JPH02885B2 - - Google Patents

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JPH02885B2
JPH02885B2 JP58153883A JP15388383A JPH02885B2 JP H02885 B2 JPH02885 B2 JP H02885B2 JP 58153883 A JP58153883 A JP 58153883A JP 15388383 A JP15388383 A JP 15388383A JP H02885 B2 JPH02885 B2 JP H02885B2
Authority
JP
Japan
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transistor
current
circuit
current mirror
collector
Prior art date
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Application number
JP58153883A
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English (en)
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JPS6046105A (ja
Inventor
Kazuo Tokuda
Takeshi Kuwajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP58153883A priority Critical patent/JPS6046105A/ja
Publication of JPS6046105A publication Critical patent/JPS6046105A/ja
Publication of JPH02885B2 publication Critical patent/JPH02885B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトランジスタ回路に関し、特に二つの
電流の差電流検出回路に関する。
この種の回路は、二つのカレントミラー回路を
用いて構成される。第1図にその一例を示す。同
図において、1及び3はダイオード、2,4はト
ランジスタ、6,7は可変電流源、5は負荷、そ
して9は出力端子を示している。ダイオード1と
トランジスタ2は第1のカレントミラー回路25
を構成し、カレントミラー回路25の入力点、す
なわち、ダイオード1のカソードとトランジスタ
2のベース共通接続点は可変電流源6を介して基
準電位点10に接続される。トランジスタ2のコ
レクタ、すなわち、カレントミラー回路25の出
力点は、可変電流源7を介して基準電位点10に
接続される。また、ダイオード1のアノード及び
トランジスタ2のエミツタは電源電圧供給点8に
接続される。第2のカレントミラー回路26はダ
イオード3およびトランジスタ4で構成され、ダ
イオード3のカソード及びトランジスタ4のベー
ス共通接続点、すなわち、カレントミラー回路2
6の入力点は、トランジスタ2のコレクタ及び可
変電流源7の共通接続点に接続される。トランジ
ス4のコレクタ、すなわち、カレントミラー回路
26の出力点は、端子9に接続されると共に、負
荷5を介して、基準電位点10に接続される。ま
た、ダイオード3のアノード及びトランジスタ4
のエミツタは電源電圧供給点8に接続される。
第1図に示す回路は、可変電流源6および7の
差電流に応じた電圧を端子9より出力を取り出す
差電流検出回路を構成する。すなわち、可変電流
源6の電流をI1、可変電流源7の電流をI2とし、
カレントミラー回路25入出力電流比を1:1と
すれば、I1<I2のとき、トランジスタ2のコレク
タ電流は、可変電流源6の電流I1に等しくなる、
従つて、この時、トランジスタ2のコレクタに接
続されたダイオード3のカソード、すなわち、カ
レントミラー回路26の入力点には、トランジス
タ2のコレクタ電流I1と可変電流源7の電流I2
差分の電流(I2−I1)が供給される。ここで、カ
レントミラー回路26の入出力電流比を1:1と
すれば、カレントミラー回路26の出力点26す
なわち、トランジスタ4のコレクタにより同様に
(I2−I1)なる差電流が取り出せる。また、この
差電流分を第1図の如く、負荷5を介する事によ
つて、電圧成分に変えて端子9より取り出す事も
出来る。
このように、第1図における従来の差電流検出
回路は、可変電流源6、及び7の各々の電流差を
検出出来るが、その際の検出範囲は、可変電流源
7の電流I2が可変電流源6の電流I1よりも大きい
場合、すなわち、I2>I1なる場合に限られる。可
変電流7の電流I2が可変電流源6の電流I1よりも
小さい場合、すなわち、I2<I1なる場合、トラン
ジスタ2は電流I1を流し得る能力はあるが、電流
源7にはI2の電流しか流さないので、トランジス
タ2には電流I2しか流れないことになり、トラン
ジスタ2は飽和状態で動作することになる。この
ため、トランジスタ2のコレクタ・エミツタ間の
電圧はダイオード3のしきい値より小さく、ダイ
オード3はカツトオフとなる。トランジスタ4の
コレクタには電流は流れない。このように、従来
例では、入力の条件に前述のような制約を余儀な
くされた。
本発明の目的は、かかる入力条件範囲の制約が
ない差電流の絶対値を検出するトランジスタ回路
を提供する事にある。
すなわち、本発明は、第2のカレントミラー回
路がカツトオフしたときに電流通路をつくるスイ
ツチ手段を、第2のカレントミラー回路の入出力
端子間に接続したことを特徴とする。
第2図に本発明の一実施例を示す。第2図にお
いて、前記第1図の従来例との相違点について説
明すると、カレントミラー回路25を構成するト
ランジスタ2のコレクタと、可変電流源7と、カ
レントミラー回路26の入力点、すなわち、ダイ
オード3のカソードおよびトランジスタ4のベー
スの共通接続点とが互いに接続された点に、トラ
ンジスタ2及びトランジスタ4と同一導電形成を
有するトランジスタ11のエミツタが接続されて
いる。トランジスタ11のコレクタは、トランジ
スタ4のコレクタ及び負荷5の共通接続点に接続
されている。トランジスタ11のベースには、端
子12を介してバイアス電圧が供給される。
第2図に示した回路は、可変電流源6及び7の
各々の電流値の大小に関係なく、常に、両電流差
の絶対値を検出出来る。すなわち、第2図におい
て、トランジスタ11のベース点バイアスVB
(1)式なる条件で設定する。
VCC−2VBE<VB<VCC−VBE ……(1) 但し、 VCC…電源電圧 VBE…トランジスタのベース・エミツタ間電圧 ここで、可変電流源7の電流I′2が可変電流6
の電流I′1よりも大きい時、すなわち、I′2>I′1
時、カレントミラー回路26を構成するダイオー
ド3に流れる電流をI′4とすると、I′4は(2)式で与
えられる。
I′4=I′2−I′1 ……(2) この時、トランジスタ11のエミツタ電位を
VEとすると、VEは(3)式で与えられる。
VE=VCC−VF ……(3) 但し、 VF…ダイオード3の順方向電圧 ここでVBE=VFである。すなわち、トランジス
タ11のエミツタ電位はVE=VCC−VBEとなり、
一方、そのベース電位VB>VCC−2VBEであるか
ら、同トランジスタ11のベース・エミツタ間の
電圧はしきい値以下になり、トランジスタ11は
カツトオフ状態となる。従つて、トランジスタ4
のコレクタ、すなわち、カレントミラー回路26
の出力点より、(2)式で示される可変電流源6及び
7の差電流(I′2−I′1)が取り出される。
可変電流源6の電流I′1が可変電流源7の電流
I′2よりも大きい時、すなわち、I′1>I′2の時、カ
レントミラー回路25のトランジスタ2のコレク
タより、可変電流源7への電流I′2が全て供給さ
れるため、ダイオード3はトランジスタ2が飽和
するためにカツトオフとなる。従つて、トランジ
スタ11は導通状態となり、トランジスタ2のコ
レクタ点より供給される可変電流源6の電流I′1
と可変電流源7の電流I′2との差分、すなわち、
(I′1−I′2)なる電流が、トランジスタ11のコレ
クタに流れて出力点に取り出される。すなわち、
出力点の負荷5に流れる電流I′0は可変電流源6
及び7の各々の電流値の大小に関係なく(4)式で与
えられる。
I′0=|I′1−I′2| ……(4) このように、第2図の回路によれば、2つの電
流の差電流を絶対値として電流或いは負荷を伴つ
て電圧として取り出す事が出来る。
第3図に本発明の実施例を示す。この実施例
は、本発明を全波整流回路に適用したものであ
る。すなわち、差動構成をなすトランジスタ13
及び14の共通エミツタは、定電流源15を介し
て基準電位点10に接続される。トランジスタ1
3及びトランジスタ14の各々のコレクタは、カ
レントミラー回路25の入力点及び出力点にそれ
ぞれ接続される。ここで、トランジスタ13及び
トランジスタ14の各々のベースに端子17及び
端子18を介して、交流信号源16より交流信号
を印加すると、トランジスタ13のベース電位が
トランジスタ14のベース電位よりも高い場合前
述の説明からトランジスタが導通しダイオード3
はカツトオフ状態となる。逆に、トランジスタ1
3のベース電位がトランジスタ14のベース電位
よりも低い場合、ダイオード3が導通しトランジ
タ11がカツトオフ状態となる。ここでいずれの
場合も、出力点には、差動構成のトランジスタ1
3及びトランジスタ14の各々のコレクタ電流の
差分が絶対値として取り出される。従つて、第4
図に示す如く、端子17へ印加される交流信号に
対し、出力端子9には全波整流波の出力信号が得
られる。
第5図は本発明のさらに他の実施例を示し、こ
れは第3図で示した全波整流回路において、カレ
ントミラー回路25及び26をトランジスタ構成
により実現したものである。すなわち、カレント
ミラー回路25はトランジスタ19,20および
21で構成され、トランジスタ19のベース・コ
レクタ通路とトランジスタ19のエミツタ・ベー
ス通路が並列に接続される。トランジスタ19,
20のベース・エミツタ通路を互いに並列接続さ
れる。トランジスタ19のコレクタとトランジス
タ21のベースとの接続点が入力端となつてトラ
ンジスタ13のコレクタに接続される。トランジ
スタ20のコレクタが出力端となる。カレントミ
ラー回路26はトランジスタ22,23および2
4で構成され、それらは同じように接続されてい
る。ここで、トランジスタ11のベースをトラン
ジスタ19のコレクタ及びトランジスタ21のベ
ース共通接続点に接続する事により、トランジス
タ11のベースバイアスを特別なバイアス供給給
手段を設ける事なく与える事が出来るために更に
好適である。なお、トランジスタ11のベース電
位VBはこの場合トランジスタ19及び21の2
つのトランジスタによりVB=VCC−2VBEとなり、
一方、そのエミツタ電位は、トランジスタ22及
び24が導通したときは、VE=VCC−2VBEとなる
ため、トランジスタ11はオフとなつている。
以上のように本発明によれば、特別な手段を必
要とせず、簡単な構成により使用範囲の広い差電
流絶対値検出回路を実現する事が出来る。また、
本発明を、トランジスタの整合のとりやすい半導
体集積回路に応用すれば、更に好適である事は明
白である。更に、本発明は、その実施例におい
て、カレントミラー回路25及び26を構成する
各トランジスタ、ならびにトランジスタ11をそ
れぞれPNPトランジスタにより説明したが、
各々NPNトランジスタ構成においても同等の効
果が得られる事は言う迄もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図であり、第2図は
本発明の一実施例を示す回路図である。第3図及
び第5図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す回
路図であり、第4図は、第3図及び第5図に示す
回路における入出力波形図を示す。 1,3……ダイオード、2,4,11,13〜
14,19〜24……トランジスタ、5……負
荷、6,7……可変電流源、8……電源電圧供給
端子、9,12,17〜18……端子、10……
基準電位点、15……定電流源、16……交流信
号源、25〜26……カレントミラー回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1および第2のカレントミラー回路と、該
    第1のカレントミラー回路の入力端子に接続され
    た第1の電流源と、前記第1のカレントミラー回
    路の出力端子と前記第2のカレントミラー回路の
    入力端子との接続点に接続された第2の電流源
    と、前記第2のカレントミラー回路の入力および
    出力端子間に接続され前記第2のカレントミラー
    回路のカツトオフ時に電流導通経路を形成するス
    イツチング手段とを有することを特徴とするトラ
    ンジスタ回路。
JP58153883A 1983-08-23 1983-08-23 トランジスタ回路 Granted JPS6046105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58153883A JPS6046105A (ja) 1983-08-23 1983-08-23 トランジスタ回路

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JP58153883A JPS6046105A (ja) 1983-08-23 1983-08-23 トランジスタ回路

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Publication Number Publication Date
JPS6046105A JPS6046105A (ja) 1985-03-12
JPH02885B2 true JPH02885B2 (ja) 1990-01-09

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