JPS5896708A - 巻回型チツプコイル - Google Patents
巻回型チツプコイルInfo
- Publication number
- JPS5896708A JPS5896708A JP19589881A JP19589881A JPS5896708A JP S5896708 A JPS5896708 A JP S5896708A JP 19589881 A JP19589881 A JP 19589881A JP 19589881 A JP19589881 A JP 19589881A JP S5896708 A JPS5896708 A JP S5896708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- sheet
- winding
- magnetic
- chip coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/29—Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はプリント基板の銅箔面側にフェイスボンディン
グによって組込むことのできる巻回型チップコイルに関
するものである。
グによって組込むことのできる巻回型チップコイルに関
するものである。
従来例を第1図に示す。第1図はリード付きのアキシャ
ルタイプのコイルで、両端に鍔1を有するフェライトな
どの磁心2に巻線3を施し、前記磁心2の両端に外部リ
ード線4を取付け、この外部リード線4に巻線3の両端
を接続し、全体に樹脂コーティングして外装6を形成す
ることによ多構成されていた。
ルタイプのコイルで、両端に鍔1を有するフェライトな
どの磁心2に巻線3を施し、前記磁心2の両端に外部リ
ード線4を取付け、この外部リード線4に巻線3の両端
を接続し、全体に樹脂コーティングして外装6を形成す
ることによ多構成されていた。
この構成では外部リード線4を折曲してプリント基板に
組込む必要があるため、実装上手間がかかるなどの問題
があった。
組込む必要があるため、実装上手間がかかるなどの問題
があった。
本発明はこのような従来の欠点を解決するものであり、
本発明においては、磁性体シートの片面に両端がそれぞ
れ異なる端面に位置するようにほぼS字状の導体を形成
するとともに、同一平面上に一方の端部が前記導体の端
部とは反対側に折曲されかつ中間部において絶縁体層を
介して前記導体と交差するほぼL字状の導体を形成し、
かつその磁性体シートを磁性体よりなる巻芯に巻回し、
その巻回体の両端面および中央外周部に端子電極を設け
て構成したものである。以下、本発明による巻回型チッ
プコイルについて、製造工程順に従っての第2図〜第7
図の図面を用いて説明する。
本発明においては、磁性体シートの片面に両端がそれぞ
れ異なる端面に位置するようにほぼS字状の導体を形成
するとともに、同一平面上に一方の端部が前記導体の端
部とは反対側に折曲されかつ中間部において絶縁体層を
介して前記導体と交差するほぼL字状の導体を形成し、
かつその磁性体シートを磁性体よりなる巻芯に巻回し、
その巻回体の両端面および中央外周部に端子電極を設け
て構成したものである。以下、本発明による巻回型チッ
プコイルについて、製造工程順に従っての第2図〜第7
図の図面を用いて説明する。
まず、第2図に示すように柔軟性に富む磁性体シート6
0片面には、はぼS字状の導体7が設けられており、こ
の導体7の両端は磁性体シート6の異なる端面に位置す
るように形成されている。
0片面には、はぼS字状の導体7が設けられており、こ
の導体7の両端は磁性体シート6の異なる端面に位置す
るように形成されている。
この導体7は印刷または蒸着などの方法によって形成さ
れる。また、磁性体シート6はセラミックスとバインダ
ーの混合された泥漿体を直接大きなシート状に成形する
か、ポリエステルなどのフィルム上に泥漿体をシート状
に成形することにより構成する。
れる。また、磁性体シート6はセラミックスとバインダ
ーの混合された泥漿体を直接大きなシート状に成形する
か、ポリエステルなどのフィルム上に泥漿体をシート状
に成形することにより構成する。
ここで、前記導体7の中間部の任意の個所には折曲部が
設けられ、その上に磁性体等の絶縁体層8が印刷または
蒸着などの方法で設けられる。また、一方の端部が導体
7の端部とは反対側に折曲されかつ他方の端部が導体7
の他方の端部に近い巻回終端部に位置するほぼ5字状の
導体9が、前記絶縁体層8を介して前記導体7と交差す
るように前記導体7の横に並んで形成されている。
設けられ、その上に磁性体等の絶縁体層8が印刷または
蒸着などの方法で設けられる。また、一方の端部が導体
7の端部とは反対側に折曲されかつ他方の端部が導体7
の他方の端部に近い巻回終端部に位置するほぼ5字状の
導体9が、前記絶縁体層8を介して前記導体7と交差す
るように前記導体7の横に並んで形成されている。
なお、第2図では磁性体シート6の両端部に余白を残し
ているが、必要に応じてこの余白部を削除することがで
きる。ただし、巻始め部10の余白は削除できても、巻
終り部11の余白は閉磁路の磁気構成上必要である。
ているが、必要に応じてこの余白部を削除することがで
きる。ただし、巻始め部10の余白は削除できても、巻
終り部11の余白は閉磁路の磁気構成上必要である。
まだ、第2図では導体7,90両方に折曲部を設けて交
差させているが、いずれか一方に折曲部を設け、他方を
直線として交差させてもよい。
差させているが、いずれか一方に折曲部を設け、他方を
直線として交差させてもよい。
さらに、第2図に示す磁性体シート6上に、第3図およ
び第4図に示すようにシート全体の厚さを均一化するよ
うに、すなわちシート表面を平滑にするために磁性体シ
ート13を形成してなる磁性体複合シート14を用いて
もよい。第4図は第3図の人−Bで切断した場合の断面
を示す図である。
び第4図に示すようにシート全体の厚さを均一化するよ
うに、すなわちシート表面を平滑にするために磁性体シ
ート13を形成してなる磁性体複合シート14を用いて
もよい。第4図は第3図の人−Bで切断した場合の断面
を示す図である。
このような磁性体シート6″i!たは磁性体複合シート
14を別に設けだ巻芯12を中心に、巻始め部10より
導体7,9側を内側にして第5図に示すように巻回する
。
14を別に設けだ巻芯12を中心に、巻始め部10より
導体7,9側を内側にして第5図に示すように巻回する
。
第6図に示すように、巻回体150両側面には導体7の
両端部が接続片16.17として表出し、導体90両端
部が接続片18.19として表出する。ここで、巻芯1
2を用いて巻回する場合、巻始め部1oの端部に可塑剤
を塗布することにより容易に巻回することができる。さ
らに、図面では断面が円形の巻芯12を示しているが、
断面が楕円形または丸味のある角を有する矩形であって
もよい。また、これらの巻芯12は成形によって容易に
得られる。このように、全てを巻回する方式に比べて巻
芯12を用いた場合、生産性がよく、巻回後、焼成する
ことにより両側面に接続片16゜17.18.19を有
する積層チップコイルが得られる。この積層チップコイ
ルの両端部および中央外周部に端子電極20,21.2
2を設けたものが第6図、第7図である。
両端部が接続片16.17として表出し、導体90両端
部が接続片18.19として表出する。ここで、巻芯1
2を用いて巻回する場合、巻始め部1oの端部に可塑剤
を塗布することにより容易に巻回することができる。さ
らに、図面では断面が円形の巻芯12を示しているが、
断面が楕円形または丸味のある角を有する矩形であって
もよい。また、これらの巻芯12は成形によって容易に
得られる。このように、全てを巻回する方式に比べて巻
芯12を用いた場合、生産性がよく、巻回後、焼成する
ことにより両側面に接続片16゜17.18.19を有
する積層チップコイルが得られる。この積層チップコイ
ルの両端部および中央外周部に端子電極20,21.2
2を設けたものが第6図、第7図である。
ここで、本発明の構成において、磁性体複合シート14
と巻芯12の焼成における収縮率として、巻芯12より
磁性体複合シート14の方を若干(3%〜10%)大き
くすることにより、高密度で、巻回層間の緻密な焼成体
を得ることができる。
と巻芯12の焼成における収縮率として、巻芯12より
磁性体複合シート14の方を若干(3%〜10%)大き
くすることにより、高密度で、巻回層間の緻密な焼成体
を得ることができる。
すなわち、焼成時において、巻芯12より磁性体複合シ
嘴ト14の方が収縮が大きいため、磁性体複合シート1
40巻き締め圧力が生じ、磁性体複合シート14の層間
および磁性体複合シート14と巻芯12の隙間のない高
密度の焼成品が得られる。なお、磁性体複合シート14
と巻芯12の収縮率の差が3%未満の場合は、焼成時の
巻き締め圧力が十分でなく、デラミネーションが発生し
、またこの差が10%を越えると、焼成時にクラック、
割れなどが発生する。また、収縮率を変える方法として
は、磁性体粉体の粒径、バインダーの種類、量、グリー
ンデンシティなどの調整により容易に実現できる。
嘴ト14の方が収縮が大きいため、磁性体複合シート1
40巻き締め圧力が生じ、磁性体複合シート14の層間
および磁性体複合シート14と巻芯12の隙間のない高
密度の焼成品が得られる。なお、磁性体複合シート14
と巻芯12の収縮率の差が3%未満の場合は、焼成時の
巻き締め圧力が十分でなく、デラミネーションが発生し
、またこの差が10%を越えると、焼成時にクラック、
割れなどが発生する。また、収縮率を変える方法として
は、磁性体粉体の粒径、バインダーの種類、量、グリー
ンデンシティなどの調整により容易に実現できる。
以上のように本発明の巻回チップコイルは巻芯と磁性体
シートを個々に作成した後、巻回、焼成をすることがで
きるため、巻芯と磁性体シートの材質の選択、焼成にお
ける収縮率の選択が自由であり、これによって磁性体シ
ートのみで、磁芯を構成するようなものに比べて、コイ
ルとしての特性の向上が図れ、しかも高密度でデラミネ
ーションのない焼成品が得られる。さらに、中心部に巻
芯を有し、磁性体によって外装された形となり、閉磁路
構造のため、大きなインダクタンスが得られ、生産性が
高く、品質の安定した価格面でも有利な3端子タイプで
フェイスボンディングタイプの小形のチップコイルが得
られる。
シートを個々に作成した後、巻回、焼成をすることがで
きるため、巻芯と磁性体シートの材質の選択、焼成にお
ける収縮率の選択が自由であり、これによって磁性体シ
ートのみで、磁芯を構成するようなものに比べて、コイ
ルとしての特性の向上が図れ、しかも高密度でデラミネ
ーションのない焼成品が得られる。さらに、中心部に巻
芯を有し、磁性体によって外装された形となり、閉磁路
構造のため、大きなインダクタンスが得られ、生産性が
高く、品質の安定した価格面でも有利な3端子タイプで
フェイスボンディングタイプの小形のチップコイルが得
られる。
第1図は従来のコイルを半分断面で示す正面図、第2図
は本発明の一実施例による巻回型チップコイルの原素材
の一例を示す斜視図、第3図は同コイルの原素材の他の
例を示す斜視図、第4図は第3図の人−Bで断面した断
面図、第6図は同コイルの巻回時の状態を示す斜視図、
第6図は同コイルの巻回体に端子電極を設けて完成品と
した時の外観を示す斜視図、第7図は第6図に示す完成
品を半分断面で示す正面図である。 6.13・・・・・・磁性体シート、7,9・・・・・
導体、8・・・・・・絶縁体層、12・・・・・・巻芯
、15・・・・・巻回体、20.21.22・・・・・
・端子電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 ? 第2図 2 第3図 2 第4図 第5図 第6図 π 第7図
は本発明の一実施例による巻回型チップコイルの原素材
の一例を示す斜視図、第3図は同コイルの原素材の他の
例を示す斜視図、第4図は第3図の人−Bで断面した断
面図、第6図は同コイルの巻回時の状態を示す斜視図、
第6図は同コイルの巻回体に端子電極を設けて完成品と
した時の外観を示す斜視図、第7図は第6図に示す完成
品を半分断面で示す正面図である。 6.13・・・・・・磁性体シート、7,9・・・・・
導体、8・・・・・・絶縁体層、12・・・・・・巻芯
、15・・・・・巻回体、20.21.22・・・・・
・端子電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 ? 第2図 2 第3図 2 第4図 第5図 第6図 π 第7図
Claims (1)
- 磁性体シートの片面に両端がそれぞれ異なる端面に位置
するようにほぼS字状の導体を形成するとともに、同一
面上に一方の端部が前記導体の端部とは反対側に折曲さ
れかつ中間部において絶縁体層を介して前記導体と交差
するほぼL字状の導体を形成し、かつその磁性体シート
を磁性体よりなる巻芯に巻回し、その巻回体の両端部お
よび中央外周部に端子電極を設けて構成した巻回型チッ
プコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19589881A JPS5896708A (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 巻回型チツプコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19589881A JPS5896708A (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 巻回型チツプコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896708A true JPS5896708A (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=16348819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19589881A Pending JPS5896708A (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 巻回型チツプコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896708A (ja) |
-
1981
- 1981-12-04 JP JP19589881A patent/JPS5896708A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3686908B2 (ja) | 積層型コイル部品及びその製造方法 | |
KR20120023516A (ko) | 적층형 코일 | |
JPS5917705A (ja) | 積層型平板アンテナコイル | |
JPH08153623A (ja) | コイル部品 | |
JPS6050331B2 (ja) | インダクタンス素子とその製造方法 | |
EP0055050B1 (en) | Lamination-wound chip coil and method for manufacturing the same | |
JPS5848410A (ja) | チップ型インダクタの製造方法 | |
JPS5896708A (ja) | 巻回型チツプコイル | |
JPH023605Y2 (ja) | ||
JPS5889819A (ja) | チツプ・インダクタの製造方法 | |
JPS59151407A (ja) | チツプインダクタ | |
JP2992869B2 (ja) | チップ形インダクタの製造方法 | |
JPS5896707A (ja) | 巻回型チツプコイル | |
JPS60106114A (ja) | インダクタの製造方法 | |
JPH02256214A (ja) | チップインダクタおよびその製造方法 | |
JP2583746Y2 (ja) | 積層セラミック電子部品 | |
JP3082063B2 (ja) | コモンモード・チョークコイルの製造方法 | |
JPS5896709A (ja) | 巻回型チツプコイル | |
JPS6346566B2 (ja) | ||
JPS5828819A (ja) | チツプインダクタ−の製造方法 | |
JP3810291B2 (ja) | コイルチップ部品 | |
JPS60226109A (ja) | 開磁路型積層部品とその製造方法 | |
JPS59152611A (ja) | チツプインダクタの製造方法 | |
JPH11329873A (ja) | インダクタ及びその製造方法 | |
JPH062252Y2 (ja) | チップインダクタンス素子 |