JP3655856B2 - 防音装置および防音装置を備えた防音壁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路、鉄道、工場などにおける騒音対策に用いられる防音装置および防音装置を用いた防音壁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路、鉄道、工場などから発生する騒音の防止対策として、騒音発生源からら伝播する騒音を遮断するために防音壁を設置することが一般的になっている。この防音壁の減音効果(防音効果)は、壁の高さを高くすればするほど効果的であるが、コストアップになるうえ、日照、景観、通風などで問題になったり、あるいは電波障害も起きるなど不都合な問題が生ずることもある。
【0003】
このような問題に対処するため、図5に例示するような、通常の直立させた防音壁本体12の上部に、断面形状が略V字状をなす防音装置11を設置する手法が、例えば、特開平9−264009号公報に提案されている。この防音装置11は、断面が上方に略V字状に開口した補助防音板11a、11aから形成され、その両先端部分には、小形凸板11b、11bが内側に向けて立設されている。
【0004】
このような防音装置11を備えた防音壁が、同じ高さの単に直立させた防音壁より減音効果が優れているのは、以下の理由によると言われている。
騒音発生源から伝播した騒音は、防音壁の上部を乗り越えてさらに外界に広がっていくが、そのときに、前記補助防音板11a、11aからなる防音装置11の上部付近で多回折や干渉などの現象によって減音するので、防音装置を設置しない単なる防音壁(直壁)よりも大きい減音効果が得られる。
【0005】
なお、多回折による減音とは、前記補助防音板11a、11aの先端部間隔が、防音壁本体12の幅より十分大きいので、乗り越えていく騒音が2か所で回折することになり、厚さのある障壁と同様の回折減衰による減音効果が得られることをいう。また、干渉による減音とは、略V字形の防音装置内で騒音を反射させ、直接波と反射波とを干渉させることによって減音させることをいう。
【0006】
このような、防音装置を備えた防音壁の場合、上端面に大きな開口部が存在するため、周辺から舞い込むごみや埃の他、季節によっては植林の落葉が堆積したり、積雪によって所期の防音性能が低下するのが避けられず、また、それらと湿気とが共存して、飛来した種子から雑草が繁茂したり、また防音装置を構成する遮音材、吸音材あるいは金属構成部材の腐食や劣化を促進するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、前記防音装置の上方に向けた開口部からごみなどが落ち込むのを防止して、減音性能の低下や、使用部材の腐食などの防止を図り、更には、あわせて日照や視界の妨げになる点の解消や減音効果を向上できる防音装置およびその防音装置を備えた防音壁を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の問題は、防音壁本体の上部に設置される防音装置であって、ケース本体と、その内部を区画する区画部材と、そのケース本体と区画部材によって形成される空間の上方に向けた開口部を覆う板状の吸音材とを構成部材としたことを特徴とする本発明の防音装置によって、解決することができる。また、本発明は、前記吸音材が、アルミニウム繊維を薄板状に圧縮成形した吸音板材、透光性フィルムと多孔板を複合した透光性膜状吸音板材、または多数の小孔を設けた透光性樹脂板からなる透光性薄板状吸音板材である形態に具体化される。
そして、本発明は、防音壁本体の上部に設置される前記防音装置の主構成部材を透光性のものとした形態の前記防音装置として、具体化することができる。
【0009】
更に、防音壁本体の上部に前記形態の防音装置を設置して構成される、防音装置を備えた防音壁によっても、上記の問題を解決することができる。そして、本発明の防音装置を備えた防音壁は、騒音源側建築限界を超えないように、前記防音装置を騒音源側とは反対側に偏らせて設置した形態や、あるいは前記防音装置を透光性防音壁本体の上部に設置した形態のものとして、具体化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の防音装置に係る実施形態について、図1〜3、6を参照しながら説明する。
本発明の好ましい実施形態を例示する図1または2において、本発明の防音装置は、直立させた防音壁本体2の上部に設置され得る防音装置3であり、この防音装置3は、上方に開口したケース本体31とその内部を区画する区画部材32aからなり、かつ前記開口部分には、それを遮蔽する状態で板状の吸音材4が取り付けられていて、前記ケース本体31と区画部材32aによって形成される空間をカバーしている点を特徴とする。
【0011】
図2には、吸音材4は鎖線で表示され、上面が平面な半円弧形状(A)、上面が半円弧状で全体が楕円形状(B)、(A)の形態から防音装置本体3の左側を省略した形状(C)など、本発明の防音装置の変形例を示す。
さらに、図3において、本発明の防音装置のいくつかの変形例を示すと、上面が平面な逆三角形(D)、内方に傾けた区画部材を設け、上面が平面な逆三角形(E)、先端を内方に傾けた逆三角形(F)、一方向に傾斜させた複数の区画部材を設け、上面が平面な逆三角形(G)、四角形(H)、下面が平面な上方円弧形(I)、防音装置本体3の一方側を省略した形状(J)などの各形態に具体化することができる。これらにおいて、いずれもその上方開口部は吸音材(鎖線で表示してある)で覆われているのである。
【0012】
(以下、段落番号を修正)
なお、本発明の防音装置では、前記ケース本体31に形成される空間は、図1に示すような幅方向に区画される形態に限定されず、長さ方向に区画される場合を含み、さらに、図6のように区画部材32a、32bを防音装置の長さ方向や巾方向に配置して内部を長さ方向と幅方向において複数に区画するのも好ましい。この場合、開口部側から見て区画した形状が、図6のような四角形に限定されず、三角形や多角形、円形になるように区画部材を斜めに配置したり曲線状に配置するものも含むのである。
【0013】
本発明では、吸音材4が、このようにケース本体31と区画部材32a、32bによって形成される空間をカバーし、上方に向けた開口部を覆っているので、ごみのような異物が入り込むことがなく、多回折や干渉、共鳴、位相反転などによる騒音エネルギー減衰作用が十分に行われるため、減音性能の低下、構成部材の劣化あるいは雑草など植物の繁殖などを効果的に防止できる。また、上方に向けた開口部付近では風が吹いた時に風切り音が発生することがあるが、吸音材で覆うことによって防止することができる。更にこの吸音材4自身によって、この防音装置を乗り越えていく騒音を吸音して減衰させることもできるから、より大きな減音効果が得られるのである。
【0014】
本発明に用いられる、開口部を覆う吸音材について更に説明する。
この吸音材の形状は薄板状が適当であり、材質としては、無機質、プラスチック質、金属質などが適用可能であるが、アルミニウム繊維を薄板状に圧縮成形した板材が、耐熱性、耐水性、および耐候性に優れ、適度な機械的強度や可撓性に基づく良好な機械的加工性を有する点で特に好適である。
【0015】
本発明になる防音装置では、1ユニットのサイズは、幅0.5〜2.0m、高さ0.5〜1.0m、長さ2〜4mからなるものであるが、ケース本体31、区画部材32、吸音材4などが主構成部材である。このケース本体31、区画部材32は、金属質の遮音性材料からでも形成され得るが、透光性材料、例えば、ポリカーボネイト、塩化ビニルなどの合成樹脂材、ゴム材、ガラス材で形成するとともに、前記吸音材についても、フッ素樹脂フィルムなどの透光性フィルムと網や孔明き板などの多孔板を複合した透光性膜状吸音材、透光性の樹脂板やフィルムに多数の小孔を設けた透光性薄板状吸音材などの透光性を有する吸音材で形成するのが好ましい。
このような実施形態では、前記利点の他、日照や視界を妨げることが少ないという利点が得られる。
【0016】
次に、本発明の防音装置を備えた防音壁に係る実施形態について、図1、4、6を参照しながら説明する。
本発明の防音装置を備えた防音壁は、図4に例示するように、防音壁本体2の上に前記した防音装置3を設置して構成されるものである。ここで、防音壁本体2は、所定の場所に所定間隔に立設された一対のH形支柱21、21の間に挟持された状態で段積みされ(図4では、3段積みを示す)一連の防音壁を構成している。
【0017】
そして、前記した防音装置3を防音壁本体2の上部に設置するには、図1、6に示すように、防音壁本体(図示せず)がはめ込まれている前記一対のH形支柱21、21の間において、防音装置3の両端部付近に固定された端面板33に設けられた、上下方向に伸びる枠状の取付部材34を先の支柱21の凹所21aに落とし込むようにはめ込んで、前記取付部材34と凹所21aとの間に固定ばね材(図示せず)などで一方側に押し付けて固定すればよい。なお、H形支柱の上部に直接または取付金具(図示せず)を介してボルト止めなど適宜な方法で固定してもよい。
【0018】
このように構成した防音壁において、高さ3mの段積みされた防音壁本体の上部に、高さ0.5m×幅0.5mの防音装置を設置した場合について、防音壁から外側に10m離れ、高さが0〜1.2mの位置で減音効果を測定したところ、本発明の場合は、吸音材を設けない比較例に対して、1〜2dBの減音効果向上が認められた。
【0019】
さらに、本発明の防音装置を備えた防音壁の形態として、本発明の防音壁を自動車道路や鉄道路線に沿って構築する場合には、走行車両側に前記防音装置がはみ出して騒音源側建築限界を超えないように、前記防音装置を騒音源側とは反対側に偏らせて設置するようにしたり、日照や景観環境を改善する目的で、防音装置が設置される防音壁本体を透光性材料で構成する形態が好ましい。
【0020】
さらに、本発明では、好ましいものとして以下の形態が適用できる。
(1)前記防音装置のケース本体の底部には、侵入した雨水などを排出するための水抜き孔を設ける。
(2)前記防音装置の主構成部材には、汚れ防止、自動車排気ガス中のNOx浄化のための例えば二酸化チタンなどの光触媒材料、または親水性材料、撥水性材料などを塗布する。
(3)前記防音装置が支柱から外れて脱落することがないように、前記取付部材34には、ワイヤロープ取付孔34aを設けて、支柱21から伸びるワイヤロープ(図示せず)の先端部分を通して、防音装置を引き止め固定する。
(4)前記ケース本体と遮蔽部材を透光性材料で構成する場合には、その取り付け部分に適宜な隙間を設けて、十分な空気の流通を図ると、内面に結露による曇り現象が防止できるので好ましい。このとき、前記のように、二酸化チタンなどの光触媒材料、または親水性材料、撥水性材料などを塗布しておくのも好ましい。
【0021】
【発明の効果】
本発明の防音装置および防音装置を備えた防音壁は、以上説明したように構成されているので、上方に向けた開口部からごみや落葉などが入り込むのを防止したり、風切り音を防止して、減音性能の低下や使用部材の腐食などの防止を図るとともに減音性能の向上を図り、長期間安定した減音効果を維持できる防音装置と防音壁が提供できる。また、あわせて防音装置を透光性の材料で構成することにより、防音壁本体に設けられる防音装置が日照や視界の妨げになる点を解消できるという優れた効果がある。よって本発明は、従来の問題点を解消した防音装置および防音装置を備えた防音壁として、工業的価値はきわめて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防音装置とその取付構造を示す一部切り欠き斜視図。
【図2】実施形態A〜Cを示す断面略図。
【図3】実施形態D〜Jを示す断面略図。
【図4】本発明の防音壁を示す正面図。
【図5】従来の防音装置を備えた防音壁を示す要部断面図。
【図6】本発明の防音装置の他の実施形態を示す一部切り欠き斜視図。
【符号の説明】
2 防音壁本体、21 H形支柱、21a 凹所、3 防音装置、31 ケース本体、32a 区画部材、32b 区画部材、33 端面板、34 取付部材、4 吸音材。
Claims (7)
- 防音壁本体の上部に設置される防音装置であって、ケース本体と、その内部を区画する区画部材と、そのケース本体と区画部材によって形成される空間の上方に向けた開口部を覆う板状の吸音材とを構成部材としたことを特徴とする防音装置。
- 前記吸音材が、アルミニウム繊維を薄板状に圧縮成形した吸音板材、透光性フィルムと多孔板を複合した透光性膜状吸音板材、または多数の小孔を設けた透光性樹脂板からなる透光性薄板状吸音板材である請求項1に記載の防音装置。
- 前記防音装置の主構成部材を透光性のものとした請求項1に記載の防音装置。
- 防音装置の内部を区画部材によって長さ方向においてまたは幅方向においてまたは長さ方向と幅方向の両方において、複数に区画した請求項1または2に記載の防音装置。
- 防音壁本体の上部に請求項1、2、3または4に記載の防音装置を設置して構成される防音装置を備えた防音壁。
- 騒音源側建築限界を超えないように、前記防音装置を騒音源側とは反対側に偏らせて設置した請求項5に記載の防音装置を備えた防音壁。
- 前記防音装置を透光性防音壁本体の上部に設置した請求項5または6に記載の防音装置を備えた防音壁。
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