JPS59102425A - 湿式排煙脱硫装置の吸収剤供給方法 - Google Patents

湿式排煙脱硫装置の吸収剤供給方法

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JPS59102425A
JPS59102425A JP57212441A JP21244182A JPS59102425A JP S59102425 A JPS59102425 A JP S59102425A JP 57212441 A JP57212441 A JP 57212441A JP 21244182 A JP21244182 A JP 21244182A JP S59102425 A JPS59102425 A JP S59102425A
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JP
Japan
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absorbent
detected
absorption tower
exhaust gas
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP57212441A
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English (en)
Inventor
Susumu Kono
進 河野
Kenji Iwamine
岩峰 賢治
Masakazu Onizuka
鬼塚 雅和
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,排ガス中のSOWを吸収塔にて吸収剤に吸収
させる湿式石灰石こう法排煙脱硫装置における吸収塔へ
の吸収剤供給方法に関する。
この種の排煙脱硫装置において,吸収塔出口(処理済ガ
ヌ)のSow濃度は,(1)式の如き関数関係を持って
いる。脱硫率は(2)′式で定義される、yout=f
(G,yin,PH3)−・−・−(+1ηSO,=(
l−μ吐)X100・・・・・・(2)y1n ただしyout:吸収塔出口ガス中のSO,濃度yin
:販収塔入口ガス中のSOx濃度G:吸収塔で処理する
排ガ7流量 ゛PH&:循環液のPH値 ηso,:脱硫率(%) ここでG及びyinは,任意に変えることができない排
煙脱硫装置への負荷であり,この装置で処理する排ガヌ
源は,主に火力発電プラントのボイラ排ガヌ等であるた
め,負荷の変動幅は大きく,夜間は昼間の25%程度の
負荷となる。
従ってこのような負荷の変動K対して脱硫率を保証する
KI′i,(1)(2+式にもとづきPHRを安定して
制御する必要がある。
第1図にこの点に着目した従来の吸収剤,供給方法を示
す。
第1図において,ボイラ(1)で発生したSOxを多聞
に含んだ排ガスは,集塵器(2),送風機(3),冷却
塔(4)を通って吸収塔(5)に導入される。
一方,吸収剤は,循環ポンプ(8)で循環ライン(91
′f:通り塔項から吸収塔(5)内に注がれてる。排ガ
スは吸収剤と接触し,SO2が吸収された後出口ダクト
Q3),再加熱器(6)ヲ経て,煙突(7)より大気中
に放出される。
石灰石膏法では排ガスと接触した液は,SChと石灰が
反応して亜硫酸石灰を生成しつつ吸収塔受m(17)K
至る。この場合この反応で生じた亜硫酸石灰が酸性のた
め,吸収塔(5)内を下る蔽は塔頂から塔底に向けてP
Hが低くなる。
従って吸収塔(5)から吸収塔受槽aηに入る敵は低P
H液であり,この低PH液をその1ま塔頂に循環させて
もSO2の吸収能はない。このプロセスでは,CaCO
s,Ca(OH)t等の吸収剤を供給ライン0υ全通し
て供給して前記低PH液を中和し,PH値を高めて循環
させ,もって出ロガヌのSO,濃度を所定の濃度まで低
下させている。
従来の吸収剤供給方法は流量訂02より吸収塔を通過す
る排ガス流量を検出し,この検出値に予め設定された定
数を乗ずる増巾器α6)の出力信号と,循環ライン(9
)の液のPH”,H検出し,このPH検出値を制御量と
するPH検出調節計q艶の出力信号を加算し,この加算
信号を持9て吸収剤供給量を操作する方法である。上述
した増くλ 巾器161の増巾率は一般に次のように予設定される。
石灰石膏法では,SO2ガスを1モル吸収すると1モル
の石灰を消費して,1モルの亜硫酸石灰を生成する。
CaCOs+Sow→CaSOs+C02ヌI才 Ca(OH)2+SO2→CaSOs+H20したがっ
て,吸収剤必要量は吸収SO2量と等モルであることに
着目し,排ガス流量より吸収剤必要量を推算できる。
ただし,F:吸収剤必要量(rr?/HR)y1n:吸
収塔入口ガス中のSOW濃度(モー)ηSo2R:目標
脱硫率 XF:供給吸収剤のCaCOa又はCa(OH)2モ橿
度(Kfmol/?71′)G:吸収塔で処理する排ガ
ヌ流量(Ni/HR)従来の方法では(3)式における
吸収塔入口ガスのSOt濃度,目標脱硫率,供給吸収剤
のCaCOs又はCa(OH)2モル濃度は一定である
として増巾器αeの増巾率Kは(4)式で設定された。
なお,この吸収剤供給方法は循環液のPH値を一定に制
御して脱硫率を安定化させるフィードバンク制御とボイ
ラの負荷変動に対して追従性の向上を図るフィードファ
ード制御の組み合せである。PH検出調節計霞の出力信
号がフィードバンク信号であり,増巾器aθの出力信号
がフィードファード信号である。
しかし,従来の方法ではつぎのような欠点がある。
第2図に時間の経過に伴う各因子の変動と制御結果を示
す。しかし,従来の方法だと,第2図に示すように欠点
がある。ボイラ負荷が上昇したときは一般に排ガス流量
ばかりでなく入口SOZS度も上昇する。しかし,従来
法では負荷変動に対処するフィードファード信号である
増巾器u61の出力信号は排ガヌ流量の変化に対しては
変化するが,入口Sow濃度の変化に対しては不変であ
る。第2図のボイラ負荷上昇が起こる前(A時点以前)
の状態で(41式によって増巾器u61の増巾率Kが設
定されていたとすると,(第2図(C)の点線は増巾器
116+の増巾率の設定に用いた値を示す。)ボイラ負
荷が土昇してB時点になったとき,増1]器06)の出
力信号として出力される吸収剤供給流量はA分であり,
入口SOt濃度変化分ケ考慮していないため実際に必要
な量Bより少ない。このため,吸収剤が不足し,循環液
PHがPH設定値より大きく下がるので,.脱硫率が一
時的に保証脱硫率より悪くなる場合がある。なお,吸収
剤の不足分は時間の経過と共にフィードバック制御であ
るPH制御に゜よつて補正され,脱硫率は保証脱硫率を
満足するようになる。
以上のように従来の方法によれば,一時的ではあるが,
脱硫率が保証脱硫率より悪くなる欠点があった。
本発明者らは土述の現状に鑑み,上述の欠点を改善した
,吸収剤供給方法全開発すべく鋭意研究を重ねた結果,
排ガス流量と入口S○2濃度とを検出し,この両検出値
より吸収剤必要量を算出しフィードファード制御するこ
とにより,ボイラ負荷変動にかかわらず常に脱硫率が保
証脱硫率を満足するように制御できることを見出し,そ
の知見に基づいて本発明をなすに至ったものである。
すなわち,本発明は吸収剤を吸収塔に供給し循環させて
排ガス中のSOzk吸収させる湿式排煙脱硫装置におい
て,吸収塔を通過する排ガス流量の検出値と,吸収塔に
流入する排ガ7中のsows度の検出値との乗算結果に
,予め設定した定数を乗じた信号と,吸収塔循環液のP
H検出値を制御量とする調節計の出力信号とを加算し,
該加算信号により吸収塔への吸収剤供給量を操作するこ
とを特徴とする湿式排煙脱硫装置の吸収剤供給方法を提
案するものである。
以下,本発明の方法について図面を参照して詳細に説明
する。第3図は本発明方法の実施態様例一例を示す例示
図である。第4図は本発明方法で行なった制御結果全示
す例示図である〇第3図における機器は,SO.濃度検
出器θ印,乗算器00)を除いて残りの機器は第工図に
示す同一番号の機器と同一の機能を有するものである。
本発明方法は吸収塔を通過する排ガヌ流量を流量計07
Jで検出し,さらに吸収塔人口ガヌ中のSOz濃度をS
O2濃度検出器a(至)で検出し,この両慣出値を乗算
器(20)K入力し,乗算器C■の出力借号に予め設定
された定数を乗ずる増巾器αeの出力信号と,循環ライ
ン(9)のMpHe検出し,この検出値を制御量とする
PH検出調節計a段一〇出力信号とを,加算器a5で加
算し,この加算信号によって吸収剤供給量を操作する方
法である。
上述の増巾器tteで乗ずる予め設定された定数,すな
わち増巾器+161の増巾率K′は(3)式より(5)
式となる。
いいかえれば,増巾器(I61の出力信号は排ガス流量
と入口S02濃度を乗算してさらに(5)式に示す増巾
率K′分を乗じているので(3)式の示す吸収剤必要量
を物理的に意味している。
第4図に示すようにボイラ負荷が上昇して,排ガス流量
及び入口S02濃度が上昇した場合を考える。排ガス流
量と入口SOt濃度を検出しているので吸収剤必要量を
表わす増巾器u6lの出力信号は,過不足なく的確に吸
収剤必要量を推算していることになる。このため,ボイ
ラ負荷が上昇してもPHは大きく下がることはないので
脱硫率は保証脱硫率を割ることはない。なおボイラ負荷
変動がないときは従来通りの循iipuの一定制御を合
せて行なっているので,PHは常にほぼ一定であり,脱
硫率が大きく変動することはない。
なお,本発明方法について一実施例について述べたが,
例えば増巾器u6lの増巾率K′は(5)式に限定され
るものではなく,吸収剤必要量全推定できるものであれ
ばよい。
また,第5図に示す別の実施例のように吸収剤供給流量
を調節計(2+1で制御し,調節計Qυの設定値を加算
器(151の出力信号とするカスケード制御としてもよ
い。
以上,詳細に説明したように,本発明の方法によれば,
ボイラ負荷上昇時において排ガヌ流量及び入口SOx濃
度が変動しても,脱硫率の急激な低下によって保証脱硫
率を下まわる,ことはなく,常に保証脱硫it満すこと
ができる。
以上のべたように本発明は産業上非常に有用な湿式排煙
脱硫装置の吸収剤の供給方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来法による湿式排煙脱硫装置の吸収剤供給方
法の例示図,第2図は従来法による制御結果の例示図,
第3図は本発明方法による湿式排煙脱硫装置の吸収剤供
給方法の例示図,第4図は本発明方法による制御結果の
例示図,第5図は本発明方法の他の実施態様の例示図で
ある。 −159− −160−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸収剤を吸収塔に供給し循環させて排ガス中のSOlを
    吸収させる湿式排煙脱硫装置において,吸収塔を通過す
    る排ガス流量の検出値と,吸収塔に流入する排ガス中の
    S(h濃度の検出値との乗算結果に,予め設定した定数
    を乗じた信号と,吸収塔循環液のPH検出値を制御量と
    する調節計の出力信号とを加算し,該加算信号により吸
    収塔への吸収剤供給量を操作することを特徴とする湿式
    排煙脱硫装置の吸収剤供給方法。
JP57212441A 1982-12-03 1982-12-03 湿式排煙脱硫装置の吸収剤供給方法 Pending JPS59102425A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121720A (ja) * 1984-07-10 1986-01-30 Babcock Hitachi Kk 湿式排煙脱硫装置の制御装置
JP2007176383A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ドア
CN106226408A (zh) * 2016-07-22 2016-12-14 北京赛普泰克技术有限公司 一种汽油吸附脱硫装置的吸附剂的循环速率计算方法

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