JPS589584B2 - ハンドウタイソウチ - Google Patents

ハンドウタイソウチ

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JPS589584B2
JPS589584B2 JP49005904A JP590474A JPS589584B2 JP S589584 B2 JPS589584 B2 JP S589584B2 JP 49005904 A JP49005904 A JP 49005904A JP 590474 A JP590474 A JP 590474A JP S589584 B2 JPS589584 B2 JP S589584B2
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JP
Japan
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layer
substrate
silicon
semiconductor
region
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JP49005904A
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西田澄生
栃久保浩夫
野村正敬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体装置、とくに、半導体素子領域を形成
するための半導体層を支持する半導体基板の構造に関す
る。
従来、半導体集積回路(IC)、大規模集積回路装置(
LSI)などの基板と半導体領域とのアイソレーション
の方法として主にPN接合によるものが利用されている
が、その他に絶縁物によるものがある。
その例としてはS O S ( S ilicon o
nSapphire)法またはSOIS C( S i
licon on In−sulat ing S u
bstrate) 、モトローラ社〕法が知られている
このSOS法ではサファイア基板上にシリコンの気相成
長層を形成させたものであるが、サファイアとシリコン
の結晶系および格子常数が異なるため、前記気相成長層
に相当量の格子歪みが残り、結晶欠陥が発生するという
欠点があり、とくにバイポーラ・トランジスタを形成す
る場合にはその影響が大きく特性が著しく悪くなる。
しかし、前記SOIS法ではシリコン単結晶上にシリコ
ンの気相成長層を形成するので結晶欠陥が除かれる利点
がある。
このSOIS法による半導体基体の製造工程およびその
構造を第1図に示す。
同図においてまず第1図aに示すように比較的高比抵抗
のN型単結晶シリコン基板1を用意し、その単結晶シリ
コン基板1の表面にP十拡散層2を形成する。
つぎに前記P十拡散層2上に必要な比抵抗、厚さの活性
シリコン層3を気相成長法によって形成し、これを酸化
し、表面に分離用の二酸化シリコンの絶縁層4を形成し
て第1図bに示すように構成する。
しかるのち第1図Cに示すように前記絶縁層4上に多結
晶シリコン層5を付着する。
そして第1図dに示すように前記単結晶シリコン基板1
および前記P±拡散層2をエッチングする。
このときP十拡散層2は単結晶シリコン基板1のエッチ
ングストツパをして利用し、そのP+拡散層2は別のエ
ッチング流で除去し、絶縁層4で分離されたシリコン層
3が得られる。
このシリコン層3に回路素子が形成される。
上述のように絶縁層4をへだてて基板となる多結晶シリ
コン層5を堆積させているがこの多結晶シリコン層5は
シリコンウエーハの支持台となるのでウエーハの取扱い
が便利でありかつウエーハの割れを防止するために比較
的厚く(200〜300μ)形成する必要がある。
しかし前記絶縁層4と多結晶シリコン層5とは熱膨張係
数が大きく異なるのでその多結晶シリコンの成長温度(
1000℃〜1200℃)から常温に冷却する間に基体
にそりが生じる問題がある。
したがって本発明の目的は絶縁層と多結晶シリコン層の
熱膨張係数差による基体のそりを防止する半導体装置を
提供することにある。
このような目的を達成するための本発明の要旨は、分離
用誘電体領域と該誘電体領域で分離された複数の単結晶
半導体から成る素子形成領域とで構成される基板と、上
記基板を支持する基体とを有する半導体装置において、
上記基体は上記素子形成領域及び上記誘電体領域の両領
域の全面にわたって同一数に交互に積層された絶縁膜と
多結晶半導体層とから成り、上記多結晶半導体層は少く
とも3層に積層されると共に、上記絶縁膜は上記多結晶
半導体層と比較して反対方向の応力を有する絶縁膜であ
ることを特徴とする半導体装置にある。
以下実施例を用いて詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例であり、半導体装置を形成す
るための半導体基体の構造を示す。
同図において21は多結晶シリコン21a,21b,2
1Cと二酸化シリコン( S r 02 )からなる絶
縁膜22a ,22bを交互に重ねた多層構造の絶縁基
板である。
また23は前記多結晶シリコン基板21a上に形成され
た酸化膜(SiO2),24は前記酸化膜23上に形成
されたN型シリコンの気相成長層、25は酸化膜アイソ
レーション層である。
前記N型シリコンの気相成長層24は前記酸化膜アイソ
レーション層25によって分離された半導体領域24a
を備えている。
つぎに第3図は上記構造の半導体の先造法を製造工程順
に示すものである。
工程(a)は厚さ250μ程度の低地抵抗の単結晶のN
型シリコン基板31の主面に気相成長法によってN型気
相成長層32を厚さ2μ〜3μ程度に形成し、このN型
気相成長層32の表面の一部に選択的酸化の可能な物質
、たとえばsi3N4の被膜33を形成する。
工程(b)は前記Si3N4被膜33をマスクとし、酸
化処理をおこなうことによって前記N型シリコン基板3
1に達する程度のS i02のアイソレーション層34
を形成するとともにそのアイソレーション層34によっ
て分離されたN型シリコン領域32aを形成する。
工程(c)は前記si3N4被膜33をエッチング除去
し、これによって露出したN型気相成長層32および、
前記アイソレーシタン層34を含む半導体基板の主面の
全面にCVD法( Chem ica IVaper
deposition)もしくは熱酸化法によって81
02の酸化膜35を形成する。
工程(d)は前記S s 02の酸化膜35の全面に気
相成長法によってシリコンを成長させることによっ?多
結晶シリコン層36aを形成し、しかるのちこの多結晶
シリコン層36a上にCVD法もしくは熱酸化法によっ
てS i02の絶縁膜37aを形成する。
さらにこのS t 02の絶縁膜37a上に気相成長法
によって多結晶シリコン層35b,CVD法もしくは熱
酸化法によるSiOの絶縁膜37bおよび多結晶シリコ
ン層36Cを交互に積み重ねて形成する。
ところでこの多結晶シリコン層36a,36b,36C
およびS t 02の絶縁膜37a,37bで構成され
る基板の厚さは200μ〜300μ程度になるように形
成しまた前記絶縁膜37a,+37bの厚さは1μ〜2
μ程度にすることが望ましい。
この絶縁膜37a,37bの膜厚を大きくすると亀裂が
発生するのであまり厚くはできない。
工程(e)は前記N型シリコン基板31を前記アイソレ
ーション層34およびN型シリコン気相成長層32に達
するまで機械的研摩および化学的エッチング加工をおこ
なうことにより全部を平行に除去する。
このようにして半導体装置を形成するための基体が製造
される。
上記本実施例によれば取扱いが容易な厚さ(200〜3
00μ)を必要とする多結晶シリコン層内にS i02
の絶縁膜を介在させることによって多結晶シリコン層の
応力をそれと反対方向の応力を有するS 102の絶縁
膜によって消滅させることができる。
なお、本発明に関係する参考例として、第4図aおよび
bに示すように半導体基体を構成してもよい。
第4図aは第3図eに示す酸化膜35と接する多結晶シ
リコン層41のそれとは別個の表面にS i 02の絶
縁膜42を形成したものである。
また第4図bは多結晶シリコン層43の内部およびその
露出面にS i02の絶縁膜44aおよび44bを形成
したものである。
ただし第3図eと同一構成部分については同一符号を用
いている。
つぎに第5図aおよびbは本発明による半導体基体を用
いたMOSトランジスタおよびバイポーラトランジスタ
の構成を示す。
同図aは第3図eに示す基体のN型シリコン領域32a
内にMOSトランジスタを形成した場合であり、51は
保護絶縁膜、52はN型ゲート、53はP型ドレイン5
4はP型ソースの領域である。
これらの領域にはそれぞれゲート電極52a、ドレイン
電極53aおよびソース電極54aが形成されている。
また第5図bは上記第3図eに示す基体のN型シリコン
領域32a内にバイポーラトランジスタを形成した場合
で、61は保護絶縁膜、62はN型エミツタ領域、63
はP型ベース領域、64はN型コレクタ領域である。
65はコレクタ抵抗を下げるための高濃度のN十層であ
り、このN十層は上記第3図aにおいてN型気相成長層
32を形成する工程で形成したものである。
ところで上記第5図aおよびbに示す回路素子を形成す
る場合に酸化、選択拡散などの熱処理工程を経ても基体
にそりを生じることがない。
以上説明した実施例において多結晶半導体層内もしくは
その表面に形成する絶縁膜は多結晶半導体層に加わる応
力と逆の応力を上記多結晶半導体層に与えるようなもの
であるということが必要であり、たとえば多結晶シリコ
ンに対し、熱酸化法によって形成したS i02膜がと
くに有効である。
以上説明したように本発明による半導体装置を用いれば
、多結晶半導体層と絶縁膜さらに単結晶半導体層を有す
る半導体基体において多結晶半導体層と絶縁層との熱膨
張係数差による基体のそりをなくすことができ、これに
よって基体内に機械的歪が生じることなく半導体装置の
歩留りを向上させることができる。
なお、基体を構成する多結晶半導体層は本発明の実施例
を図示した図面より明らかなように少くなくとも3層に
積層することが基体全体のそりをなくす意味で好ましい
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体基体の製造工程順に示す基体の略
断面図、第2図は本発明の一実施例である半導体の略断
面図、第3図aからeは第2図に示す半導体基体の製造
工程順に示した基体の略断面図、第4図aおよびbは本
発明に関係する参考例である半導体基体の略断面図、第
5図aおよびbは本発明による半導体基体内にMOSト
ランジスタおよびバイポーラトランジスタを形成した場
合の一部断面図である。 3,31・・・・・・N型単結晶シリコン基板、2・・
・・・・P±拡散層、3・・・・・・活性シリコン層、
4,22a.22b,23,37a,37b,42−・
・・−・絶縁膜( S i02 )、5 , 2 1
a , 2 1 b , 2 1 c ,36a,36
C,41,43・・・・・・多結晶シリコン層、24,
32・・・・・・気相成長層、24a,32a・・・・
・N型シリコン領域、25.34・・・・・・アイソレ
ーション層、52・・・・・・ゲート領域、53・・・
・・・ドレイン領域、54・・・・・・ソース領域、5
2a・・・・・・ゲート電極、53a・・・・・・ドレ
イン電極、54a・・・・・・ソース電極、62・・・
・・・N型エミツタ領域、63・・・・・・P型ベース
領域、64・・・・・・N型コレクタ領域、65・・・
・・・高濃度N十層、51,61・・・・・・保護絶縁
膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 分離用誘電体領域と該誘電体領域で分離された複数
    の単結晶半導体から成る素子形成領域とで構成される基
    板と、上記基板を支持する基体とを有する半導体装置に
    おいて、上記基体は上記素子形成領域及び上記誘電体領
    域の両領域の全面にわたって同一数に交互に積層された
    絶縁膜と多結晶半導体層とから成り、上記多結晶半導体
    層は少くとも3層に積層されると共に、上記絶縁膜は上
    記多結晶半導体層と比較して反対方向の応力を有する絶
    縁膜であることを特徴とする半導体装置。
JP49005904A 1974-01-11 1974-01-11 ハンドウタイソウチ Expired JPS589584B2 (ja)

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JPS50103290A JPS50103290A (ja) 1975-08-15
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025174Y2 (ja) * 1984-08-01 1990-02-07
JPH0241423Y2 (ja) * 1985-06-25 1990-11-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1124627A (en) * 1964-08-08 1968-08-21 Telefunken Patent Method of producing a solid-state circuit with low shunt capacitance

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