JPH0541224Y2 - - Google Patents

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JPH0541224Y2
JPH0541224Y2 JP1987087511U JP8751187U JPH0541224Y2 JP H0541224 Y2 JPH0541224 Y2 JP H0541224Y2 JP 1987087511 U JP1987087511 U JP 1987087511U JP 8751187 U JP8751187 U JP 8751187U JP H0541224 Y2 JPH0541224 Y2 JP H0541224Y2
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exhaust pipe
connecting tube
end side
exhaust
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの排気管構造に関する。
(従来の技術) エンジンの排気管構造には、実開昭60−322号
公報に示すように、複数の上流側排気管が集合さ
れた排気管集合部を真直ぐな円筒状の接続筒に、
該接続筒の一端側において嵌合保持し、該接続筒
の他端側に下流側排気管を接続したものがある。
これにより、複数の上流側排気管は接続筒を介
して一本の下流側排気管に接続されることにな
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記エンジンの排気管構造において
は、前記接続筒が真直ぐな円筒状であることか
ら、接続筒の一端側及び他端側における軸心が一
致しており、該接続筒の一端側を排気管集合部に
嵌合すれば、自ずと該接続筒の他端側における他
端面の向きと位置とが決まることになり、接続筒
を排気管集合部に対して相対回動させようとも、
該接続筒の他端面における向き・位置を変えるこ
とができない。このため、組付時において、排気
管集合部に対して下流側排気管の配置を変更した
いような場合であつても、上記構造にあつてはそ
のような場合に対処することはできなかつた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、排気管接続の自由度を高めるエンジン
の排気管構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段・作用) かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、複数の上流側排気管を集合させて形成された
排気管集合部が接続筒に、該接続筒の一端側にお
いて嵌合保持され、該接続筒の他端側に下流側排
気管が保持されているエンジンの排気管構造にお
いて、 前記排気管集合部と前記接続筒の一端側との嵌
合部が断面円形とされており、 前記接続筒の他端側は、その軸心が該接続筒の
一端側の軸心に対して傾斜するように形成されて
いる、 構成としてある。
上述の構成により、組付時において、排気管集
合部に対して接続筒の一端側における軸心を中心
として回動させれば、その回動に応じて接続筒の
他端側の向き・位置は、変更されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第5図において、1は複数(本実施例
においては4本)の排気管としての鋼管製エキゾ
ーストマニホールドで、この各エキゾーストマニ
ホールド1の一端側は各シリンダの排気口に接続
されており、各エキゾーストマニホールド1の他
端側は集合されて排気管集合部2が形成されてい
る。この排気管集合部2は、第2図に示すように
断面円形とされ、その排気管集合部2の端面は、
各エキゾーストマニホールド1間においてガス漏
れが生じないように溶接されている。
前記排気管集合部2には筒状の接続筒3が、該
接続筒3の一端側において嵌合され、その接続筒
3の一端側と排気管集合部2とは溶接により固定
されている。この接続筒3は、その一端側(第3
図中、左側)内径が該接続筒3の他端側(第3図
中、右側)内径よりも拡径されており、該接続筒
3の一端側及び他端側の外・内径は、断面円形と
されている。この接続筒3の他端側は、その軸心
O1が該接続管3の一端側における軸心O2に対し
て所定角度θ(本実施例においては15°)をもつて
傾斜するように形成されており、接続筒3の一端
面3aの向きと該接続筒3の他端面3bの向きと
は異なつている。この接続筒3の中央部外側面に
は平坦面4が形成されており、この平坦面4には
酸素センサ取付用ボス部5が突設されている。こ
のような接続筒3は、第4図に示すような分割部
品(一方のみを示す)を溶接によつて一体化する
ことにより形成される。
この接続筒3の他端側外周には内周が断面円形
のフランジ6が軸心O1を中心として任意の向き
に嵌合され、その接続筒3の他端側外周とフラン
ジ6とは溶接により固定されており、このフラン
ジ6には下流側排気管7が接続される。
前記ボス部5には、接続筒3内に開口する取付
孔8が形成されており、その取付孔8内周には雌
ねじ刻設されている。この取付孔8には酸素セン
サ9が、その外表面に形成された雄ねじ9aと取
付孔8の雌ねじとを螺合させることにより固定さ
れている。この場合、酸素センサ9の雄ねじ9a
が、ボス部5から接続筒3内に入らないようにボ
ス部5の高さhが設定されている。これにより、
酸素センサ9がねじ部の焼付きにより取外し困難
となることが解消されることとなつている。
したがつて、上記排気管構造にあつては、溶接
前の組付けに際して、排気管集合部2に接続筒3
の一端側を嵌合し、該接続筒3を排気管集合部2
に対して相対回動させれば、前記軸心O1とO2
方向が異なることから、接続筒3の他端面3bの
中心軸P1は軸心O2を中心として回動することに
なり、接続筒3の他端面3bは、軸心O2を中心
とした回動に応じて向き及び位置が変更できるこ
とになる。これにより、下流側排気管7の配設構
造も種々変えることができることになり、下流側
排気管構造の自由度を高めることができることに
なる。また、フランジの向き・位置を下流側排気
管7に対応させることも容易となる。
また、接続筒3とフランジ6においても、その
溶接前に軸心O1を中心として回動できるため、
フランジ6の下流側排気管7へのネジ穴を軸心
O1に対して任意の位置に設定して溶接すること
もできる。その結果、下流側排気管の位置は2つ
の軸心O1,O2を中心とした回動位置に設定でき
ることとなり、下流側排気管が湾曲している場合
などさらに下流側排気管構造の自由度を広げるこ
とができる。
第6図〜第8図は他の実施例を示すもので、前
記実施例と同一構成要素については同一符号を付
してその説明を省略する。
この実施例は、各エキゾースマニホールド1の
他端側(下流端側)をジヨイント10内に嵌合保
持して該ジヨイント10を排気管集合部2とした
ものである。すなわち、このジヨイント10は、
その一端側内周が各エキゾーストマニホールド1
の他端側を集合させて一体化された部分の断面形
状に対応しており、そのジヨイント10の一端側
内周に上記各エキゾーストマニホールド1の一体
化部分が嵌合され、ジヨイント10と各エキゾー
ストマニホールド1の一体化部分は溶接等により
固定されている。一方、ジヨイント10の他端側
内周は接続筒3の断面に対応して断面円形とされ
ており、その他端側内周に接続筒3の一端側外周
が嵌合保持される。これにより、上記各エキゾー
ストマニホールド1の一体化部分を完全に円形に
しなくても、組付けに際して、ジヨイント10に
よつて接続筒3に対する相対回動を円滑に行なう
ことができることになる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、組付時において、
排気管集合部に対して接続筒の一端側を該接続筒
の一端側における軸心を中心として回動させれ
ば、その回動に応じて接続筒の他端面の向き・位
置が変更されることになることから、組付けに際
し、下流側排気管の配置を変更することができる
ことになり、排気管接続の自由度を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る排気管構造を示す斜視
図、第2図は排気管集合部の端面を示す図、第3
図は接続筒を示す説明図、第4図は接続筒の構成
部品を示す正面図、第5図は接続筒に酸素センサ
を取付けた場合を示す断面図、第6図はエキゾー
ストマニホールドとジヨイントと接続筒との関係
を示す拡大図、第7図は第6図のA−A線断面
図、第8図はジヨイントの一端側端面を示す図で
ある。 1……エキゾーストマニホールド、2……排気
管集合部、3……接続筒、7……下流側排気管、
O1,O2……軸心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の上流側排気管を集合させて形成された排
    気管集合部が接続筒に、該接続筒の一端側におい
    て嵌合保持され、該接続筒の他端側に下流側排気
    管が保持されているエンジンの排気管構造におい
    て、 前記排気管集合部と前期接続筒の一端側との嵌
    合部が断面円形とされており、 前記接続筒の他端側は、その軸心が該接続筒の
    一端側の軸心に対して傾斜するように形成されて
    いる、 ことを特徴とするエンジンの排気管構造。
JP1987087511U 1987-06-08 1987-06-08 Expired - Lifetime JPH0541224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987087511U JPH0541224Y2 (ja) 1987-06-08 1987-06-08

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JP1987087511U JPH0541224Y2 (ja) 1987-06-08 1987-06-08

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Publication Number Publication Date
JPS63196422U JPS63196422U (ja) 1988-12-16
JPH0541224Y2 true JPH0541224Y2 (ja) 1993-10-19

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ID=30944791

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259715B2 (ja) * 1978-08-03 1987-12-12 Ansuchi* Intern Do Pasorojii Seryureeru E Morekyuuru

Family Cites Families (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135117U (ja) * 1979-03-19 1980-09-25
JPS60100522U (ja) * 1983-12-15 1985-07-09 スズキ株式会社 多気筒エンジンの排気装置
JPH0210250Y2 (ja) * 1985-09-25 1990-03-14

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JPS63196422U (ja) 1988-12-16

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