JPH0527487U - 切管用係止リング - Google Patents

切管用係止リング

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JPH0527487U
JPH0527487U JP7667891U JP7667891U JPH0527487U JP H0527487 U JPH0527487 U JP H0527487U JP 7667891 U JP7667891 U JP 7667891U JP 7667891 U JP7667891 U JP 7667891U JP H0527487 U JPH0527487 U JP H0527487U
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JP
Japan
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ring
ring body
tube
bolt
cut tube
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Pending
Application number
JP7667891U
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English (en)
Inventor
厚 槇
敏雄 戸島
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小口径の切管であっても容易に装着できる。 【構成】 切管の端部近傍の外周面に形成されたリング
装着溝に外嵌固定される切管用係止リングを、2分割さ
れた半リング体1A,1Bで構成し、半リング体1A,
1Bの基端部同士をリング軸心と平行な連結ピン3を介
して回動自在に連結するとともに、先端部に、固定ボル
ト5により半リング体1A,1Bを切管に固定するボル
ト孔4を、リング体半径方向に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば耐震継手等において、切管を使用する場合に挿口に取り付 けられて受口の移動限となる係止リングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、切管を使用する耐震継手では、次のようにして挿口に係止リングを取り 付けている。すなわち、図4に示すように、まず切管21の端部近傍の外周面に リング装着溝22を全周にわたって形成し、周方向1箇所が切欠かれたリング体 23を押し拡げてリング装着溝22に外嵌させる。そして、図5に示すように、 複数の圧接具27たとえばシャコ万力を周方向複数箇所に装着してリング体23 をリング装着溝22に圧接し、係止リング23の両端部に形成されたボルト孔2 3aに合わせて切管21にボルト用孔24を貫通形成する。そして、図6に示す ように、リング固定ボルト・ナット25をボルト孔23aおよびボルト装着孔2 4に装着して締め付けてリング体23を切管21に固定し、切管21内面側のナ ット部分をモルタル26で補修する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、リング装着溝22にリング体23を嵌め合わせる場合、リング体23 の剛性に抗してリング体23を拡げるため、剛性の高い小口径用のリング体23 は、嵌め合わせが極めて難しく困難であった。
【0004】 本考案は、上記問題点を解決して、小口径の切管であってもリングの装着溝に 容易に嵌合させることできる切管用係止リングを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、切管の端部近傍の外周面に形成されたリング装 着溝に外嵌固定される本考案の切管用係止リングの第1の手段は、切管の端部近 傍の外周面に形成されたリング装着溝に外嵌固定される切管用係止リングであっ て、2分割された半リング体の基端部同士をリング体の軸心と平行な軸心回りに 回動自在に連結し、両半リング体の先端部に、固定ボルトを介して半リング体を 切管に固定するボルト孔をリング体の半径方向にそれぞれ形成したものである。
【0006】 また第2の手段は、周方向1箇所が切欠かれたリング体の外周面複数箇所に、 薄肉部を形成する凹部を設け、前記リング体の切欠部近傍に、固定ボルトを介し て半リング体を切管に固定するボルト孔をリング体の半径方向にそれぞれ形成し たものである。
【0007】
【作用】
上記第1の構成によれば、半リング体を連結部を中心に開いて切管のリング装 着溝に外嵌させることができるので、小口径の切管であっても極めて容易に嵌め 合わせることができ、半リング体のボルト孔に対応するボルト装着孔を切管に形 成して固定ボルトを装着することにより、半リング体を切管のリング装着溝に固 定することができる。
【0008】 また、第2の構成によれば、外周部複数箇所に形成した凹部により、リング体 に薄肉部が形成されるので、剛性が低化されて弾性変形しやすくなり、小口径の 切管であっても容易に切欠部を拡げて拡径させ、リング装着溝に嵌め合わせるこ とができ、半リング体のボルト孔に対応するボルト装着孔を切管に形成して固定 ボルトを装着することにより、半リング体を切管のリング装着溝に固定すること ができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る第1実施例を図1および図2に基づいて説明する。なお、 従来と同一の部材は同一符号を付し、説明は省略する。
【0010】 この係止リングは、環状のリング体を半円状に2分割された2個の半リング体 1A,1Bからなり、半リング体1A,1Bは、基端部で互いに重なり合う連結 段部1aに、リング体の軸心と平行な連結孔2が貫通形成されて連結ピン3が装 着されリング体の軸心と平行な軸心回りに回動自在に連結されている。また、半 リング体1A,1Bの先端部には、座ぐり部4aを有するボルト孔4がリング体 の半径方向にそれぞれ貫通形成されている。
【0011】 この係止リングの装着方法は、まず半リング体1A,1Bを連結ピン3を中心 に開いて切管21のリング装着溝22に外嵌させる。そして、複数の圧接具27 を周方向複数箇所に装着して半リング体1A,1Bをリング装着溝22に圧接さ せ、半リング体1A,1Bのボルト孔4に合わせて、切管21にボルト装着孔2 4を貫通形成する。そして、リング固定ボルト・ナット25をボルト孔4および ボルト装着孔24に装着して締め付け、半リング体1A,1Bを切管21に固定 した後、切管21内面側のナット部分をモルタル26で補修する。
【0012】 上記第1実施例によれば、リング体を2分割した半リング体1A,1Bを、リ ング体の軸心と平行な連結ピン3を介して回動自在に連結したので、小口径の切 管21であってもリング装着溝22に容易に嵌め合わせることができる。
【0013】 次に第2実施例を図3に基づいて説明する。 この係止リングは、周方向1箇所を切欠いて切欠部12が形成されたリング体 11で構成され、このリング体11の外周面に、薄肉部13を形成する凹部14 が90度ごと3箇所に設けられており、リング体11の切欠部12近傍には、座 ぐり部15aを有するボルト孔15がリング体半径方向にそれぞれ貫通形成され ている。
【0014】 この係止リングの装着方法は、まずリング体11の切欠部12を押し広げてリ ング体11を拡径し、リング体11を切管21のリング装着溝22に嵌め合わせ る。この時、外周部で凹部14の形成位置の薄肉部13によって、剛性が低化さ れて弾性変形しやすくなっているため、リング体11を小口径の切管21のリン グ装着溝22に嵌め合わせる場合でも、切欠部12を容易に拡げて拡径すること ができて容易に外嵌させることができる。次に、複数の圧接具27を周方向複数 箇所に装着してリング体11をリング装着溝22に圧接させ、リング体11の両 端部に形成されたボルト孔15に合わせて、切管21にボルト装着孔24を貫通 形成する。そして、リング固定ボルト・ナット25をボルト孔15およびボルト 装着孔24に装着して締め付け、リング体11を切管21に固定した後、切管2 1内面側のナット部分をモルタル26で補修する。
【0015】 上記第2実施例によれば、リング体11の外周面に凹部13を形成して薄肉部 12を設けたので、剛性の高い小口径用の係止リングであっても、剛性をていか させて弾性変形をしやすくすることができ、容易に拡径して切管21のリング装 着孔22に嵌め合わせることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上に述べたごとく本考案の係止リングによれば、半リング体を連結部を中心 に開いて切管のリング装着溝に外嵌させることができるので、小口径の切管であ っても極めて容易に嵌め合わせることができ、ボルト孔およびこのボルト孔に連 続して切管に形成したボルト装着孔に固定ボルトを装着して、両半リング体を切 管に固定することができる。
【0017】 また、第2の構成によれば、周方向1箇所が切欠かれたリング体に、外周部複 数箇所に凹部を形成して薄肉部を設けたので、これら薄肉部によりリング体の剛 性を低下させて弾性変形しやすくでき、剛性の高い小口径の切管であっても容易 に切欠部を拡げて拡径させ、リング体をリング装着溝に容易に嵌め合わせること ができ、ボルト孔およびこのボルト孔に連続して切管に形成したボルト装着孔に 固定ボルトを装着して、リング体を切管に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る係止リングの第1の実施例を示す
一部切欠き正面図である。
【図2】同半リング体連結部の底面断面図である。
【図3】第2実施例の係止リングを示す正面図である。
【図4】従来の係止リングとその装着部を示す斜視図で
ある。
【図5】同係止リングの装着方法を示す正面図である。
【図6】図5に示すA−A部の組立断面図である。
【符号の説明】
1A,1B 半リング体 2 連結孔 3 連結ピン 4 ボルト孔 11 リング体 12 切欠部 13 薄肉部 14 凹部 15 ボルト孔 21 切管 22 リング装着孔 25 リング固定ボルト・ナット 27 圧接具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切管の端部近傍の外周面に形成されたリ
    ング装着溝に外嵌固定される切管用係止リングであっ
    て、2分割された半リング体の基端部同士をリング体の
    軸心と平行な軸心回りに回動自在に連結し、両半リング
    体の先端部に、固定ボルトを介して半リング体を切管に
    固定するボルト孔をリング体の半径方向にそれぞれ形成
    したことを特徴とする切管用係止リング。
  2. 【請求項2】 切管の端部近傍の外周面に形成されたリ
    ング装着溝に外嵌固定される切管用係止リングであっ
    て、周方向1箇所が切欠かれたリング体の外周面複数箇
    所に、薄肉部を形成する凹部を設け、前記リング体の切
    欠部近傍に、固定ボルトを介して半リング体を切管に固
    定するボルト孔をリング体の半径方向にそれぞれ形成し
    たことを特徴とする切管用係止リング。
JP7667891U 1991-09-25 1991-09-25 切管用係止リング Pending JPH0527487U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274872A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Komatsu Ltd 履帯式走行車両の転輪
KR101431071B1 (ko) * 2013-07-29 2014-08-21 사공성현 상,하수관용 패킹

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WO2010140558A1 (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 株式会社小松製作所 履帯式走行車両の転輪
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