JPS59101424A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS59101424A
JPS59101424A JP21101782A JP21101782A JPS59101424A JP S59101424 A JPS59101424 A JP S59101424A JP 21101782 A JP21101782 A JP 21101782A JP 21101782 A JP21101782 A JP 21101782A JP S59101424 A JPS59101424 A JP S59101424A
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JP
Japan
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antitumor agent
substance
administration
active ingredient
dihydroxycholecalciferol
Prior art date
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Pending
Application number
JP21101782A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Maeda
裕司 前田
Takami Fujii
藤井 孝美
Yasuhiko Kobayashi
靖彦 小林
Kenichi Saito
健一 斉藤
Tadaaki Kato
加藤 侃明
「よし」汲 親雄
Chikao Yoshikumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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Publication of JPS59101424A publication Critical patent/JPS59101424A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は24.25−ジヒドロキシコレカルシフェロー
ルを含有する抗腫瘍剤に関する。
現在用いられている抗悪性腫瘍剤としてはアルキル化剤
、代謝拮抗剤、抗生剤、植物アルカロイド剤、免疫療法
剤等あるが、そのうち癌細胞に対してiHVitrOに
て殺細胞効果を示す薬剤は副作用も強いものが多い。
我々は従来より生体内物質についての研究を行ってきた
結果、24R,25−ジヒドロキシコレカルシフェロー
ルがin Vitroで癌細胞に対して殺細胞効果を示
し然も1nvivoでは長期連続投与で副作用は認めら
れず、従来の抗癌剤とは機序を異にする全く新しい型の
抗癌剤であることを知見した。
24、25− ジヒドロキシコレカルシフェロール(以
下、24.25−(OH)2−D3または本物質と略称
する)は公知物質で次のような構造を有し、例えばファ
ルマシア、旦:319〜322.1974 に開示され
ている。
24.25−(OH)2  D2     24R,2
5−(OH)*−D3Ho グ\−/ 248.25−(011)2−p3 本発明者らは、in vitroでヒト白血病由来のK
 −562、ヒト骨髄腫由来ノLICR−LON−HM
y 2細胞を用いて本物質の抗腫瘍効果を調べたところ
10μf/rnlの濃度で腫瘍細胞増殖抑制作用或いは
殺細胞効果が認められた。さらにマウス、ラットを宿主
として行った試験でも抗腫瘍効果が認められた。一方i
n vivo VC於いて11n’i/に9−日の割合
で30日間連日投与しても血旨キ化学的な検査、解剖所
見等からは明らかな異常は認められず、又150riy
/kgを1回投与して2週間後に外観観察及■ び血液、生化学検査、解剖所見等からは異常が認められ
なかった。本物質は生体内物質であり、新しい型の安全
な抗癌剤である。
本物質は24R,25−(OH)2− Ds、24S、
25−COH)x −Ds 又はこれらの混合物であっ
てもよいが特K 24R,25−(Of()鵞−Dsで
あることが好ましい。本発明の抗腫瘍剤は活性成分とし
て上記の物質を含有する、下記に示すごとき種々の製剤
形態で用いられる。本発明の抗腫瘍剤は腹腔内等の非紗
口的経路で投与されるが、経口的にも投与され得る特徴
を有する。
本物質を有効成分とする製剤は錠剤、散剤、顆粒剤、坐
剤、カプセル剤、アルコール溶液剤、油性溶液剤、水性
懸濁液剤などの投与形態で用いられる。又油性溶媒とし
ては、中級脂肪酸のトリグリセライドエステル、コーン
油、綿実油、落花生油、魚肝油、油状エステルなどが用
いられる。又カカオ油、グリセリン等も好ましい。、そ
の他の成分として乳糖、でんぷん、タルク、ステアリン
酸マグネシウム、ソルビン酸、ソルビン酸の塩、糖、又
はその銹導体、アルコール、生理食塩水、界面活性剤、
酸化防止剤等を本物質と併用し得る。
本物質は、通常単位投与形態の中に2xlO−’〜4重
@チ、好ましくは0.0002〜1重量%含有し得る。
又、本物質は成人に対し1日当り0.1μm〜100.
000 p 9、好ましくは0.5〜1000011 
?投与する。
次に本物質の急性毒性を調べた結果を記す。
急性毒性: ICR系雄マウス(体重25±3F)10匹を用いて本
物質をエタノールに溶解し、エタノール濃商が2チにな
るように中級脂肪酸のトリグリセライドエステルに溶解
し、経口(p、o)投与した。投与量は150my/k
gである。投与から2週間後に中毒症状’tM!察した
が10匹とも異常なく生存し、屠殺後、血液および生化
学検索、解剖所見、病理組織学的検索を行なったが2%
エタノール含有中級脂肪酸のトリグリセライドエステル
のみを投与したコントロール群と何らかわるところがな
かった。したがって、本物質の経口投与のLD5゜の値
はx5omyAy以上であるので極めて安全なものとい
える。
以下に実施例を例示して本発明の効果を具体的に説明す
る。なお、実施例中で使用した24R,25−(OH)
2−Dsの24位の光学異性体の構造確認はTctra
hedron 1etters No、 26 r p
p 2203〜2206+1975 を参照しておこな
った。
実施例1 ヒト白血病由来のに−562であり、10チ牛脂児血清
添加RPMI 1640培地に浮遊状で増殖する1nv
itro培養株を用いて実験を行った。それぞれの細胞
数がI X 10’/n/  となるように培地に懸濁
させ、その5−をシャーレに分注し、37℃5チ炭酸ガ
ス含有空気界囲気の培養器中にて培養した。
24R,25−(OH)2−Dsはジメチルスルホキシ
ド(以下DMSOと略す〕に溶解し、DMSOの最終濃
度が05容量チで24R,25−(OH)2−Dsの濃
度が所定の濃度になるようにシャーレに添加し、培養3
日後にト1ル9ンブルー染色し、総生細胞数を計測した
。結果を第1表に示す。
第   1   表 増殖抑制率は溶媒CDMSO)投与群と比較した場合の
係を示す。
上記の如く、24R,25−(OH,)2−Dsは1 
o p v/mlの濃度でに−562に対しては65チ
の細胞増殖抑制率を示した。
実施例2 ヒトミエローマ由来のLICR−LON−HMy2であ
り、1(l牛胎児血清添加RPMI 1640培地に浮
遊状で増殖する1n Vitro培養株を用いて実験を
行った。それぞれの細胞数がI X 105/mlとな
るように培地に懸濁させ、その5麻をシャーレに分注し
、37℃5チ炭酸ガス含有空気雰囲気の培養器中にて培
養した。24 R,25−(OH)2  DsはDMS
Oに溶解し、DMSOの最終濃度が0.5容量チで24
R125−(OH)2〜D3の濃度が所定の濃度になる
ように添加し7、培養3日後にトリノ(ンブルー染色し
、総生細胞数を計測した。結果を第2表に示す。
第   2   表 増殖抑制率は溶媒(DMSO)投与群と比較した場合の
チを示す。
上記の如く、24R,25−(0H)2−Dsは10・
pf/rnlの濃度でLICRに対しては96チのff
i]胞増殖抑制率を示した。
実施例3 10チ牛脂児血清添加RPMI 1640培地で、NH
−AR−P−254(ヒト・リンフ9腫)、L1210
(マウス・白血病)、BC−47(ラット・膀胱癌)。
HeLa 83 (ヒト・子宮癌) 、 RAG (、
−’ウス・腎癌)。
KB(ヒト・口がい癌)およびP−20(ヒト・大腸癌
)のそれぞれを実施例1と同様にして37℃5チ炭酸ガ
ス含有空気雰囲気の条件下で培養した。
24R,25−(OHh  Dsは、DMSOに溶解し
、DMSOの最終濃度が0.5容tチで24R、25−
(OH)2− Dsの最終濃度が0.01〜10μW/
mlになるように添加した。24R,25−(0R)2
−Dsを添加後、24〜72時間してのちに、トリノQ
ンブルー染色または 8H−チミジンによるノ9ルス・
ラベルで生細胞数を測定した。その結果を、第3表に示
す。
第3表 24R,25−(0H)2−Dsをイソプロピルアルコ
ールに加えて0.01mf/ml濃度のイソプロピルア
ルコール溶液を得、さらに蒸留水を加えてイソプロピル
アルコールの最終濃度が0.01%となるように調製し
、投与用薬剤を調製した。
一方、1グル一プ10匹の8〜10週令の雌のB D 
F1マウヌ(体重20〜30g)にC57BL/6で継
代しているLewis肺癌細胞を106個皮下に移植し
、移植から24時間後から、上記形態で連日0.1μ9
/kf!・日の割合で24R,25−(OH)冨−Ds
を経口投与し、生存函数を観察した。
24 R,25−(OH)z−Dsの投与による延命率
を次式より求めた。
延命率=T/CX100  (チ) T:薬剤投与群の平均生存日数 C:対照群の平均生存日数 結果を第4表に示す。尚、溶媒投与群は対照群と比較し
て有意差は認められなかった。
第4表 実施例5 5週令の雄またはIl+tbのICR系マウスに24R
125−(OH)2−Dsを1%エタノール含有/Qナ
セート810に所定の濃度で溶解し、30日間連日、各
各の群にそれぞれ10.100,1000μg1kg・
日の投与量で強制経口投与し、情操のみの群と下記の項
目を比較した結果を以下に示す。体ffF測定による成
長曲線によれば群間による体重変化の有意差は認めらh
なかった。
第7表 尿検査 ↓:対照に比べ減少 →:対照に比べ変化なし ↑:対照に比べ増加 下記の臓器については101%ホルマリンで固定後、ヘ
マトキシリン・エオシン染色を施し、病理組織学的検索
を行ったが、特に異常は認められなかった。
脳、心、肺、肝、腎、副腎、牌、牌、甲状腺、下垂体、
胸腺、腸間膜リンパ、精巣、卵巣、子宮、胃、小腸(9
腸、回腸、十二指腸)、大腸(結腸、盲腸)、眼球、顎
下線、膀胱、背部皮膚、筋肉、胸骨、胸骨髄、大腿骨、
大腿骨髄。
実施例6 アルゴン・バブリング中で400W高圧水銀ランプで7
2時間照射して不純な反応性のノミ−オキシドを消失せ
しめた中級脂肪酸のトリグリセライドzステルl kg
に24 R,25−(OH)鵞−Ds 5 m9を溶解
し、1カプセル中jc24R,25−(OH)t−Ds
を0.5μg含有するように下記剤皮成分を加温溶解し
軟カプセル製造機を用いて常法により軟カプセル剤を作
成した。
剤皮処方例 ゼラチン      10重量部 グリセリン      2 ′ 防K ill (エチル♀ラベン)0.05’チタンホ
ワイ     0.2 1 水         0.2   #  (最終形態に
於ける重量部) 同様にして1カプセル中に1μg12μym 5μg又
は10 pg金含有るものをそれぞれ作成した。
代理人弁理士分  利    元 手続補正書 昭和58年10恒ハ日 特許庁長官 若杉 用人 殿 1、事件の表示   昭和57年特許願第211017
号2、発明の名称   抗 腫 瘍 剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称    (110)呉羽化学工業株式会社4、代
 理 人   東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山
田どル(郵便番@ 160)電話(03)  354−
8(i235、補正命令の日イ」   自 発 6、補正により増加づる発明の数 7、補正の対客   明細内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fil  24,25− :)ヒドロキシコレカルシフ
    ェロールを有効成分とする抗腫瘍剤。 (2124,25−’/ヒドロキシコレカルシフェロー
    ルが24R,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    抗腫瘍剤。
JP21101782A 1982-12-01 1982-12-01 抗腫瘍剤 Pending JPS59101424A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130227A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 Kureha Chem Ind Co Ltd 腫瘍における疼痛軽減剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188816A (ja) * 1982-04-27 1983-11-04 Kureha Chem Ind Co Ltd 抗腫瘍剤

Patent Citations (1)

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