JPS5910154B2 - 整流回路 - Google Patents

整流回路

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JPS5910154B2
JPS5910154B2 JP51086663A JP8666376A JPS5910154B2 JP S5910154 B2 JPS5910154 B2 JP S5910154B2 JP 51086663 A JP51086663 A JP 51086663A JP 8666376 A JP8666376 A JP 8666376A JP S5910154 B2 JPS5910154 B2 JP S5910154B2
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current
circuit
transistor
input terminal
input
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JP51086663A
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ルデイー・ヨハン・フアン・デ・プラツセ
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/22Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof using conversion of ac into dc

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  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Amplifiers (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、第1入力電流および第2入力電流を受ける第
1入力端子および第2入力端子と整流出力電流を取出す
出力端子とを有し、第1入力電流の第2入力電流の差に
当たる、第1極性または第52極性の整流出力電流を与
える整流回路に関するものである。
整流回路は、特に電圧計に用いられており、公知の整流
回路はダイオード・ブリツジを利用している。
これらブリツジは、整流された信号が重畳される出力レ
ベルが、入力レベルによつてほぼ完全に決定されるとい
う欠点を有している。さらに、このような整流回路にお
いて、例えばアースに対してシングル−エンド(Sin
gle−Ended)出力信号を得ることが多くの場合
問題となる。本発明の目的は、これら問題点を解決した
整流回路を提供することにある。
本発明整流回路は、第1入力電流および第2入力電流を
受ける第1入力端子および第2入力端子と整流出力電流
を取出す出力端子とを有し、第1入力電流と第2入力電
流の差に当たる、第1極性または第2極性の整流出力電
流を与える整流回路において、第1電流回路は、第1の
半導体接合を有し、第1入力端子と電源端子の間に結合
され、第2電流回路は、第2の半導体接合を有し、第2
入力端子と電源端子の間に結合され、前記の両入力電流
の差の第1極性に対しては第2電流回路内に電1電流回
路の電流を再生しまた両入力の差の第2極性に対しては
第1電流回路内に第2電流回路の電流を再生する選択電
流ミラー回路の一部を形成し、第3電流回路は、第3ト
ランジスタの主電流回路を有し、第1入力端子と出力端
子の間に結合され、第4電流回路は、第4トランジスタ
の 二主電流路を有し、第2入力端子と出力端子の間に
結合され、前記の第3電流回路と第4電流回路を流れる
電流の方向は同一であることを特徴とするものである。
本発明手段によれば次のことが達成される。
す 5なわち、2つの入力電流の平均である共通モード
成分と2個の入力端子に逆位相で現われる信号成分とか
ら成る平衡電流が2個の入力端子に供給されると、選択
電流ミラー回路によつて、2つの入力電流のうち大きい
方あるいは小さい方のいずれ 5かにほぼ等しい電流が
、第1電流回路および第2電流回路を流れる。差電流す
なわち信号成分の2倍の電流が、第3電流回路または第
4電流回路を経て出力端子に流れる。したがつて、2倍
に増幅された全波整流信号成分が、出力端子に発生する
。4この出力端子は、主電流路が第3および第4電流回
路内に含まれているトランジスタの電流出力電極に結合
されているので、この出力端子は電圧減結合状態で入力
端子に接続される。
第3および第4電流回路は阻止方向を有しているので、
選択電流ミラー回路は、入力電流として第1および第2
入力端子に供給することのできる2つの電流のうち1つ
を選び、第3および第4電流回路を経て入力電流を取り
出さないようにする。以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は、本発明整流回路の一実施例を示す回路である
。PNPトランジスタTl,T2,T3,T4は、選択
電流ミラー回路を構成する。トランジスタT3およびT
4のベース・エミツタ接合を、並列に接続する。トラン
ジスタT3およびT4は、同一であるものとする。これ
らトランジスタは、集積回路技術によつて非常に近似さ
せて得ることができる。その結果、トランジスタT3お
よびT4を流れる電流は等しくなる。トランジスタT3
のコレクタを第1入力端子1に接続し、トランジスタT
4のコレクタを第2入力端子2に接続する。トランジス
タT3およびT4のエミツタを、電源端子4に接続する
。このように、トランジスタT3の主電流回路は第1電
流回路を、またトランジスタT4の主電流回路は第2電
流回路を形成する。トランジスタT1およびT2のエミ
ツタは、電圧偏位を生起させるダイオードD3を経て、
トランジスタT3およびT4のベースに接続する。トラ
ンジスタT1およびT,のベースを、入力端子1および
2にそれぞれ接続し、トランジスタT1およびT,のコ
レクタを出力端子3に接続する。この出力端子には、負
荷RLを接続することができる。入力端子1および2を
、2個のダイオードD1およびD,の逆直列回路を経て
相互接続する。これらダイオードのカソードは、トラン
ジスタT1およびT2のエミツタに接続されている。第
1図に示すように、電流11および[2は、それぞれ入
力端子1および2を経て流れる。
これら電流は、イ(11+I,)に等しい共通モード成
分Iと信号成分1とを含んでいる。すなわち、11一1
−1−1および12−1−1である。この平衡電流を、
電圧一電流変換器8によつて、入力端子1および2に供
給することができる。この変換器は、例えば、差動対と
して接続される2個のトランジスタT7およびT8によ
り構成することができる。これらトランジスタのコレク
タは入力端子1および2にそれぞれ接続されており、エ
ミツタは電流21を供給する電流源に共通に接続されて
おり、ベースは入力端子6および7にそれぞれ接続され
ている。信号成分1が零に等しい場合、すなわち電流1
1が電流12に等しい場合には、これら電流はトランジ
スタT3およびT4のコレクターエミツタ路を流れ、ト
ランジスタT3およびT4のベース電流はトランジスタ
T1およびT2を流れる。
このとき、トランジスタT,およびT2のベースーエミ
ツタ路に逆並列に接続されたダイオードD1およびD2
は、逆バイアスされる。トランジスタT3およびT4の
ベース電流以外には、出力端子3に電流は流れない。信
号成分1が正となる場合、すなわち電流11がわずかに
増加し、電流12がわずかに減少する場合には、および
トランジスタT3およびT4が最初に共通モード電流1
を流す場合には、トランジスタT1のベース電流は増加
し、トランジスタT2のベース電流は減少する。
このことは、比較的小さい信号成分に対し、゛トランジ
スタT2をカツトオフすることとなる。トランジスタT
,のベースエミツタ接合を経て、トランジスタT3は一
層の正帰還を受け、このためトランジスタT,のベース
電流は別として、トランジスタT3のコレクタ電流は、
入力電流1に追従し続ける。したがつて、トランジスタ
T4のコレタタ電流もまた入力電流11に追従する。電
流12はトランジスタT4のコレクタ電流よりも小さい
ので、およびトランジスタT2はもはやいかなるベース
電流も取らないので、ダイオードD,が順方向にバイア
スされるようになつて入力電流1にほぼ等しいトランジ
スタT4のコレクタ電流と電流12との差電流を流すま
で、トランジスタT4のコレクターベース電圧は増加す
る。この差電流は、トランジスタT1のエミツターコレ
クタ路を経て、出力端子3に現われる。このように、ダ
イオードD,およびトランジスタT1のエミツターコレ
クタ路を有する回路は、第4電流回路を形成する。以上
とは対称的に、信号成分1が負になる場合には、トラン
ジスタT1がカツトオフされ、ダイオードD,が逆バイ
アスされる。
このとき、トランジスタT3およびT4のコレクタ電流
は、電流12にほぼ等しくなる。ダイオードD1および
トランジスタT2のエミツターコレクタ路を経て、電流
11と12との差電流すなわち−21が出力端子に流れ
る。このように、ダイオードD1およびトランジスタT
2のエミツターコレクタ路を含む回路は、第3電流回路
を形成する。第1図に示すように、出力端子3に流れる
電流1uは、信号成分1の絶対値の2倍、すなわちベー
ス電流を無視する場合には全波整流信号成分1の2倍に
等しい。電流Uが反対方向に流れる整流回路が必要な場
合には、第2図の回路配置を用いることができる。第2
図の回路配置においては、第1図の回路配置と較べて、
ダイオードD1およびD2を逆方向とし、トランジスタ
T1およびT2をNPN導電型のトランジスタT,およ
びT2で置き換えているが、第1電流回路、第2電流回
路、選択電流ミラー回路、第3電流回路、および第4電
流回路の構成素子は第1図の実施例と同様である。
電流1と12とが等しい場合には、これら電流はトラン
ジスタT3およびT4のコレクターエミツタ路を流れる
トランジスタT3およびT4のベース電流は、ダイオー
ドDl,D2,D3を流れる。このとき、トランジスタ
T1およびT2は逆バイアスされる。信号成分1が正に
なる、すなわち電流11がわずかに増加し電流12がわ
ずかに減少するときであつて、トランジスタT3および
T4が共通モード電流1を最初に流し続ける場合には、
ダイオードD1を流れる電流が増加し、ダイオードD2
を流れる電流が減少する。信号成分1が十分大きい場合
には、ダイオードD2はもはや電流を流さず、逆バイア
スされる。電流12がさらに減少する場合には、トラン
ジスタT4のコレクタ電流と電流2との差電流が、トラ
ンジスタT2のベースから取り出されて、トランジスタ
T2が導通するようになる。トランジスタT,のベース
ーエミツタ接合を経て、トランジスタT4は正帰還を受
ける。したがつて、トランジスタT4のコレクタ電流は
電流12に追従し続ける。第1図の回路配置とは対称的
に、トランジスタT3およびT4は、電流1,および1
2のうちの小さい方を流す。ほぼ12に等しいトランジ
スタT3のコレクタ電流と電流11との差電流が、ダイ
オードD1とトランジスタT,のエミツターコレクタ路
と出力端子3とを経て流れる。以上とは対称的に、電流
1が負の場合には、トジンジスタT1およびダイオード
D2が導通レ他方トランジスタT,およびダイオードD
1は逆ノqアスされる。
したがつて、電流1uは、全波整流された信号成分1の
ほぼ2倍となる。第3図は、第1図の回路配置の変形を
示す。
トランジスタTl,T,,T3,T4で構成された選択
電流ミラー回路は、第1図の回路配置に対応し、また電
1電流回路はトランジスタT3の主電流路により、第2
電流回路はトランジスタT4の主電流回路により形成さ
れる。入力端子1と出力端子3との間の第3電流回路は
PNPトランジスタT6のエミツターコレクタ路により
、入力端子2と出力端子3との間の第4電流回路はNP
NトランジスタT,のエミツターコレクタ路により形成
される。これらのトランジスタT6およびT,のエミツ
タを、入力端子1および2にそれぞれ接続し、コレクタ
を出力端子3に接続し、ベースを接続点5に接続する。
この接続点5には、適切な基準電圧を供給する。これは
、例えば第3図に示すように、接続点5を2個のダイオ
ードD4およびD,を経て電源端子4に接続し、電流源
9によつて供給されるバイアス電流を前記ダイオードを
経て流すことにより行なう。この回路配置は、次のよう
な利点を有している。
すなわち、集積回路ではトランジスタT,およびT,に
対して、バーチカル・サブストレートPNPトランジス
タ(これらは、コレクタが集積回路のサブストレートに
より形成されるバーチカルPNPトランジスタである)
を選択することができることである。バーチカル・サブ
ストレートPNPトランジスタは、ラテラル集積PNP
トランジスタよりもかなり大きい電流利得率を有してい
る。電流11およびI,が等しい場合、トランジスタT
,およびT4は共通モード電流を流す。トランジスタT
,およびT4のベース電流は、トランジスタT1および
T,のコレクターエミツタ路を流れる。このとき、トラ
ンジスタT,およびT6は、接続点5における適当なバ
イアス電圧によつて逆バイアスされる。その結果、第1
図の回路配置とは対称的に、信号成分1が零の場合には
出力端子3に電流は流れない。第3図とは異なり、接続
点5をトランジスタT1およびT7tのエミツタに接続
することにより、前記バイアス電圧を得ることもできる
。信号成分1が正になると、第1図の回路配置における
ように、トランジスタT,が逆バイアスされ、トランジ
スタT3およびT4のコレクタ電流は電流1に追従する
。電流1,が減少し、11にほぼ等しい電流を流すトラ
ンジスタT4が電流1,に対して能動(Active頂
荷を与えるので、トランジスタT,のベースーエミツタ
電圧は、このトランジスタが順方向にバイアスされ、ト
ランジスタT4のコレクタ電流と電流2との差電流を流
すまで増加する。この差電流は、ほぼ2iに等しい。以
上とは対称的に、信号成分1が負の場合には、トランジ
スタT,およびT,が逆方向にバイアスされ、トランジ
スタT2およびT6が順方向にバイアスされる。このと
き、トランジスタT,のコレクタ電流と電流11との差
電流(ほぼ−21に等しい゛)が、トランジスタT6の
エミツターコレクタ路を流れる。第4図は、本発明整流
回路の他の実施例を示す。
本実施例は、集積回路ではベース電流の影響がほとんど
無いという利点を有するNPNトランジスタを利用して
いる。この場合も第1電流回路はトランジスタT3の主
電流回路で、また第2電流回路はトランジスタT4の主
電流回路で形成される。選択電流ミラー回路は、同じN
PNトランジスタT3およびT4と、2つのエミツタを
有する2個のNPNトランジスタT,およびT,とを具
えている。選択電流ミラー回路にとつては、エミツタe
1およびE3はそれぞれ重要である。入力端子1と出力
端子3との間の第3電流回路は、トランジスタT,のエ
ミツタE4を含む主電流路により形成される。入力端子
2と出力端子3との間の第4電流回路は、トランジスタ
T1のエミツタE,を含む主電流路により形成される。
トランジスタT1およびT,のコレクタを出力端子3に
接続し、ベースを入力端子1および2にそれぞれ接続し
、第1エミツタe1およびE,をトランジスタT3およ
びT4の共通ベース電極にそれぞれ接続し、第2エミツ
タE,およびE4を入力端子2および1にそれぞれ接続
する。トランジスタT,およびT4のベースを相互接続
し、エミツタを電源端子4に接続し、コレクタを入力端
子1および2にそれぞれ接続する。電流11およびI,
が等しい場合には、トランジスタT3およびT4は共通
モード電流を流す。トランジスタT3およびT4のベー
ス電流を、トランジスタT1およびT,の主電流路を経
て、エミツタE,およびE3にそれぞれ供給する。この
とき、エミツタe1およびE3に関係するベースーエミ
ツタ接合は導通する。エミツタE,およびE4は、トラ
ンジスタT2およびT1のベースにそれぞれ接続されて
いるので、エミツタE2およびE4に関係するベースー
エミツタ接合が逆バイアスされる。信号成分1が正にな
る場合、すなわち電流11がわずかに増加し電流1,が
わずかに減少する場合には、トランジスタT1のベース
電流は増加し、トランジスタT2のベース電流は減少す
る。
信号成分1が十分に大きい場合には、トランジスタT2
は、その2つのベースーエミツタ接合が逆バイアスされ
る。このときトランジスタT3およびT4のベース電流
が、トランジスタT1のエミツタe1を経て完全に供給
されるので、その結果、トランジスタT3のコレクタと
ベースとの間は、トランジスタT1のエミツタe1に関
するベースーエミツタ接合を経て正帰還を受ける。トラ
ンジスタT3のコレクタ電流およびトランジスタT4の
コレクタ電流は、電流11に追求する。トランジスタT
4のコレクタが減少する電流12に対して与える能動負
荷のために、電流11にほぼ等しいトランジスタT4の
コレクタ電流と電流1,との差電流がエミツタE,を流
れるまで、トランジスタT1のベースとエミツタE,と
の間の電圧が増大する。21にほぼ等しい前記差電流は
、出力端子3に流れる。
信号成分1が十分に負である場合には、対称的に、トラ
ンジスタT,のベースーエミツタ接合は順方向にバイア
スされ、トランジスタT1のベースーエミツタ接合は逆
バイアスされる。この場合、電流1uはほぼ−21に等
しい。これまでに説明した図面に基づく整流回路では、
トランジスタT1およびT,の一方を逆方向にバイアス
し他方を順方向にバイアスするためには、信号成分1は
常に十分に正あるいは負でなければならない。
したがつて、選択電流ミラー回路は、直線領域を有して
いる。第5図は、本発明整流回路の他の実施例を示す。
本実施例の回路では、第1電流回路はダイオードD6の
電流路で、また第2電流回路はダイオードD,の電流路
で形成される。選択電流ミラー回路は最小の直線領域を
有し、双安定トリガ回路として動作する。第5図の整流
回路の選択電流ミラー回路は、2つの電流ミラー回路を
具えている。
電1電流ミラー回路はPNP型のトランジスタTlOよ
り構成されている。このトランジスタのエミツタは電源
端子4に接続され、コレクタは入力端子2に接続され、
ベースは入力端子1に接続されている。ダイオードD6
は、トランジスタTlOのベースーエミツタ接合を分路
する。ダイオードD6のカソードは、トランジスタT,
Oのベースに接続されている。したがつて、ダイオード
D6およびトランジスタTlOは、次のような電流ミラ
ー回路を形成する。すなわち、その入力端子が入力端子
1に接続され、出力端子が入力端子2に接続され、共通
端子が電源端子4に接続されている電流ミラー回路であ
る。同様に、ダイオードD7およびPNPトランジスタ
T,は、第2電流ミラー回路を形成する。この第2電流
ミラー回路の入力端子は入力端子2に接続され、出力端
子は入力端子1に接続され、共通端子は電源端子4に接
続されている。この2つの電流ミラー回路は、1に等し
い電流ミラー比を有さなければならない。この電流ミラ
ー比は、集積回路では一般に、関連するトランジスタと
同一のトランジスタをダイオードに対して選び、トラン
ジスタのベースをコレクタに接続することによつて実現
される。入力端子1および2を、電圧一電流変換器8の
出力端子に接続し、およびPNPトランジスタT6およ
びT,のエミツターコレクタ路をそれぞれ経て出力端子
3に接続する。
トランジスタT,およびT6のベースを、定電圧点に接
続する。この定電圧点は、2個のダイオードD4および
D,の直列接続回路を経て、電源端子4に接続する。電
流源9により供給されるバイアス電流は、前記ダイオー
ドを経て流れる。この場合は第3電流回路はトランジス
タT6により、また第4電流回路はトランジスタT,に
より形成される。信号成分1が零の場合、すなわち電流
11およびI,が共通モード成分1に等しい場合には、
電流11=IはダイオードD6およびトランジスタT,
の主電流路に分割され、電流1,=IはダイオードD7
およびトランジスタT,Oの主電流路に分割される。
2つの電流ミラー回路が同一であるならば、これら電流
ミラー回路の入力電流および出力電流はイに等しい。
この場合、トランジスタT,およびT6のベース電極に
おけるバイアス電圧は、これらトランジスタが導通しな
いようなものでなければならない。このためには、ダイ
オードD4およびD,の直列接続回路の電圧降下が、電
流×IによつてダイオードD6またはD7に生じる電圧
と、対応するトランジスタT6またはT,のエミツター
コレクタ電流が流れ始めるベースーエミツタ電圧との和
よりも小さくなければならない。信号成分1が正になる
場合、すなわち電流1がわずかに増加し、電流1,がわ
ずかに減少する場合には、ダイオードD6を流れる電流
はわずかに増加し、ダイオードD7を流れる電流はわず
かに減少する。ダイオードD6を流れる電流の増加は、
トランジスタTlOのコレクタ電流を増加させ、これは
、ダイオードD7を流れる電流の減少を促進する。ダイ
オードD7を流れる電流の減少は、トランジスタT,の
コレクタ電流を減少させ、これは、ダイオードD6を流
れる電流の増加を促進する。この不安定なプロセスのた
めに、電流12に対しては電流11がわずかに増加した
後にダイオードD6は電流11を流し、他方ダイオード
D7およびトランジスタT,により構成される電流ミラ
ー回路は電流を流さない。入力端子2を経て電流1,が
流れ、トランジスタTlOのコレクタ電流は11に等し
い。ダイオードD7が電流を流さないで、トランジスタ
T,のベースーエミツタ接合を順方向にバイアスするこ
とが可能である。電流11と電流1,との差、すなわち
21が、トランジスタT,のエミツターコレクタ路およ
び出力端子3を経て流れる。電流1,が電流11よりも
わずかに大きい場合、すなわち信号成分1が負の場合に
は、正の信号成分の場合と同様のことが対称的に起こる
ダイオードD,およびトランジスタTlOにより構成さ
れた電流ミラー回路は電流を流さず、ダイオードD,お
よびトランジスタT,により構成された電流ミラー回路
は電流1,を流す。トランジスタT6のエミツターコレ
クタ路を経て、−21に等しい電流が出力端子3に流れ
る。第5図の整流回路は、電流ミラー比が1であるなら
ば異なる種類の電流ミラー回路を用いることもできる。
以上述べた実施例において、第1図から第4図までの実
施例では第1電流回路はトランジスタT3、第2電流回
路はトランジスタT4の電流路即ちこれ等のトランジス
タのベースーエミツタ接合であるのに対し、第5図の実
施例では第1電流回路はダイオードD6の電流路、第2
電流回路はダイオードD7の電流路を指すことになるの
で、第1電流回路のトランジスタのベースーエミツタ接
合またはダイオードを第2の半導体一接合、第2電流回
路のトランジスタのベースーエミツタ接合、またはダイ
オードを第2の半導体一接合と総称することができる。
本発明整流回路は、前記実施例にのみ限定されることな
く、種々の変更を加えうることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明整流回路の第1実施例を示す図、第2図
は出力電流が第1実施例とは逆方向に流れる第2実施例
を示す図、第3図は前記実施例とは異なる出力回路を有
する第3実施例を示す図、第4図はNPNトランジスタ
を有する第4実施例を示す図、第5図は双安定選択電流
ミラー回路を有する第5実施例を示す図である。 1・・・・・・第1入力端子、2・・・・・・第2入力
端子、3・・・・・・出力端子、4・・・・・・電源端
子、6,7・・・・・・入力端子、8・・・・・・電圧
一電流変換器、9・・・・・・電流源、T1〜T,O・
・・・・・トランジスタ、D1〜D,・・・・・・ダイ
オード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1入力電流および第2入力電流を受ける第1入力
    端子および第2入力端子と整流出力電流を取出す出力端
    子とを有し、第1入力電流と第2入力電流の差に当たる
    、第1極性または第2極性の整流出力電流を与える整流
    回路において、第1電流回路は、第1の半導体接合を有
    し、第1入力端子と電源端子の間に結合され、第2電流
    回路は、第2の半導体接合を有し、第2入力端子と電源
    端子の間に結合され、前記の第1電流回路および第2電
    流回路は、前記の両入力電流の差の第1極性に対しては
    第2電流回路内に第1電流回路の電流を再生し、また両
    入力電流の差の第2極性に対しては第1電流回路内に第
    2電流回路の電流を再生する選択電流ミラー回路の一部
    を形成し、第3電流回路は、第3トランジスタの主電流
    路を有し、第1入力端子と出力端子の間に結合され、第
    4電流回路は、第4トランジスタの主電流路を有し、第
    2入力端子と出力端子の間に結合され、前記の第3電流
    回路と第4電流回路を流れる電流の方向は同一であるこ
    とを特徴とする整流回路。 2 特許請求の範囲第1項に記載の整流回路において、
    選択電流ミラー回路が互いに同一導電型の第1トランジ
    スタおよび第2トランジスタを具え、これら、トランジ
    スタは、そのベース−エミッタ電圧が等しい場合に等し
    いコレクタ電流を流し、前記第1および第2トランジス
    タのベース電極を相互接続し、エミッタ電極を前記電源
    端子に接続し、コレクタ電極を前記第1および前記第2
    入力端子にそれぞれ接続し、前記選択電流ミラー回路は
    、さらに、互いに同一導電型の第3トランジスタおよび
    第4トランジスタを具え、これらトランジスタのベース
    電極を前記第1および第2入力端子にそれぞれ接続し、
    エミッタ電極を前記第1および第2トランジスタのベー
    ス電極に接続したことを特徴とする整流回路。 3 特許請求の範囲第1項に記載の整流回路において、
    選択電流ミラー回路が第1電流ミラー回路および第2電
    流ミラー回路を具え、これら電流回路のそれぞれは、ほ
    ぼ1の電流ミラー比と低抵抗入力端子と高抵抗出力端子
    とを有し、前記第1電流ミラー回路の入力端子を前記第
    1入力端子に接続し出力端子を前記第2入力端子に接続
    し、前記第2電流ミラー回路の入力端子を前記第2入力
    端子に接続し出力端子を前記第1入力端子に接続したこ
    とを特徴とする整流回路。
JP51086663A 1975-07-23 1976-07-22 整流回路 Expired JPS5910154B2 (ja)

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