JPS63107931A - 20−オキサビタミンd↓3を有効成分とする医薬 - Google Patents

20−オキサビタミンd↓3を有効成分とする医薬

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Publication number
JPS63107931A
JPS63107931A JP15805287A JP15805287A JPS63107931A JP S63107931 A JPS63107931 A JP S63107931A JP 15805287 A JP15805287 A JP 15805287A JP 15805287 A JP15805287 A JP 15805287A JP S63107931 A JPS63107931 A JP S63107931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active ingredient
agent
oxa
cells
differentiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15805287A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhito Miyamoto
宮本 勝仁
Noboru Kubodera
久保寺 登
Eigorou Murayama
榮五郎 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPS63107931A publication Critical patent/JPS63107931A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 庄」Lヒの手団り主1一 本発明は腫瘍細胞等の細胞の分化誘導作用を有する20
−オキサ−21−ツルービタミンD3誘導体を有効成分
とする医薬、具体的には白血病等の腫瘍の治療薬に関す
る。
1皮Δ皮直 ビタミンD3は生体内で最初肝臓においてその25位が
水酸化されて25−ヒドロキシビタミンD3となり、次
いで腎臓において1α位あるいは24位が水酸化され1
α、25−ジヒドロキシビタミンD3と24R,25−
ジヒドロキシビタミンD3とにる。これらの代謝産物の
中では1α。
25−ジヒドロキシビタミンD3が、またその合成アナ
ローブとしては1α−ヒドロキシビタミンD3等が強い
小腸からのカルシウム吸収作用および骨塩の動員能を何
し種々のビタミンD代謝異常に基づく疾患の治療薬とし
て有用であることはよく知られている。また近年これら
のビタミンD3誘導体がヒトまたはマウスの骨髄性白血
病細胞に対し強い分化誘導作用を存すること[P r 
o c。
Nat 1.Acad、Sc i、USA、t :Lf
3J4990 (1980)、Biochem、Bi。
phys、Re s、Commun、+ −LΩ2J 
937 (1980)]および免疫能の異常亢進に基づ
く疾患、例えば慢性関節リウマチに有効であること(特
開昭58−28820号公報)が明らかにされている。
H<’ 口 前述したビタミンD類は強い分化誘導能等の活性は有し
ているものの、一方では生体内カルシウム代謝に及ぼず
影響も強く、投与量如何によっては高カルシウム血症を
引き起し、場合によっては大量かつ連続的な投与が必要
となる白血病等の腫瘍の治療薬としては難点を育してい
る。
本発明者等はこれらの事情を鑑み鋭意研究した結果20
−オキサ−21−ノルビタミンD3誂導体の中に骨髄性
白血病細胞に対し強い分化誘導能を有しており、しかも
生体内カルシウム代謝に対する影響が少ないものがある
ことを見い出し、更に検討を加え本発明に至った。
。       ゛    た  の 本発明は一般式(I) 又は水酸基を意味する)で示される20−オキサ−21
−ノルビタミンD3を有効成分として含有する医薬に関
する。
本発明において医薬とは、腫瘍細胞等の細胞の分化誘導
剤であり、具体的には白血病、例えば前蓋性白血病等の
腫瘍の治療薬に関する。
本発明の一般式(I)で示される化合物は常法に従い、
例えば経口剤または注射剤の形に製剤化され投与される
。経口投与に好ましい剤型としては、例えば錠剤、カプ
セル剤、顆粒剤および液剤を挙げることができる。
本発明の一般式(I)で示される化合物の投与量は、対
象疾患および投与方法により若干具なるが、通常ヒト成
人で1日量0.01〜10μg。
好ましくは0.1〜5μgの範囲である。
本発明の一般式(I)で示される化合物は新規化合物で
あり、例えばデヒドロエピアンドロステロンまたはその
微生物変換により得られる1α−ヒドロキシデヒドロエ
ピアンドロステロンを原料とし、以下特開昭81−14
0560号公報の記載に従って合成することができる。
本発明の一般式(I)で示される化合物の具体例をその
物性値とともに表1に示す。
/″ 作」1 本発明の一般式(I)で示される化合物は、腫瘍細胞等
の細胞の分化誘導活性を存し抗腫瘍剤として用い得る。
本発明の一般式(I)で示される化合物の薬理作用は以
下に示す、ヒト骨髄性白血病細胞に対する効果により明
らかである。
:       − a) ヒト骨髄性白血病細胞(HL−E30株)をRP
MI−1640培地に、56℃、30分間熱処理を行っ
て不活性化した牛胎児血清を10%となるように混合し
、5%二酸化炭素/95%空気の気相化で培養し2〜3
日毎に培地変換を行った。この培地に各検体をエタノー
ルに溶解し培養液中のエタノールが0.1%となるよう
に調整して添加した。HL−60細胞に本発明の化合物
および対照として用いた1α−ヒドロキシビタミンD3
および1α、25−ジヒドロキシビタミンD3を添加す
ると顆粒球への分化が形態学的に観察される。
b) 本発明の化合物を4〜5日添加したHL−60細
胞にTPA(12−0−テトラ デカノイル フォルボ
ール−13−アセテート。
最終濃度100x/m l )とNBT(ニ)tffブ
ルーテトラゾリウム、最終濃度0.1%)を加え37℃
で20分間放置後、NBTを還元してホルマザンを形成
した細胞(正常な顆粒球)の割合を測定した。
C)  −の 本発明の化合物(前記第1表の化合物No、3および4
)のHL−80細胞におよぼすa)形態変化b)NBT
還元試験の結果を総合して対照として用いた1α−ヒド
ロキシビタミンD3および1α、25−ジヒドロキシビ
タミンD3と比較すると、No、4の化合物は1α−ヒ
ドロキシビタミンD3より活性が強く1α、25−ジヒ
ドロキシビタミンD3の約1/3の活性を示し、No、
3の化合物は1α−ヒドロキシビタミンD3の約1/3
の活性を示した。
:  カルシウム 離乳直後のスプラーク ドーレイ系雄性ラット(体重4
5〜50g)をダイエツト11と脱イオン水で3週間白
熱灯下飼育した。第1表の化合物No、4および対照と
して用いた25−ヒドロ*シヒ9 ミ7D3  (25
−OH−D3 )はエタノールに溶解し、これを静脈内
投与した。
各検体を投与後24時間絶食し、心臓より採血した。採
血した血液から血漿を分離し、この中に含まれるカルシ
ウムと無機リンとをそれぞれocpc法[Am、J、C
I in、Path、+lb 290 (198B)お
よびBiochem、Ll旦i 709 (1957)
コにて測製済u1 a)  O,D、0 (日清製油社製、中鎖脂肪酸のト
リグリセライド)800gに第1表に示す本発明の化合
物の各々を1.0−g溶解し、安定化剤としてソルビン
酸30wを加えて常法に従ってゼラチン皮膜軟カプセル
製造機により1カプセル当り本発明の化合物の各々を0
.1μg含有する軟カプセル剤を製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2は同一又は異なって水素原子又は
    水酸基を意味する)で示される20−オキサ−21ノル
    ービタミンD_3誘導体を有効成分として含有する医薬
    。 2)細胞の分化誘導剤である特許請求の範囲第1項記載
    の医薬。 3)細胞が腫瘍細胞である特許請求の範囲第2項記載の
    分化誘導剤。 4)細胞の分化誘導剤が抗腫瘍剤である特許請求の範囲
    第2項または3項記載の医薬。
JP15805287A 1986-06-25 1987-06-24 20−オキサビタミンd↓3を有効成分とする医薬 Pending JPS63107931A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-148669 1986-06-25
JP14866986 1986-06-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63107931A true JPS63107931A (ja) 1988-05-12

Family

ID=15457968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15805287A Pending JPS63107931A (ja) 1986-06-25 1987-06-24 20−オキサビタミンd↓3を有効成分とする医薬

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JP (1) JPS63107931A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524973A (ja) * 2007-04-18 2010-07-22 ジョンズ ホプキンス ユニバーシティ カルシトリオールの低カルシウム血性、高抗増殖性類似体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524973A (ja) * 2007-04-18 2010-07-22 ジョンズ ホプキンス ユニバーシティ カルシトリオールの低カルシウム血性、高抗増殖性類似体

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