JPS5896618A - セメント分散剤の製造方法 - Google Patents

セメント分散剤の製造方法

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Publication number
JPS5896618A
JPS5896618A JP19456981A JP19456981A JPS5896618A JP S5896618 A JPS5896618 A JP S5896618A JP 19456981 A JP19456981 A JP 19456981A JP 19456981 A JP19456981 A JP 19456981A JP S5896618 A JPS5896618 A JP S5896618A
Authority
JP
Japan
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pref
reaction
acid
temperature
inert gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP19456981A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Uno
鵜野 一男
Yasuhiko Otaki
大滝 康彦
Kiyoto Imai
今井 清人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
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Publication of JPS5896618A publication Critical patent/JPS5896618A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明社、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮
合物及びその塩類を主成分とするセメント分散剤の製造
法に関する。
セメント分散剤をコンクリートの練り混ぜの際に添加す
ると、コンクIJ −トの軟度が増大し、作業性を向上
させると共に、コンクリートの必要水量が減少しコンク
リートの強度の増大、水密性の増大、ひびわれ性の減少
等の種々の好ましい結果をもたらす。このため、セメン
ト分散剤は、今日広く一般に使用されている。
ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとを縮合させ
て得られる縮合物(以下、NFCとかく。)及びその塩
類がセメント分散剤としての性能を有することは従来知
られておシ、縮合反応を高度に進めて得られるNFCが
特にセメント分散剤として、すぐれ九性能を示すことも
公知であった(特公昭41−11737 、特公昭4B
 −9564)。
一般にNFCは、硫酸の存在下で、ナフタレンスルホン
酸とホルムアルデヒドトラ95〜100℃で、縮合反応
して得られるが、セメント分散剤としてすぐれた性能を
示す縮合反応が高度に進んだNFCを得るKは、硫酸の
量を大として、かつ長時間縮合反応することが必要であ
った。たとえば上記特公昭41−11737 、特公1
@48−9564の実施例によれば、縮合反応時にナフ
タレンスルホン酸1モル幽シ硫酸をα73〜α79モル
存在させ、反応時間を25時間またはそれ以上行ってい
た。従って、反応が長時間を要する仁とと共に多量の硫
酸の後処理が問題となった。すなわち、硫酸の使用量が
多いため縮合反応を終った反応生成物をライ建ングソー
デーシ曹ンを行うと副生ずる石膏量が多く、このろ過及
び処分に難点があった。また反応生成物の後処理の別法
として、水酸化ナトリウムを加えて中和する方法をとる
と、硫酸ナトリウムが大量に副生じ、寒冷時において硫
酸ナトリウムが析出してNFC塩溶液の取扱いに支障を
きたした。
本発明者らは、これらの問題点を解消するため種々研究
した結果、縮合時に不活性ガスを封入し、縮合反応温度
を100〜140’Cの加圧反応をすることにより縮合
反応時間を短縮し得ると共に硫酸量も大巾に低減し得る
事を見出し、本発明を完成するにhたった。
本発明は、ナフタレンスルホン酸トホルムアルデヒドと
を不活性ガスの加圧下で縮合させることを特徴とするナ
フタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物及びその
塩類を主成分とするセメント分散剤の製造方法である。
本発明において、ナフタレンスルホン酸は、純品が好ま
しいが、本発明の効果やセメント分散性を損わない範囲
でアルキルナフタレン等を含んだす7タレンのスルホン
化物であっテモよい0 本発明において、ナフタレンスルホン酸とホルムアルデ
ヒドとの縮合反応は、硫酸を触媒として使用する仁とが
反応時間の短縮等の利点かあシ好ましい。
本発明において不活性ガスとしては、窒素、炭酸ガス、
ヘリウム、アルゴン等のガスを用いる。本発明における
不活性ガスは、上記のものに制限されるものでなく、縮
合反応に悪影響を及はさ々いガスを意味している。不活
性ガスの圧力としては、0.2 kg/cjG以上、好
ましくは、α5〜10慝−Gとする。
本発明の方法によるNFCの製造は、次のようにして行
う。ナフタレンスルホン酸1モル尚り硫酸を触媒として
0.01−0.5モル、好ましくは、0.04〜0.4
モル存在させ、次いで水をナフタレンスルホン酸重量の
0.15〜0.5倍量添加し約371ホルマリンをホル
ムアルデヒドとして058〜1゜2モル好ましくは、0
.9〜1.1モル加え、不活性ガスを0.2−10以上
、好ましくは、0.5〜10kfaiG封入す物性、性
能両面から好ましいNFCが得られ難く、一方10ki
cd Gを超えると、設備の経済面及び安全面から実用
的でない。反応温度は、100〜140℃、好ま°しく
け、110〜130℃であシ、温度が100℃未満では
、反応速度が運くなり本発明の効果が発揮されず、14
0℃を超えると、反応速度が早くなりすぎ、反応のコン
トロールがむずかしく、かつ高粘度のNFCとなシ、実
用的でない。反応時間は、触媒量、温度等の賭因子によ
シ異なるが、反応管理、経済性から勘案すれば2〜16
時間好ましくは、3〜10時間が適当である。縮合反応
中に反応物の粘度が上昇し、攪i困難な場合には、少量
の水を加えて攪拌を容゛ 易にする。又反応を円滑かつ
容易に遂行するために水を予め添加しておくこともでき
る。反応終了後、水を目的濃度に合せて所定量加えて希
釈し、アルカリで中和した後、0℃で硫酸ナトリウムを
晶析除去してもよいし、常法に従ってライミングソーデ
ーシ璽ンを行って4良い。一本発明の方法によって得ら
れるNFCは、Na塩の形で用いられるほか、K%NH
4、C4塩の形で用いられても曳い。
本発明の製造方法にょシ、縮合時間を大巾に短縮でき、
かつ少ない硫酸量の存在下でセメント分散剤としてすぐ
れた性能を示すNFCが得られ、NFCの製造コストを
従来公知の方法に比べて極度に低減させる事ができる。
本発明の分散剤は、コンクリートに用いられるほか、モ
ルタル、セメントペースト等に添加して用いられてもコ
ンクリートの場合と同様の効果がある。
本発明を従来公知の方法と比較して効果並びに利点を列
挙すると次の通シである。
0) 縮合反応において従来の方法では、温度を100
℃以上にするとホルムアルデヒドあるいは、ホルマリン
の安定剤であるメタノールの発泡現象、ひどい時には、
内容物が吹き出す現象があり、100℃以上の温度では
、縮合反応ができなかった。一方、本発明の如く不活性
ガスで加圧して上記の発泡現象を抑制して反応をすれば
、縮合温度をあげる事ができる。
又、縮合温度をあげることにより、反応物の粘度を減少
せしめる事ができる為、攪拌状態も良好なものとなシ反
応も均一に進行する。
(ロ)従来の方法では、縮合反応が進み、増粘するにつ
れ反応物の液面上昇があるが、本発明の加圧反応では、
はぼ一定である。
e9  従来の方法では、密閉系で自圧のみで100℃
以上の縮合反応を行うと発泡現象があシ、攪拌状態が悪
くなり局部加熱現象を起し反応物の一部は樹脂化しやす
いが本発明の不活性ガスを封入する方法では、これらの
現象を防止てきる。
に)従来の方法の反応では、反応物の粘度が高くなると
局部加熱現象を起し、反応物の一部は、樹脂化しやすい
が、本発明の加圧反応によれば局部加熱現象を防止でき
る。
(へ)本発明の加圧反応では、縮合反応温度をあげる事
ができるので、触媒の硫酸の量を大巾に低減でき、その
濃度は、ホル−v IJン添加前および添加後50チ未
満でよく、かつ反応時間を短縮できる。
(へ)硫酸の使用蓋が少ないので、副生の硫酸塩の量が
少なくなり後処理が容易となる。たとえば、ナフタレン
スルホン酸1モル当り触媒として存在させる硫酸量を0
.045モルとして綜合反応を行い水酸化す) IJウ
ムで中和した場合には、副生ずる硫酸ナトリウムが少な
いゆえ、0℃に冷却しても析出することがなく、後処理
は不要もしくは簡便なものとなる。
次に実施例・比較例を挙げて本発明を説明と するが、本発明はこれ 何ら限定されるもので社ない。
実施例1゜ (1)NPCの製造 200tのナフタレンを115〜120℃に加熱して溶
融し、120〜130℃の温度で98−硫酸200 f
を1時間を要して添加した後、1時間で160℃に昇温
し、同温度で6時間反応せしめた。120〜130℃に
冷却後9891一 硫酸199添加し、次に水781を添加した。
温度を80〜90℃まで冷却、保温し37%ホルマリン
127fを3時間にわたって滴下した。
滴下後、水を120 f添加した後、窒素を導入し3.
0 kg/cjGとした。次いで115℃に昇温し、こ
の温度で4時間給合反応を行った。
縮合を終ったものは、水酸化ナトリウム溶液で中和し、
0℃で硫酸ナトリウムを晶析除去した。
ロロコンクリート試験 (1)  コンクリート使用材料 ・セメント:小野田、アサノ、住友社製普通ポルトラン
ドセメント を3種等量混合して使用。
細骨材:大井用産川砂 粗骨材;青梅産砕石(最大寸法20m)(2)  コン
クリート配合条件 単位セメント量:450噸菊3 単位水f : 156 kg/ms 細骨材率: 42 % NFC添加量:七メン) 100重量部当り固形分換算
で0.5重1部添 加。
(3)試験方法 上記の使用材料、配合条件のもとに50を強制御sシミ
キサ−を用いて、全材料投入後連続して90秒間練りま
ぜた。スランプ試験はJISA−11011’−コンク
リートのスランプ試験方町に準拠し、又、空気量は締め
固めには棒状バイブレータ−を使用してJISA−11
28rまだ固まらないコンクリートの空気量の圧力によ
る試験方法」に準拠し測定した。更に圧縮強度はJIS
A−1132rコンクリ一ト強度試験用供試体の作り方
」に準じて、Φ10 X 20mの供試体を作成し、J
ISA−1108rコンクリートの圧縮強度試験方法」
に準じて材令3日、7日及び28日における圧縮強度を
測定した。なお供試体作成時には、棒状バイブレータ−
を用いて締め固めを行った。
実施例2゜ 200tのナフタレンを115〜120℃に加熱して溶
融し120〜130℃の温度で25%発煙硫酸122f
を1時間を要して添加した後、1時間で160℃に昇温
し同温度で4時間反応せしめた。100〜110℃に冷
却後水を4Of添加し温度を80〜90℃まで冷却後保
温し37チホルマリン127fを3時間にわたって滴下
した。滴下後、窒素を導入し30に4idGとし、つい
で115℃昇温しこの温度で5時間給合反応を行った。
縮合を終ったものは、水酸化ナトリウム溶液で中和し0
℃まで冷却したが晶析物はなかった。
実施例3〜5及び比較例1 実施例1と同様にして、第1表の如く原料の仕込モル比
、反応条件等を変化させて反応を行った。その結果を第
1表に併記した。同表に見られるように本発明の方法は
、比較例に比べて短時間の反応でセメント分散剤の性能
として同等以上のものが得られている事がわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ナフタレンスルホ/酸とホルムアルデヒドとを不活性ガ
    スの加圧下で縮合せしめることを特徴トスるナフタレン
    スルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物及びその塩類を主
    成分とするセメント分散剤の製造方法。
JP19456981A 1981-12-04 1981-12-04 セメント分散剤の製造方法 Pending JPS5896618A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4725665A (en) * 1985-08-23 1988-02-16 Chemie Linz Aktiengesellschaft Use of salts of water-soluble
WO2012080031A1 (de) 2010-12-14 2012-06-21 Basf Construction Polymers Gmbh Formaldehydreduzierung mit zuckern im alkalischen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128019A (ja) * 1973-03-14 1974-12-07
JPS5314255A (en) * 1976-07-26 1978-02-08 Hitachi Ltd Starting method for water wheel

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