JPH0220327Y2 - - Google Patents

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JPH0220327Y2
JPH0220327Y2 JP14003985U JP14003985U JPH0220327Y2 JP H0220327 Y2 JPH0220327 Y2 JP H0220327Y2 JP 14003985 U JP14003985 U JP 14003985U JP 14003985 U JP14003985 U JP 14003985U JP H0220327 Y2 JPH0220327 Y2 JP H0220327Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
pipe material
welding
joint pipe
tip
Prior art date
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JP14003985U
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JPS6247603U (ja
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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は構築物構成部材の継手装置に関し、
さらに詳しくは、柱や、梁で代表される構築物構
成部材間の継手部分の溶接作業を確実、かつ、容
易とした継手装置に関する。
【従来の技術】
中空材を用いて構築される建築物にあつては、
柱と柱,柱と梁のように複数の構成部材が互に横
方向、あるいは、縦方向に連結されて所定の構築
物が構成される。 例えば、柱と柱の継手部分では、第6図に示さ
れているように継手管材1の開放端面からその内
側に枠型形状の継手材2が挿入され、継手材2の
端部が5〜6mm程度継手管材1の端面1aから突
出した状態になるようにして、両者を溶接により
固定する。
【考案が解決しようとする問題点】 上述のような継手装置では、継手管材1の内部
に挿入された溶接棒Wの先端部が継手材2の端面
2aに接近できず、また、溶接作業者の死角とな
り、勘により盲溶接することもあつて溶接作業が
正確性の乏しいものになる問題がある。
【問題点を解決するための手段】
そこで、この考案は継手管材に対して継手材を
挿入した際に継手材の内端縁の近くが溶接作業の
際の死角とならないように内端縁内周面に傾斜面
を構成したことを特徴とするものである。
【作用】
この考案は継手材を挿入する際、先端となる内
端縁内周面に傾斜面があるので、溶接棒の先端部
を確実に視認することができる。
【実施例】
以下、この考案の構成を添付した図面に示す実
施例により説明する。先ず、第1図以下において
符号10は鋼管製の角形中空材などで形成された
継手管材を示し、この継手管材10の端部開口部
11中に継手材20が収容され、この継手材20
が継手管材10に対して固定される。この継手材
20は継手管材10の開口部11の内側縁に沿つ
た形状であつて、図においては略々正方形であ
り、周方向中間部において2分割された継手材ユ
ニツト21,21によつて構成され、各継手材ユ
ニツト21,21のコーナ部22は小さい曲率半
径による曲面を描いている。 この継手材ユニツト21,21の継接部分は互
に段部23,23をもつ相じやくり形状になつて
おり、各継手材ユニツト21,21は2つのコー
ナ部22をもち、コーナ部22の外面にはプレス
により掻出し、あるいは、押出し、さらには、溶
接などによりストツパ24が形成されている。 このストツパ24は継手材20が継手管材10
中に挿入された場合、継手管材10の端面12に
載り、この端面12からの突出寸法を規制するた
めのもので、ストツパ24の端面が継手管材10
の端面に当たり、継手材20の必要突出長Lが保
持される。 さらに、継手材20は、その突出端と反対側の
端部の内周縁に隅切り状のα度の傾斜面25(α
≒45度前後)が形成されており、継手管材10と
溶接する場合、溶接棒25の先端部の位置が視認
でき、その傾斜面25が溶接の肉盛り空間になつ
ている。 継手管材10の端面に継手材20の一部が突出
した状態で、継手材20が溶接により継手管材1
0と一体化され、継手材20の端面にフランジ状
に周囲に張出し部31をもつ継手板30が溶接に
より一体化させられる。この場合、ストツパ24
により継手材20の一端部が継手管材10の端部
から確実に突出しているので、継手材20と、継
手板30との溶接は容易に行われる。 さらに、中空の柱材40の端部にも、前記継手
材20が挿入され、そのとき、柱材40の開口端
縁41上にストツパ24が載り、継手材20が開
口端縁41上から突出した状態で溶接により一体
化させられ、さらに、継手材20の継手管材10
に固定された継手板30が溶接により一体化され
る。 第1図に示すように柱材40と柱材40の継手
部には、継手管材10に固定された継手材20、
これに溶接固定された継手板が位置し、柱材40
の長さ方向に伸長のほか、継手板30の張出し部
31,31に衝合せて梁材50の端部を位置させ
ることで両者の一体化を容易にし、梁材50によ
る構築物としての四方への発展に利用することが
できる。 また、ストツパ24が継手材20を構成する継
手材ユニツト21のコーナ部22の曲面部分に位
置しているので、溶接作業後の溶接状態を超音波
を用いて検査する場合、この曲面部分は超音波検
査の対象領域外であるから検査結果を誤らせるこ
とがない。 とくに、継手材20の一端部内周縁、言換える
と、突出端と反対側の端部内周縁に形成した傾斜
面25により溶接棒Wの先端部が確実に視認でき
るので、所定の位置に所定の肉盛りの溶接ができ
る。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案の構
築物構成部材の継手装置によれば、継手管材に継
手材を挿入する際の先端部になる端部内周端に傾
斜面を形成したから、開口面から溶接棒を入れて
継手材と、継手管材との溶接に際し、溶接棒の先
端がよく見えるので、所定の場所に確実に溶接を
施すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による継手装置を備える構築
物の斜面図、第2図は継手装置の分解斜面図、第
3図は第2図部拡大分解斜面図、第4図は同縦
断側面図、第5図は溶接作業を説明する断面図、
第6図は従来例を示す断面図である。 10……継手管材、11……端部開口部、12
……端面、20……継手材、21……継手材ユニ
ツト、22……コーナ部、23……段部、24…
…ストツパ、25……傾斜面、30……継手板、
31……張出し部、40……柱材、41……開口
端縁、50……梁材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 継手管材の開放端に対して、その内壁面に沿つ
    た形状の継手材を挿入固定すると共に、継手材の
    端部を継手管材の開放端より突出させ、これに継
    手板を固定して構成した構築物構成部材の継手装
    置において、継手材は継手管材内の端部内周縁に
    傾斜面を備え、継手管材内部へ挿入した溶接棒の
    先端の視認ができるように構成したことを特徴と
    する構築物構成部材の継手装置。
JP14003985U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0220327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14003985U JPH0220327Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14003985U JPH0220327Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247603U JPS6247603U (ja) 1987-03-24
JPH0220327Y2 true JPH0220327Y2 (ja) 1990-06-04

Family

ID=31046508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14003985U Expired JPH0220327Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JP (1) JPH0220327Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115843A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Hagiwara:Kk 溶接用裏当金

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115843A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Hagiwara:Kk 溶接用裏当金

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Publication number Publication date
JPS6247603U (ja) 1987-03-24

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