JPS589708B2 - 硝子フレ−クと耐蝕性樹脂とを含むコンパウンドのライニング方法 - Google Patents

硝子フレ−クと耐蝕性樹脂とを含むコンパウンドのライニング方法

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JPS589708B2
JPS589708B2 JP16035376A JP16035376A JPS589708B2 JP S589708 B2 JPS589708 B2 JP S589708B2 JP 16035376 A JP16035376 A JP 16035376A JP 16035376 A JP16035376 A JP 16035376A JP S589708 B2 JPS589708 B2 JP S589708B2
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JP
Japan
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lining
corrosion
resistant resin
glass flakes
compound containing
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福井源彦
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硝子フレークの耐蝕性樹脂とを含むフレークコ
ンパウンドのライニング方法に関するものである。
硝子フレークと耐蝕性樹脂とを含むフレークコンパウン
ド（以下単にフレークコンパウンドという）は耐水性、
耐薬品性、防蝕性等に優れパイプタンク等のライニング
に広く賞用される。
充分な耐久性を有するライニング層を得るためには、通
常２〜３ｍ／ｍの厚さのパイプ、タンク等の下地に充分
密着した、ピンホールのない且つ均−な厚みを有するラ
イニング層を形成せしめる必要がある。
このためライニングを数回に分けて行ない、各回毎に１
ｍ／ｍ程度の薄いライニング層を形成せしめ、このライ
ニング層がある程度硬化した後、次のライニング層を形
成せしめることが行なわれる。
このように多層ライニングを行なうことにより下地に強
固に密着したピンホール、亀裂、のないライニング層を
形成させることができるが、反面ライニングのむらが発
生し易くなる。
本発明はかかる欠点を改良するための研究に基づく新な
る提案である。
本発明は即ち、硝子フレークと耐蝕性樹脂とを含むコン
パウンドをライニングしてライニング層を形成せしめる
に際し、顔料を含有し且つ互に異なる色調を有するコン
パウンドを複数種類を使用して複数回ライニングを行な
い且つ各回のライニングによって形成される互に接する
ライニング層の色調が区別しうるよう色調の異ったコン
パウンドを使用して複数回のライニングを行なうことを
特徴とする硝子フレークと耐蝕性樹脂とを含むコンパウ
ンドのライニング方法に関するものである。
次に本発明を更に具体的に説明する。
本発明において耐蝕性樹脂としては例えばエポキシ樹脂
、ポリエステル樹脂（望ましくは耐蝕性の大きいビスフ
ェノール系、インフタール酸系、ビニールエステル系の
ポリエステル樹脂）が使用できる。
樹脂の種類は所望の耐蝕性能に応じて定められる。
これらの樹脂に対し１０〜４０重量％望ましくは２０〜
３０重量％程度の硝子フレーク（厚さ３μ〜５μ程度、
大きさ０．５ｍｍ程度の薄片状硝子）及び０．１〜７重
量％望ましくは０．５〜５重量％程度の顔料を加え、均
一に混合しコンパウンドを形成せしめるのが適当である
。
尚、必要に応じて硬化剤、硬化促進剤、カップリング済
、揺変剤等を適宜添加する。
本発明においては異なる色調を有するコンパウンドを使
用するが、これら異種のコンパウンドは顔料以外の組成
は同一とすることが好ましく、異なる層間の密着を良好
ならしめることができる。
コンパウンドをライニングする場合必要に応じて被ライ
ニング物の表面の汚れを除去しサンドブラストを施し、
プライマーを除装する。
コンパウンドはこのようなプライマーを有し或は有しな
い下地にスプレー、コテ塗り等適宜な方法でライニング
を施こす。
この際第１層と第２層；第２層と第３層；−一一一間の
色調が夫々異なるように色調の異ったコンパウンドを使
用する。
コンパウンドを含有せしめる顔料の割合を選定し、上の
層の厚みが所定値となったとき丁度下の層の色が感じら
れないようにすることにより、層の厚みのコントロール
を正確に行なうことができ、ライニングのムラ、忘れの
箇所を生ずることもない。
又順次ライニングするコンパウンドの色調の順序を予め
定めておくことにより、その都度ライニングの回数を記
録しなくても何層ライニングしたかを正確に知ることが
できる。
本発明はこのように構成され、コンパウンドは所定量の
顔料を含有しているので、上の層が所定の厚みとなった
とき下の層が上の層で被覆され、下の層の色調が感知で
きなくなるよう構成でき、層の厚みのコントロールが容
易で塗り忘れ、ライニングのムラ等を生ずることなく均
一な厚みのライニング層をうることができる他、層の色
調の順序を予め定めておくことによりライニングの層数
を記録することなく知ることができる等の利点を有し本
発明は工業上有益なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 硝子フレークと耐蝕性樹脂とを含むコンパウンドを
    ライニングしてライニング層を形成せしめるに際し、顔
    料を含有し且つ互に異なる色調を有するコンパウンドを
    複数種類を使用して複数回ライニングを行ない且つ各回
    のライニングによって形成される互に接するライニング
    層の色調が区別しうるよう色調の異ったコンパウンドを
    使用して複数回のライニングを行なうことを特徴とする
    硝子フレークと耐蝕性樹脂とを含むコンパウンドのライ
    ニング方法。
JP16035376A 1976-12-28 1976-12-28 硝子フレ−クと耐蝕性樹脂とを含むコンパウンドのライニング方法 Expired JPS589708B2 (ja)

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JPS5382842A JPS5382842A (en) 1978-07-21
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JPS6213602U (ja) * 1985-07-11 1987-01-27

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