JPS6229111B2 - - Google Patents

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JPS6229111B2
JPS6229111B2 JP59116189A JP11618984A JPS6229111B2 JP S6229111 B2 JPS6229111 B2 JP S6229111B2 JP 59116189 A JP59116189 A JP 59116189A JP 11618984 A JP11618984 A JP 11618984A JP S6229111 B2 JPS6229111 B2 JP S6229111B2
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JP
Japan
Prior art keywords
corrosion
resistant
resin paint
coating
concrete
Prior art date
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Expired
Application number
JP59116189A
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English (en)
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JPS60257879A (ja
Inventor
Gosuke Ichihara
Masashi Kanzaki
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ASO KOATSU KONKURIITO KK
Original Assignee
ASO KOATSU KONKURIITO KK
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばマンホール、下水管路など腐
食性雰囲気で使用するためその内面に耐食層を形
成したコンクリート管とその製造法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
コンクリート管は、特に、下水用マンホールや
下水管に使用されているが、管路に流れ込んだ
酸、塩等の化学薬品、腐敗した有機物から発生す
る種々の腐食性物質によつて著しく侵食されるこ
とは周知の事実である。
この対策として、従来から (1) 材質そのものの配合組成を変えて耐食性を改
善すること (2) 内外表面特に内表面を耐食材料で被覆して構
成材を耐食環境から隔離すること の二つの方法が採用されてきた。
ところが、(1)の方法は材質的に限界があり、コ
ンクリートの場合には、硬化剤としてセメントを
使用する限りその性質の向上には限界がある。
また、(2)の工法として、 耐食塗料による塗装 耐食性シート、板材等による内張り 耐食モルタル、耐食タイルの内張り 耐食ライニングの上の耐食レンガ積みによる
内張り 等があるが、作業性、コスト、それに形成した被
覆の耐食性及び強度の面から、においては、エ
ポキシ加工樹脂のような耐食塗料の塗装が一般に
行われている。
しかしながら、かかる耐食塗料による表面塗装
においては多量に塗ると表面ダレを生じ、1回塗
りで最大0.2mm厚みの塗膜しかできない。この程
度の膜ではピンホール、むら塗り等が生じ侵食耐
食性能が劣り、被膜が機械的に弱く目的を達しな
い。従つて、必要かつ十分な厚みの塗膜を作るに
は、数回繰り返し塗布せねばならないばかりでな
く、同一面に対し原則として1日1回以上の塗布
は不可能とされているため、数回塗布するには数
日を要することとなり、工賃コストが肥大し不経
済である。また、これらの塗料は揮発性有機物質
を含んでおり、シンナー中毒等の作業員の安全管
理が困難となり、さらに、狭隘な個所には塗布困
難という欠点があつた。
この塗料塗布の欠点を解消するために、例えば
特開昭57−15874号公報に記載されているよう
に、塗料と無機質粒子を混合したものを管を回転
させながら塗布する方法も提案されている。
この方法では、液と粒を予め混合した後塗り付
けるので混合物は多量の空気を含むことになり、
得られた被覆層には多くの気泡が発生して水密性
が得られず、また、被覆層と管との接着性は粒材
の混入で著しく減殺されてしまい、期待の効果が
得られないという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、かかる管における被覆層を厚
く形成して、特に複合状態にある腐食性雰囲気中
でも優れた耐久性を持つコンクリート管とその製
造法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段ならびに作用〕
本発明のコンクリート管は、コンクリート母管
の内面に、樹脂塗料中に分散した耐食性粉粒体の
量を下層から表面に向かつて漸次増大してなり、
且つ表面における耐食性粉粒体の分散量が、実質
的に樹脂塗料中に飽和量含有する被覆層を形成し
てなるものである。
その被覆層の表面における耐食性粉粒体の分散
量は70容量%以上であり、しかもその被覆層の厚
みは1mm以上のものが形成されている。
このような、被覆層を形成したコンクリート管
は回転する母管の内面に良流動性の樹脂塗料を供
給して同樹脂塗料を前記母管の内面に被覆した
後、常温下での回転を持続しながら耐食性粉粒の
みを、前記樹脂塗料の被覆層が未だ固化しない液
状状態にある間にその被覆層の上に散布供給する
ことによつて、好適に製造することができる。
本発明の耐食性コンクリート管の内面に形成さ
れた被覆層は、その断面構成を示す第1図のよう
に、コンクリート母管1の内表面上に形成された
下層2が例えばタール・エポキシ樹脂塗料のよう
な接着性の良い塗料がコンクリート基材中に浸透
した層からなり、そして上層3は順次珪砂のよう
な耐食性のよい無機質の粉粒材を分散した層から
形成され、そして表面の70%以上は耐食性のよい
無機質の粉粒から構成された1mm以上の厚みを持
つ多重層を形成できる。
そして、かかる被覆層を持つ管は、回転管の遠
心力を利用して、最初に液状の耐食性樹脂塗料を
被覆したのち、耐食性の粒子を単体でその上に散
布して被覆塗布することによつて得られる。
下層を形成する樹脂塗料としては、被覆時に液
状をなし、極度に粘度の小さいものは後に添加す
る粉粒体が遠心力によつて全て樹脂塗料中に沈下
してしまうので、粘度としては気温20℃で3000〜
7000CPS程度の良流動性の液状樹脂塗料が好まし
い。
このような、液状樹脂塗料としては、タール・
エポキシ樹脂塗料が最適であるが、その他には、
ポリエステル、ポリウレタン系等の塗料がある。
また、被覆層中に分布させるための粒子として
は使用雰囲気において、不活性の耐食性粒子であ
る例えば珪砂、自然砂、ガラス粉、フライアツシ
ユ、再生プラスチツクの粒子等を使用することが
できる。しかし、これらの粒子は最初に被覆され
た液状樹脂塗料との濡れ性があることが好まし
く、さらに粒度としては、0.15〜1.5mm径のもの
が好適に使用できる。この点、フライアツシユ
は、液状の下地剤との濡れ性がなく、また、粒度
も小さいので、顆粒状に造粒したものを使用す
る。
さらに、これらの粒子の添加量は、容量比とし
て樹脂塗料に対して、0.7〜2倍、好ましくは1
〜1.3倍の量のものを樹脂塗料の上に撤布するの
が良い。
本発明によれば、樹脂量および粘度に対して、
飽和含浸される粉粒体の量は略一定であり、しか
も、粉粒体を飽和含浸した被覆層は母管の回転を
止めても、自らはダレ落ちのような崩壊現象を起
こさず、自立状態が維持でき、樹脂塗料に配合し
た硬化剤の量と作業環境温度を調整することによ
つて、母管の回転停止後、数分間で他所に移動で
きる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を述べる。
第2図に示すように、内径300mm、外径360mm、
長さ200mmの下水用コンクリート母管1を、その
端部側面に被覆材の流出を防ぐための側面リング
4を取付けた後、水平回転台5に載置して被覆処
理を行つた。
水平回転台5を駆動して、このコンクリート母
管1を240rpm(遠心力の大きさ10.5G)で回転し
た。これに、基剤:硬化剤が1:1のタール・エ
ポキシ樹脂塗料(JIS第1種 東邦化成製)から
成り粘度5000CPSの耐食性樹脂塗料をシユータ6
から、常温で2.26Kg(1885c.c.)一時に投入した。
投入後、0.5分して均一な被覆層が管の内面に
形成された後、これに297μm残分1%以下、105
μm残分95%以上に粒度調整した豊浦標準砂6.37
Kg(2450c.c.)を、同様に管に回転を与えながら分
散投入器7を挿入して投入した。
被覆処理後24時間経過した後、液状樹脂塗料は
完全に固化した。このようにして得られた被覆層
の厚みは2.3mmで、その下層は母管中に部分的に
浸透して完全に密着した状態を示し、上層は漸次
粉末分布が大となり、その表面直下での分布率は
80%にも達していた。
このようにして得たコンクリート管の被覆層の
耐衝撃性を確認するため、JIS K 5664に基づく
衝撃試験JIS K 5400−A法によつて試験したと
ころ、錘の高さで表現すると、その耐衝撃性は、
その内表面に塗料のみを施したものの1.5倍、混
合液を使用した場合の1.3倍の耐久性を示した。
〔発明の効果〕
本発明においては、 タール・エポキシ樹脂塗料等の液状耐食樹脂
塗料本来の強い接着力が減殺されない原液の状
態で管面に塗布され、母管と耐食層が完全に接
着した後粒状耐食材を添加吸着させるため、母
管と耐食層が完全一体となる。
従来、液状樹脂塗料は1回の塗布につき0.2
mm程度の薄膜しか形成できないが、本工法によ
れば任意の厚みの層を一工程で形成出来、しか
も、樹脂塗料の固化を待たずに母管の回転を任
意の時に停止できるので、被覆作業を効率的に
行なうことができる。
液状塗膜だけでは仮に厚く塗布したとしても
それ自体の硬さ、強度が不十分であるが、本発
明によれば表面層に珪砂等の硬い粉粒体を分散
量を増大して混入することにより強度が高めら
れる。
耐食層の層厚のいかんに拘わらず、一工程で
作業が完了することにより、経済性は勿論、作
業員がシンナー等有害物質に触れる機会が大幅
に減少し、労働災害防止上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による被覆層の構成を示す図で
あり、第2図は本発明の被覆層形成法の例を示
す。 1:母管、2:下層、3:上層、4:側面リン
グ、5:水平回転台、6:シユータ、7:分散投
入器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンクリート母管の内面に、耐食性樹脂塗料
    中に分散した耐食性粉粒体の量を下層から表面に
    向かつて漸次増大してなり、且つ表面における耐
    食性粉粒体の分散量が70容量%以上である被覆層
    を少なくとも1mm以上の厚みに形成してなること
    を特徴とする耐食性コンクリート管。 2 常温下で回転するコンクリート母管の内面に
    常温下で良流動性の液状の耐食性樹脂塗料を供給
    して同液状耐食性樹脂塗料を前記母管の内面に被
    覆した後、常温下での回転を持続しながら0.15〜
    1.5mm径の耐食性粉粒のみを、前記耐食性樹脂塗
    料に対し容量比にして0.7〜2倍、前記耐食性樹
    脂塗料の未固化の被覆層の上に散布供給すること
    を特徴とする耐食性コンクリート管の製造方法。
JP11618984A 1984-06-05 1984-06-05 耐食性コンクリ−ト管及びその製造方法 Granted JPS60257879A (ja)

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JP4764138B2 (ja) * 2005-11-02 2011-08-31 株式会社栗本鐵工所 管内面ライニング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5791780A (en) * 1980-11-26 1982-06-08 Kubota Ltd Method for painting inner surface of metal pipe

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