JPS6345159A - 高濃度・低粘度のスルホン化アミノ樹脂水溶液の製造方法 - Google Patents

高濃度・低粘度のスルホン化アミノ樹脂水溶液の製造方法

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JPS6345159A
JPS6345159A JP18502186A JP18502186A JPS6345159A JP S6345159 A JPS6345159 A JP S6345159A JP 18502186 A JP18502186 A JP 18502186A JP 18502186 A JP18502186 A JP 18502186A JP S6345159 A JPS6345159 A JP S6345159A
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JP
Japan
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aqueous solution
temperature
minutes
resin aqueous
high concentration
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JP18502186A
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悦郎 松井
時夫 後藤
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 未発11は、モルタル、コンクリート、およびセメント
混和物の粘度を低減するための減水剤あるいは分散剤と
して用いることのできる高濃度・低粘度のスルホン化ア
ミノ樹脂水溶液に関する。
[従来の技術とその問題点] 従来より、スルホン酸基含有メラミンホルムアルデヒド
樹脂は、例えば特公昭43−21859号公報に記載の
如くコンクリート用減水剤あるいは分散剤としてよく知
られており、使用上の便を図って水溶液状の製品として
実用に供されている。かかる水溶液状の製品の製造方法
としては、すでに特公昭52−13991号公報に縮合
工程で硫酸を用いる方法が提案され、さらに改良された
製造方法が特開昭57−100959号公報に提案され
た。これらの方法によると、高濃度水溶液が製造でき、
貯蔵安定性も良好であるが、低温貯蔵時に結晶析出が起
こるという欠点がある。このため、更に改良された製造
方法が特開昭59−43012号公報に提案された。こ
の方法によると高濃度で、貯蔵安定性が良好であり、低
温貯蔵時に結晶析出も起こらないが、樹脂水溶液が高粘
度になるという欠点を有する。
本発明は以上のような従来の事情に対処してなされたも
ので、モルタル、コンクリートおよびセメントB和物用
減水剤として減水効果、貯蔵安定性に優れ、かつ高濃度
・低粘度で低温貯蔵時においても結晶析出が起こらない
スルホン化アミノ樹脂水溶液を作業性良く製造する方法
を提供することを目的とする。
[発明を解決するための手段] 本発明者らは鋭意研究した結果、上述の目的を満足する
スルホン化アミノ樹脂水溶液の製造方法を見出し、本発
明を完成した。
すなわち、本発明の高濃度・低粘度スルホン酸基含有メ
ラミンホルムアルデヒド樹脂水溶液の製造方法は、メラ
ミンを主成分とするアミノ基含有物質を、このアミノ基
含有物質のアミノ基1.0グラム当量に対し、ホルムア
ルデヒド0.9〜1.1モルおよび亜硫酸塩0.3〜0
.4グラム出量と、水媒体中、pH10〜13、温度6
0〜80℃で20〜60分間反応させ、生成した反応混
合物に硝酸を加えpHを3.5〜5.5に調節し、温度
20〜50℃で30〜200分間反応させた後、pHを
11.5〜13.5に調節し、冷却することを特徴とす
る。
本発明に用いられるメラミンを主成分とするアミノ基含
有物質は、メラミン単独又はメラミンとこれに対し好ま
しくは20重量%以下の割合の含アミノ化合物、例えば
尿素、グアナミン類、ジシアンジアミド、チオ尿素等と
の混合物である。
本発明に用いられるホルムアルデヒドとしてはホルマリ
ン、パラホルムアルデヒド等であり、また亜硫酸塩とし
ては、亜硫酸ソーダ、亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ソ
ーダ、重亜硫酸アンモニウム、ピロ亜′J&酸ソーダ等
が列挙される。
本発明により、製造される目的物は水溶液であり上記3
原料は、最初から水媒体中で反応できる。上記3原料の
仕込み順序は任意でよいが、簡便に行うには、同時に仕
込む方法がよい、上記アミノ基含有物質、ホルムアルデ
ヒド、および亜硫酸塩を、それぞれの官老基−MH2/
 −GO)l/−5Ox−の数比で1.010.9〜1
.110.3〜0.4となるよう配合し、pH10〜1
3、温度80〜80℃で、20〜60分間反応せしめる
工程は、スルホン酸基含有メチロールメラミンを効率よ
く生成させると共に、′F&続の縮合反応を容易にして
、目的の樹脂水溶液を得るための前段反応工程である。
上記反応におけるpHの調節は、苛性ソーダ等の通常の
アルカリ性物質の添加により行うことができる。
本発明の方法は、上記前段反応工程の後、更に、縮合反
応のための後段反応工程を必要とする0本発明の後段反
応工程では、特に硝酸を用いて、pHを3.5〜5.5
に調節し、温度20〜50℃で、30〜200分間反応
させることによって行なわれる0本発明の製造方法は、
固形分含有率35〜55%の高濃度の水溶液中で縮合反
応を進めることができるが、液のpHと温度を十分に管
理することにより、好ましい時点で反応を停止できるよ
うに、反応速度を制御する必要がある。 pH3,5未
満では、特に温度が50℃以上の場合反応速度が著しく
速くなり、好ましい時点での反応の停止が困難になる。
また、pH5、5を超えると、特に、温度が20℃以下
の場合反応時間が非常に長くなるという点で実用的では
ない。
後段反応工程で所定の粘度に達した場合速やかに、苛性
ソーダ等の通常のアルカリ性物質を添加することにより
pHを11.5〜13.5に調節することと、室温に冷
却することにより、縮合反応による増粘を停止するとと
もに、長期保存安定化することができる。硝酸を用いて
、pHを3.5〜5.5とし、縮合を進めるという本発
明の製造方法においては、pHを11.5〜13.5に
調節することにより、樹脂水溶液の粘度が、著しく低下
するという際立った特徴を有する。従って、硝酸を用い
た場合は、硫酸を用いた場合の様に、低温で貯蔵しても
白濁することがなく、かつスルホン酸アミドあるいはP
−)ルエンスルホン酸を用いた場合とは異なり、非常に
粘度の低い樹脂水溶液を得ることができる。
[発明の効果] 前述した如く、本発明の製造方法により調製した高濃度
・低粘度スルホン化アミノ樹脂水溶液は、従来の方法に
よるスルホン化アミノ樹脂水溶液に比べて高濃度のため
輸送コストが低減できると共に、低粘1隻のため取扱い
が容易であり、製造収率が向上する。また、減水効果お
よび貯蔵安定性に優れており、特に低温貯蔵時にも結晶
の析出がおこらないので寒冷地でも使用できる。さらに
合成反応温度が低く、かつ反応時間が短いので製造コス
トも低減することができる。
次に、本発明を実施例および比較例により具体的に説明
するが、以下において部および%は特に断りのない限り
すべて重fi) 2Si準であるものとする。
実施例1 温度計、攪拌装置、コンデンサーを備えた反応器に、攪
拌しながら、水288.1部、92%バラホルムアルデ
ヒド81.5部、亜硫酸水素ナトリウム8B、6部、メ
ラミン106.5部、水酸化ナトリウム5.5部を投入
し、pHを11.0に調節した0次いで、反応器内の温
度を30分間かけて、75℃に昇温し。
更に30分間75℃に保った後40℃に降温した。この
反応生成物に硝酸(70%)424部を加え、pHを4
.0に調節し、温度を40℃に保ったまま、攪拌を約9
0分間続けた。ガードナー粘度(25℃)がZに達した
時点で、水酸化ナトリウム水溶液(48%)27部を加
え、pHを12.0に調節し、ガードナー粘度(25℃
) B?−G (74cPs)、固型分47%の無色透
[Jl )水溶液を得た。以下、この水溶液をSMF−
1と略記する。
比較例1  [アミドスルホン酸を用いたスルホン化ア
ミ/樹脂水溶液の製造方法] 実施例1と同様の装置に同様の原料を投入し、pi 1
1.0に7部mした。更に実施例1と同様に反応器内の
温度を30分間かけて75°Cに昇温し、次いで30分
間75℃に保った後55℃に降温した。
この反応生成物に、アミドスルホン酸35.0部を加え
、 pHを4.3に調節し、温度を55℃に保ったまま
、攪拌を約380分間続けた。ガードナー粘度(25℃
)がZに達した時点で、水酸化ナトリウム水溶液(48
%)27部を加えpHを13.0に調節し、ガードナー
粘度(25℃) U (878cPs) 、固型分47
%の無色透明の水溶液を得た。以下、この水溶液をSM
F−2と略記する。
比較例2[p−)ルエンスルホン酸を用いたスルホン化
アミノ樹脂水溶液の製造方法] 実施例1と同様の装置に、同様の原料を投入し、pHを
11.0に2118I節した。更に、実施例1と同様に
反応器内の温度を30分間かけて75℃に昇温し、次い
で30分間75℃に保った後50℃に降温した。
この反応生成物に、P−)ルエンスルホン酸(CToC
bH4S03H−H2O)90gを加え、pHを4.1
に3J節し、温度を50℃に保ったまま、攪拌を約12
0分間続けた。ガードナー粘度(25℃)がZに達した
時点で、水酸化ナトリウム水溶液(48%)34gを加
え、pHを1245に調節し、ガードナー粘度(25℃
)V (725cPs) 、固型分47%の無色透明の
水溶液を得た。以下、この水溶液をS>IF−3と略記
する。
比較例3  [ffi酸を用いたスルホン化アミノ樹脂
水溶液の製造方法] 実施例1と同様の装置に、30%ホルマリン:’35.
0部、メラミン108.5部、ピロ亜硫酸ソーダ85.
2!および20%水酸化ナトリウム溶液20.0部を投
入し30分かけて75℃に4温攪拌し、同温度で30分
間保った。その後、30分間かけて50℃に降温しlO
%躊硫酸280部を加え系内のp)Iを3.8とした。
更に同温度に保ちガードナー粘度(25℃)Uになる迄
1時間縮合反応を行った。更に20%水酸化ナトリウム
溶液85.0gを加えpH8,0とした。この後更に3
0分かけて90℃に昇湿し同温度で1時間保った。
その後、室温まで冷却し微量の20%水酸化ナトリウム
溶液によりp)18.5に調節し、ガードナー粘度(2
5℃) A (39cPs)、固型分34%の淡褐色水
溶液を得た。以下、この水溶液を514F−4と略記す
る。
かくして得られたスルホン化アミノ樹脂水溶液の合成条
件、樹脂恒数、低温および室温貯蔵安定性について第1
表にまとめて記載する。
又、上記のスルホン化アミノ樹脂水溶液をセメントに混
和した際の減水濠および成型強度に関し第2表に記・戒
する。
第1および第2表かられかるように本発明の製漬方法に
よると、従来の方法によるものに比べ、セメントに混和
した際の減水源やセメントの硬化特性は同等でありなが
ら、貯蔵安定性に優れしかも高濃度で低粘度の樹脂が短
時間の縮合反応時間で簡便に得られる事がわかる。
1)室温で密閉容器中に1年間保存した。
2)  1℃で密閉容器中に3ケ月保存した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メラミンを主成分とするアミノ基含有物質を、こ
    のアミノ基含有物質のアミノ基1.0グラム当量に対し
    、ホルムアルデヒド0.9〜1.1モルおよび亜硫酸塩
    0.3〜0.4グラム当量と、水媒体中、pH10〜1
    3、温度60〜80℃で20〜60分間反応させ、生成
    した反応混合物に硝酸を加えてpHを3.5〜5.5に
    調節し、温度20〜50℃で30〜200分間反応させ
    た後、pHを11.5〜13.5に調節し、冷却するこ
    とを特徴とする高濃度・低粘度のスルホン化アミノ樹脂
    水溶液の製造方法。
JP18502186A 1986-08-08 1986-08-08 高濃度・低粘度のスルホン化アミノ樹脂水溶液の製造方法 Pending JPS6345159A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01284517A (ja) * 1988-03-25 1989-11-15 Skw Trostberg Ag アミノ−s−トリアジンおよびホルムアルデヒドを主体とするスルホン酸基含有縮合生成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01284517A (ja) * 1988-03-25 1989-11-15 Skw Trostberg Ag アミノ−s−トリアジンおよびホルムアルデヒドを主体とするスルホン酸基含有縮合生成物

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