JPS60210585A - 緩効性窒素肥料の製造方法 - Google Patents

緩効性窒素肥料の製造方法

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JPS60210585A
JPS60210585A JP59066377A JP6637784A JPS60210585A JP S60210585 A JPS60210585 A JP S60210585A JP 59066377 A JP59066377 A JP 59066377A JP 6637784 A JP6637784 A JP 6637784A JP S60210585 A JPS60210585 A JP S60210585A
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urea
formaldehyde
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nitrogen
nitrogen fertilizer
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清 中山
武内 久孝
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は尿素・ホルムアルデヒド縮合物からなる緩効性
窒素肥料の製造方法に関するものである。
尿素とホルムアルデヒドとの縮合物からなる緩効性窒素
肥料は、原料となる尿素及びホルムアルデヒドの入手容
易さからその製法が検討されてきておシ、緩効性窒素肥
料としては、速効性である未反応尿素態窒素S%以下、
高縮合化してお9施用後も肥効化しない熱水不溶性窒素
(A、O,A、O法)6%以下のものが望ましいとされ
ている。
従来、この尿素・ホルムアルデヒド縮合物は、一般的に
は尿素とホルムアルデヒドとを水酸化ナトリウム等のア
ルカリ金属の水酸化物を用いてpu を以上の高pH領
域で付加反応させた後、付加反応混合物に硫酸等の鉱酸
を添加してpHグ以下゛の低pH領域で付加反応物を更
に縮合反応させる二段反応を経る方法によシ製造されて
いる。
しかし、該二段反応を経て生成する尿素・ホルムアルデ
ヒド縮合物は、その製造方法の如何にかかわらず単一の
縮合度をもった化合物ではなく、種々の縮合度を持った
メチレン尿素の混合物であり、縮合度のコントロールは
難しく、従って未反応尿素成分が多かったり、逆に熱水
不溶性の高縮合化物が多く出来てしまい、前記の農業的
に望ましい成分の緩効性窒素肥料を安定的に製造し得る
方法は確立されていない現状にある。
本発明者等は、上記尿素・ホルムアルデヒド縮金物製造
に係る問題点に鑑み種々横側した結果、特定比率の尿素
とホルムアルデヒドを付加反応した後、緩やかな反応条
件で縮合反応させることによって、上記農業的に好まし
い品質の緩効性窒素肥料が得られることを知得して本発
明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、尿素とホルムアルデヒドと
を伺加反応させ、次いで付加反応混合物を縮合反応させ
て尿素・ホルムアルデヒド縮合物からなる緩効性窒素肥
料を製造する方法ニオイて、ホルムアルデヒドと該ホル
ムアルデヒド1モルに対して7〜2モルの尿素を、pH
をg〜10に調節した水溶液中、lIo−go℃の温度
条件下で付加反応させ、簿章木汝意珈立;;1;得られ
た付加反応生成物にpKaf値(コ5℃)が4’、j−
−左、Sの酸性物質を添加してpHl1.、t〜A、A
iの水溶液とし、 ダO〜go℃の温度条件下で縮合反
応させることを特徴とする緩効性窒素肥料の製造方法に
存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で使用する尿素は通常固体尿素を使用するが、水
溶液でも良く、この場合は高濃度なものが好ましい。ま
た、ホルムアルデヒドは、通常水溶液として例えば市販
のホルマリン等を使用し、その濃度は特に限定されない
が、高濃度なものの方が好ましい。
尿素とホルムアルデヒドとを反応に供給する比率は、ホ
ルムアルデヒド1モルに対し、尿素l−2モルの量とし
好ましくは約へSモルとする。該比率は、製品品質に大
きな影響を与え、上記範囲よシ尿素が少ないと製品中の
高縮合化物が増加し、尿素が過剰となると残存未反応尿
素量が多くなり望ましい緩効性肥料が得られなくなる。
このような比率の尿素とホルムアルデヒドは水溶液で付
加させるが、反応速度及び付加反応物の安定性を考慮し
てpHg〜10の範囲で反応を行う。該水溶液のpH調
整は一般に使用されるアルカリ性物質を適宜選択して使
用すればよく、たとえばホウ酸ナトリウム、若しくはア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物である水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水
酸化マグネシウム等が好適に使用される、)アルカリ性
物質は尿素とホルムアルデヒド水溶液を混合後添加する
か、又は、希望のpHになる量をあらかじめホルムアル
デヒド水溶液に加えるなど任意の時期に加えられる。
尿素とホルムアルデヒドとの付加反応の温度は、低すぎ
ると反応に長時間かかつて工業的に不利となシ、高すぎ
ると反応速度が速く、製品が高縮合化してしまうため、
lIo−go℃で行なう。なお、該付加反応は、反応液
中に実質的にホルムアルデヒドが残存しなくなるまで行
う0本発明は、特に上記のようにして得られた付加反応
生成物を以下のように緩やかな条件で縮合させることを
特徴とするものである。
すなわち、得られた生成物を通常は反応混合物としてそ
のまま分離せずに、酸性物質を添加してpHIA、9〜
6.5好ましくは7.5〜5.5に調整する。pHは縮
合反応を生起させるために上記のように酸性とするが、
上記範囲より pH値を低下させると反応が速くなシ、
高縮合化物が増加する。なお、pHの調節に使用する酸
性物質は縮合反応の進行に伴ったpH変化が生じがたく
、かつ目的とする品質の製品が安定して得られるように
、!、!t℃における酸の解離定数pKaがダ、5〜5
.jの酸を使用する。この酸はpKaが条件を満たすも
のであればいずれでも使用し得るが、特にクエン酸、リ
ンゴ酸、フタル酸、酪酸。
酒石酸、グロピオン酸、酢酸等のM機酸が好適である。
縮合反応は反応速度及び縮合化度を考慮してQO−10
℃で行う。また、反応時間は目的とする縮合度の尿素・
ホルムアルデヒド縮合物を得るよう適宜設定する。
得られる縮合反応物は、クリーム状又は、スラリー状で
あるが、これを通常の種々の方法で乾燥し製品である緩
効性窒素肥料とする。この際、乾燥温度は130℃以下
が望ましい。また、製造された緩効性窒素肥料を用い化
成肥料を製造する際は、乾燥品を用いても良いが、乾燥
前のものを用いて化成肥料化してもよい。
本発明方法は、以上の特定反応条件により、特に縮合反
応を従来法よりも緩やかな条件で行うことによシ、従来
困難とされていた尿素・ホルムアルデヒド縮合物の縮合
度制御が容易に行え、かつ緩効性窒素肥料として好適な
尿素・ホルムアルデヒド縮合物を提供できるので工業的
に優れたものである。
以下、本発明を実施例によシ更に詳細に説明する。
実施例/ 尿素/3kgと濃度37重量%のホルムアルデヒド水溶
液72.2gを混合攪拌し、温度SO℃の湯浴中に置い
た。
7%水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHをIOに調
整し、30分間刊加反応させた。付加反応後、湯浴中で
引き続いて、30%クエン酸水溶液添加によりpHf:
左に調整し、7時間綿合反応させた後、go℃で乾燥し
、製品を得た。
得られた製品の全窒素、尿素級窒素、熱水不溶性窒素(
A、O,A、O法’、100℃、 pH7,!;の緩衝
液に不溶性な窒素)、及び冷水不溶性窒素(h−o−h
−c法ニー5士−℃の水に不溶性な窒素)を測定した。
その結果は以下の通シであった。
全 窒 素 378g% 尿素態窒素 ダ、/% 熱水不溶性窒素 亭、3% 冷水不溶性窒素 lみ、クチ 比較例/ 実施例1に於いて縮合反応をpH5とする代シに30チ
クエン酸溶液によJ) pH3;!rとする以外は、実
施例/と同様に行って製品を得た。
その結果は以下の通りであった。
全 窒 素 3g、5% 尿素態窒素 3.0% 熱水不溶性窒素 /3.1% 冷水不溶性窒素 ム、Oチ 比較例コ 実施例/に於いて、付加反応後Sθチクエン酸水(4液
を添加する代シに、3.6%硫酸を添力lしてpH5と
する以外は 実施例1と同様に行って、製品を得た。
その結果は以10通りであった。
全 窒 素 3L7 % 尿素態窒素 6./チ 熱水不溶性窒素 コ、q% 冷水不溶性窒素 10,6チ 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士長谷側 − ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)尿素とホルムアルデヒドとを付加反応させ、次い
    で付加反応混合物を、縮合反応させて尿素・ホルムアル
    デヒド縮合物からなる緩効性窒素肥料を製造する方法に
    おいて、ホルムアルデヒドと該ホルムアルデヒド1モル
    に対して7〜2モルの尿素をpHをt〜10に調節した
    水溶液中、1Io−to℃の温度条件下で付加反応させ
    、得られた付加反応生成物にpKa値C25℃)が4<
    、、t −j、jの酸性物質を添加してpH’1.!〜
    6.左の水溶液とし、lI。 〜go℃の温度条件下で縮合反応させることを特徴とす
    る緩効性窒素肥料の製造方法。
JP59066377A 1984-04-03 1984-04-03 緩効性窒素肥料の製造方法 Granted JPS60210585A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01286985A (ja) * 1988-05-11 1989-11-17 Mitsui Toatsu Chem Inc 緩効性窒素肥料の製造方法
JPH06116075A (ja) * 1992-09-30 1994-04-26 Asahi Kogyo Kk 緩効化粒状有機肥料の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01286985A (ja) * 1988-05-11 1989-11-17 Mitsui Toatsu Chem Inc 緩効性窒素肥料の製造方法
JPH0474310B2 (ja) * 1988-05-11 1992-11-25
JPH06116075A (ja) * 1992-09-30 1994-04-26 Asahi Kogyo Kk 緩効化粒状有機肥料の製造方法

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