JPS5895001A - ごみ貯留排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はローカル施設のごみ貯留槽で貯留した都市ごみ
を分離機等を備えた収集センターへ真空輸送する都市ご
み真空収集輸送システムにおけるごみ貯留排出装置に関
するもので、特に中高層棟のごみ貯留排出装置に関する
１ものである。

従来・・のこの種ごみ貯留排出装置としては、単一シュ
ート貯留方式、複合シュート貯留方式、大容量貯留ドラ
ム方式°等がある。

単一シュート貯留方式は、第１図に示す如くダストシュ
ート（α）に各階毎にごみ投入口（６）を設けてり各ご
み投入口（ｂ）に投入口蓋（１）を開閉自在に備え、且
つダストシュート（ａ）の１階又は地階に相当する一個
所に設けられたディスチャージノ（ルブ（ｄ）の弁板の
上に、ごみを貯留させるようにし、ディスチャージパル
プ（ｄ）の開時にごみを輸送管（＃）内に落し、空気輸
送させるようにしたものである。

しかし、この方式では、各階に設けられたごみ投入口（
ｂ）より投入されるごみが、ダストシュー’）（ｚ）下
部のディスチャージパルプ（ｄ）上に貯・留されるもの
であるため、貯留される量は、ディスチャージパルプ（
ｄ）の設置位置により異なるが、最大０．５−位であり
、住棟のごみの排出量が多いとダストシュートの個数を
その排出量に応じて設置せ、ねばならず、占有空間が大
きくなる不都合がある。

複合シュート貯留方式は、第２図に示す如く主搬送導管
（ｆ））に連結されたシュート（分岐導管）（σ）の途
中に、排出シュー）　（Ａ）を、高さ位置を変えて複数
接続し、該各排出シュート（ｈ）に各階毎にごみ投入口
（６）を設けると共に各排出シュート（Ａ）の下部に排
出パルプ（ｊ）を設け、各投入口（６）より投入される
ごみを、排出パルプ（ｊ）上で貯留させるようにするか
、あるいは第６図に示す如く、第２図の場合と同様に排
出シュート（ｈ）を接続させたシュート（ｇ）の途中に
、図示の如くパルプ（ｊ＞を設け、ごみ投入口（ｂ）よ
り投入されたごみを、シュート（ｇ）の途中で貯留させ
るようにしたものである。

しかし、上記いずれの例の場合もその構成上ごみ貯留量
に限度があり、大形の住棟ではシュー　ト（ｇ）を複数
本設置せねばな−らず、又シュート”（ｙ））又は（ｈ
）に貯留したものを、バ化ブ（ｊ）又は（ｊ）を閉から
開に操作して排出する場合、シュート（ｇ）又は（ｈ）
内が詰る原因ともなる。又、ごみのようなものは性状が
いろいろで極めて軽かったり、あるいは水分等に上り圧
密されたものがあり、強制力なしにバルブの開閉によっ
て重力で落下させようとする場合、作動が極めて不確実
となり、更にシュート（ｇ）と排出シュート（ｈ）の連
結部（＆）部でごみが詰る可能性もあり、信頼性に欠け
る欠点がある。

大容量貯留ドラム方式は、第４図に示す如く、ダストシ
ュート（α）に各階毎にごみ投入口（ｂ）を設けると共
に、１階又は地階に大容量貯留ドラム（Ｊ）を設置し、
夕２ストシュート（５）内を落下するごみを、ドラム（
ｊ）内で貯留し、ディスチャージノくルプ（めの開時に
輸送管（１）内へ移送させるようにしたものである。

この方式では、ごみを貯留する容量により１ＦＦ／〜１
０−１あるいは２０ｔｙ／以上のものもある。

しかし、万一、大容量貯留ドラム（０、デづスチャージ
バルプ（ｄ）、あ、るいはレベルスイッチ等の検出系が
故障した場合、その住棟の収集能力がダウンすることに
なる不都合がある。又、この方式では、蓋を開きドラム
を回転させ、ごみ−を排出しようとする瞬間、ドラム入
口に圧密された大量のごみが一度に輸送管側へ排出され
るので、輸送系に与える負荷が不安定である。

本発明は、かかる従来方式の諸欠点を解消し、排出ごみ
量に対する適正設備、閉塞防止や故障時の対応ができて
システムの信頼性、システムの利便性、等を実現できる
ようにしようとするもので、ごみの輸送管にディ、スチ
ャージバルプを介して連結したダストシュートを各階を
貫通させて備え、且つスクリュー羽根を回転自在に内蔵
させてごみ投入側に貯留部を形成させてなる複数個のス
クリュ一式ごみ貯留槽を、所要階毎に設け、該各スクリ
ュ一式ごみ貯留槽を上記ダストシュートに接続させたこ
とを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例を図面−を参照して説明する。

第５図及び第６図に示す如く、一端にごみ輸送用の空気
取入弁（２）を有し他端を収集ステーションの分離機に
連通させである輸送管（１）に、ダストシュート（３）
をディスチャージノ；ルブ（４）を介しぐ連結させ、該
ダストシュート（３）に、″′各階あるいは必要に応じ
て１階おき毎にスクリュ一式ごみ貯留槽（５）を設ける
。

上記スクリュ一式ごみ貯留槽（５）は、詳細を第６図に
示す如く、水平に延びるスクリュー軸（７）及びスクリ
ュー羽根（８）を内蔵した貯留槽下部本体（６）を階層
の床０→上に設置し、該下部本体（６）には、スクリュ
ー軸（７）を支持するための軸受箱（９）をボルト等に
て固定させ、上記スクリュー軸（７）の外端に取り付け
たスプロケット０１に、図示しない駆動装置からの動力
をチェノ等を介して伝えることにより、スクリュ一式（
７）が回転しスクリュ」羽根（８）により貯留ごみが排
出されるようにし、且つ上記下部本体（６）の末端側上
方には、開閉式の蓋＠を有するごみ投入口を上部に有す
ると共に適宜の位置にごみのレベル検出器α埠を設置さ
せた貯留槽上部本体α℃を、設置させ、ごみ投入口より
投入されたごみを、上部本体Ｑｌ）及び下部本体（６）
内で貯留させ得るようにし、上部本体α０内に貯留され
るごみのレベルをレベル検出機σ埠で検出し、収集運転
を自動的に行えるようにその信号を収集センターに送ら
れるようにする。

伺、上記ごみ投入口は、容積制限形、回転ドラム形−等
種々の形式のものを採用することができ、又蓋（６）は
保守上、危険防止上、特定のキーにより開閉できるよう
にする。

αのは下部本体（６）の排出側（先端側）をダストシュ
ート（３）に連結する連結管、（ト）はダストシュー　
）　（３）の頂部に設けた通風筒である。

本発明のごみ貯留排出装置は、上記した構成としである
ので、ごみ投入者がごみを投入口まで運び、蓋（６）を
開けてごみを投入口よりスクリュ一式ごみ貯留槽（５）
内に投入すると、ごみは該貯留槽（５）内に貯留される
。ごみの投入量に従ってレベル検出様０罎が作動し、そ
の信号が収集センターへ送信される。□これは従来のご
み収集システムと同じ要領による。これにより各棟各階
のスクリュ一式どみ貯留槽（５）のごみの貯留具合いが
収集センターで遂時監視され且つ状態が記憶され、あら
かじめ設定された運転プログラムにより該当棟の収集が
開始されることになる。

この運転開始に当っては、先ず該当棟の空気取入弁（２
）が開かれ、収集ステーションのブロ−ワの吸引力によ
り空気流を輸送管（１）内に発生させる。次に、ディス
チャージノくループ（４）を開き、夕。

ストシュート（３）よりごみが落下して来ても輸送でき
る状態にする。

ダストシュート（３）には、多数のスクリュ一式ごみ貯
留槽（５）が連結されているので、どの貯留槽（５）か
ら運転するかを決定するが、この決定は、次の方法によ
る。

■　あらかじめ運転順序を設定しておく。

■　ごみ満杯のもののみ輸送す−る。

■　ごみ満杯のものを一先的に一運転する。

このいずれの方法にするかは、計画段階でそれに沿った
カンピユータ制御を行わせる。

今、スクリュ一式ごみ貯留槽（５）に貯留されたごみを
排出する場合には、スクリュー軸（７）に回転動力を伝
達させてスクリュー羽根（８）を回転させる。これによ
り上部本体αつ内に貯留されていたごみは°、スクリュ
ー羽根（８）回転により順次圧縮されながら排出側へ強
制的に押され、連結管Ｑ時を経てダストシュート（３）
内へ排出されて落下し、輸送管（１）内を空気輸送され
ることになる。

このようにして遂次側々の貯留槽（５）のごみの排出が
完了すると、次の貯留槽（５）へと排出動作を移行させ
、該当棟のごみをすべて輸送するようにする。該当棟の
最後のごみ貯留槽のごみが排出されると、タイマー等に
より一定時間経過後に、ディスチャージパルプ（４）が
閉となり、更に空気取入弁（２）が閉となり１次の棟の
ごみ輸送運転を開始させる。

上記ごみ排出において、スクリュ一式ごみ貯留槽（５）
のスクリュー軸（７）に、駆動装置として駆動用可変速
減速機及び電動機を連結させておけば、収集センターま
での輸送距離に応じたプロワの有効ベッドに相当するご
み量が排出されるようスクリューの回転数を設定できる
ことは勿論である。

以上述べた如く本発明のごみ貯留排出装置によれば、 （１）　　ごみの排出にスクリュ一方式を採用している
ので、従来の単一シュート方式１複合シュート方式の場
合に生じているシュート途中での閉塞という事態は発生
せず、強制的に排出させることから、ごみの排出は安定
であり、且つ排出量も一定であり、輸送系に与える負荷
も安定である。

（１１）従来の単一シュー、ト方式、複合シュー、ト方
式の如きごみ貯留量に制約があるということはなく、貯
留量を自由に計画でき、１個の′ごみ貯留槽容量を１−
〜２ｒｒ？にすることができる。

（ｉｉｉ）　　従来の大容量゛形ドラム方式の場合、ド
ラムその他構成機器系に故障が生じた場合、全種機能が
停止するが、本・発明では各階毎又は必要階毎にごみ貯
留槽があるので、故障しても棟のごみ排出機能は停止し
ない。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はいずれも従来の方式を示す概略図、
第５図は本発明のごみ貯留排出装置の概略図、第６図は
本発明の装置におけるスクリュ一式ごみ貯留槽の一部切
断側面図である。 （１）・・・輸送管、（３）・・・ダストシュー）、（
４）・・・ディスチャージバルブ、（５）・・・スクリ
ュ一式ごみ貯留槽、（６）・・・貯留槽下部本体、（８
）・・・スクリュー羽根。 ＜１・・・貯留槽上部本体。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 第１図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ごみの輸送管にディスチャージパルプを介して連結
   したダストシュートを各階を貫通させて備え、且つスク
   リュー羽根を回転自在に内蔵させそごみ投入側に貯留部
   を形成させてなる複数個のスクリュ一式ごみ貯留槽を、
   所要階毎に設け、該各スクリュ一式ごみ貯留槽を上記ダ
   ストシュートに接続させたことを特徴とするごみ貯留排
   出装置。