JPH05123639A - 無機質化粧板の製造方法 - Google Patents
無機質化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPH05123639A JPH05123639A JP28749691A JP28749691A JPH05123639A JP H05123639 A JPH05123639 A JP H05123639A JP 28749691 A JP28749691 A JP 28749691A JP 28749691 A JP28749691 A JP 28749691A JP H05123639 A JPH05123639 A JP H05123639A
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- Japan
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- inorganic
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- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無機質塗料を塗布した無機質化粧板の特性を
確保しつつ、油性汚染物質が付着しにくく、付着しても
洗浄作業で簡単に落とせる無機質化粧板の製造方法を提
供することにある。 【構成】 無機質基材の表面に合成樹脂塗料を塗布,硬
化して下塗り塗膜を形成し、この下塗り塗膜の表面に、
一般式: R'mSi(OR)n [式中、R’,Rはアルキル基またはアシル基を表し、
mは0〜2、nは4〜2の整数であり、m+n=4の関
係を有する。]で表されるケイ素アルコキシドを主体と
する無機質塗料を塗布,硬化して中層塗膜を得、この中
層塗膜の表面にアルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機
質塗料を塗布,硬化して表層塗膜を形成することによ
り、ケイ素アルコキシドを主体とする無機質塗料で形成
された中層塗膜の表面を油性汚染物質が付着しにくいア
ルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料で被覆する
ことを特徴とする無機質化粧板の製造方法。
確保しつつ、油性汚染物質が付着しにくく、付着しても
洗浄作業で簡単に落とせる無機質化粧板の製造方法を提
供することにある。 【構成】 無機質基材の表面に合成樹脂塗料を塗布,硬
化して下塗り塗膜を形成し、この下塗り塗膜の表面に、
一般式: R'mSi(OR)n [式中、R’,Rはアルキル基またはアシル基を表し、
mは0〜2、nは4〜2の整数であり、m+n=4の関
係を有する。]で表されるケイ素アルコキシドを主体と
する無機質塗料を塗布,硬化して中層塗膜を得、この中
層塗膜の表面にアルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機
質塗料を塗布,硬化して表層塗膜を形成することによ
り、ケイ素アルコキシドを主体とする無機質塗料で形成
された中層塗膜の表面を油性汚染物質が付着しにくいア
ルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料で被覆する
ことを特徴とする無機質化粧板の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の内外装材,その
他の構築物に使用され、耐久性を有するとともに、特
に、油性の汚染が懸念される部位に使用するのに適した
無機質化粧板の製造方法に関する。
他の構築物に使用され、耐久性を有するとともに、特
に、油性の汚染が懸念される部位に使用するのに適した
無機質化粧板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無機質化粧板の製造方法として、
例えば、ケイ酸カルシウム板,石綿,セメントケイ酸カ
ルシウム板,石綿スレート板等の無機質基板の表面に、
ウレタン系合成樹脂塗料等の有機質塗料を塗布して有機
質塗膜を形成する方法がよく知られている。しかし、こ
の方法による無機質化粧板は、紫外線や雨水、あるい
は、無機質基板から浸出するアルカリ分の影響を受ける
ことにより、塗膜に変色やクラックが生じ易かった。こ
のため、特開昭56−2871号公報、特開昭62−2
21473号公報等で開示されているケイ素アルコキシ
ドを主体とする無機質塗料を表面トップ層に塗布して塗
膜を形成することにより、耐候性,耐久性に優れた無機
質化粧板が提案されている。
例えば、ケイ酸カルシウム板,石綿,セメントケイ酸カ
ルシウム板,石綿スレート板等の無機質基板の表面に、
ウレタン系合成樹脂塗料等の有機質塗料を塗布して有機
質塗膜を形成する方法がよく知られている。しかし、こ
の方法による無機質化粧板は、紫外線や雨水、あるい
は、無機質基板から浸出するアルカリ分の影響を受ける
ことにより、塗膜に変色やクラックが生じ易かった。こ
のため、特開昭56−2871号公報、特開昭62−2
21473号公報等で開示されているケイ素アルコキシ
ドを主体とする無機質塗料を表面トップ層に塗布して塗
膜を形成することにより、耐候性,耐久性に優れた無機
質化粧板が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記無
機質化粧板を建物の外装材,トンネルの内装材、あるい
は台所の壁材等に使用すると、油分混じりの車等の排気
ガス、あるいは調理用油等の油性汚染物質が付着し易
く、付着すると、水などで洗浄しても落ちにくいため、
外観を損うという問題点があった。
機質化粧板を建物の外装材,トンネルの内装材、あるい
は台所の壁材等に使用すると、油分混じりの車等の排気
ガス、あるいは調理用油等の油性汚染物質が付着し易
く、付着すると、水などで洗浄しても落ちにくいため、
外観を損うという問題点があった。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、有機質塗料
よりも耐久性に優れた無機質塗料を無機質基材に塗布す
ることにより、従来の無機質化粧板の特性を確保しつ
つ、前記油性汚染物質が付着しにくく、付着しても簡単
に落とせる無機質化粧板の製造方法を提供することを目
的とする。
よりも耐久性に優れた無機質塗料を無機質基材に塗布す
ることにより、従来の無機質化粧板の特性を確保しつ
つ、前記油性汚染物質が付着しにくく、付着しても簡単
に落とせる無機質化粧板の製造方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成するため、中塗り塗料と相互に関連して良好な塗膜
性能を発揮する表層塗料を見出し、良好な塗膜性能を有
する無機質化粧板の製造方法を完成するに至った。
達成するため、中塗り塗料と相互に関連して良好な塗膜
性能を発揮する表層塗料を見出し、良好な塗膜性能を有
する無機質化粧板の製造方法を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明の要旨は、無機質基材の
表面に合成樹脂塗料を塗布,硬化して下塗り塗膜を形成
し、この下塗り塗膜の表面に、一般式: R'mSi(OR)n で表されるケイ素アルコキシドを主体とする無機質塗料
を塗布,硬化して中層塗膜を得、この中層塗膜の表面に
アルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料を塗布,
硬化して表層塗膜を形成したことを特徴とする無機質化
粧板の製造方法にある。
表面に合成樹脂塗料を塗布,硬化して下塗り塗膜を形成
し、この下塗り塗膜の表面に、一般式: R'mSi(OR)n で表されるケイ素アルコキシドを主体とする無機質塗料
を塗布,硬化して中層塗膜を得、この中層塗膜の表面に
アルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料を塗布,
硬化して表層塗膜を形成したことを特徴とする無機質化
粧板の製造方法にある。
【0007】本発明における無機質基材としては、ケイ
酸カルシウム板,石綿セメントケイ酸カルシウム板,石
綿スレート板,パルプセメント板等が挙げられる。
酸カルシウム板,石綿セメントケイ酸カルシウム板,石
綿スレート板,パルプセメント板等が挙げられる。
【0008】合成樹脂塗料としては、例えば、エポキシ
系樹脂塗料,ウレタン系樹脂塗料,アクリル系樹脂塗
料,不飽和ポリエステル系樹脂塗料が挙げられ、さら
に、酸化チタン等の顔料を添加したものであってもよ
い。
系樹脂塗料,ウレタン系樹脂塗料,アクリル系樹脂塗
料,不飽和ポリエステル系樹脂塗料が挙げられ、さら
に、酸化チタン等の顔料を添加したものであってもよ
い。
【0009】そして、前記合成樹脂塗料の塗布方法とし
ては、例えば、スプレーによる吹き付け、ロールコータ
ー,リバースコーターによる塗り付けが挙げられる。
ては、例えば、スプレーによる吹き付け、ロールコータ
ー,リバースコーターによる塗り付けが挙げられる。
【0010】ケイ素アルコキシドを主体とする無機質塗
料は、一般式: R'mSi(OR)n で表されるケイ素アルコキシドの加水分解物をバインダ
ーとし、これに顔料を必要に応じて混入したものであ
る。
料は、一般式: R'mSi(OR)n で表されるケイ素アルコキシドの加水分解物をバインダ
ーとし、これに顔料を必要に応じて混入したものであ
る。
【0011】前記ケイ素アルコキシドは、具体的には
R’,Rがアルキル基またはアシル基を表し、アルキル
基としてはメチル,エチル,プロピル,ブチル等が挙げ
られ、アシル基としては、ホルミル,アセチル,プロピ
オニル,ブチリル等が挙げられる。そして、mは0〜
2、nは4〜2の整数で表されるものであり、m+n=
4の関係を有している。
R’,Rがアルキル基またはアシル基を表し、アルキル
基としてはメチル,エチル,プロピル,ブチル等が挙げ
られ、アシル基としては、ホルミル,アセチル,プロピ
オニル,ブチリル等が挙げられる。そして、mは0〜
2、nは4〜2の整数で表されるものであり、m+n=
4の関係を有している。
【0012】顔料としては、酸化チタン,酸化鉄,クレ
ー,鉛丹,酸化クロム等が挙げられる。そして、顔料
は、前記ケイ素アルコキシドに体積比4対1ないし1対
4の割合で混入するのが好ましい。顔料の混入率が多く
なりすぎると、塗膜の耐久性が低下し、少なすぎると、
後述するアルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料
とのなじみや密着性が低下するからである。
ー,鉛丹,酸化クロム等が挙げられる。そして、顔料
は、前記ケイ素アルコキシドに体積比4対1ないし1対
4の割合で混入するのが好ましい。顔料の混入率が多く
なりすぎると、塗膜の耐久性が低下し、少なすぎると、
後述するアルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料
とのなじみや密着性が低下するからである。
【0013】また、前記中層塗膜の厚さは5〜50μm
であることが好ましい。5μm以下であると、下地が透
けて隠蔽性が低下し、50μm以上になると、クラック
を生じやすくなるからである。なお、塗布方法として
は、前述した合成樹脂塗料の塗布方法などの既存の方法
から任意に選択できる。
であることが好ましい。5μm以下であると、下地が透
けて隠蔽性が低下し、50μm以上になると、クラック
を生じやすくなるからである。なお、塗布方法として
は、前述した合成樹脂塗料の塗布方法などの既存の方法
から任意に選択できる。
【0014】表層塗膜を形成するアルカリ金属ケイ酸塩
を主体とする無機質塗料は、例えば、ケイ酸ナトリウ
ム、ケイ酸リチウム等を主体とする無機質塗料である。
なお、表層塗膜を形成する無機質塗料は透明塗料に限ら
ず、着色塗料であってもよい。
を主体とする無機質塗料は、例えば、ケイ酸ナトリウ
ム、ケイ酸リチウム等を主体とする無機質塗料である。
なお、表層塗膜を形成する無機質塗料は透明塗料に限ら
ず、着色塗料であってもよい。
【0015】前記アルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無
機質塗料の塗布方法としては、ロールコーター、リバー
スコーター、フローコーターによる塗り付けが挙げられ
る。そして、表層塗膜の厚さは0.5〜30μmが好まし
い。厚さが0.5μm以下になると、中層塗膜を均一に被
覆するのが困難となり、30μm以上になると、クラッ
クが発生しやすいからである。
機質塗料の塗布方法としては、ロールコーター、リバー
スコーター、フローコーターによる塗り付けが挙げられ
る。そして、表層塗膜の厚さは0.5〜30μmが好まし
い。厚さが0.5μm以下になると、中層塗膜を均一に被
覆するのが困難となり、30μm以上になると、クラッ
クが発生しやすいからである。
【0016】
【実施例】次に、本発明にかかる実施例を説明する。 (実施例)比重1.8の石綿セメントケイ酸カルシウム
板に、固型分40重量%のエポキシ樹脂塗料を塗布した
後、温度150℃で8分間加熱して硬化させ、厚さ20
μmの下塗り塗膜を形成した。
板に、固型分40重量%のエポキシ樹脂塗料を塗布した
後、温度150℃で8分間加熱して硬化させ、厚さ20
μmの下塗り塗膜を形成した。
【0017】ついで、金属アルコキシド系の主液と酸化
チタンを主体とする顔料とを容積比1対1の割合で混練
し、これに硬化剤を加えて調整した無機質塗料を前記下
塗り塗膜の表面に塗布し、温度150°で12分間加熱
して硬化させ、厚さ約25μmの中層塗膜を得た。
チタンを主体とする顔料とを容積比1対1の割合で混練
し、これに硬化剤を加えて調整した無機質塗料を前記下
塗り塗膜の表面に塗布し、温度150°で12分間加熱
して硬化させ、厚さ約25μmの中層塗膜を得た。
【0018】さらに、この中層塗膜に、透明なケイ酸ナ
トリウム系塗料を塗布し、温度200℃で10分間加熱
して硬化させ、厚さ約10μmの表層塗膜を有する化粧
板を得、これをサンプルとした。
トリウム系塗料を塗布し、温度200℃で10分間加熱
して硬化させ、厚さ約10μmの表層塗膜を有する化粧
板を得、これをサンプルとした。
【0019】(比較例)中層塗膜を形成するまでは実施
例と同一の作業を行い、前記中層塗膜の表面に金属アル
コキシドを主体とする透明な無機質塗料を塗布し、温度
150℃で10分間加熱して硬化させることにより、厚
さ約10μmの表層塗膜を有する無機質化粧板を得、こ
れをサンプルとした。
例と同一の作業を行い、前記中層塗膜の表面に金属アル
コキシドを主体とする透明な無機質塗料を塗布し、温度
150℃で10分間加熱して硬化させることにより、厚
さ約10μmの表層塗膜を有する無機質化粧板を得、こ
れをサンプルとした。
【0020】前述のようにして得た両サンプルを25℃
の水中に30日間浸漬した後、外表面を目視にて観察し
たが、両サンプルの表面にはクラックや白華等は見受け
られなかった。
の水中に30日間浸漬した後、外表面を目視にて観察し
たが、両サンプルの表面にはクラックや白華等は見受け
られなかった。
【0021】そして、いわゆる碁盤目テストによる密着
テストを両サンプルに行ったところ、いずれのサンプル
にも100対100の結果を得、密着性が極めて良好で
あることがわかった。
テストを両サンプルに行ったところ、いずれのサンプル
にも100対100の結果を得、密着性が極めて良好で
あることがわかった。
【0022】また、ウェザーメータで両サンプルに10
00時間の暴露処理を施して耐候性試験を行ったとこ
ろ、両サンプルの外観に変化はなく、密着性も良好であ
った。
00時間の暴露処理を施して耐候性試験を行ったとこ
ろ、両サンプルの外観に変化はなく、密着性も良好であ
った。
【0023】さらに、両サンプルを排ガス、カーボンブ
ラック、油性マジックでそれぞれ汚した後、洗浄作業を
施して汚れの落ち具合を調べた。実験結果を表1に示
す。
ラック、油性マジックでそれぞれ汚した後、洗浄作業を
施して汚れの落ち具合を調べた。実験結果を表1に示
す。
【0024】
【表1】 排気ガス カーボンブラック 油性マジック 実施例 ○ ○ ○ 比較例 × × △ ○:水洗い,水拭きだけで汚れが落ちた場合。 △:水洗いで汚れは落ちなかったが、アルコール洗浄で
汚れが落ちた場合。 ×:水洗い,アルコール洗浄のいずれの方法でも汚れが
落ちなかった場合。
汚れが落ちた場合。 ×:水洗い,アルコール洗浄のいずれの方法でも汚れが
落ちなかった場合。
【0025】以上の実験結果から明らかなように、実施
例にかかる無機質化粧板は、耐久性,耐候性において比
較例と同等の特性を有するだけでなく、表面に油性汚染
物質が付着しても、比較例よりも簡単に落とせるという
ことがわかった。これは、いわゆる水ガラス系塗膜で無
機質化粧板の表面が覆われ、化粧板の表面が親水性とな
り、油性汚染物質が付着しにくくなるためであると考え
られる。
例にかかる無機質化粧板は、耐久性,耐候性において比
較例と同等の特性を有するだけでなく、表面に油性汚染
物質が付着しても、比較例よりも簡単に落とせるという
ことがわかった。これは、いわゆる水ガラス系塗膜で無
機質化粧板の表面が覆われ、化粧板の表面が親水性とな
り、油性汚染物質が付着しにくくなるためであると考え
られる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる無機質化粧板によれば、従来の無機質化粧板と
同等の耐久性,耐候性を確保できるだけでなく、油性汚
染物質が付着しにくく、たとえ付着しても簡単に落とせ
る無機質化粧板が得られる。特に、表層塗膜を形成する
アルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料が剥離し
たとしても、そのアルカリ成分によるエッチング効果で
中層塗膜が疎水性(=親油性)から親水性に変化するた
め、耐汚染性を長期間維持できるという効果がある。
にかかる無機質化粧板によれば、従来の無機質化粧板と
同等の耐久性,耐候性を確保できるだけでなく、油性汚
染物質が付着しにくく、たとえ付着しても簡単に落とせ
る無機質化粧板が得られる。特に、表層塗膜を形成する
アルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質塗料が剥離し
たとしても、そのアルカリ成分によるエッチング効果で
中層塗膜が疎水性(=親油性)から親水性に変化するた
め、耐汚染性を長期間維持できるという効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 無機質基材の表面に合成樹脂塗料を塗
布,硬化して下塗り塗膜を形成し、この下塗り塗膜の表
面に、一般式: R'mSi(OR)n [式中、R’,Rはアルキル基またはアシル基を表し、
mは0〜2、nは4〜2の整数であり、m+n=4の関
係を有する。]で表されるケイ素アルコキシドを主体と
する無機質塗料を塗布,硬化して中層塗膜を得、この中
層塗膜の表面にアルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機
質塗料を塗布,硬化して表層塗膜を形成したことを特徴
とする無機質化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28749691A JPH05123639A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 無機質化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28749691A JPH05123639A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 無機質化粧板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123639A true JPH05123639A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17718099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28749691A Pending JPH05123639A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 無機質化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6673433B1 (en) | 1998-10-19 | 2004-01-06 | Toto Ltd. | Stainproof material and method for manufacturing the same, and coating composition and apparatus thereof |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS562871A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-13 | Sumitomo Chem Co Ltd | Formation of laminated paint film |
JPS6239027A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS62221473A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-29 | Matsushita Electric Works Ltd | セメント系硬化体の塗装方法 |
JPH0318514A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-28 | Bando Chem Ind Ltd | 物品の受渡し装置 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28749691A patent/JPH05123639A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS562871A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-13 | Sumitomo Chem Co Ltd | Formation of laminated paint film |
JPS6239027A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
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JPH0318514A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-28 | Bando Chem Ind Ltd | 物品の受渡し装置 |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
US6673433B1 (en) | 1998-10-19 | 2004-01-06 | Toto Ltd. | Stainproof material and method for manufacturing the same, and coating composition and apparatus thereof |
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