JPS5892169A - 画像デ−タの走査傾き補正方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入力−１倫データの傾き歪を補正する方式に
係り、特にファクシミリなどの走査方向が固定した順次
走査入力装置から読取った画像データを、記憶装置に格
納し、その画像データを処理する装置において、記憶装
置上の画像データに含まれる傾き歪を、簡単な処理によ
って、補正する処理方式に関する。

ファクシミリなどの走査方向が固定した順次走査入力装
置によって、文書などを読取る場合、その読取りデータ
に、文書の傾きによる歪が生ずることは避は得ない。

歪のないデータと、傾き歪を含むデータとの間には、第
１図に示す如く、次の関係がある。

但し％（Ｘｌｌは、歪がない場合の位電座柳であり、、
（ｘ’、ｙ’）は、歪を含む位置座樟である。傾き歪の
補正は、入力した全てのデータに対して、（１式に示す
変換を実施すれば良い。しかし、この変排処理では、処
理量が膨大となり、実用的でない。

本発明の目的は、上記の欠点を解決し、簡単な処理によ
って、画像データの傾きを補正する方式を提供すること
にある。

上記目的を達成するため、本発明では、記憶装畳上に読
込まれた画像データを、画像処理装置等へ読出す時に、
傾き角に応じて、走査線間で画像データを置き換えるよ
うに、読出しアドレスを制御する。更に、画イ蒙データ
を置換える単位を、記憶装置のアクセス単位（例えばバ
イトまたはワード］の整数倍とすることによって、上記
アドレスの制御を簡略化する。

以下、本発明を、その一実施例を用いて説明する。

第２図に入力紙面の例を示す。図中２は、本来の走査方
向と平行に、既知の距ＭＬの間隔をおいて形成された、
傾き検出マークである。

第３図に、本発明方式の実施例のブロック構成を示す０
図中、３は画像入力装置、４は、画像入力装置３から読
込んだ画像データを格納する記憶装置である。５は、記
憶装置４から画像データを読出し、処理するＩｉ！ｊ（
ｆＩＩ処理装置でるる。この画像処理装ｆ５に画イ象デ
ータを読出すときのアドレスを制御することによって、
傾きを補正する。

上記の傾き検出マーク２を検出し、傾き角を求めるのは
、傾き角検出部６である。すなわち、°紙面上左側の傾
き検出マークを最初に横切った走査線と、紙面上右側の
傾き検出マークを最初に横切った走査線との間隔ｄｆ算
出する。

この走査線間隔ｄと、紙面の有効長りとを用いて、図中
７の置換単位算出部が、画像データを走査線間で置換え
る単位（セグメントと呼ぶ）の長さＮｅ算出する。すな
わち、 Ｎ＝＜Ｎ＞ ここで、記号〈〉は、Ｎに最も近い、バイトまたはワー
ド単位の整数を意味する。

上記のＮは、主走査線方向の傾きを補正するために用い
る。これと同様に、副走査線方向の傾き補正用に、画イ
象データを置排える単位（ブロックと呼ぶ）の長さＭを
算出する。すなわち、Ｍ＝＜Ｍ＞ ここで、記号δは、１バイトまたは１ワードに含まれる
画像ドツト数を表わす。

上記のＮ、Ｍを用いて、画像データを読出すアドレスを
制御する。すなわち、画像データを、主走査線方向に、
Ｎバイトまたはワード読出す毎に、その読出しアドレス
を、１２４７分上または下に移動する。これを繰返すこ
とによって、画像データの読出しが、Ｍライン分終了す
る毎に、その読出しアドレスを、１バイトまたはワード
、左または右に移動する。

上記の処理を実行するのが、第４図中８〜１６である。

８および１２は、置換単位算出部７が算出した、セグメ
ント長Ｎ、およびブロック長Ｍｉ各々保持するレジスタ
でめる。１０および１４は、画像データの横長さく単位
二バイトまたはワード）、および縦長さく単位：走査線
本数）を各々保持するレジスタである。

９および１１は、読出す画像データのバイト数またはワ
ード数をカウントするカウンタである。

９は、セグメント長Ｎのカウンタであり、Ｎレジスタ８
が保持するセグメント長Ｎを初期値として、画イ象デー
タか１バイトまえはｌワード読出される度に、１ずつ減
算され、１セグメント分のデータ読出しが終了した時点
で、その出力がＯとなる。

一方、１１は、画像データの横長さＬのカラ／りであり
、Ｎレジスタ１０の保持する横長さＬ？初期値として、
セグメント長カウンタ８と同様に、画イ象データが１バ
イトまたは１７−ド読出される度に、１ずつ減算され、
ｌ走査線分のデータ読出しが終了した時点で、その出力
がＯとなる。

１３および１５は、画像データの走査線数をカウントす
るカウンタである。１３は、ブロック長Ｍのカウンタで
めり、Ｍレジスタ１２が保持するブロック長Ｍを初期値
として、１走査線分の画像データが読出さｎる度に、１
ずつ減算さｆ”Ｌ、　　１ブロック分のデータ読出しが
終了した時点で、その出力が０となる。１５は、１紙面
分の走査線数にのカウンタであり、Ｎレジスタ１４が保
持する走査線数Ｋを初期値として、ブロック長カウンタ
ｌ３と同様に、１走査線分の画像データが読出される度
に、１ずつ減算され、１紙面分のデータ読出しか終了す
ると、その出方が０となる。

各カウンタは、画像データの読出し開始時点の他に、各
カウンタの出力が０になった時点で、それ自身を初期化
する。さらに、セグメント長カウンタ９Ｖｉ、ライン長
カウンタ１１が０になった時点でも、初期化される。

各カウンタの出力を受けて、実際の読出しアドレスを算
出するのは、アドレス計算部１６で６る。

アドレス計算部１６ｆ′ｉ、ｈ壕データが１バイトまた
は１ワード読出されるたびに、次に読出すべき画像デー
タのアドレスＰを計算する。すなわち、Ｐ＝Ｑ＋１＋α
＋β ここで、Ｑは前回読出した［１　ｆｌデータのアドレス
を示し、α、βは、各々主走査線方向、副走査線方向の
補正項である。アドレス計算部１６は、各カラ／りの出
力に応じて、α、βの値を決定する。

決定方法は１次の通りである。

（１）　　ライン長カウ／り１１＼０．セグメント長カ
ウンタ９＼０のとき、α＝β＝０とする。

＜２）　　ライン長カウンタ１１＼０．セグメント長々
−ウンタ９＝０のときα＝士り、β＝０とする。

Ｌの符号は、傾きが右上りのと１）左上がりのとき十を
取る。

（３）　　ライン長カウンタ１１＝Ｏ，紙面長カウンタ
１５＼０．ブロック長カウンタ１３＼０のとき、α＝０
．β＝０とする。

（４）　　ライン長カウンタ１１＝０．紙面長カウンタ
１５＼０、ブロック長カウンタ１３＝００とき、α＝Ｏ
９β＝±１とする。βの符号は、傾きが右上りのとキ＋
、左上りのとキーヲ取る。

（５］　　紙面長カウンタ＝０のとき、読出しを終了す
る。

以上の処理の結果、第４図に示す通り、実線の如く傾い
た画像データを、その傾きに応じて、点線で示す如く、
傾＠を補正して、読出すことができる。

本発明によれば、画ｆ象データの傾キヲ補正するために
、（ａ）その画像データが格納されている記憶装置か”
ら読出す時に、傾き角に応じて、画イ象データを走査線
間で置換えるよう、読出しアドレスを制御する、（ｂ）
上記の、画儂データｔｔ換える単位を、記憶装置のアク
セス単位（バイト、ま７？ａ７−トカの整数倍とする、
ことによって、（１）　　記憶装置には、補正前のｉｊ
ｉ　（＃データを格納すれば良く、補正前、補正後両方
のデータを格納する必要がない。従って、記憶容量を削
減できる。

（２）　　記憶装置のアクセス単位に補正するので、ド
ツト単位の処理が不要となる。このため、補正装置の構
底を簡略化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、画像データの傾きを定義する図、第２図は、
入力するｈｆｌｌデータの例を示す図、第３図は、本発
明による、傾き補正装置の一実施例を示す構成図、第４
図は該傾き補正装置による補正の結果を示す図である。 ｌ・・・走査線、２・・・傾き検出マーク、３・・・順
次走査形６ｆ＃Ｉ入力装置、４・・・−１ｉｉｉｉ債デ
ータの記憶装置、５・・・画像処理装置、６・・・傾き
角検出部、７・・・置換単位検出部、８・・・主走査線
方向の置換単位（セグメント）の長さＮを保持するＮレ
ジスタ、９・・・セグメント長カウンタ、１０・・・画
像データの主走査線方向の長さＬｆ：保持するＬレジス
タ、１１・・・主走査線方向の長さカウンタ、１２・・
・副走査線方向の置換単位（ブロック）の長さＭを保、
持するレジスタ、１３・・・ブロック長カウンタ、１４
・・・画像データの副走査線方向の長さＫを保持するに
レジスタ、１５・・・副走査線方向の長さカウンタ、１
６・・・セグメント長カウンタ９のクリアタイミングを
発生す第　　ＩＩ￥］ 第２図 第　３１￥］

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １−０順次走査形画僧入力装置から読取られた画像デー
   タを格納する記憶装置と、核画儂データの傾き角を検出
   する傾き角検出部と、傾き角に基づいて、前記記憶装置
   から、画像データを読出す際に、走査線間でｎｍ［デー
   タを置排える単位を算出する置換単位算出部と、該置換
   単位を保持するレジスタと、ｉ！１ｉ（ｌ！データの読
   出し量をカウントするカウンタと、このカウンタの値を
   もとに、画像データの読出しアドレスを計算するアドレ
   ス算出部とを備えたこと１−％微とする、画像データの
   走査傾き補正方式。