、樹
脂母体か、スチレン−ジベニルベンゼン共重合樹脂、エ
ボキノ樹脂、フェノール樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビ
ニリデン樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂の群より選ばれ
たる1種であり、キレート形成基としてアミノ酸基、イ
ミノ酢酸基、イミノジ酢酸基、イミノプロピオン酸基、
イミノジプロピオン酸基およびアミノアルキレン1ノン
酸基の群より選ばれた少くとも1種を有し、結合したキ
レート形成基にフ・ν素イオンと錯化合物を形成する金
属の金属イオンとして、鉄イオン、アルミニウムイオン
、ランタニドイオンなとを少くとも1種を吸着させたフ
・ン素膜着用キレート樹脂である。 本発明における各種薬剤とキレート樹脂との接触方法と
しては、バッチ法、カラム法等があけられ、さらにカラ
ム法においては循環方式、上1”I IMまたは下向流
で行う一念方式等かあげら11る力く、本発明はこれら
の方法に限定されるもので(、iな0゜(実施例−1) エボシキ樹脂を母体とし、イミノ酢酸基およびイミノジ
酢酸基を官能基として有する鉄量キレート樹脂を用い、
フ・ン素イオンを上記樹脂l/当り5gをバッチ法にて
吸着処理した。 この樹脂50m1!を内径25 mmのカラムに充填し
、3NH2SO,水溶液150mJを通過速度2t:/
hr−たRe5in(以下r l/hr−1−RJと略
記する)、下向流にて通液し、フッ素イオンを100%
溶離回収した。 次に水道水100 mlを通液し、カラム内に残留只て
いるH2SO4水溶液を押し出し、続いて5%FeC1
h水溶液250m/を通液速度21/hr−1!−R下
向流Iコて通液した。さらに水道水250mfを通液速
度5//hr−/−R5下向流にて通液し樹脂の再生を
終了した。 この再生樹脂をカラムにより取出し、樹脂中の鉄含有量
を測定し、使用前と比較すると再生率はほぼ953%で
あった。 (実施例−2) スチレン−ジビニルベンゼン共重合体樹脂ヲ母体とし、
アミノメチルリン酸基を官能基として有するA/型キレ
ート樹脂を用い、フッ素イオンを上記樹脂11!当り8
gをツク・フチ法にて吸着処理した。 この樹脂100m1!を内径45mmのカラムlこ充填
し、2NNaOH水溶液を300 ml、通液速度2 
/ /h r−/−R1下向流にて通液し、フッ素を溶
離回収した。 次に20%A/2(S04)3水溶液を200111j
’添加し、カラム内にて4時間エアーレーションし、樹
脂のA/型化を行なった。反応後、カラム内の残留A/
2(SO4)4水溶液をカラムの下部から除去した後、
さらに水道水500m/を通液速度10/ /hr −
1−Rて通液し樹脂の再生を終了した。 フッ素吸着前のA/型キレートおよび、再生後のA/型
キレート樹脂を3NNaOH水溶液にて10時間反応さ
せ、樹脂中のAI!の溶離を行なった。回収したA/の
量は、フッ素吸着前のキレート樹脂で10.20 g 
/ l  Re5in (以下rg/l−’RJ と略
記すル)、再生後(7)AI!型キレキレート樹脂0.
15 g /1−Rてあり、再生率はほぼ97.5%で
あった。 (実施例−3) フェノール樹脂を母体とし、イミノプロピオン充填した
後、2NHC/水溶液4I!を通液速度3/し /h r−/−R下向流で通液春た後、さらに0.5N
NaOI4水溶液2eを通液速度31 / h r −
1−R、’F E+[Eテ通液した。フッ素イオンを溶
離した後、カラムから樹脂を101容器に取り出し、2
%La2O3水溶液51!を加え、4時間撹拌した。固
液分離後、51!の水道水で水洗し樹脂の再生を終了し
た。 この再生樹脂のランタン含有量を測定し、使用前と比較
すると再生率はほぼ97.596てあった。 (実施例−4) 塩化ビニル樹脂を母体とし、グルタミン酸基を官能基と
して有するAI!型キレキレート樹脂い、フッ素イオン
を上記樹脂11当り5gをバッチ法にて吸着処理した。 この樹脂51を20/の容器に分取L 2.5NNaO
H水溶液を10/添加し3時間撹拌した。固液分離後、
さらに1096A / Cl 3水溶液を101!添加
し、3時間撹拌した。固液分離後、さらに水道水を10
1!添加し1時間水洗することにより樹脂の再生を終了
した。 フッ素吸着前のAI!型樹脂と再生樹脂のフッ素イオン
吸着量をパッチ法にて測定したところ、フ・ノ素イオン
の吸着は、フッ素吸着前の゛樹脂で5.31g//−R
1再生樹脂で5.23g / j−Rテアリ、再生率は
98.596であった。 (実施例−5) フェノール樹脂を母体とし、アミノエチルリン酸基を官
能基として有するA/型キレート樹脂100 m/を内
径25 mmのカラムに充填した後、フッ素447a度
251)pm 、 NaC16度1%、 p:H6,5
″゛らなる原水を、通液速度10I!/ hr −/−
R+−ド向流で通液した。 カラム内に残留している原水を水道水で押し出した後、
2 N HN 03水溶液を400mf、通液速度11
: / hr −/−R、上向流にて通液しフ・ツ素イ
オンを溶離回収した。カラム内に残留して(する2NH
NO3水溶液をカラム下部より除去した後、10%A/
2(S04)3水溶液500m1!を通液速度2 / 
/h r−/−R上向流で2時間循環した。なお循環の
ため喜こ使用しり10%A e 2 (S 04)3水
溶液槽の水溶液はpH3−5の範囲になるようにNaO
H水溶液で調整した。 カラム内に残留しているA12(SO4)3水溶液をカ
ラムド部より除去した後、水道水11を上向流5//I
+r−1−Rて通液し、樹脂の再生を終了した。 この再生樹脂に、上記と同様のフン素イオン25ppm
含有原水を同一条件にて通液し、再通液試験をt’Tな
った。通液(1回目)および再通液(2回目)の結果を
図−1に示す。樹脂の再生率は約9596であり、1回
目の通液とほぼ同等の性能が2回目でも?ひることかで
きた。 (実施例−6) スチレンージヒニルベンゼン共重合体樹脂ヲ母体とし、
イミノジ酢酸基を官能基として有するアルミニウム型キ
レート樹脂を用い、フッ素イオンを上記樹脂11!当り
5gをバッチ法にて吸着処理した。 この樹脂II!を内径80mmのカラムに充填し、2.
5NNaOH水溶液を2/、通液速度21/hr−1!
−R1下向流にて通液し、フッ素を溶離回収した。 次に水道水21を上記と同様に通液し、カラム内に残留
している苛性ソーダ水溶液を押し出した後、2NH2S
O4を50m/と20%A l 2 (S 04)’3
水溶液を950m/とを混合した混合1fflleを添
加し、カラム内にて2時間エアーレーゾヨンし、樹脂の
AI!型化を行なった。反応後、カラム内の残留A/2
(SO4)3水溶液をカラムの下部から除去した後、水
道水5I!を通液了速度5//hr−/−Rて通液し樹
脂の再生を終了した。 フッ素吸着前のA/型キレート樹脂および再生後のAI
!型。キレート樹脂のA/含有量を測定し比較すると再
生率はほぼ99.396であった。 (実施例−7) スチレン−ジビニルベンゼン共゛重合体樹脂を母体とし
、アミノメチルリン酸基を官能基として有するAt’型
キレキレート樹脂00m1!カラム(内径45mmの)
に充填した。 次にフッ素イオ725pI)m %NaC150001
)pm(pH6,1)からなる原水を、通液速度5e/
hr−e−R、上向流て樹脂■の380倍まで通液した
。この時のフッ素吸着量は7.5g/l!−Rてあった
。 カラム内に残留している原水を水道水で押し出した後、
3.NH2SO4水溶液を300m/、通液速度21!
/hr−4−R1下向流にて通液した。さらに水道水2
00mI!を通液速g 21! /h r −1−Rて
通液([向流)し硫酸を押し出した後、1,5NNaO
H水溶液100ffRを加え、カラム内で樹脂を30分
間エアーレーンヨン混合処理した。その後、処理水をF
部より除去した。次に13%A l 2 (S 04)
3・18H20水溶液100mRをカラム内に加え、1
5時間エアーレーション混合処理し樹脂をAI!型にし
た。 次にカラム内の残留水溶液をカラム下部より除去した後
、水道水にて通液速度101 /h r −1−R1上
向流で30分間逆洗し、樹脂の再生を終了した。 この再生樹脂に前記の原水を通液速度5j’/hr−e
−Rで樹脂の380倍まで通液したところ、、フッ素吸
着量は’1.4g/l−Rてあり、1回目と比較して再
生率は98.795であった。 図面の簡単な説明 図−1は実施例5のフッ素着用キレート樹脂の再生前(
1回目)と再生後(2回目)のフッ素イオン濃度(p 
p +n’ )と通液量の関係を示す図である。 特許出願人 ミヨシ油脂株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1(1)キレート樹脂のl+上体が、スチレンージヒニ
    ルベンゼン共重合樹脂、エボキン崩脂、フェノール樹脂
    、塩化ビニル樹脂、塩化ヒニリデン樹脂、アクリル樹脂
    、尿素樹脂の群のいずれか一種より成り、(2)その樹
    脂1せ体に結合するキレート形成基として、アミノ酸基
    、イミノ酢酸端、イミノジ酢酸基、イミノプロピオン酸
    基、イミノジプロピオン酸基、アミンリン酸基よりなる
    群より選はれたる少くとも一種を何し、(3)結合した
    キレート形成基にフッ素イオンと錯化合物を形成する金
    属の金属イオンとして、鉄イオン、アルミニウムイオン
    、ランタニドイオンの群より選はれたる少なくとも一種
    を吸着して成るフッ素吸着用キレート樹脂にフッ素を吸
    着させたのち、その樹脂量の1〜6倍量の05〜4Nの
    鉱酸又はアルカリ水溶液を単体又は置台を別々に接触さ
    せて、フッ素を溶離したのち、再び(3)のフッ素イオ
    ンと錯化合物を形成する金属の金属イオンとキレート樹
    脂を接触させることによって、フッ素吸着用キレート樹
    脂を再生する方法。
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CN113336194A (zh) * 2021-05-14 2021-09-03 浙江凯圣氟化学有限公司 一种络合剂分离无水氟化氢中金属离子的方法

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