JPS5899241A

JPS5899241A - 回転電機の消音装置

Info

Publication number: JPS5899241A
Application number: JP19726181A
Authority: JP
Inventors: Yoshinao Baba; 馬場　良直; Hiroshi Yoshimi; 吉見　寛
Original assignee: Toshiba Corp; Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1981-12-08
Filing date: 1981-12-08
Publication date: 1983-06-13
Also published as: JPS6232697B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は通風冷却形回転電機の冷却風排出口に接続して
排風前を減少する回転電機の消音装置に関する。

発明の技術的背景とその問題点一般にこの種の消音装置Ａは第１図及び第２図に示すよ
うに、回転電機１の冷却風排出口ＪａＫ取付けられて、
内部消音風道周囲の吸音材によシ消音作用をなすもので
ある。ところで、この種の消音装置Ａでは吸音材が長期
間の使用によって汚損され消音効果が減少するので、一
定時間使用後は該吸音材の交換が必要となる。

しかるに１従来の消音装置人は第３図〜第５図に示すよ
うにアングル材よりなる枠体２内に金網１をその下端縁
を溶接することにより設け、その金網Ｊの外側各面に４
に７ｆ＃１４＝・をそ砒ぞＬ装置し、且つその各外側に
外！１１５・・・を各々Ｉルト６で締め付は固定し、さ
らに防水、防音のために各外蓋σ・・・の合わせ目をシ
ール材にて塞いで構成されている。このようなものであ
ると、部品点数が非常に多く、工作組立作業が面倒で、
且つ吸音材４・・・の交換作業も困難で時間を要し、し
かも吸音材４・・・が十分に固定されないため損傷し易
い。また外蓋６・・・の合わせ目部のシールが不確実で
ある危め水等が侵入し易く、吸音材４・・・の劣化が早
く消音効果も低減し易い、さらに、気密性も比較的悪く
、排風量が合わせ目から漏れ易い等の欠点があっ友。

発明の目的本発明はかかる欠点を改善するためになされたもので、
部品点数が少なく工作組立及び吸音材の交換作業が容易
で、かつ吸音材が十分に固定され、しかも防音及び防水
性能の向上が図れる回転電機の消音装置を提供するもの
である。

発明の概要本発明は一体箱形状の外箱と、この外箱内に押腕可能に
装着できる小形の箱形状をなすと共に周面が多孔板又は
金網で構成された内箱と全備え、これら内・外箱相互間
に吸音材を挟圧固定して構成することで、着脱作業をワ
ンタッチ式に行なえ、かつ消音風道を完全な密封構造と
して、防水性能等前記目的を達成するものである。

発明の実施例以下、本発明の一実施例を第６図〜第８図を参照して説
明する。これは外箱８と内箱９とを重ねた構成で、その
外箱８は土壁８ａ及び各側壁８ｂ・・・を一体板で形成
した稍々長方箱形状のもので、下面８＠が開放されてい
る。また−側壁１ｂ□一端寄シ部に風入口８ｄが一体に
突出形成されている。

なお上記風入口８ｄｔ−設けた一１１１壁８ｂは外箱内
部空間音上端から下地に行くに従い巾広とすべく角ｆ＃
１で傾斜せしめられている。更に外箱１は下面内周縁部
にフランジ部８・會一体に有している。上記内箱９は底
壁９ａと土壁＃ｂ及び各側壁９ｃ・・・とを一体に形成
したもので、外箱８より一回り小形で略相似形をなす。

なお、上壁９ｂ及び各側壁９・・・・は打抜による多孔
板または全網製である。また−側壁９＠の一端寄り部に
上記外箱８の風入口８ｄと連通できる連通口９ｄが形成
されていると共に、底壁９ａの他端方寄り部に排風口９
・が形成されている。更に上記連通ロ９ｄｔ−設けた一
側壁９＠は内箱内部空間が上端から下端に行くに従い巾
広となるように角度ｅ３で傾斜せしめられている。この
傾斜角θ鵞は外箱８の一側壁８ｂの傾斜角０１と同−又
は稍々大きくされている。更しかして、外箱８の土壁８
１及び各側壁８ｂ・・・内側面に略一定厚さの吸音材１
０を重合し、その状態でその吸音材１０の内側に嵌まる
ように外箱８の下側から内箱９を挿入して押し込み、こ
れＫて吸音材１０′ｆｔ外箱１と内箱９の各上壁Ｊａ、
＃ｂ及び各側壁ｊｌｂ、９ａ間に夫々挟持する伏線にし
て、該外箱８下端７ランノ部８・に対して内箱９の下端
７ランジ部９ｆをｌシト１ノ・・・によシ締付は固定す
ることで構成されている。なお、上記吸音材１０は肉厚
ｔが上記内外箱体８．＃の上壁及び側壁相互間隔ｔ′よ
りも大きいものを使用して、装着状態時は適度に圧縮さ
れるようになりている（第７図及び第８図参照）。

このように構成された消音装置によると、非電に構成が
簡単で部品点数が少なく、製作組立てが極めて容易簡便
で、もちろん吸音材１０の脱着交換作業がワンタッチ的
で簡単にでき、従来の消音装置のように、吸音材が十分
に固定されず風道内の風の影響婢によシ吸音材が動き吸
音材が損傷し易いものと異なシ、内箱９と外箱８との間
に吸音材１０が圧縮される状態で十分に挟持固定され、
外箱８と内箱９との間で動くことによる吸音材１０の損
傷も防止できる。さらに外箱ａｙ一体構造としたことか
ら防水、防音のためのシール材を使用することもなく、
容易に音の漏れ及び外側から消音風道内部への水の侵入
等を防止できる。また、アングル等を必要としないので
軽量化も図れる。

なお、上記外箱８と内箱ｐとの各−側壁ｓｂ。

ｇ＠を角度０重　・＃雪で傾斜せしめていることで、外
箱８内の吸音材１ｏ内側への、内箱９の挿脱が容易で、
その内箱９の挿脱の際に該吸音材１０が形崩れや損傷す
るようなことが無くなシ、しかも内箱＃を押し込めば自
然と吸音材１ｏが土壁部のものはもちろんのこと周側壁
のものも略均等に圧縮力を受けて確実に挟持固定される
ようになる。

第９図はこの発明の他の実施例を示すもので、外箱１８
の互に対向する両側壁ｊｌｂ、Ｊｌｂをノーの字状に角
度０ｓ　・０１で傾斜せしめ、更に図示しないが内箱も
同様に両側をハの字状に傾斜せしめて構成し、これにて
上述した内箱の挿脱の容易性及び吸音材の保繰圧縮固定
をより一層向上することができるようになる。

発明の効果以上のように、本発明によれば防音、防水が完全で、音
の漏れあるいは水等の侵入を原因とする吸音材の劣化に
よる消音効果の低減が防止され、消音装置としての役割
を十分に発揮する。

また吸音材を確実に固定できることにより、その吸音材
の損傷及び劣化を防ぐことができ、吸音材の交換周期の
延長が図れる。さらに、構成が簡単で部品点数が少なく
分解、組立が容易であることから、吸音材の交換作業も
容易となり、保守を簡易化することができる。また、従
来のアングル使用のものと異なり軽量化も可能となシ、
車両用回転電機等の消音装置として最適なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の消音装置の回転電機への取付状態を示す
概略平面図、第２−は第１図の側面図、第３１ａは従来
の消音装置の構造を示す分解斜視図、第４図は同分解断
面図、３４５図は四組立状ｍｔ示す断面図、第６図〜第
８図は本発明の消音装置の一実施例を示すもので、第６
図はｍを示す分解断面図、第８図は組立状１１を示す断
面図、第９図は本発明の他の実施例を示す斜視図である
。１・・・回転電機、Ｉｓ・・・冷却風排出口、Ａ・・・
消音装置、２・・・アングル枠体、３・・・金網、４・
・・吸音材、５・・・外蓋、６・・・Ｉルト、１．１１
−・・外箱、８ａ・・・土壁、８ｇ、１１＊・・・側壁
、＃１・・・下面、８ｄ・・・風入口、８・・・・フラ
ンＪ）部、９・・・内箱、９ａ・・・底壁、９ｂ・・・
上壁、９ｅ・・・側壁、９ｄ・・・連通口、９・・・・
排気口、ｇｆ・・・７ラング部、１０・・・吸音材、Ｊ
ｆ−・・Ｉルト。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図Ｉａ第２図第５　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）通風冷却形回転電機の冷却風排出口に接続して設
けられるものにおいて、下面開放の一体箱形状をなし且
つ−ｍｍｍに上記排出口と接続できる風入口を有した外
箱と、この外箱内に挿脱可能に装着できる小形〇−一体
箱形状ｉｋすと共に一伺壁部に上記外箱の風入口と連通
する連通ロｔ−有し底壁に排風口を有し且つ周１１１Ｈ
Ｌび上壁が多孔板又は金網よ）なる内箱とを備え、上記
外箱と内箱との相互間に吸音材を挟圧固定して構成した
ことを特徴とする回転電機の消音装置。
（２）外箱と内輪とは互に対向する各々Ｏ−側壁がそれ
ぞれ下方に行くに従い外側に傾斜していることを特徴と
する特許請求の範囲１１１１１ｊ記載の回転電機の消音
装置。
（３）外箱と内箱とは互に相対向する各々の両Ｍ搬がそ
れぞれ下方に行くに従い外ｉ！ｌｌＫ＃Ｉ斜しているこ
とｔ％徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転電機の
消音装置。