JPH0230491Y2 - - Google Patents

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JPH0230491Y2
JPH0230491Y2 JP4261383U JP4261383U JPH0230491Y2 JP H0230491 Y2 JPH0230491 Y2 JP H0230491Y2 JP 4261383 U JP4261383 U JP 4261383U JP 4261383 U JP4261383 U JP 4261383U JP H0230491 Y2 JPH0230491 Y2 JP H0230491Y2
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JP
Japan
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bridge
plate
width direction
present
ground
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JP4261383U
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JPS59147713U (ja
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、吊橋や斜張橋などの耐風安定性が問
題となるような橋梁の地覆構造に関する。
第1図は、従来の橋梁の断面図である。橋梁1
の橋面2の幅員方向(第1図の左右方向)の両側
方には、コンクリート、鋼鉄などから成る地覆3
と地覆3に連設して高欄4が形成される。地覆3
は、橋梁1の長手方向(第1図の紙面に垂直方
向)に走行する自動車5などの幅員方向に対する
防護のために、橋梁1の長手方向に延在する。地
覆3は第1図に示されるように、充実あるいは閉
断面であり、閉塞構造になつている。したがつ
て、橋軸直角方向(第1図の左右方向)の風が、
地覆3に作用することによつて、この地覆近くに
空気の乱れあるいは、渦が発生し、この影響で橋
梁1に振動が発生して、構造的な問題を発生させ
ることになる。
本考案の目的は、風が作用しても橋梁の振動を
最少限に抑え、橋梁に構造的な問題を発生させる
ことがないようにした橋梁の地覆構造を提供する
ことである。
以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。第2図は本考案の一実施例の斜視図であ
り、第3図は第2図の側面図であり、第4図は第
3図の切断面線−から見た断面図である。本
考案に従う地覆構造6は、第2図、第3図および
第4図に示されるように、橋面11に対して下方
に順次、鋼板、アルミなどから成る上板7と、一
対の中板8と、下板9と、これらを連結支持する
支持板10とを含む。上板7、中板8および下板
9は、橋面11の幅員方向の側方でその長手方向
(第4図の紙面に垂直方向)に等しい長さに形成
される。上板7は第4図に示されるように幅員方
向(第4図の左右方向)の一端部が下方に湾曲し
ておりその他の部分は、橋面11と平行に延在す
る。中板8は、上板7の前記湾曲した部分から間
隔をあけて、橋面11と平行に配置される。下板
9は、中板8から間隔をあけて、橋面11に垂直
に配置される。なお、下板9はなくてもよい。ま
た中板8は何枚でもよい。上板7の湾曲した部
分、一対の中板8の橋面11の幅員方向内方側
(第4図の右側)の端部、および下板9は、橋面
11に垂直な仮想直線17上にある。なお、仮想
直線17は橋面11に垂直でなくてもよく、又上
板7の湾曲部、中板8の端部、下板9は仮想直線
17上になくてもよい。これによつて橋面11上
を走行する車両の、橋面11の幅員方向外方(第
4図の左方)への防護をすることができる。上板
7、中板8および下板9の長手方向(第3図の左
右方向)には、これらを間隔をあけて支持するた
めの支持板10が設けられる。支持板10の下面
は、橋面11に固着される。支持板10は、高欄
の支柱14が設けられるところでは、高欄の支柱
14に溶接される。高欄の支柱14間には、大径
な筒状の連結部材(笠木)15および複数の小径
な筒状の連結部材(貫)16が互いに平行に設け
られ高欄を形成する。高欄はガードレール、ガー
ドケーブル、オートガード、ガードパイプ、壁高
欄、手すりなどでもよく、又、形状も拘束されな
い。
本考案に従う地覆構造6では、第4図に示され
るように、橋面11の幅員方向の外方側(第4図
の左方)は開放しており、橋面11の幅員方向の
内方側は上板7、中板8および下板9が間隔をあ
けて配置されているので、破線で示されるように
通風路18が形成されることになる。これによつ
て地覆構造6に当る橋軸直角方向の風は、通風路
18を通ることになり、従来の閉塞構造の地覆に
風が当たる場合と比較して、この地覆近くに空気
の乱れあるいは渦が発生することが最小限に抑え
られる。その結果橋梁に構造的に有害な振動が発
生することが防止または軽減される。
第5図は本考案の他の実施例の第3図に対応す
る側面図であり、前述の実施例に対応する部分に
は同一の参照符を付す。注目すべきは、中板8、
下板9に代えて上板7と橋面11の間で支持板1
0に平行に上板7の長手方向(第5図の左右方
向)に間隔をあけて複数の縦板20が設けられ
る。この縦板20の幅方向(第5図の紙面に垂直
方向)の長さは、支持板10よりも短かく形成さ
れている。この縦板20は、上板7に固着されて
支持されてもよいし、橋面11に固着されて支持
されてもよい。
第6図は本考案のさらに他の実施例の第3図、
第5図に対応する側面図であり、前述の実施例に
対応する部分には同一の参照符を付す。この実施
例は、第3図および第5図の実施例を組合せた構
成になつている。すなわち、第3図に示された実
施例に第5図に示された縦板20を設けたもので
ある。
本考案の他の実施例として、第3図に示された
実施例において、中板8、下板9に代えて網状の
防護カバーを幅員方向の内方側に設けてもよい。
本考案の他の実施例として、地覆構造6の幅員
方向の外方側開放部分に風を通す網状のカバーを
設けてもよい。
本考案の他の実施例として、従来の地覆に風を
通すための貫通孔を形成し、この貫通孔を通風路
としてもよい。
以上のように本考案によれば、地覆に風を通す
ための通風路を形成したので、橋軸直角方向の風
が橋梁に作用したときに地覆近くの空気の乱れあ
るいは渦の発生が最小限に抑えられ、この結果橋
梁が風により構造的に有害な振動をおこすことを
防止あるいは軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の橋梁の一部断面図、第2図は本
考案の一実施例の斜視図、第3図は第2図の側面
図、第4図は第3図の切断面線−から見た断
面図、第5図および第6図は本考案の他の実施例
の側面図である。 6……地覆構造、7……上板、8……中板、9
……下板、10……支持板、11……橋面、18
……通風路、20……縦板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 橋梁の橋面の幅員方向の両側方に設けられる地
    覆構造において、 前記地覆には風を通すための通風路を形成した
    ことを特徴とする橋梁の地覆構造。
JP4261383U 1983-03-23 1983-03-23 橋梁の地覆構造 Granted JPS59147713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4261383U JPS59147713U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 橋梁の地覆構造

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JP4261383U JPS59147713U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 橋梁の地覆構造

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Publication Number Publication Date
JPS59147713U JPS59147713U (ja) 1984-10-02
JPH0230491Y2 true JPH0230491Y2 (ja) 1990-08-16

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ID=30173147

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JP4261383U Granted JPS59147713U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 橋梁の地覆構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6393847B1 (ja) * 2018-03-28 2018-09-19 株式会社シラヤマ 地覆ユニット

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Publication number Publication date
JPS59147713U (ja) 1984-10-02

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