JPH05162806A - 多段ゴミ貯留排出装置 - Google Patents
多段ゴミ貯留排出装置Info
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- JPH05162806A JPH05162806A JP33352291A JP33352291A JPH05162806A JP H05162806 A JPH05162806 A JP H05162806A JP 33352291 A JP33352291 A JP 33352291A JP 33352291 A JP33352291 A JP 33352291A JP H05162806 A JPH05162806 A JP H05162806A
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- waste storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物内を占めるスペースが小さいと共に収集
時間も短かく、製作コストが安いこと。 【構成】 内部に空気流が作られてゴミを収集センタに
搬送する輸送管に底部が接続され、その底部に排出弁が
設けられたゴミ貯留筒の頂部に対して底部に開閉弁が設
けられた複数の追加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最上部
の追加ゴミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続するように
してなるものである。
時間も短かく、製作コストが安いこと。 【構成】 内部に空気流が作られてゴミを収集センタに
搬送する輸送管に底部が接続され、その底部に排出弁が
設けられたゴミ貯留筒の頂部に対して底部に開閉弁が設
けられた複数の追加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最上部
の追加ゴミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続するように
してなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は大径管及び小径管のゴミ
空気輸送における利用者の建物に設置される多段ゴミ貯
留排出装置に関するものである。
空気輸送における利用者の建物に設置される多段ゴミ貯
留排出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の貯留筒式のゴミ貯留排出装
置を示す概略構成図である。図において、１は建物、２
は建物１の所定の階に設けられた複数のゴミ投入口、３
はダストシュート、４はゴミ投入口２に投入されたゴミ
をダストシュート３を介して受け入れ、０．５〜０．７
ｍ3 のゴミを一時的に貯留する小容量のゴミ貯留筒、５
はゴミ貯留筒４の底部に設けられた排出弁、６はゴミ貯
留筒４の底部と輸送支管６ａを介して接続された輸送管
で、その下流側がゴミを収集し、ゴミと空気との分離等
を行う収集センタに接続されている。７は輸送管６の上
流側に設けられた吸気弁である。８はゴミ貯留筒４の下
方部分、排出弁５、輸送支管６ａ及び輸送管６の一部を
収容する貯留筒収容室である。１０はゴミ貯留筒４と排
出弁５とから構成されたゴミ貯留排出装置である。
置を示す概略構成図である。図において、１は建物、２
は建物１の所定の階に設けられた複数のゴミ投入口、３
はダストシュート、４はゴミ投入口２に投入されたゴミ
をダストシュート３を介して受け入れ、０．５〜０．７
ｍ3 のゴミを一時的に貯留する小容量のゴミ貯留筒、５
はゴミ貯留筒４の底部に設けられた排出弁、６はゴミ貯
留筒４の底部と輸送支管６ａを介して接続された輸送管
で、その下流側がゴミを収集し、ゴミと空気との分離等
を行う収集センタに接続されている。７は輸送管６の上
流側に設けられた吸気弁である。８はゴミ貯留筒４の下
方部分、排出弁５、輸送支管６ａ及び輸送管６の一部を
収容する貯留筒収容室である。１０はゴミ貯留筒４と排
出弁５とから構成されたゴミ貯留排出装置である。
【０００３】従来の貯留筒式のゴミ貯留排出装置１０は
上記のように構成され、例えば、建物１の所定の階に設
けられたゴミ投入口２に投入されたゴミはダストシュー
ト３を落下し、ゴミ貯留筒４に受け入れられ、ゴミ貯留
筒４で収集時間がくるまで１時貯留される。そして、収
集時間がくると、収集センタのブロワが起動し、輸送管
６の上流側に設けられている吸気弁７が開き、輸送管８
内に空気流が作られる。次に、排出弁５が開かれると、
ゴミ貯留筒４に貯留されているゴミは自重により落下し
て輸送支管６ａを通って輸送管６に供給され、収集セン
タまで運ばれる。
上記のように構成され、例えば、建物１の所定の階に設
けられたゴミ投入口２に投入されたゴミはダストシュー
ト３を落下し、ゴミ貯留筒４に受け入れられ、ゴミ貯留
筒４で収集時間がくるまで１時貯留される。そして、収
集時間がくると、収集センタのブロワが起動し、輸送管
６の上流側に設けられている吸気弁７が開き、輸送管８
内に空気流が作られる。次に、排出弁５が開かれると、
ゴミ貯留筒４に貯留されているゴミは自重により落下し
て輸送支管６ａを通って輸送管６に供給され、収集セン
タまで運ばれる。
【０００４】かかる従来の貯留筒式のゴミ貯留排出装置
１０はゴミの貯留容量が０．５〜０．７ｍ3 であり、
０．７ｍ3 以上のゴミ貯留容量が必要な場合には図４に
示す回転ドラム式のゴミ貯留排出装置１１を建物１内に
設置して置くか、図５に示すように例えば３台の貯留筒
式のゴミ貯留排出装置１０を建物１内の同一輸送管６上
に設置するようにしている。かかる回転ドラム式のゴミ
貯留排出装置１１を設置するようにしたのはこの装置１
１が１ｍ3 以上のゴミの貯留容量を有しているからであ
る。この装置１１は各ゴミ投入口２に投入されたゴミを
ダストシュート３を介して受け入れる投入シュート１２
と、投入シュート１２からゴミを受け取り、ゴミを一時
貯留して排出する回転ドラム１３と、回転ドラム１３か
ら排出されたゴミを受け取る排出シュート１４と、排出
シユート１４と輸送管６との間に設けられた排出弁１５
とから構成されている。
１０はゴミの貯留容量が０．５〜０．７ｍ3 であり、
０．７ｍ3 以上のゴミ貯留容量が必要な場合には図４に
示す回転ドラム式のゴミ貯留排出装置１１を建物１内に
設置して置くか、図５に示すように例えば３台の貯留筒
式のゴミ貯留排出装置１０を建物１内の同一輸送管６上
に設置するようにしている。かかる回転ドラム式のゴミ
貯留排出装置１１を設置するようにしたのはこの装置１
１が１ｍ3 以上のゴミの貯留容量を有しているからであ
る。この装置１１は各ゴミ投入口２に投入されたゴミを
ダストシュート３を介して受け入れる投入シュート１２
と、投入シュート１２からゴミを受け取り、ゴミを一時
貯留して排出する回転ドラム１３と、回転ドラム１３か
ら排出されたゴミを受け取る排出シュート１４と、排出
シユート１４と輸送管６との間に設けられた排出弁１５
とから構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、一つ
の建物１において、０．５ｍ3 〜２ｍ3 程度のゴミ貯留
容量が必要な場合、３台の貯留筒式のゴミ貯留排出装置
１０を建物１内に設置するか、或いはゴミ貯留容量が大
きい回転ドラム式のゴミ貯留排出装置１１を建物１内に
設置することが考えられる。
の建物１において、０．５ｍ3 〜２ｍ3 程度のゴミ貯留
容量が必要な場合、３台の貯留筒式のゴミ貯留排出装置
１０を建物１内に設置するか、或いはゴミ貯留容量が大
きい回転ドラム式のゴミ貯留排出装置１１を建物１内に
設置することが考えられる。
【０００６】しかし、例えば３台の貯留筒式のゴミ貯留
排出装置１０を建物１内に設置する場合には、各ゴミ貯
留排出装置１０毎にゴミ投入口２を設ける必要があると
共にこれらゴミ貯留排出装置１０の設置レイアウトも同
一輸送管６上に設置しなければならないという制限があ
り、更には各ゴミ貯留排出装置１０の台数分のスペース
が建物１内に必要となるという問題点があった。
排出装置１０を建物１内に設置する場合には、各ゴミ貯
留排出装置１０毎にゴミ投入口２を設ける必要があると
共にこれらゴミ貯留排出装置１０の設置レイアウトも同
一輸送管６上に設置しなければならないという制限があ
り、更には各ゴミ貯留排出装置１０の台数分のスペース
が建物１内に必要となるという問題点があった。
【０００７】かかる問題を解決するものとして、貯留筒
式の貯留排出装置１０の貯留筒４の長さを長くしてゴミ
の貯留容量を大きくすることも考えられるが、この場合
には貯留されるゴミが下の方では自重によって圧縮さ
れ、排出弁５を開いたとしても圧縮されたゴミが詰まっ
て輸送管６に落下しないという事態が生じるものであっ
た。
式の貯留排出装置１０の貯留筒４の長さを長くしてゴミ
の貯留容量を大きくすることも考えられるが、この場合
には貯留されるゴミが下の方では自重によって圧縮さ
れ、排出弁５を開いたとしても圧縮されたゴミが詰まっ
て輸送管６に落下しないという事態が生じるものであっ
た。
【０００８】また、回転ドラム式のゴミ貯留排出装置１
１を建物１内に設置する場合には、貯留筒式のものに比
べて回転ドラム式のものは回転ドラム１３が別途必要で
あり、コスト高となると共に建物内を占めるスペースも
大きくなり、収集時間も長くなるという問題点があっ
た。
１を建物１内に設置する場合には、貯留筒式のものに比
べて回転ドラム式のものは回転ドラム１３が別途必要で
あり、コスト高となると共に建物内を占めるスペースも
大きくなり、収集時間も長くなるという問題点があっ
た。
【０００９】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、回転ドラム式の貯留排出装置を設けるよ
りも建物内を占めるスペースが小さいと共に収集時間も
短かく、また、従来の貯留筒式のゴミ貯留排出装置を複
数台設けるよりも建物内を占めるスペースが小さいと共
にゴミ投入口の数も少なく、製作コストの安い貯留筒式
の多段ゴミ貯留排出装置を得ることを目的とする。
されたもので、回転ドラム式の貯留排出装置を設けるよ
りも建物内を占めるスペースが小さいと共に収集時間も
短かく、また、従来の貯留筒式のゴミ貯留排出装置を複
数台設けるよりも建物内を占めるスペースが小さいと共
にゴミ投入口の数も少なく、製作コストの安い貯留筒式
の多段ゴミ貯留排出装置を得ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多段ゴミ貯
留排出装置は、内部に空気流が作られてゴミを収集セン
タに搬送する輸送管に底部が接続され、その底部に排出
弁が設けられたゴミ貯留筒の頂部に対し、底部に開閉弁
が設けられた複数の追加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最
上部の追加ゴミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続してな
るものである。また、上記ゴミ貯留筒の頂部付近に貯留
されたゴミ面の有無を検出するレベル計を設け、上記各
追加ゴミ貯留筒の頂部付近に貯留されたゴミ面の有無を
検出するレベル計を設けるようにしてもよい。
留排出装置は、内部に空気流が作られてゴミを収集セン
タに搬送する輸送管に底部が接続され、その底部に排出
弁が設けられたゴミ貯留筒の頂部に対し、底部に開閉弁
が設けられた複数の追加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最
上部の追加ゴミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続してな
るものである。また、上記ゴミ貯留筒の頂部付近に貯留
されたゴミ面の有無を検出するレベル計を設け、上記各
追加ゴミ貯留筒の頂部付近に貯留されたゴミ面の有無を
検出するレベル計を設けるようにしてもよい。
【００１１】
【作用】本発明においては、最下部に位置するゴミ貯留
筒に独立してゴミを貯留する複数の追加ゴミ貯留筒を順
次継ぎ足し、最上部に位置する追加ゴミ貯留筒の頂部を
ゴミ投入口と接続する多段ゴミ貯留排出装置を形成して
いるから、ゴミの貯留容量が数倍に増加し、しかも従来
の回転ドラム式のゴミ貯留排出装置や、貯留筒式のゴミ
貯留排出装置を同一輸送管上に複数台並設するより、建
物内を占めるスペースが小さくて済み、ゴミ投入口も１
つで足りることとなった。
筒に独立してゴミを貯留する複数の追加ゴミ貯留筒を順
次継ぎ足し、最上部に位置する追加ゴミ貯留筒の頂部を
ゴミ投入口と接続する多段ゴミ貯留排出装置を形成して
いるから、ゴミの貯留容量が数倍に増加し、しかも従来
の回転ドラム式のゴミ貯留排出装置や、貯留筒式のゴミ
貯留排出装置を同一輸送管上に複数台並設するより、建
物内を占めるスペースが小さくて済み、ゴミ投入口も１
つで足りることとなった。
【００１２】また、ゴミの排出も貯留容量が回転ドラム
式のゴミ貯留排出装置と同じとした場合に多段ゴミ貯留
排出装置はそのゴミ貯留筒及び追加貯留筒からゴミを輸
送管に落下させるものであるから、回転ドラム式のゴミ
貯留排出装置に比べて排出スピードが早い。
式のゴミ貯留排出装置と同じとした場合に多段ゴミ貯留
排出装置はそのゴミ貯留筒及び追加貯留筒からゴミを輸
送管に落下させるものであるから、回転ドラム式のゴミ
貯留排出装置に比べて排出スピードが早い。
【００１３】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す概略構成図、
図２は同実施例の弁制御を示すブロック図である。図に
おいて、図３に示す従来例と同一の構成は従来例と同一
符号を付して重複した構成の説明を省略する。１１は底
部に排出弁５を有するゴミ貯留筒６の頂部に継ぎ足され
た追加ゴミ貯留筒、１２は追加ゴミ貯留筒１１の底部に
設けられたスライド式の開閉弁、１３は追加ゴミ貯留筒
１１の頂部と接続されたゴミ投入口、１４ａはゴミ貯留
筒４の頂部より少し下方に設けられ、ゴミ貯留筒４内に
貯留されたゴミ面の有無を検出するマイクロ波レベル
計、１４ｂは追加ゴミ貯留筒１１の頂部より少し下方に
設けられ、追加ゴミ貯留筒１１内に貯留されたゴミ面の
有無を検出するマイクロ波レベル計、１５ａはゴミ貯留
筒４の排出弁５を開閉させる弁駆動装置、１５ｂは追加
ゴミ貯留筒１１の開閉弁１２を開閉させる弁駆動装置、
１６はマイクロ波レベル計１４ａ，１４ｂのゴミ検出信
号を受けてゴミ貯留筒４、追加ゴミ貯留筒１１がゴミで
満杯となったことを知らせる表示装置、１７は弁駆動装
置１５ａ，１５ｂにそれぞれ弁開閉指令を出力する弁操
作パネルである。
図２は同実施例の弁制御を示すブロック図である。図に
おいて、図３に示す従来例と同一の構成は従来例と同一
符号を付して重複した構成の説明を省略する。１１は底
部に排出弁５を有するゴミ貯留筒６の頂部に継ぎ足され
た追加ゴミ貯留筒、１２は追加ゴミ貯留筒１１の底部に
設けられたスライド式の開閉弁、１３は追加ゴミ貯留筒
１１の頂部と接続されたゴミ投入口、１４ａはゴミ貯留
筒４の頂部より少し下方に設けられ、ゴミ貯留筒４内に
貯留されたゴミ面の有無を検出するマイクロ波レベル
計、１４ｂは追加ゴミ貯留筒１１の頂部より少し下方に
設けられ、追加ゴミ貯留筒１１内に貯留されたゴミ面の
有無を検出するマイクロ波レベル計、１５ａはゴミ貯留
筒４の排出弁５を開閉させる弁駆動装置、１５ｂは追加
ゴミ貯留筒１１の開閉弁１２を開閉させる弁駆動装置、
１６はマイクロ波レベル計１４ａ，１４ｂのゴミ検出信
号を受けてゴミ貯留筒４、追加ゴミ貯留筒１１がゴミで
満杯となったことを知らせる表示装置、１７は弁駆動装
置１５ａ，１５ｂにそれぞれ弁開閉指令を出力する弁操
作パネルである。
【００１４】上記のように構成された多段ゴミ貯留排出
装置は、ゴミを貯留する場合には、弁操作パネル１７を
操作して弁駆動装置１５ａに対しては排出弁５の閉止指
令を、弁駆動装置１５ｂに対しては開閉弁１２の開放指
令を出力する。そうすると、弁駆動装置１５ａは、排出
弁５を閉止させ、開閉弁１２を開放させる。この状態
で、建物１の所定の階に位置するゴミ投入口１３にゴミ
が投入されると、ゴミは追加ゴミ貯留筒１１を通過して
下方のゴミ貯留筒４に貯留され、そのゴミがゴミ貯留筒
４の頂部に達すると、マイクロ波レベル計１４ａはゴミ
検出信号を表示装置１６に出力し、表示装置１６ではゴ
ミ貯留筒４がゴミで満杯となったことを表示する。かか
る表示を見たオペレータは弁操作パネル１７を操作して
弁駆動装置１５ｂに対して開閉弁１２の閉止指令を出力
する。そうすると、弁駆動装置１５ｂは開閉弁１２を閉
止させる。この状態でゴミ投入口１３に投入されたゴミ
は追加貯留筒１１に貯留され、そのゴミが追加ゴミ貯留
筒１１の頂部に達すると、マイクロ波レベル計１４ｂは
ゴミ検出信号を表示装置１６に出力し、表示装置１６で
は追加ゴミ貯留筒１１がゴミで満杯となったことを表示
する。このときのゴミの貯留容量は、従来の貯留筒式の
ゴミ貯留排出装置の２倍に増加し、しかも回転ドラム式
の貯留排出装置や貯留筒式のゴミ貯留排出装置を同一輸
送管上に２台並設するようにしたものより、建物内を占
めるスペースが小さくて済み、ゴミ投入口１３も１つで
済む。また、ゴミ貯留筒４、追加ゴミ貯留筒１１はあま
りその長さが長くないから、これらにそれぞれ貯留され
たゴミが自重で圧縮されることはない。
装置は、ゴミを貯留する場合には、弁操作パネル１７を
操作して弁駆動装置１５ａに対しては排出弁５の閉止指
令を、弁駆動装置１５ｂに対しては開閉弁１２の開放指
令を出力する。そうすると、弁駆動装置１５ａは、排出
弁５を閉止させ、開閉弁１２を開放させる。この状態
で、建物１の所定の階に位置するゴミ投入口１３にゴミ
が投入されると、ゴミは追加ゴミ貯留筒１１を通過して
下方のゴミ貯留筒４に貯留され、そのゴミがゴミ貯留筒
４の頂部に達すると、マイクロ波レベル計１４ａはゴミ
検出信号を表示装置１６に出力し、表示装置１６ではゴ
ミ貯留筒４がゴミで満杯となったことを表示する。かか
る表示を見たオペレータは弁操作パネル１７を操作して
弁駆動装置１５ｂに対して開閉弁１２の閉止指令を出力
する。そうすると、弁駆動装置１５ｂは開閉弁１２を閉
止させる。この状態でゴミ投入口１３に投入されたゴミ
は追加貯留筒１１に貯留され、そのゴミが追加ゴミ貯留
筒１１の頂部に達すると、マイクロ波レベル計１４ｂは
ゴミ検出信号を表示装置１６に出力し、表示装置１６で
は追加ゴミ貯留筒１１がゴミで満杯となったことを表示
する。このときのゴミの貯留容量は、従来の貯留筒式の
ゴミ貯留排出装置の２倍に増加し、しかも回転ドラム式
の貯留排出装置や貯留筒式のゴミ貯留排出装置を同一輸
送管上に２台並設するようにしたものより、建物内を占
めるスペースが小さくて済み、ゴミ投入口１３も１つで
済む。また、ゴミ貯留筒４、追加ゴミ貯留筒１１はあま
りその長さが長くないから、これらにそれぞれ貯留され
たゴミが自重で圧縮されることはない。
【００１５】このように、ゴミ貯留筒４と追加ゴミ貯留
筒１１にそれぞれ独立してゴミが貯留さた状態でゴミの
収集時間がくると、まず、吸気弁７が開かれて輸送管６
内に空気流が作られ、その後に、オペレータが弁操作パ
ネル１７を操作して弁駆動装置１５ａに対して排出弁５
の開放指令を出力するため、弁駆動装置１５ａは排出弁
５を開放させる。そうすると、ゴミ貯留筒４に貯留され
ているゴミが排出弁５及び輸送支管６ａを介して輸送管
６に落下させられ、輸送管６内に作られた空気流によっ
て収集センタまで運ばれる。
筒１１にそれぞれ独立してゴミが貯留さた状態でゴミの
収集時間がくると、まず、吸気弁７が開かれて輸送管６
内に空気流が作られ、その後に、オペレータが弁操作パ
ネル１７を操作して弁駆動装置１５ａに対して排出弁５
の開放指令を出力するため、弁駆動装置１５ａは排出弁
５を開放させる。そうすると、ゴミ貯留筒４に貯留され
ているゴミが排出弁５及び輸送支管６ａを介して輸送管
６に落下させられ、輸送管６内に作られた空気流によっ
て収集センタまで運ばれる。
【００１６】そのゴミ貯留筒４からゴミがなくなった
ら、操作パネル１７を操作して、弁駆動装置１５ｂに対
して開閉弁１２の開放指令を出力する。そうすると、追
加ゴミ貯留筒１１内のゴミはゴミ貯留排出筒４を通り、
排出弁５及び輸送支管６ａを介して輸送管６に落下させ
られ、輸送管６内に作られた空気流によって収集センタ
まで運ばれる。このときのゴミ排出スピードはゴミの貯
留容量が従来の回転ドラム式のゴミ貯留排出装置と同じ
とした場合に比べてはるかに早い。
ら、操作パネル１７を操作して、弁駆動装置１５ｂに対
して開閉弁１２の開放指令を出力する。そうすると、追
加ゴミ貯留筒１１内のゴミはゴミ貯留排出筒４を通り、
排出弁５及び輸送支管６ａを介して輸送管６に落下させ
られ、輸送管６内に作られた空気流によって収集センタ
まで運ばれる。このときのゴミ排出スピードはゴミの貯
留容量が従来の回転ドラム式のゴミ貯留排出装置と同じ
とした場合に比べてはるかに早い。
【００１７】本実施例と従来の回転ドラム式の貯留排出
装置及び貯留筒式の貯留排出装置を同一輸送管上に２台
並設したものとの建物に占めるスペース、製作コストを
みてみると、例えばゴミの貯留容量が１４ｍ3 とした場
合、スペースについては本実施例を１とすると、回転ド
ラム式のものは２倍、２台並設の貯留筒式のものは１．
５倍であり、製作コストについては本実施例を１とする
と、回転ドラム式のものは１．３倍、２台並設の貯留筒
式のものは１．８倍となる。
装置及び貯留筒式の貯留排出装置を同一輸送管上に２台
並設したものとの建物に占めるスペース、製作コストを
みてみると、例えばゴミの貯留容量が１４ｍ3 とした場
合、スペースについては本実施例を１とすると、回転ド
ラム式のものは２倍、２台並設の貯留筒式のものは１．
５倍であり、製作コストについては本実施例を１とする
と、回転ドラム式のものは１．３倍、２台並設の貯留筒
式のものは１．８倍となる。
【００１８】本実施例では、ゴミ貯留筒４に一つの追加
ゴミ貯留筒１２を継ぎ足して形成しているが、追加ゴミ
貯留筒１２を２つ又は３つ継ぎ足すようにしても良いこ
とは勿論である。
ゴミ貯留筒１２を継ぎ足して形成しているが、追加ゴミ
貯留筒１２を２つ又は３つ継ぎ足すようにしても良いこ
とは勿論である。
【００１９】また、追加ゴミ貯留筒１２の底部に設けら
れた開閉弁１２を本実施例ではスライド式としている
が、フラップ式、ダブルフラップ式等の他の方式のもの
を用いても良い。更に、本実施例ではマイクロ波レベル
計１４ａ，１４ｂを用いているが、他の方式のレベル計
であっても差し支えないことはいうまでもない、更にま
た、ゴミ貯留筒４、追加にゴミ貯留筒１１にゴミの排出
能力を高めるために吸気用の吸気弁やルーバ等を設ける
ようにしても良いことは勿論である。
れた開閉弁１２を本実施例ではスライド式としている
が、フラップ式、ダブルフラップ式等の他の方式のもの
を用いても良い。更に、本実施例ではマイクロ波レベル
計１４ａ，１４ｂを用いているが、他の方式のレベル計
であっても差し支えないことはいうまでもない、更にま
た、ゴミ貯留筒４、追加にゴミ貯留筒１１にゴミの排出
能力を高めるために吸気用の吸気弁やルーバ等を設ける
ようにしても良いことは勿論である。
【００２０】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、最下部に
位置するゴミ貯留筒に独立してゴミを貯留する複数の追
加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最上部に位置する追加ゴ
ミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続するよう形成したの
で、ゴミの貯留容量が数倍に増加し、しかも従来の回転
式のゴミ貯留排出装置や貯留筒式のゴミ貯留排出装置を
同一輸送管上に複数台並設するより、建物内を占めるス
ペースが小さくて済み、ゴミ投入口も１つで足り、製作
コストが安いという効果を有する。また、ゴミの排出も
ゴミ貯留筒及び追加ゴミ貯留筒からゴミを輸送管に落下
させているから、貯留容量が回転ドラム式のゴミ貯留排
出装置と同じとした場合に比べて排出スピードが早くな
るという効果を有する。
位置するゴミ貯留筒に独立してゴミを貯留する複数の追
加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最上部に位置する追加ゴ
ミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続するよう形成したの
で、ゴミの貯留容量が数倍に増加し、しかも従来の回転
式のゴミ貯留排出装置や貯留筒式のゴミ貯留排出装置を
同一輸送管上に複数台並設するより、建物内を占めるス
ペースが小さくて済み、ゴミ投入口も１つで足り、製作
コストが安いという効果を有する。また、ゴミの排出も
ゴミ貯留筒及び追加ゴミ貯留筒からゴミを輸送管に落下
させているから、貯留容量が回転ドラム式のゴミ貯留排
出装置と同じとした場合に比べて排出スピードが早くな
るという効果を有する。
【００２１】更に、ゴミ貯留筒の頂部付近に貯留された
ゴミ面の有無を検出するレベル計を設け、各追加ゴミ貯
留筒の頂部付近に貯留されたゴミ面の有無を検出するレ
ベル計を設けるようにしたことにより、ゴミ貯留筒及び
各追加ゴミ貯留筒がゴミで満杯となったことを確認で
き、効率よくゴミの貯留排出が行えるという効果を有す
る。
ゴミ面の有無を検出するレベル計を設け、各追加ゴミ貯
留筒の頂部付近に貯留されたゴミ面の有無を検出するレ
ベル計を設けるようにしたことにより、ゴミ貯留筒及び
各追加ゴミ貯留筒がゴミで満杯となったことを確認で
き、効率よくゴミの貯留排出が行えるという効果を有す
る。
【図１】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図２】同実施例の弁制御を示すブロック図である。
【図３】従来の貯留筒式のゴミ貯留排出装置を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図４】従来の回転ドラム式のゴミ貯留排出装置示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図５】３台の貯留筒式のゴミ貯留排出装置を同一輸送
管上に設置した例を示す説明図である。
管上に設置した例を示す説明図である。
４ ゴミ貯留筒 ５ 排出弁 ６ 輸送管 １１ 追加ゴミ貯留筒 １２ 開閉弁 １３ ゴミ投入口 １４ａ マイクロ波レベル計 １４ｂ マイクロ波レベル計
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に空気流が作られてゴミを収集セン
タに搬送する輸送管に底部が接続され、その底部に排出
弁が設けられたゴミ貯留筒の頂部に対し、底部に開閉弁
が設けられた複数の追加ゴミ貯留筒を順次継ぎ足し、最
上部の追加ゴミ貯留筒の頂部をゴミ投入口と接続したこ
とを特徴とする多段ゴミ貯留排出装置。 - 【請求項２】 上記ゴミ貯留筒の頂部付近に貯留された
ゴミ面の有無を検出するレベル計を設け、上記各追加ゴ
ミ貯留筒の頂部付近に貯留されたゴミ面の有無を検出す
るレベル計を設けたことを特徴とする請求項１記載の多
段ゴミ貯留排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33352291A JPH05162806A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 多段ゴミ貯留排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33352291A JPH05162806A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 多段ゴミ貯留排出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05162806A true JPH05162806A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18266987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33352291A Pending JPH05162806A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 多段ゴミ貯留排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05162806A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980077546A (ko) * | 1997-04-21 | 1998-11-16 | 한스 스트롬 | 쓰레기 배출 방법 및 장치 |
| JP2016528124A (ja) * | 2013-07-30 | 2016-09-15 | マリキャップ オーワイ | 廃棄物を供給及びハンドリングする方法並びに装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4836319A (ja) * | 1971-09-16 | 1973-05-29 | ||
| JPS53130874A (en) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | Control system for vacuum transportation of refuse |
| JPS6050684A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-20 | Toyota Motor Corp | 車両用ｄａｄプレ−ヤの操作方法 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33352291A patent/JPH05162806A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4836319A (ja) * | 1971-09-16 | 1973-05-29 | ||
| JPS53130874A (en) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | Control system for vacuum transportation of refuse |
| JPS6050684A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-20 | Toyota Motor Corp | 車両用ｄａｄプレ−ヤの操作方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980077546A (ko) * | 1997-04-21 | 1998-11-16 | 한스 스트롬 | 쓰레기 배출 방법 및 장치 |
| JP2016528124A (ja) * | 2013-07-30 | 2016-09-15 | マリキャップ オーワイ | 廃棄物を供給及びハンドリングする方法並びに装置 |
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