JPS589856B2 - 振動防止機能を有する管体 - Google Patents

振動防止機能を有する管体

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Publication number
JPS589856B2
JPS589856B2 JP197077A JP197077A JPS589856B2 JP S589856 B2 JPS589856 B2 JP S589856B2 JP 197077 A JP197077 A JP 197077A JP 197077 A JP197077 A JP 197077A JP S589856 B2 JPS589856 B2 JP S589856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
flat plate
pipe body
view
tube body
Prior art date
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Expired
Application number
JP197077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5388227A (en
Inventor
村田清
辻松雄
土井俊治
北川貴一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
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Publication of JPS5388227A publication Critical patent/JPS5388227A/ja
Publication of JPS589856B2 publication Critical patent/JPS589856B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、振動防止機能を有する管体に関するもので
ある。
円形断面を有する物体、例えば管体が気流中に置かれた
場合、前記管体の後流には周期的なカルマン渦が発生す
る。
そして、このカルマン渦による交番強制力によって前記
管体が振動することが従来から知られており、これは実
験的にも確められている。
従来、上記カルマン渦による管体の振動を抑制する対策
としては、第1図に示されるように、管体1の両側面に
三角翼2を間隔をあけて取付けたり、第2図に示される
ように管体1′にストレークあるいは、ロープ3等をス
パイラル状に巻付けたりするものがある。
しかし、上記管体振動抑制対策には以下のような問題が
ある。
すなわち、(1)管体及び三角翼等の点検、修理の際の
人の通行および物資等の運搬が困難である。
(2)上記の必要性が生じた場合には、管体に歩廊又は
それに類した付帯設備を設置する必要があるが、設置後
は空力的に全く異形の管体構造物となるので、振動抑制
効果が期待できるか否かは不明となる。
本発明者等は、上述のような観点からいかにしたら気流
中の管体のカルマン渦による有害な振動を抑制できるか
につき種々の研究を重ねた結果、直径Dなる円形断面の
管体1の上部母線に沿って前記母線から距離dp=D/
24〜D/2をあけて平板を連続的に設ければ良いとい
う知見を得たのである。
この発明は上記知見に基づきなされたものであり、以下
この発明を実施例により図面と共に説明する。
第3図a,bは、この発明の基本説明図、第4図a,b
及びCは、この発明の実施例の側面図、A−A線断面図
及び平面図である。
図示されるように、この発明の管体の振動防止方法は、
直径Dなる円形断面の管体1の上部母線に沿って前記母
線から距離dp=D/24〜D/2(好ましくは、D/
12〜D/3)をあけて平板4を連続的に設けるもので
ある。
前記平板4の管体1への取付方法は、第4図に示される
ように等間隔で管体1の外面に溶着した棒状固定部材5
を介して行なうのが良い。
第5図a,b及びCには、歩廊の床板6を振動抑制用の
平板として利用した実施例がその側面図、A−A線断面
図及びB−B線断面図で示されている。
図示されるように、この実施例は管体1の両側に棒状垂
直部材7を等間隔で固着し、前記垂直部材Tは介して床
板6を可定位置に水平に固定し、前記垂直部材7の上方
間を水平部材8で相互に連結してなるもので、前記床板
6は補強の為に対向する垂直部材7間に配設したアング
ル材9を介して前記垂直部材7に固定されている。
なお、第6図a,b及びCには、前記アングル材9を隣
接する垂直部材7間に配設した他の実施例が示されてい
る。
以上の実施例について風洞実験を行なった結果が第7〜
9図に示されている。
すなわち、第7図には、風速と管体の振巾との関係を示
す図が示されている。
図から明らかなように、この発明の方法で管体に平板を
取付けた場合には、風速の変化にかかわらず管体の振巾
が極めて少ないことがわかる。
また、この図から第6図に示されるように床板兼用の平
板を管軸方向に沿うアングル材を介して管体に取付けた
場合には、何れも好ましい結果が得られないことがわか
る。
第8図には、平板と管体との距離の関係が示されている
図から明らかなように、平板と管体との距離dpがD/
24〜D/2(好ましくは、D/12〜D/3)の範囲
では、管体の振巾が極めて少なくなっていることがわか
る。
また、第9図には、管体の振巾と風の迎え角との関係が
示されている。
図から明らかなように、風が平板に対して平行に吹かな
いで若干斜めに吹いた場合でも平板と管体との距離がこ
の発明の範囲内であれば管体の振巾にはあまり影響され
ないことがわかる。
なお、上記図面において、 a:振動倍振巾 ■:風速 fo:固有振動数 α:迎え角 b=平板の巾 を夫々示す。
上記平板の巾bは前述の実験例では何れも管体の直径と
等しくなっているが、これは必らずしも管体の直径に等
しくする必要はなく若干の長短は管体の振動抑制効果に
影響されない。
以上説明したように、この発明によれば平板を管体の上
部母線に沿って連続的に距離ap=D/24〜D/2を
あけて設置することによって管体の振動を著しく減少さ
せることができるとともに、上記平板は歩廊を兼用でき
るので経済性に優れており、かつこの場合には外観上従
来の歩廊と同様なので美観的にも優れているなど産業上
極めて有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来の管体の振動防止方法を示す
斜視図、第3図a,bは、この発明の基本説明図、第4
図a,b及びCは、この発明の実施例の側面図、A−A
線断面図、及び平面図、第5図a,b,c及びdは、他
の実施例の側面図、A−A線断面図、B−B線断面図及
び部分拡大側面図、第6図a,b及びCは、第5図にお
いてアングル材の配材方法を変えた実施例を示す側面図
、A−A線断面図及びB−B線断面図、第7図は、風速
と管体振巾との関係を示す図、第8図は、管体と平板と
の距離の関係を示す図、第9図は、管体における風の迎
え角と管体の振巾との関係を示す図である。 図面において、1,1′…管体、2…三角翼、3…スト
レークまたはロープ、4…平板、5w固定部材、6…床
板、7…垂直部材、8…水平部材、9…アングル材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 管径Dなる円形断面の管体の上部母線に沿って、前
    記母線から距離dp=D/24〜D/2をあけて平板を
    連続的に設けたことを特徴とする振動防止機能を有する
    管体。
JP197077A 1977-01-13 1977-01-13 振動防止機能を有する管体 Expired JPS589856B2 (ja)

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JP197077A JPS589856B2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 振動防止機能を有する管体

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JP197077A JPS589856B2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 振動防止機能を有する管体

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JPS5388227A JPS5388227A (en) 1978-08-03
JPS589856B2 true JPS589856B2 (ja) 1983-02-23

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JP197077A Expired JPS589856B2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 振動防止機能を有する管体

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JP6710669B2 (ja) * 2017-10-02 2020-06-17 東芝三菱電機産業システム株式会社 全閉形回転電機および冷却器

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JPS5388227A (en) 1978-08-03

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