JPH0127765Y2 - - Google Patents

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JPH0127765Y2
JPH0127765Y2 JP1981150721U JP15072181U JPH0127765Y2 JP H0127765 Y2 JPH0127765 Y2 JP H0127765Y2 JP 1981150721 U JP1981150721 U JP 1981150721U JP 15072181 U JP15072181 U JP 15072181U JP H0127765 Y2 JPH0127765 Y2 JP H0127765Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、腹腔内に挿入され、腹腔内臓器に
超音波を送受する機能を備えたプローブを有する
腹腔内超音波診断装置に関するものである。
近年、超音波を利用して診断を行う超音波診断
装置が益々使用されるに至つている。超音波診断
装置には、腹腔内に超音波を送受する機能を備え
たプローブを挿入することによつて、より信頼度
の高い情報を得る腹腔内超音波診断装置がある。
第1図は従来の腹腔内超音波診断装置のプロー
ブを術者が患者の腹腔内に挿入して診断を行う様
子を示している。
即ち、術者1は患者2の腹腔内に穿刺される中
空のトラカール3に案内された腹腔内超音波診断
装置のプローブ4を腹腔内に挿入する。
この場合術者1は、腹腔内超音波診断装置の手
元操作部5の把持部6を把持し、この把持部6に
設けられた湾曲操作レバーを指で操作することに
より、プローブ頭部7と、この頭部7近傍の側壁
に設けられた観察窓とに介在する湾曲部8を湾曲
操作できる。従つて術者1は、接眼部9に目を近
接させて観察窓前方の腹腔内の臓器等10を観察
しながら、プローブ4を挿入すると共に湾曲部8
を湾曲させ、プローブ頭部7を対象物に当接さ
せ、このプローブ頭部7に収容されている超音波
振動子から超音波を当接された対象物側に送受す
ることができる。この場合図示されているように
術者1は、把持部6の長手方向を略鉛直方向に把
持した状態で目的とする対象物に当接して超音波
の送受するための湾曲操作をしなければならない
ため、把持部6の下端が患者2の身体と接触し易
く、操作し難いものであつた。
一方、把持部6の長手方向を水平にすること
は、超音波を送受する送受信用窓部の方向が変わ
り目的対象物に当接することは不可能となる。
この考案は上述した点に鑑みてなされたもの
で、挿入部の先端部に設けられた超音波送受信部
を対象部位に指向させるよう湾曲手段を湾曲操作
したり挿入部の挿入量を調節するとき等、手元側
の把持部が患者に接触することなく操作しやすい
と共に、前記先端部の送受信部における送受信の
中心方向を対象部位に沿わせた状態で、且つこの
状態を観察しながら湾曲手段を湾曲動させて前記
送受信部を対象部位の診断したい部位に指向させ
ることができるようにした腹腔内超音波診断装置
を提供することを目的としている。
前記目的を達成するためこの考案は、挿入部の
先端部に設けられて超音波の送受信を行う超音波
送受信部と、この超音波送受信部の後部に連設さ
れ該送受信部の送受信の中心方向に対し垂直な平
面内のみで前記先端部の超音波送受信部を対象部
位に指向させる湾曲手段と、この湾曲手段後方の
挿入部側部に臨ませて斜め前方を視野範囲とする
光学視手段と、手元側操作部に設けられて前記湾
曲手段が湾曲動する平面内で且つ挿入部の挿入方
向に対し垂直に略向つて延出した把持部とを具備
している。
以下図面を参照してこの考案を説明する。第2
図及び第3図は、この考案の一実施例を示す。こ
れらの図において、腹腔内に挿入されるプローブ
21の先端に順次前方から側面に超音波の送受信
用窓部22を有する(超音波)プローブ頭部23
と、湾曲部24とが連結されており、これらプロ
ーブ21、超音波プローブ頭部23、湾曲部24
はほぼ同一径に構成されている。上記湾曲部24
後方のプローブ21外周には視野方向に切り欠か
れた切欠窓25が形成され、この切欠窓25から
プローブ21の後端にかけて内視鏡案内孔が穿設
され、この内視鏡案内孔に挿抜自在の細径の内視
鏡挿入部26を有する斜視型内視鏡27が図示の
破線で示すように装着されている。このプローブ
21に形成された切欠窓25は、第3図に示すよ
うに通常の使用状態において術者から見て右方向
にあり、この切欠窓25に斜視型内視鏡27の先
端が位置して右斜め前方が内視鏡視野にはいるよ
うになつている。上記斜視型内視鏡27の視野方
向は例えば45度か、それ以上のものが使用され
る。(もちろんこの範囲に限定されるものでな
い。)又、プローブ21に形成された観察用の切
欠窓25の視野方向傾斜角は、例えば5度〜25度
の範囲に形成されて斜視型内視鏡27の視野がプ
ローブ21外周によつて遮ぎられないよう構成さ
れている。
上記プローブ21の後端には操作部本体28が
連結され、この操作部本体28には前記超音波の
送受信用窓部22と略直角となる方向が長手方向
となる把持部29が一体に連結されており、片手
で把持できるように構成されている。これは、特
に腹部臓器を診断すべくプローブ21を腹腔内に
挿入する場合等プローブ21の軸方向を略水平方
向にしても、把持部29が体壁に当接して邪魔に
ならないようにされている。この把持部29に
は、湾曲操作レバー30が突設され、上記把持部
29を把持した手の人指し指で前記湾曲部24を
湾曲操作できるようになつている。
前記操作部本体28には、超音波走査用のモー
タによつて超音波を送受信用窓部22からセクタ
状に走査するための回転を伝達できるようにフレ
キシブルな駆動ケーブルと、超音波を送信する駆
動パルス及び受信され(変換され)た信号を図示
しない信号処理装置と送受する信号ケーブルとが
接続されている(これらをケーブル31で示す。)
前記走査用のモータが超音波プローブ頭部23に
収容されている場合には上記駆動ケーブルは駆動
信号を伝えるケーブルですむことになる。
前記信号処理装置は、受信された信号を輝度変
調等して各走査(信号)と同期して表示用ブラウ
ン管に表示するように構成されている。
上記斜視型内視鏡27の接眼部32前方の内視
鏡本体部33には、照明光を伝達するフレキシブ
ルなライトガイドケーブル34が連結され、図示
しない光源装置に接続されるようになつている。
このライトガイドケーブル34及び上記ケーブル
31は、挿入部21の腹腔内への挿入、超音波プ
ローブ頭部23の所定臓器への当接操作、並びに
超音波診断操作の邪魔にならないよう操作性を向
上させるために、通常の操作状態(第3図又は第
5図)において夫々内視鏡本体部33と、把持部
29の長手方向の頭部から同一横方向(水平方
向)に延出するように接続されている。
超音波プローブ頭部23と湾曲部24とは、例
えば第4図に示すよう構成されている。即ち、超
音波プローブ頭部23には超音波を伝達するオリ
ーブ油等で満たされた媒質室40が形成されてお
り、この媒質室40内に超音波振動子(以下単に
振動子という)41とミラー42とが収容され、
この振動子41の超音波の送受される面に対し回
転駆動されるミラー42の反射面は、略45度傾斜
し相対向するように配置されている。上記振動子
41の他面は音波を吸収して減衰させるダンピン
グ材41′と当接されている。この振動子41は、
信号処理装置と信号ケーブル43を介して接続さ
れ、これによつて超音波を励振発射するために供
給される駆動パルスの伝達及びこの駆動パルスに
よつて送出された超音波の反射信号を受信して
(振動子41にて)電気信号に変換された該電気
信号の伝達ができるようにされている。前記ミラ
ー42は、前記振動子41から送出された超音波
を反射して送受信用窓部22からこの送受信用窓
部22外壁に当接する外部の対象物に向けて出射
すると共に、出射された超音波が外部の対象物か
ら反射して再び入射される超音波エコーを反射し
て振動子41を励振させるためのものである。こ
の場合、対象物に対し超音波を放射状に走査して
送受できるように、ミラー42は、シールされた
回転可能な軸部44と一体成形又は別体で接続さ
れ、この軸部44に可撓性駆動軸45が連結され
ている。この可撓性駆動軸45は、プローブ21
内を手元操作部28まで挿通され、駆動ケーブル
を経て図示しない駆動モータに接続されている。
上記駆動軸45が回転又は往復回転的振動され
ると、ミラー42もこれに連動して駆動され、ミ
ラー42で反射された超音波は、送受信用窓部2
2から軸部44の回転軸に(略)垂直な面内で、
矢符A(走査方向の中心を示す。)で示すように放
射状にセクタ走査される。
一方、湾曲部24は複数の関節部材46…を枢
支して構成され、この関節部材46…を外皮ゴム
47にて被覆し、さらに先端関節部材46に操作
部本体28から挿通された操作ワイヤ48が止着
され、把持部29に付設された操作レバー30に
て湾曲部24を湾曲操作できるように構成されて
いる。
この湾曲部24の湾曲方向は、例えば第3図に
示すように内視鏡27の視野方向、即ち通常の使
用状態において術者からみて右方向に設定されて
おり、同図に示す如く内視鏡27の視野内に超音
波送受信用窓部22がはいるようになつている。
上記湾曲部24は、図示の場合と異り、切欠窓
25が術者1が操作する際左方向に形成してある
場合には左方向に湾曲されるように形成されてい
る。
このように構成されたこの考案においては、把
持部29の長手方向が超音波の走査(の中心)方
向と直角ないし略直角に形成されている点がその
特徴となつている。
この実施例を術者1が操作する様子を第5図に
示す。
図示から明らかなように、第1図に示す従来例
とは異り、把持部29の長手方向が略水平方向を
向くため、湾曲部24を前述のように湾曲させて
プローブ頭部23の超音波送受信用窓部22を患
者2の腹腔内の臓器等10に当接させても、把持
部29の端部が患者2と接触する虞れはなく、操
作し易いものとなる。
尚、上述の実施例において操作部本体28と内
視鏡本体部33側とが一体に形成されたものに対
しても適用できることは言うまでもない。又、 上述の把持部29を超音波の走査方向の中心と
直角より大きい角度又は少し小さい角度をなすよ
うに形成しても良い。さらに上述した把持部29
等をプローブ21の軸方向に傾斜又は湾曲させて
も良い(例えば第3図において把持部29の上方
に位置する端部を前方又は後方(右又は左方向)
に傾斜又は湾曲させても良い。)。
要するに、把持部29の端部側が操作する際、
患者2の身体に接触しないように形成されたもの
は、この考案の範ちゆうに入るものである。従つ
て、例えば従来例における把持部6の下端(第1
図参照)側をL字状その他の形状に折屈又は湾曲
させて超音波走査の中心方向と直角又は直角に近
い方向部分が形成してある場合も有効となる。
尚、この考案は、湾曲部24が観察窓が形成さ
れている方向に湾曲されるものに限定されず、他
の方向にも湾曲されるものについても有効である
し、超音波が上述のようにセクタ状に走査される
ものに限らずリニア状に走査されたりするものに
対しても有効であることは勿論である。
以上述べたようにこの考案によれば、挿入部の
先端部に設けられた超音波送受信部を対象部位に
指向させるよう湾曲手段を湾曲操作したり挿入部
の挿入量を調節するとき等、手元側の把持部が患
者に接触することなく操作しやすいと共に、前記
先端部の送受信部における送受信の中心方向を対
象部位に沿わせた状態で、且つこの状態を観察し
ながら湾曲手段を湾曲動させて前記送受信部を対
象部位の診断したい部位に指向させることができ
るといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の腹腔内超音波診断装置を術者
が実際に使用している様子を示す概略斜視図、第
2図及び第5図は、この考案の実施例に係るもの
を示し、第2図はこの実施例の平面図、第3図は
プローブの先端側を湾曲させた状態におけるこの
実施例の正面図、第4図はこの実施例のプローブ
頭部の構造を示す断面図、第5図は、この実施例
を術者が実際に使用している様子を示す概略斜視
図である。 21……プローブ、22……送受信用窓部、2
3……プローブ頭部、24……湾曲部、25……
切欠窓、27……斜視型内視鏡、28……操作部
本体、29……把持部、30……湾曲操作レバ
ー、41……超音波振動子、42……ミラー、4
8……操作ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入部の先端部に設けられて超音波の送受信を
    行う超音波送受信部と、この超音波送受信部の後
    部に連設され該送受信部の送受信の中心方向に対
    し垂直な平面内のみで前記先端部の超音波送受信
    部を対象部位に指向させる湾曲手段と、この湾曲
    手段後方の挿入部側部に臨ませて斜め前方を視野
    範囲とする光学視手段と、手元側操作部に設けら
    れて前記湾曲手段が湾曲動する平面内で且つ挿入
    部の挿入方向に対し垂直に略向つて延出した把時
    部とを具備したことを特徴とする腹腔内超音波診
    断装置。
JP15072181U 1981-10-09 1981-10-09 腹腔内超音波診断装置 Granted JPS5854815U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15072181U JPS5854815U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 腹腔内超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15072181U JPS5854815U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 腹腔内超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5854815U JPS5854815U (ja) 1983-04-14
JPH0127765Y2 true JPH0127765Y2 (ja) 1989-08-23

Family

ID=29943433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15072181U Granted JPS5854815U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 腹腔内超音波診断装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5854815U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5594231A (en) * 1979-01-10 1980-07-17 Olympus Optical Co Probe for inspecting coeliac inside
JPS56156141A (en) * 1980-04-30 1981-12-02 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasonic tomogram projection apparatus for body cavity

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5594231A (en) * 1979-01-10 1980-07-17 Olympus Optical Co Probe for inspecting coeliac inside
JPS56156141A (en) * 1980-04-30 1981-12-02 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasonic tomogram projection apparatus for body cavity

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JPS5854815U (ja) 1983-04-14

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