JPS5892337A - 体腔内超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内視鏡挿入部先端に設けた超音るよ５Ｋｔ
、た体腔内超音波診断装置Ｋｌｌするものである。

近都、超音波を利石ゼて対象物に関する情報を得る手段
が、医学の分野においても広く使用されるに到っている
。例えば体表面から超音波パルスを体内に発射し、上記
発射された超音波は、超音波が伝播する際、媒質の密度
及び音速の積で表わされる音響的インピーダンスの不連
続境界面で反射されるので、上記反射超音波パルス波を
受信し、その反射強ｆ勢の音響的情報を診断に利用する
ものである。

このような超音波診断装置は、Ｘ線装置に比べ、生体軟
組織についての情報を造形剤な用いることなく容易にで
きる点、款射纏による生体組織を破壊することがない点
、取扱いが容易で危険が少い点勢多くの利点があり、さ
らＫｔ近超超音波Ｋ１１ｌる技術が進歩して得られる情
報の質及び童が向上しているので、医学分野において臨
床診断装置として普及しつつある。

上記体表面から超音波パルスを送受波する診断に対し、
体腔内に挿入し、体腔内の生体臓器に近い位置から超音
波パルスを送受波する体腔内超音波診断法は、高い周波
数による分解能及び高精度の情報を得ることが可能にな
る点、対象物の間に介在する皮下脂肪層等の影響を受け
ない点等、多くの利点を有するので、今後益々使用され
る情勢にある。

第１図は１本出願人が先に提案した体腔内超音波診断装
置を示し、次のように構成されている。

超音波グローブを剣オるシース１には、挿入郁鵞の先端
ＫＷＡ次前方から側面に超音波送受用窓部３を有する超
音波グローブ頭部４と、湾曲部５とが連結されており、
これら挿入部２、超音波プ四−プ頭部４．湾曲部５はは
ぼ同一径に構成されている。上記湾一部５後方の挿入ｓ
２外周には視野方向に切り欠かれた切欠窓６が形成され
、との切欠窓６から挿入部２０後端にかけて内視鏡案内
管が配設され、細径の斜撓型内禮鏡８が挿抜自在に挿入
されている。そして、図示の腹腔内臓器診断用のものに
あってはこの挿入部２に形成された切欠窓６は、正常の
使用状態（おいて術者から見て右方向にあり、この切欠
窓６に（斜視型）内視鏡８の先端が位置して右斜め前方
が内視鏡視野にはいり、内視鏡８ｐ接眼部９に目を近接
させることにより観察できるよ５になっている。上記内
視鏡８は、視野方向がほぼ４５度か、それ以上のものが
使用される。父、挿入部２に形成された切欠窓６の視野
方向傾斜角は、５度〜２５度の範ｍｖｃ、形成されて内
視鏡８の視野が挿入軸２外周によって遮ぎられないよう
構成されている。

上記挿入部２０後端には手元部本体１０　が連結され、
正常の使用状！１においてこの手元部本体１０の上部外
周に軸方向に対してはＦ１６０度前方に傾斜状態の把持
グリップ１１が一体に連結されており、片手で把持する
よう構成されている。これは、特に深部臓器を診断すべ
く挿入部２を体腔内に挿入する場合勢挿入ｓ２を大きく
傾斜させても把持グリップ１１が体壁に歯接して邪魔に
ならないようにしたものである。この把持グリップ１１
の頭部は、はぼ球面状の湾曲操作部１２を有し、この湾
曲操作部１２に湾曲操作レバー１３を突設して上記把持
グリ、ツブ１１を把持した手の親指で操作できるように
なっている。

上記溝−ｓｓの湾曲方向は、内視鏡８の視野方向、即ち
正常の使用状ｌ！において術者からみて右方向に設定さ
れており、内視鏡８の視野内に超音波送受用窓部３がは
いるよう罠なっている。このように、図示の腹腔内臓器
診断用のものにあっては、挿入部２に挿入された内視鏡
８の視野方向、及び湾曲１１５の湾曲方向が術者から見
て右方向に設定されている。これは正常の使用状態にお
いて右方向に視野があり且つこの視野方向に湾曲すれば
、臓器の観察、臓器への超音波プローブ頭部４の密着轡
体腔内での操作・観察に適しているからである。従って
、腹腔内臓器以外の超音波診断に用いるものは、上記内
ａＳＳの視野方向、湾曲方向は右方向でなくてもよいこ
とはもち論である。さらに、超音波グローブ頭部４に設
けた超音波送受用窓３＆ｉ、湾曲部５の湾曲時において
該窓３がどの部位に当接しているか視認できるよう内視
鏡８の視野方向、即ち湾曲方向と直交する位置に配設さ
れている。

このよ５に構成された装置においては、一方向のみ湾曲
可能とされているため、超音波により診断しようとする
部位が湾曲方向と逆方向にある時は、挿入方向を変えて
行っていた。従って施行の時間が多くかかり、患者に与
える苦痛を軽減する意味からも、速やかに逆方向の１＃
察もできる装置が望まれていた。又、限られたスペース
内で観察するために障害物によってグローブを必要な部
位に移動させることができな力）つた。

この発明は上述した点Ｋかんがみてなされたもので、左
右又は上下方向Ｋ１１１曲できる湾曲部の前方に超音波
プローブを有し、内視鏡ｔＪｔ挿脱自在に装着できるシ
ースにおいて、湾曲部手前のシース部分に左右方向又は
上下方向和光学的に開口する窓部を設け、この窓部から
装着され、回動自在の内視鏡の観察光学系によって、前
記方向を観察できるようすることにより、反対方向にも
湾曲でき且つ障害物の多い場所においても広範囲にわた
って観察しながら迅速な診断を可能とする体腔内超音波
診断装置を提供することを目的とする。

以下、図面を参照してこの発明を具体的に説明する。

第２図ないし第８ＷＡはこの発明の実施例に係るもので
、第２図は、この発明の一実施例を分解して示し、第３
図は、その挿入部先端要部を示し、第４図及び第５図は
湾曲して使用する状態を示し、第６図及び第７図は切欠
き窓近傍を拡大して示し、第８図は、第７図のＢ　−Ｂ
’線断面図を示す。

これらの図において、（シース）挿入部２１には、超音
波を送受する超音波送受用窓部２２　を形成したプロー
ブ頭部２３と湾曲部２４とが先端側から順次連結されて
いる。

上記湾曲部２４０手前の挿入部２１には、円筒状に切欠
いて切欠窓２５が形成されており、この切欠窓２５は、
第２ｍ！１の矢符ム方自から見た第３図に示すように左
右に湾曲可能とされる湾曲部２４の左右方向に対し対称
で、且つ超音波送受用窓＠２２と反対側（形成されてい
る。

上記挿入部２１の後端に連結形成された手元部本体２６
から上記切欠窓２５まで細径の内視鏡２７の（内視鏡）
挿入部２８を挿脱及び回動（回転）自在で挿入ｓ２１の
中央上部を通って挿入できるように内視鏡案内管２９が
設けられており、この（内視鏡）案内管２９の先端部は
前記切欠窓２５において案内溝２９ム部分と、切欠かれ
た部分で開口する観察窓部分とが形成され、彼方から内
視鏡挿入部２８が挿入された際、上記案内管２９の溝部
分２９人前端の強度上肉厚にされた（シース）外套管３
０と当接するまで挿入でき、内視鏡挿入部２８の斜面状
先端部が切欠窓２５前方に一部突出して観察初野が形成
されるよう和なっている。この突出する内視鏡２７の斜
面状先端Ｓには、第７図あるいは第８図に示すよ５Ｗ−
照明光伝達手段としてのライトガイド３１の照明光を出
射する端面及びこのライトガイド３１の端面に隣接して
観察光を取り入れる対−１１！３２が配設され、この対
物窓３２内側には斜視状視野前方の対象物を結僚する対
物レンズと、この対物レンズにより結儂された光学書を
伝達するリレーレンズ系等で形成された像伝達手段が配
設されている。

上記挿入後においても回動自在の内視鏡２７を回転（ｉ
動）した場合の固定用Ｋ、手元部本体２６の後端部には
固定ねじ３３が設けられている。

さらに上記挿入部２１後端＠に形成された手元部本体２
６　Ｋは、正常の使用状態において、この手元部本体２
６の上部外周に挿入部２１の軸方向に対して適当な角度
（例えば略６０度）前方に傾斜状態の把持グリップ３４
が一体に連結されており、第４図又は第５Ｉ！ＩＫ示す
ように％片手で把持してその把持グリップ３４の頭部に
形成された略球面状の湾曲操作部３５　Ｋ突設された湾
曲操作レバー３６を把持した手の親指等で操作できるよ
うになり【いる。

上記湾曲操作レバー３６の操作によって湾曲される切欠
窓２５前方の湾曲部２４は、第６図又は第７図に示すよ
うに可撓性のゴムチューブ３７′等により被覆され、そ
り前端側は超音波プローブ頭部２３と接続され、後端側
は前記外套管３０と接続されている。このゴムチューブ
３７′の内部には、上下両側（第６図においては上部側
を示す。）の部上部３７，３７　Ｋて隣り合う関節駒３
８　、３８が左右に湾曲自在に部上されることによって
多数の関節駒３８，３８．−．３８が縦列（挿入部２１
の軸方向）接続され１図示しないワイヤを牽引、弛緩さ
せることにより、調節腕３８，３８゜・・・、３８を各
両側の部上部３７，３７　において右又は左方向に湾曲
できるように構成されている。

□　この実施例においては、先端部に超音波グローブ頭
ｓ２３を設け、−左右に湾曲できる湾曲部２４を介して
その手前に切欠窓２５が形成された挿入ｓ２１の内視鏡
案内管２９内に、内視鏡挿入部２８を挿入した場合、こ
の内視鏡挿入ｓ２ｇの先端部が前記切欠窓２５後端より
突出し、内視鏡挿入部２８を回動させることにより、先
端部に形成された斜視状視野も回動して禮野両側部前方
の切欠窓２５を通して斜め前方を第８図の視野角αで示
すように広範囲にわたり観察できるよ５ｃ構成されてい
る点が特徴となっている。

従って、このように構成された実施例を用いて、例えば
腹腔内に挿入し、第４図に示すよ５に湾曲［２４を右方
向に湾曲させて超音波送受用窓部２２を患部４１に当接
又は圧接させて超音波診断に使用する場合には、内視鏡
挿入［１２８先端の斜視面が切欠窓２５　（の切欠部）
を通して右側斜め前方ｔ−ＩＦ察できるよ５に固定する
と。

その右側斜め前方の視野内に湾曲して患部４１に当接さ
れた超音波プシープ頭部２３及び患部４１周囲が観察で
きる。この状ｌ！において観察しながら超音波を送受し
て患部４１＃Ｃ対する超゛音波診断ができる。その後第
４図において網状線・で示す部分４２の診断をする場合
、湾曲させた状態そのままで、移動すると、じん帯４３
　が障害となってしまう。

つまり、一方のみだけ湾曲及びＩ！察ができる従来の装
置においては、そのまま使用できなく、挿入方向を変え
て使用しなければならないが、この考案における装置に
おいては、矢符に示すように左方向Ｋ　１８０　Ｋ湾曲
することができ、さらに手元部本体２６の後端に設けた
固定ねじ３３を弛め、内視鏡２７を回転して左斜め前方
の視野内に超音波プローブ頭部２３及び目的とする部分
４２が観察できるよ５に１．て固定して使用すれば、第
５図に示すよ５な状ｌＩＫでき、速やかに目的とする部
分を観察しながら超音波による診断ができる。

従って、この考案の装置を用いれば障害物が多い部位に
おいても、速やかＥｌＦ察しながら診断が可能となると
共に、挿脱して挿入１直す必要もなく、患者に与える苦
痛を大幅に軽減できる。

尚、上記実施例において、内視鏡２７は、斜視状視野を
有するものＫついて述べであるが、側視状（型）のもの
についても同様に適用できるものである。この場合湾曲
範囲が広いものについて有効゛である。

さらに、上記切欠窓２５　Ｋ視野が臨むように挿入固定
される内視鏡２７は、切欠窓２５ｖｋ端から前方に突出
する部分を可変して固定することもでき、これをｗＩ４
１１することにより、切欠窓すの側部の切欠部を通して
観察できる視野を可変できる。この場合切欠窓の側部の
長さを大きく形成した方が有利となる。

又、上記実施例においては、左右方向の湾曲について述
べであるが、さらに上下方向に湾曲できる場合について
も上記の機能を有することが失われるものでないし、上
下方向のみに湾曲できる場合についても、切欠窓をその
方向Ｋｗ察できるように形成すれば全く同様に適用でき
る。さらに上記図示の実施例は、湾曲部２４　カを上方
に−（特に大きくそり返るよう＆Ｃ）湾曲できるものに
ついては、その超音波グローブ頭部器の超音波送受用窓
部２２自身は観察できなくても、その周囲を観察できる
ので、充分使用できる場合もある。これは上部側を半円
筒状に切欠いた場合であるが下部側を半円筒状に切欠い
た場合には左右方向はもとより、下方に湾曲できるもの
について有効となるものである。

尚、上述の実施例における半円筒状の切欠窓２５は、こ
の開口する切欠窓２５に限らず透明な部材、例えば円筒
状又は断面が略コ字状の部材で覆う等光学的に開口する
窓で″あれば良〜・。

この窓は、半円筒状に限られるものでない。この窓は開
口部を透明部材で覆えば、両側つまり左右又は上下両側
のみでなく左右及び上下両側共に光学的開口窓を形成す
ることができ、この場合左右及び上下方向について湾曲
可能な湾曲部について有効となるものである。

□　　以上述べたよ５に、この発明によれば、左右方向
又は上下方向に湾曲できる湾曲部と、その前方に超音波
を送受する手段とを有するシース（おい【、前記湾曲部
手前のシースの部分に左右又は上下方向の少くともいず
れかに光学的に開口する窓を形成し、挿脱及び上転自在
に装着された内視鏡の先端側の視野が前記光学的に開口
する窓に臨むように形成しであるので、障害物の多い体
腔内においても広範８にわたり迅速ＫＩＦ察しながら超
音波による診断することができ、施行の時間の短縮を可
能とすると共に、患者に与える苦痛を大幅に軽減できる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す正面図、第２図ないし第８図はこ
の発明の一実施例に係るもので、第２図は、一実施例の
全体を分解して示す歓略正面図、１３図は、第２図の矢
符Ａ方向から見た先端部分を示す械略平面図、第４図及
び第５図はこの実施例の使用状態を示し、第４図は、右
側に湾曲させた状態を示す観略斜視図、第５図は、左側
に湾曲させた状態を示す歎略斜禮図、第６図ないし第８
図は、切欠窓近傍を拡大して示し、第６図は、一部切欠
いて示す平面図、第２１・・・挿入部　　　　　２２−
・超音波送受用窓部２３・−超音波プローブ頭部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 左右方向及び上下方向の少くともいずれかの方向に湾曲
   可能な湾一部と、その湾曲部の前方に超音波を送受する
   超音波プローブとを有し。 先端側に一察袂野が形成された内視鏡を挿脱自在に装着
   できるシースにおいて、前配湾一部・手前のシースを切
   欠き、−動自在に挿入された内視鏡の観察視野が左右方
   向及び上下方向の少くともいずれかの方向に光学的に開
   口するような窓部を形成すると共に、ｉ１動自在とした
   内視鏡を手元側にて固定する手段を設けたことを特徴と
   する体腔内超音波診断装置。