JPS5890519A - 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法 - Google Patents

顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法

Info

Publication number
JPS5890519A
JPS5890519A JP18870581A JP18870581A JPS5890519A JP S5890519 A JPS5890519 A JP S5890519A JP 18870581 A JP18870581 A JP 18870581A JP 18870581 A JP18870581 A JP 18870581A JP S5890519 A JPS5890519 A JP S5890519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cellulose derivative
soluble cellulose
specific gravity
granular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18870581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0250937B2 (ja
Inventor
Koichi Mori
母里 浩一
Takashi Kasuya
隆 粕谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Corp
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Corp, Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Corp
Priority to JP18870581A priority Critical patent/JPS5890519A/ja
Publication of JPS5890519A publication Critical patent/JPS5890519A/ja
Publication of JPH0250937B2 publication Critical patent/JPH0250937B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Glanulating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性セルロース誘導体、例えばカルホキツメ
チルセルロース(以下CMCと略称)ヒドロキシエチル
セルロース(以下HEC,![称)、メチルセルロース
(以下MCと略称)などの単独又はこれらの混合物の顆
粒方法に関するものである。
一般に水溶性セルロース誘導体は粒子自身の溶解速度が
極めて早いので、粉末状のまま水中に溶解させた場合粒
子同志の集合粘着視象(ママコと呼ばれている)が発生
し、ママコ内部への水の浸透が著しく阻害され見かけの
溶解速度が非常に遅くなる。
従来から水溶性−セルロース誘導体のママコを防止し溶
解速度を早める方法は種々提案されているち例えば水溶
性セルロース誘導体の表面に疎水性又は非膨潤性物質を
コーティングする方法や発泡剤を添加し、溶解時の拡散
を容易にする方法などであるが、これらの方法は製品の
純度に悪い影響を与えるため使用上の制約がある。この
ような制約がないママコ防止法として粉体の粒子径を大
きくするいわゆる顆粒化の方法がとられており、一般的
にはセルロース誘導体に水を散布しながら攪拌混合し粒
状化する湿式造粒法がある。しかし、この方法は造粒後
乾燥を必要とするため製品が着色し、製造工程も複雑に
なる。又、造粒・乾燥を同一装置で行なう流動造粒乾燥
装置を用いた場合には粒子の嵩比重が低くなりすぎて、
溶解時水面に浮きママコになり易く、且つ乾燥に要する
費用も高くつくという欠点がある。
これらの欠点を改−良した方法が特開昭54−1604
60である。即ち水溶性セルロース誘導体を顆粒化する
にあたり、含水率を平衡水分の0.5〜1.0倍に調節
した粉末状セルロース誘導体を供給装置としてホッパー
とホッパー内部にフィードスクリューを備え、微小間隙
(1〜211)を隔てて互いに回転する2個のロールの
間を通過させフレーク状とし、次いでこれを粉砕、分級
する方法。
しかし、この方法は有用ではあるが、更に長時間連続運
転を行うと使用蒸気量も多く省エネの面からも好ましく
なく、又調湿装置の蒸気吹込み口のつまり、粉砕機、分
級機、持上コンベア等の設備への水溶性セルロース誘導
体の付着が発生し、その清掃にかなりの時間を要する。
また前述の付着を防止するため原料の粉末状水溶性セル
ロース誘導体の含水率を低くすると顆粒状セルロース誘
導体の崩壊率及び歩留りが極めて悪くなるという欠点が
あった。そこで、これらの欠点を改良する目的で本発明
者らは鋭意検討した結果、粉末状水溶性セルロース誘導
体の含水率を平衡水盆の05倍以下、好ましくは02〜
04倍以下に調整し、且つ粉末状水溶性セルロース誘導
体の嵩比重を500〜900 g/13、好マシくは6
00〜Fr00g/lに調整し、互いに回転する2個の
ロールの間を通過させフレーク状とし、次いでこれを粉
砕、分級することを特徴とする顆粒状水溶性セルロース
誘導体の製法を見い出し、本発明を完成するに至った。
粉末状水溶性セルロース誘導体の嵩比重の調整は通常水
溶性セルロース誘導体の製造工程中に水を添加する方法
が行なわれ、嵩比重が500〜900g/13 の如く
高いものを作るには水添加量を調節することで達成され
る0そして本発明は粉末状水溶性セルロース誘導体の含
水率を平衡水分の05倍以下にしても粉末状水溶性セル
ロース誘導体の嵩比重を500〜900g/13にする
ことで互いに回転する2個のロール間を通過する際の安
息−が小さくなるため粉末状水溶性セルロース誘導体の
供給量が増えて粉末状水溶性セルロース誘導体同志の自
着力が強まる。
その結果、これを粉砕、分級した際の崩壊率が優れ、且
つ歩留りの良好な顆粒状水溶性セルロース誘導体を得る
ことができると考えている。また、粉末状水溶性セルロ
ース誘導体の嵩比重が500g743以下では崩壊率及
び歩留りが悪くなり9009/13以上では成形性、粉
砕時間、色相及び溶解速度が劣る。
以下に実験例を説明する。
実験例−1゜ 第1表;  CMC(エーテル化度(以下DSと=0・
7ツ 略称)Vの含水率倍(平衡水分に対す る含水率の倍数、以下同じ)、嵩比 重と顆粒状CMCの崩壊率 測定条件; 平衡水分23%(相対 1flt下R)Iと略称)=70 %、25℃)、プレ
ス油圧 150 kg /cd (単位 %) 第1表より明らかなように顆粒状CMCの崩壊率は含水
率倍が高くなり、且つ嵩比重が増加するほど良くなるが
、含水率倍05以上は同一傾向のため蒸気量節約上から
0.5以内が最良なことがわかる。含水率倍を0,1に
した場合には嵩比重を700 fi/−0以上にしなく
てはならないが02にした場合には570 g713以
上、0.5では490 g/Eでも良好な崩壊率を示し
ている。
実験例−2゜ 第2表; CMC(Ds=075)の含水重信、嵩比重
と顆粒状CMCの歩留り(20 〜60メツシユ) 測定条件; 平衡水分23チ(RH=70%、25℃) プレス油圧 15o1cg/M 第2表から明らかなことは含水重信を02〜05嵩比重
を490〜920g/13(好ましくは570〜s 2
09/43)とした場合の歩留シが最も良好であること
と、含水重信を0.1以下の場合は嵩比重を増加させて
も歩留りは良くならないことである。又嵩比重を920
以上にすると20〜60メツシーの歩留りは逆に小さく
なるが、これは20メツシュ以上の顆粒状CMCが多く
なってきた\めである。
実験例−3゜ 第3表;  CMC(DS=0.75)の含水率倍電比
重と顆粒状CMC0性°能 測定条件: 平衡水分 23チ(R)(=70チ、25
℃) プレス油圧 150 kf//CII 第3表の結果から含水重信0,2.0.5の両方共に嵩
比重が950前後になると成形性、粉砕時間、色相、溶
解速度共悪くなる傾向を示しており、嵩比重は900g
/、73以下にすることが好ましいことが判かる。
これらの実験例からも明らかなように含水率を平衡水分
の05以下とし、嵩比重を500〜900、lit/、
、g(好ましくは600〜s o o g7p3 )に
することが必要である。
なお、実験例−1〜3における各項目の測定方法は次の
通りである。
0成形性: 粉末状水溶性セルロース誘導体がロールを
通過し成形されたフ レークの状態を観察 0粉砕時間: 成形後のフレーク5 kgを粉砕するに
要した時間 0崩壊率二 顆粒品(20〜60メツシユ)を磁製球と
共に容器に入れ、15 時間振動を与えた後の60メツ シュ以下の粒子の割合 0色  相: 顆粒状セルロース誘導体(20〜60メ
ツシユ)の色を肉眼で 観察 0歩留り: 成形、粉砕、分級のくり返し数1回の時の
20〜60メツシユ の粒度の歩留り 0溶解速度: 顆粒状セルロース誘導体(20〜60メ
ツシユ)を100倍量 の水に溶解した時の完全に溶解 するまでに要する時間 0電比重(g/p)= 2ooccのメスシリンダーに
粉末セールス誘導体を約200 g入れ、高さ5crnのところから 10回落下させた時の重量と容 量を測定し嵩比重を計算する。
以下に実施例と比較例を示す。
実施例−1゜ 粉末状CMC(80メツシュ通過品、DS=0.75、
含水率8%、平衡水分の035倍、嵩比重700g/、
e)を調湿せず油圧180kg/clの互いに回転し合
う2個のロールへ供給し、厚さ1.21mのフレークを
形成し、粉砕、分級を行ない20〜60メツシユのCM
C顆粒品を得た。
この顆粒品の成形性は良好で粉砕時間は1分、歩留りは
39%、崩壊率は8チで色相は良好。
溶解速度は約4分であった。
実施例−2゜ 粉末状HEC(MS=2.0、含水率4.5%、平衡水
分の0.26倍、嵩比重650g/4)を調湿すること
なく、油圧180kg/clの互いに回転し合う2個の
ロールへ供給し、厚さ1.5Bのフレークを形成し、粉
砕、分級を行ない20〜60メツシユの顆粒品を得たが
、歩留りは成形性は良好で粉砕時間は、1分で35%、
崩壊率は9%で色相は良好、溶解速度は約4分であった
比較例−1 粉末状CMC(80メツシュ通過品、DS=回転し合う
24mのロールへ供給し、・厚さ1.511、  のフ
レークを形成し、粉砕、分級を行ない20〜60メツシ
ユのCMC顆粒品を得たが、この顆粒品の歩留りは10
%、崩壊率は35%と悪かった。
特許出願人 ダイセル化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉末状水溶性セルロース誘導体の含水率を平衡水分の0
    .5倍以下に調整し、且つ粉末状水溶性セルロース誘導
    体の嵩比重を50’0〜900g/Aに調整し、互いに
    回転する2個のロールの間を通過させフレーク状とし、
    次いでこれを粉砕、分級することを特徴とする顆粒状水
    溶性セルロース誘−導体の製法。
JP18870581A 1981-11-24 1981-11-24 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法 Granted JPS5890519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18870581A JPS5890519A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18870581A JPS5890519A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5890519A true JPS5890519A (ja) 1983-05-30
JPH0250937B2 JPH0250937B2 (ja) 1990-11-05

Family

ID=16228360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18870581A Granted JPS5890519A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5890519A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0250937B2 (ja) 1990-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI706962B (zh) 具有優異溶解性的細孔水溶性非離子性纖維素醚及其製造方法
JPH0829937B2 (ja) 低密度炭酸カルシウム含有凝集体及びその製造方法
WO2003061646A1 (fr) Procede pour produire des granules contenant des acides amines ramifies
CN117503938A (zh) 直压型甘露醇的制备方法
JPS5890519A (ja) 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製法
US3619451A (en) Powdered cellulose ether
EP0268247B1 (en) Calcium hypochlorite compositions and process for preparation thereof
US4055618A (en) Process for preparing granular sorbic acid
CA1269084A (en) Rapidly dissolving calcium hypochlorite particles
JP5270791B1 (ja) N−アセチルグルコサミンの造粒方法
US3119719A (en) Compacting starch
JPS6017336B2 (ja) 顆粒状水溶性セルロ−ズ誘導体の製造方法
US5171562A (en) Turbine agglomerated calcium hypochlorite particle and process for the production thereof
JPS63168496A (ja) 易流動性過酸濃厚物の製造方法
SU979125A1 (ru) Способ получени порошкообразного сыпучего каучука
JPS61247602A (ja) タービンで凝集した次亜塩素酸カルシウムの粒子
CA2056240A1 (en) Process for granulating potassium salts
JPS61152737A (ja) 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製造法
JPH0115268B2 (ja)
JP2566504B2 (ja) 水溶性セルロース誘導体の造粒方法
US2907685A (en) Compressed starch grits
JPH0474710A (ja) 顆粒状消石灰の製造方法
JP2974123B2 (ja) カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩の造粒方法およびそれにより得られた粒状カルボキシメチルセルロースエーテルアルカリ塩
JP2682099B2 (ja) 易溶性重曹およびその製造方法
JPS63286401A (ja) 加工処理澱粉