JPS5910072Y2 - 球形タンクの脚柱 - Google Patents
球形タンクの脚柱Info
- Publication number
- JPS5910072Y2 JPS5910072Y2 JP1979029338U JP2933879U JPS5910072Y2 JP S5910072 Y2 JPS5910072 Y2 JP S5910072Y2 JP 1979029338 U JP1979029338 U JP 1979029338U JP 2933879 U JP2933879 U JP 2933879U JP S5910072 Y2 JPS5910072 Y2 JP S5910072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support column
- spherical
- spherical shell
- joint
- joint end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
昨今の地震対策に対する世情に鑑み高圧ガス設備等の安
全性の向上がさけばれており、球形タンク支持構造につ
いても例外ではない。
全性の向上がさけばれており、球形タンク支持構造につ
いても例外ではない。
従来の球形タンク支持構造は第１図イ〜ホに示す様な球
殻に円筒形支持柱を突当てて隅肉溶接にて取付けたもの
がほとんどであった。
殻に円筒形支持柱を突当てて隅肉溶接にて取付けたもの
がほとんどであった。
該取付け方法であると球形タンク球殻ａと円筒形支柱ｂ
との接合部に於ける球殼ａの外面と円筒形支柱ｂの外面
とのなく角度αは接合部上端がら下端に到るに従い第１
図口〜第１図二に示す如く順次減少し接合部中間付近よ
り下方では鋭角となり、第１図ホで示す接合部下端に於
て鋭角の度合が最もきつくなる。
との接合部に於ける球殼ａの外面と円筒形支柱ｂの外面
とのなく角度αは接合部上端がら下端に到るに従い第１
図口〜第１図二に示す如く順次減少し接合部中間付近よ
り下方では鋭角となり、第１図ホで示す接合部下端に於
て鋭角の度合が最もきつくなる。
従って、接合部上半部の溶接、検査作業は容易であるが
下半部の溶接、検査作業は困難且不確実となり、特に下
端部の検査作業は殆ど不可能に近い。
下半部の溶接、検査作業は困難且不確実となり、特に下
端部の検査作業は殆ど不可能に近い。
しかも接合部はその部位により刻々と寸法・形状が変化
するので取付作業は熟練を要していた。
するので取付作業は熟練を要していた。
この為接合部の信頼性は充分な満足を得るものではなか
った。
った。
本考案は支持柱と球殻との接合部に於ける溶接作業、検
査作業の容易化、溶接部の信頼度の向上を図るべくなし
たものであって、球形タンクの球殻を支持する円筒形支
持柱の接合端を、該支持柱の外径と等しい径の曲面と、
該曲面に続く前記支持柱の中心線と前記球殻の中心を含
む平面に平行な平面とで形威し、該接合端を円弧状に切
欠き該接合端の水平断面を上端から下方にかけて三日月
形乃至Ｕ字形として、前記球殻を該円弧状切欠き部によ
り支持し得るようにしたことを特徴とするものである。
査作業の容易化、溶接部の信頼度の向上を図るべくなし
たものであって、球形タンクの球殻を支持する円筒形支
持柱の接合端を、該支持柱の外径と等しい径の曲面と、
該曲面に続く前記支持柱の中心線と前記球殻の中心を含
む平面に平行な平面とで形威し、該接合端を円弧状に切
欠き該接合端の水平断面を上端から下方にかけて三日月
形乃至Ｕ字形として、前記球殻を該円弧状切欠き部によ
り支持し得るようにしたことを特徴とするものである。
以下図面に基き本考案の実施例を説明する。
高圧ガス等を貯蔵する球形タンク球殼１を所要数の円筒
形の支持柱２によって支持する。
形の支持柱２によって支持する。
該支持柱２は先端に接合端３を有し、該接合端３に於で
球殻１と支持柱２との接合がなされている。
球殻１と支持柱２との接合がなされている。
前記接合端３は支持柱２の外径と等しい径の曲面部と該
曲面に続く支持柱２の中心線と球殻１の中心を含む平面
に平行な平面によって形戊されており三日月形乃至Ｕ字
形の水平断面を有している。
曲面に続く支持柱２の中心線と球殻１の中心を含む平面
に平行な平面によって形戊されており三日月形乃至Ｕ字
形の水平断面を有している。
接合端３の補強の為接合端３の内部に適宜仕切板４を固
着する。
着する。
該接合端３と球殻１との接合部は溶接され、接合部の形
状は接合端の一部を形戊する前記平面を含む平面と球形
タンク球殻１の球面が交差し形戒する円と同一の半径で
描いて円弧に略等しく、又第２図口〜ホで示す接合部乎
断面で明らかな様に接合端３外面と球殻１がなす角αは
常に９０゜を越える鈍角であり、該球殻接合端下端とな
す角βも同様鈍角で゛ある。
状は接合端の一部を形戊する前記平面を含む平面と球形
タンク球殻１の球面が交差し形戒する円と同一の半径で
描いて円弧に略等しく、又第２図口〜ホで示す接合部乎
断面で明らかな様に接合端３外面と球殻１がなす角αは
常に９０゜を越える鈍角であり、該球殻接合端下端とな
す角βも同様鈍角で゛ある。
以上述べた如く本考案によれば支持柱と球形夕ンクとの
交りが常に９０’を越えてなされ、しかも，接合形状が
単純な円弧であるので、溶接作業性、検査作業性を向上
し得、加工費の削減、取付精度の向上を図り得、ひいて
は接合部の信頼性を向上し得るものである。
交りが常に９０’を越えてなされ、しかも，接合形状が
単純な円弧であるので、溶接作業性、検査作業性を向上
し得、加工費の削減、取付精度の向上を図り得、ひいて
は接合部の信頼性を向上し得るものである。
尚、上記実施例では接合端の一部を形戊する平面を平行
としたが、角度αを更に鈍角とする為球殻に向い裾広が
りとしてもよい。
としたが、角度αを更に鈍角とする為球殻に向い裾広が
りとしてもよい。
第１図イは従来例を示す説明図、第１図口，ハ，二はろ
れぞれ同図イのＡ矢視図、Ｂ矢視図、Ｃ矢視図、第１図
ホは同図イのＤ詳細図、第２図イは本考案の実施例を示
す説明図、第２図口，ハ，二はそれぞれ同図イのＸ矢視
図、Ｙ矢視図、Ｚ矢視図、第２図ホは同図イのＷ詳細図
である。 １は球形タンク球殻、２は支持柱、３は接合端、４は仕
切板を示す。
れぞれ同図イのＡ矢視図、Ｂ矢視図、Ｃ矢視図、第１図
ホは同図イのＤ詳細図、第２図イは本考案の実施例を示
す説明図、第２図口，ハ，二はそれぞれ同図イのＸ矢視
図、Ｙ矢視図、Ｚ矢視図、第２図ホは同図イのＷ詳細図
である。 １は球形タンク球殻、２は支持柱、３は接合端、４は仕
切板を示す。
Claims (1)
- 球形タンクの球殻を支持する円筒形支持柱の按合端を、
該支持柱の外径と等しい径の曲面と、該曲面に続く前記
支持柱の中心線と前記球殻の中心を含む平面に平行な平
面とで形或し、該接合端を円弧状に切欠き該接合端の水
平断面を上端から下方にかけて三日月形乃至Ｕ字形とし
て、前記球殻を該円弧状切欠き部により支持し得るよう
にしたことを特徴とする球形タンクの脚柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979029338U JPS5910072Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 球形タンクの脚柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979029338U JPS5910072Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 球形タンクの脚柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55129677U JPS55129677U (ja) | 1980-09-12 |
| JPS5910072Y2 true JPS5910072Y2 (ja) | 1984-03-29 |
Family
ID=28876957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979029338U Expired JPS5910072Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 球形タンクの脚柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910072Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507533U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5111583Y2 (ja) * | 1971-10-18 | 1976-03-29 |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP1979029338U patent/JPS5910072Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507533U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55129677U (ja) | 1980-09-12 |
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