JPS5898041A - コ−ヒ−加工物の製品とその製造方法 - Google Patents

コ−ヒ−加工物の製品とその製造方法

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JPS5898041A
JPS5898041A JP56197354A JP19735481A JPS5898041A JP S5898041 A JPS5898041 A JP S5898041A JP 56197354 A JP56197354 A JP 56197354A JP 19735481 A JP19735481 A JP 19735481A JP S5898041 A JPS5898041 A JP S5898041A
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JP
Japan
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extracted
coffee
oil
fats
processed
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JP56197354A
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English (en)
Inventor
Sadao Nakayama
中山 貞雄
Setsuko Nakayama
節子 中山
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコーヒー豆の水抽出物と油脂類との水中油型の
乳化体とすることにより、コーヒーの風味、油脂類の保
存性を向上させる加工物の製造法及び製品に関するもの
である。
コーヒーは従来、そのフレーバーの経時変化が大で、保
存性が著しく悪く、これを向上させるため添加物や窒素
充填等の方法によって検討されて来たが、コーヒー抽出
液については未だよ一方法が見出されていな一現状であ
る。一方油脂類はこれを水中油型の乳化体とすれば、そ
の劣化が速く、経時変化があり、油臭の発生という欠点
があった。
発明者らは、焙煎コーヒー豆より水を用いて、抽出物質
の濃度が約496以上になるように加熱抽出したものと
、油脂類をコーヒー豆より抽出嘔れた物質1001!I
IK対して、約団部以上用いて、これらを水中油型の乳
化体として、コーヒー抽出物の高濃度で油脂類と接触さ
せることにより、コーヒーの風味の安定化と、逆に油脂
類の風味の安定化に優れた効果を得ることが出来るとい
う全く予想出来なかりた事実を見出し、本発明を完成し
たのである。
本発明では、まず常法により、焙煎コーヒー豆より熱水
を用いて抽出する。この抽出方法は常圧でも加圧下でも
よく、エチルアルコールや抽出補助剤を用いてもよいこ
とは勿論である。要するに1焙煎されたコーヒー豆より
、主として水によって抽出され、その抽出された物質(
固体、液体を含む)の濃度が約4チ以上になるようにし
、この抽出物質100部に対して約恥部以上の油脂類を
用いて、水中油型の乳化体になるように加工する。この
加工方法は、水等(水でも水溶液でも、コーヒー抽出液
でもよい)と油脂類とを乳化剤、安定剤等を用いて常法
により適当な油分の水中油型の乳化体を作り、これとコ
ーヒー抽出液とを混合してもよく、さらにこの混合物を
均質化してもよい。
又コーヒー抽出液と油脂類とを用りて常法により乳化、
均質化して乳化体としてもよい。要するにまずコーヒー
抽出液と油脂類とが、本発明の規定濃度以上の乳化体と
すればよいのである。この乳化にさいして、砂糖、澱粉
分解糖、異性化糖、ハチミツその他職類、糖アルコール
、エチルアルコール類、粉乳チーズ等の乳製品、さらに
乳化剤、安定剤、有機酸類、塩類、香料、色素、調味料
その他各種の食品、添加物を加えてもよいことに勿論で
あります。油脂類としては、抽出物質100に対して1
00〜200がとくに好ましいのである0油脂類として
は動物性の油脂(バターを含む)、植物性の油脂又は生
化学により作られた油脂であっても、マーガリン、パタ
ー、ショートニングのような加工油脂であってもよく、
要するにグリセリンの脂肪酸エステルであればよいわけ
である。又、乳化体が部分的に水溶液が分離しコーヒー
抽出液と油脂エマルジョンが2層になっても本発明の技
術的範囲に入る。さらに、コーヒー高濃度抽出液と水・
油脂エマルジョンとを別kK容器に充填して、内部で全
体又は部分的に混合されるようにしても本発明の技術的
範囲に入ることは勿論であります。コーヒー豆の抽出物
の濃度が4−以下の場合は油脂のコーヒー風味め安定化
Ktf多少の効果は認められるけれども、コーヒー抽出
物の油脂に対する効果が非常に少ないのである。又、油
脂の濃度が抽出物質100に対して関以下ではコーヒー
フレーバーの安定化に対する効果が弱いのである。
即ち、コーヒー豆の抽出物の濃度と、油脂類の濃度には
相関関係があり、互にそれぞれの濃度以上でなければ本
発明の効果が期待されないのである0逆に本発明ではこ
の関係の効果を見出したのである。これらについて例に
よって説明することにする。
市販の焙煎コーヒー豆を熱水を用いて加圧下(2気圧)
で抽出し、抽出物質aI%の抽出液を得た。
この抽出液を水でうすめて、6チと 4.5−の液を作
った。これらをI、n、I[とする。別にナタネ硬化油
(32℃)50部と水(資)部、乳化剤として蔗糖脂肪
酸エステル1部(Tveen 60 1 mでもよい)
、ポリグリセロール脂肪酸エステル05部、安定剤08
部、分散剤01部用いて、常法により加熱、乳化、均質
化して油分的50%の水中油型の乳化体を作る。
先記の1.Il、Hの抽出物質100部に対して、油脂
が50 、100 、150部になるように、この50
%乳化体を次の表の■、■、■のように加えて、さらに
少し加温して均質機を通過させる。これをそれぞれto
o ccのビン詰めとして120℃、15分間加熱後急
冷却して60日間保存した。
配   合   表 対照品(mV)として、コーヒー抽出液の1.11.1
そのものをビン詰め滅菌したもの及び(至)として抽出
液の代りに水を用めてI−■、■−■、I−■と同じよ
うな油分のものを同様ビン詰め滅菌し保存した。これら
のサンプルについて、l、u、mhそれぞれ■〜■につ
いて、コーヒー抽出物質が1−になるように水で薄めた
もの、対照区として■とVを用いて、ト1と同じような
濃度になるように混合したものにっ−て、加入のパネル
メンバーによって官能テストした結果次のようになった
数字は対照区に対して、テスト品の方が風味が良9とし
た人数(+)、差がよくわからないとした人数(±)で
示す。
+  ±        十  ±        十
  ±ト■ 182B−■ 173■−■ 1431−
■ 19111−■ 17311−■ 152■−■ 
 1911−■ 182111−■  162さらKl
、l、Ml及び■(■を混合して対照品とする)より油
脂分を抽出して、常法により(油化学協会法)過酸化物
価(Me /%)を測定した結果、次のようになった。
■−■ 4.2v−■ ti    v−■ a9I−
■ 2.6  1−■ 2.3   1−■ z1ト■
 17   il−■ 2.4   1−■ 23m−
■ IL3   I[−■ [2II−■ 82以上の
結果から、本発明の構成による効果が明らかKなりまし
え。さらに本発明の基本的な構成物に%蔗糖、澱粉分解
糖、異性化糖、ハチミツ等の糖類や糖アルコール等を加
えた場合、例えば■fIKついては加入のパネルメンバ
ー中、IIKついては19人、■については加入すべて
が、IKりいてけ勿論加入すべてが対照品に比較して著
しく風味が優れていることを示した。コーヒー抽出液の
抽出物質の15〜2o−のものについても、又油脂分に
ついても以上の例よりさらに多い200部用いたものに
ついてもさらに良い結果を示した。
次罠実施例を示す。
例1 常法により焙煎コーヒー豆より熱水を用いて11
1%の抽出液10Kfを作り、これにナタネ硬化油(3
2℃)30部、パターオイル加部、水恥部、蔗糖脂肪酸
エステル1部、ポリグリセロール脂肪酸エステルα5部
、安定剤α8部用い60〜70℃で乳化、均質化した約
505にエマルジ、/を2Kfと香IR6gt加えてさ
らに約50℃で均質化してからビン詰めし、120℃で
滅菌、急冷却した。
例2 例1と同じ抽出液10 KfK 、同じく硬化油
500餌、バターオイル500 gr、加えて、蔗糖脂
肪酸エステル50gt、ポリグIIセロールエステル5
0 tt 、安定剤70gz加えて、60〜70℃で乳
化してから、香料6訃混合し、120%で均質化してか
ら、130℃で2秒殺菌、紙容器に詰め、急冷却し、冷
蔵保存した。
例3 例1の抽出液10Kfと約501111エマルジ
、72にと香料を加える時、砂糖を2Kf加えた後側1
と同じように処理した。
例4 例1のビン詰め120℃滅菌の代りに口0℃2秒
加熱し、充填後冷却した。
例5 例3の砂糖2Kfの代りに、還元麦芽11gr1
本砂糖5駒と安定剤をさらに20gt加え、(資)℃で
均質化してから、80〜90℃にかくはん加熱し、容器
に充填し、冷却した。
PI3 例1のallコーヒー抽出液に蔗糖脂肪酸エス
テルを01部加え、同じく例1の約50チエマルジ冒/
とを別々にノズルを用いて容器に充填し、しかる後K 
100℃で滅菌した。
以上は例であって、本発明はこれらKよって拘束される
ものではありません。
特許出願人   中 山 JI[雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 焙煎したコーヒー豆より水によって抽出した抽出液
    の抽出された物質が約4−以上の液を用い、この抽出物
    質K対して、これを100とした場合、油脂類を約団以
    上用いた水中油型乳化体とすることを特徴とするコーヒ
    ー加工物。 2 コーヒー抽出液として、抽出物質がto −20チ
    の濃度のものを用−た特許請求の範囲記載1のコーヒー
    加工物。 3 油脂類として、コーヒー豆より抽出された物質10
    0 K対して、100〜200用いた特許請求の範囲記
    載1.2記載のコーヒー加工物。 4 加工物中に糖類又Fi糖アルコール類を含む特許請
    求の範囲1,2.3記載のコーヒー加工物。 5 焙煎したコーヒー豆より水によって抽出した抽出液
    の抽出でれた物質が約4チ以上の液を用い、この抽出物
    質に対して、これを100とした場合、油脂類を約団以
    上用いて水中油型に乳化式せるととを特徴とするコーヒ
    ー加工物の製造法。 6 コーヒー抽出液として、抽出物質が10〜20チの
    濃度のものを用いる特許請求の範囲5記載のコーヒー加
    工物の製造法。 7 油脂類として、コーヒー豆より抽出された物質10
    0 K対して、100〜200用いる特許請求の範囲5
    .6記載のコーヒー加工物の製造法0 8 加工工程において、IIi類又は糖アルコール類を
    加える特許請求の範囲5,6.7記載のコーヒー加工物
    の製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06237692A (ja) * 1993-02-16 1994-08-30 Asahi Breweries Ltd 飲 料
WO2009009837A1 (en) * 2007-07-19 2009-01-22 John Michael A confectionery food item
JP2016521132A (ja) * 2013-05-13 2016-07-21 ネステク ソシエテ アノニム アロマ放出カプセル
JP2016522685A (ja) * 2013-05-13 2016-08-04 ネステク ソシエテ アノニム コーヒー油カプセル

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