JPS61130227A - 腫瘍における疼痛軽減剤 - Google Patents
腫瘍における疼痛軽減剤Info
- Publication number
- JPS61130227A JPS61130227A JP25219984A JP25219984A JPS61130227A JP S61130227 A JPS61130227 A JP S61130227A JP 25219984 A JP25219984 A JP 25219984A JP 25219984 A JP25219984 A JP 25219984A JP S61130227 A JPS61130227 A JP S61130227A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pain
- tumor
- substance
- dihydroxycholecalciferol
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は24.25−ジヒドロキシコレ力ルシフェO−
ルを含有する腫瘍における疼痛軽減剤に関する。
ルを含有する腫瘍における疼痛軽減剤に関する。
悪性腫瘍の臨床症状の問題点は疼痛であり、疼痛除去が
治療上の重要な課題となっている。悪性腫瘍の治療とし
て放射線療法、化学療法、ホルモン療法とともに鎮痛剤
投与が行われているが、副作用の少ない有効な治療方法
はなく安全で経口投与及び長期間の投与が可能な有効な
治療薬が待望されている。
治療上の重要な課題となっている。悪性腫瘍の治療とし
て放射線療法、化学療法、ホルモン療法とともに鎮痛剤
投与が行われているが、副作用の少ない有効な治療方法
はなく安全で経口投与及び長期間の投与が可能な有効な
治療薬が待望されている。
我々は先に鎮痛効果について出願しているが、正常状態
での物理的、化学的な刺激に対する鎮痛効果と病態での
自発痛に対する疼痛軽減は薬理学的に異なっている。
での物理的、化学的な刺激に対する鎮痛効果と病態での
自発痛に対する疼痛軽減は薬理学的に異なっている。
本発明者等は、健康な人間の体内に存在する内因性のも
ので安全性の証明されている物質について鋭意研究した
結果、24.25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
(以下、本物質又は24.25−(0H)2−o3と略
称する)が腫瘍におCプる疼痛軽減剤作用を有すること
の知見を得て本発明に到達した。
ので安全性の証明されている物質について鋭意研究した
結果、24.25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
(以下、本物質又は24.25−(0H)2−o3と略
称する)が腫瘍におCプる疼痛軽減剤作用を有すること
の知見を得て本発明に到達した。
本物質は24R,25−(O)l)2 D3.243
゜25− (OH)2−D3又はこれらの混合物であっ
てもよいが特に24R,25−(OH) 2−D3であ
ることが好ましい。本発明の腫瘍における疼痛軽減剤は
活性成分として上記本物質を含有する、下記に示すごと
き種々の製剤形態で用いられる。本発明の腫瘍における
疼痛軽減剤は腹腔内等の非経口的経路で投与されるが、
経口的に投与されても良い。
゜25− (OH)2−D3又はこれらの混合物であっ
てもよいが特に24R,25−(OH) 2−D3であ
ることが好ましい。本発明の腫瘍における疼痛軽減剤は
活性成分として上記本物質を含有する、下記に示すごと
き種々の製剤形態で用いられる。本発明の腫瘍における
疼痛軽減剤は腹腔内等の非経口的経路で投与されるが、
経口的に投与されても良い。
本物質を有効成分とする製剤は錠剤、散剤、顆粒剤、坐
剤、カプセル剤、アルコール溶液剤、油性溶液剤、水性
懸濁液剤などの投与形態で用いら机る。又油性溶媒とし
ては、中級脂肪酸のトリグリセライドエステル、コーン
油、綿実油、落花生浦、魚肝油、油状エステルなどが用
いられる。又、カカオ油、グリセリン等も好ましい。そ
の他の成分として乳糖、でんぷん、タルク、ステアリン
酸マグネシウム、ソルビン酸、ソルビン酸の塩、糖又は
その誘導体、アルコール、生理食塩水、界面活性剤、酸
化防止剤等を本物質と併用し得る。
剤、カプセル剤、アルコール溶液剤、油性溶液剤、水性
懸濁液剤などの投与形態で用いら机る。又油性溶媒とし
ては、中級脂肪酸のトリグリセライドエステル、コーン
油、綿実油、落花生浦、魚肝油、油状エステルなどが用
いられる。又、カカオ油、グリセリン等も好ましい。そ
の他の成分として乳糖、でんぷん、タルク、ステアリン
酸マグネシウム、ソルビン酸、ソルビン酸の塩、糖又は
その誘導体、アルコール、生理食塩水、界面活性剤、酸
化防止剤等を本物質と併用し得る。
本物質は、単位投与形態の中に0.00002〜4重皇
%、好ましくは0.0002〜1重量%含有し得る。
%、好ましくは0.0002〜1重量%含有し得る。
又、本物質は成人に対し1日当り0.1〜100,00
0埒、好ましくは0.5〜10.0004投与する。
0埒、好ましくは0.5〜10.0004投与する。
次に本物質の急性毒性を調べた結果を記す。
急性毒性:
ICR系雄マウス(体重25±3g) 10匹を用いて
本物質をエタノールに溶解し、エタノール濃度が2%に
なるように中級脂肪酸のトリグリセライドエステルに懸
濁し、経口(1)、0)投与した。投与量は10(II
M kgである。投与後2週間中毒症状をvA察したが
、10匹とも異常なく生存した。屠殺後、血液生化学検
査、解剖所見、病理組織学的検索を行なったが、2%エ
タノール含有中級脂肪酸のトリグリセライドエステルの
みを投与したコントロール群と何ら変わるところがなか
った。従って、本物質の経口投与のしD5oの値は10
01Q/ kg以上であるので掻めて安全なものといえ
る。
本物質をエタノールに溶解し、エタノール濃度が2%に
なるように中級脂肪酸のトリグリセライドエステルに懸
濁し、経口(1)、0)投与した。投与量は10(II
M kgである。投与後2週間中毒症状をvA察したが
、10匹とも異常なく生存した。屠殺後、血液生化学検
査、解剖所見、病理組織学的検索を行なったが、2%エ
タノール含有中級脂肪酸のトリグリセライドエステルの
みを投与したコントロール群と何ら変わるところがなか
った。従って、本物質の経口投与のしD5oの値は10
01Q/ kg以上であるので掻めて安全なものといえ
る。
本発明の効果の例を示すと次のようになる。
(1) 疼痛を主訴とする胃癌患者に対して24R,
25−(Ot−1>2−D36〜io11gヲ連日3週
間連日3ウ ■ 疼痛を主訴とする悪性腫瘍前転移の患者に24R,
25− (OH) 2−D3ヲ1日6 〜18Ij9
/日ffl与すると、2〜4週間で疼痛軽減効果を示し
た。
25−(Ot−1>2−D36〜io11gヲ連日3週
間連日3ウ ■ 疼痛を主訴とする悪性腫瘍前転移の患者に24R,
25− (OH) 2−D3ヲ1日6 〜18Ij9
/日ffl与すると、2〜4週間で疼痛軽減効果を示し
た。
本物質は各種腫瘍における疼痛を軽減する。
更に以下に実施例を例示して本発明の効果を具体的に説
明する。なお、実施例中で使用した24R925−(O
)−1) −o3の24位の光学異性体の椛造確認は
Tetrahedron 1−ettcrs No
. 26, 0g2203〜2206. 1975を参
照して行なった。
明する。なお、実施例中で使用した24R925−(O
)−1) −o3の24位の光学異性体の椛造確認は
Tetrahedron 1−ettcrs No
. 26, 0g2203〜2206. 1975を参
照して行なった。
宜10九ユ
アルゴン・バブリング中で400W高圧水銀ランプで7
2時間照射して不純な反応性のパーオキシドを消失せし
めた中級脂肪酸のトリグリセライドエステル1hgに2
4R,25− (OH) 2−D3 51110を溶解
し、1カプセル中に24R 、 25” (OH )
2−D3を0.5埒含有するように下記剤皮成分を加温
溶解し軟カプセル製造機を用いて常法により軟カプセル
剤を作成した。
2時間照射して不純な反応性のパーオキシドを消失せし
めた中級脂肪酸のトリグリセライドエステル1hgに2
4R,25− (OH) 2−D3 51110を溶解
し、1カプセル中に24R 、 25” (OH )
2−D3を0.5埒含有するように下記剤皮成分を加温
溶解し軟カプセル製造機を用いて常法により軟カプセル
剤を作成した。
剤皮処方例
ゼラチン 10 重量部グリセリン
2 重量部 防腐剤 O. OS重量部(エチルパ
ラベン) チタンホワイト 0.2 重1部水
0.2 重量部(S終)同様にして 1
カプセル中に 1R12II!I、5μり又は10埒含
有するものをそれぞれ作成した。
2 重量部 防腐剤 O. OS重量部(エチルパ
ラベン) チタンホワイト 0.2 重1部水
0.2 重量部(S終)同様にして 1
カプセル中に 1R12II!I、5μり又は10埒含
有するものをそれぞれ作成した。
実施例2
5週令の雄または雌のI CRTSv’ウスに24R1
25−(OH)2−o3を1%エタノール含有バナセー
ト810に所定の濃度で溶解し、30日間連日、各々の
群にそれぞれ10. 100.1000埒/kO・日の
投与量で強制経口投与し、溶媒のみの群と下記の項目を
比較した結果を以下に示す。体重測定による成長曲線に
よれば群間による体重変化の有意差は認められなかった
。
25−(OH)2−o3を1%エタノール含有バナセー
ト810に所定の濃度で溶解し、30日間連日、各々の
群にそれぞれ10. 100.1000埒/kO・日の
投与量で強制経口投与し、溶媒のみの群と下記の項目を
比較した結果を以下に示す。体重測定による成長曲線に
よれば群間による体重変化の有意差は認められなかった
。
下記の臓器については10%ホルマリンで固定後、ヘマ
トキシリン・エオシン染色を施し、病理組織学的検索を
行なったが、特に異常は認められなかった。
トキシリン・エオシン染色を施し、病理組織学的検索を
行なったが、特に異常は認められなかった。
脳、心、肺、肝、腎、副腎、牌、膵、甲状腺。
下垂体、胸腺、腸間膜リンパ、精巣、卵巣、子宮。
胃、小腸(空隔0回腸、十二指1り、大l1l(結腸。
盲腸)、眼球、顎下腺、膀胱、背部皮膚、筋肉。
胸骨、胸骨間、大腿骨、大腿骨髄。
血液−膜検査
↑:対照に比べ増加
尿検査
II器重■
夫111旦
疼痛を主訴とする悪性腫瘍前転移患者に24R125−
(OH) 2−D3Fiff1日6〜18諷、 2〜
4 ’Erに渡って経口投与し、安静時痛、動作時痛、
就寝時痛1歩行障害等の自他覚症状を親画し下表の如く
疼痛軽減効果を得た。
(OH) 2−D3Fiff1日6〜18諷、 2〜
4 ’Erに渡って経口投与し、安静時痛、動作時痛、
就寝時痛1歩行障害等の自他覚症状を親画し下表の如く
疼痛軽減効果を得た。
↑ 改善
衷is庄
Claims (3)
- (1)24,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
を有効成分とする腫瘍における疼痛軽減剤。 - (2)24,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
が24R,25−ジヒドロキシコレカルシフェロールで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の腫
瘍における疼痛軽減剤。 - (3)腫瘍は胃癌又は腫瘍骨転移である特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載の疼痛軽減剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25219984A JPS61130227A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 腫瘍における疼痛軽減剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25219984A JPS61130227A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 腫瘍における疼痛軽減剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130227A true JPS61130227A (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=17233876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25219984A Pending JPS61130227A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 腫瘍における疼痛軽減剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61130227A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59101424A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-12 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 抗腫瘍剤 |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP25219984A patent/JPS61130227A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59101424A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-12 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 抗腫瘍剤 |
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