JPS588888Y2 - 垂直排気管用マフラ− - Google Patents

垂直排気管用マフラ−

Info

Publication number
JPS588888Y2
JPS588888Y2 JP17748078U JP17748078U JPS588888Y2 JP S588888 Y2 JPS588888 Y2 JP S588888Y2 JP 17748078 U JP17748078 U JP 17748078U JP 17748078 U JP17748078 U JP 17748078U JP S588888 Y2 JPS588888 Y2 JP S588888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
vertical cylinder
frame
sound
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17748078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5597114U (ja
Inventor
山田新太郎
Original Assignee
山田 新太郎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山田 新太郎 filed Critical 山田 新太郎
Priority to JP17748078U priority Critical patent/JPS588888Y2/ja
Publication of JPS5597114U publication Critical patent/JPS5597114U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS588888Y2 publication Critical patent/JPS588888Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、船舶の化粧煙突内に配設した上向きの排気管
やその他の種々な設備における内燃機関、ボイラー等の
上向きに設置した排気管の端部に接続するマフラーに関
するものである。
従来のこの種のマフラーは上端開口のままのものが多く
雨水等が侵入し易く、またこのような不都合を除去する
ために、マフラーの上端の直上に位置して簡易な傘体を
配したものなどもみられるが、強風時には周辺側部から
傘体の内面に沿って雨水が吹き上げられ傘体の内側中心
から反転して風と共に雨水がマフラーの上端に吹き込み
排気管中に侵入し易く、且つ出口部における消音効果を
有するものがない。
本考案は上記のようなこの種の垂直排気管用のマフラー
における不備欠点を解消すべく考案をしたものである。
本考案の実施の一例を図面に就いて詳しく説明すると、
上部両側に軸方向の切欠凹部1を対設し下端周縁にフラ
ンジ2を設けた縦筒体3が形成してあり、該縦筒体3に
は、平面方形状の端部消音框4の底板部5の中心が嵌合
させてあり、該底板部5は縦筒体3の切欠凹部1の下端
よりも下位に位置し縦筒体3の外周面に固着してあり、
縦筒体3の上端と端部消音框4の天井板部6との間には
通気空間7が形威しである。
上記端部消音框4の天井板部6の左右端部は下向に傾斜
折曲して下向斜面部8,8となしてあり、該下向斜面部
8,8の各下端と端部消音框4の底板部5の左右端部と
の間には端部消音框4の内部に連通ずる右開口部9並び
に左開口部10がそれぞれ形成しである。
更に上記下向斜面部8,8の各内側面との間に一定の間
隔を存しさせて端部消音框4内の両端部の上部に多数の
小孔11を穿った多孔板12゜12を配設し、且つ下端
を前記右開口部9、左開口部10の各上面を形成する端
部板13.13で閉塞した消音室部14.14を形成し
、該各消音室部14.14内にガラスウール若しくは同
効の吸音材15を充填してあり、斯くして上記各消音室
部14.14の下部に形成せる右開口部9並びに左開口
部10は、前記縦筒体3の切欠凹部1及び縦筒体3の上
端と端部消音框4の天井板部6との間の通気空間7に連
通させである。
且つ又、上記端部消音框4の上部中央には、縦筒体3の
切欠凹部1の上部を通過し両端を端部消音種4の両側の
側壁板16.16の上部中央の外側面に突出させた通風
兼冷却管17が貫設してあり、更に端部消音種4の下部
には、縦筒体3の両側をそれぞれ通過し且つ軸方向に穿
った複数の長孔18を端部消音種4の各右開口部9、左
開口部10にそれぞれ向けた右通気管19並びに左通気
管20が貫設してあり、該右通気管19、左通気管20
の各両端は端部消音種4の両側の側壁板16.16の外
側面に突出させである。
次ぎに本考案の作用に就いて説明すると、上部両側に軸
方向の切欠凹部1を対設した縦筒体3の上部を、平面方
形状に形成せる端部消音種4の底板部5の中心に挿通し
、端部消音種4の天井板部6と縦筒体3の上端との間に
通気空間7を設け、且つ切欠凹部1の下端よりも下位に
底板部5を位置させて縦筒体3に端部消音種4を固着し
、該端部消音種4の左右端部の内部上部に設けた吸音材
15を充填せる消音室部14,14を縦筒体3の上部両
側方に位置させ、且つ上記消音室部14゜14の下部に
形成せる右開口部9並びに左開口部10を前記切欠凹部
1及び通気空間7に連通させ、更に上記右開口部9並び
に左開口部10に長孔18をそれぞれ向けた右通気管1
9並びに左通気管20を縦筒体3の両側を通して端部消
音種4の側壁板16.16の両端を貫設し、且つ上記側
壁板16.16の中央上部に縦筒体3の切欠凹部1の上
部を通過せる通風兼冷却管17の両端を貫設しであるの
で、船舶の化粧煙突内に配した上向きの排気管(図示せ
ず)やその他の内燃機関、ボイラー等の上向きに設置し
た排気管(図示せず)の上端に縦筒体3を接続すると、
蒸気及び騒音を伴なう排気は、縦筒体3の上部に対設せ
る切欠凹部1及び縦筒体3の上端から端部消音種4内に
出て拡散されると同時に端部消音種4の両側の側壁板1
6.16及び天井板部6に当って反転乱拡散され、騒音
は相互干渉作用で減音され、且つ縦筒体3の左右に配し
た消音室部14の吸音材15によって吸収消去され、騒
音を除去された排気が端部消音種4の右開口部9並びに
左開口部10から外部に出て行く。
而して、この際縦筒体3の上端から端部消音種4内へ拡
散排出する熱気を伴なう排気は外気の流通作用によって
冷却されている通風兼冷却管17に触れて有効に冷却さ
れ、そして強風、或いは強風雨に際して両側の側壁板1
6,16の面に横風を受けたときは、通風兼冷却管17
並びに右通気管19及び左通気管20内を強風が吹き抜
けて抵抗を激減させまた端部消音種4の右開口部9の方
から強風雨が吹き込むと右通気管19の長孔18を通っ
て強風雨が右通気管19内に入り右通気管19の両端か
ら排出され、このとき縦筒体3から出た排気も有効に右
通気管19内に誘引され風圧抵抗を減じて円滑に排出す
ることができ、上記同様にして左開口部10の方からの
強風雨にも対処し得る。
要するに本考案は、軸方向の切欠凹部1を対設した縦筒
体3の上部を端部消音種4の底板部5の中心に挿通し、
端部消音種4の天井板部6と縦筒体3の上端との間に通
気空間7を設けて縦筒体3に端部消音種4を固着し、該
端部消音種4の左右端部の内部上部に設けた吸音材15
を充填せる消音室部14,14を縦筒体3の両側方に位
置させ、且つ上記消音室部14.14の下部に形成せる
右開口部9並びに左開口部10を前記切欠凹部1及び通
気空間7に連通させ、更に上記右開口部9並びに左開口
部10に長孔18をそれぞれ向けた右通気管19並びに
左通気管20を縦筒体3の両側を通して端部消音種4の
側壁板16.16に貫設し、且つ上記側壁板16,16
に縦筒体3の切欠凹部1の上部を通過せる通風兼冷却管
17を貫設したから、通常の天候時において縦筒体3の
上端からの熱気及び騒音を伴なう排気を、外気の流通作
用で冷却されている通風兼冷却管17で冷却しつつ、端
部消音種4内に拡散及び反転乱拡散させ、相互干渉させ
、減音させ、且つ消音室部14゜14の吸音材15によ
り吸音消去させて排気を右開口部9及び左開口部10か
ら円滑に放出して行くことができ、且つ強風雨時に際し
て端部消音種4の両側の側壁板16の側への横風に対し
ては、通風兼冷却管17並びに右通気管19及び左通気
管20中を強風が吹き抜けて横風の抵抗を緩和減少させ
、且つ端部消音種4の左右方向からの強風に対しては、
各右通気管19、左通気管20のそれぞれの長孔18か
ら縦筒体3からの排気を誘引しつつ右通気管19、或い
は左通気管20内に吹き込んだ風を流通させて右通気管
19、或いは左通気管20の両端から風圧を受けない側
方へ円滑に排出して行くことができ、斯くして強風雨時
において、前後左右からの風圧抵抗を緩和減少させてし
かも雨水を縦筒体3内に侵入させる虞もなく、円滑に排
気の消音排出を行なうことができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので第1図は一部を
切欠いた正面図、第2図は同上のA−A横断面図、第3
図は側面図である。 1・・・・・・切欠凹部、3・・・・・・縦筒体、4・
・・・・・端部消音種、5・・・・・・底板部、6・・
・・・・天井板部、7・・・・・・通気空間、9・・・
・・・右開口部、10・・・・・・左開口部、14・・
・・・・消音室部、15・・・・・・吸音材、16・・
・・・・側壁板、17・・・・・・通風兼冷却管、18
・・・・・・長孔、19・・・・・・右通気管、20・
・・・・・左通気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切欠凹部1を対設した縦筒体3の上部を端部消音框4の
    底板部5に挿通し、端部消音框4の天井板部6と縦筒体
    3の上端との間に通気空間7を設けて縦筒体3に端部消
    音框4を固着し、該端部消音框4の左右端部の内部上部
    の吸音材15を充填せる消音室部14を縦筒体3の両側
    方に位置させ、且つ上記各消音室部14.14の下部に
    形成せる右開口部9並びに左開口部10を前記切欠凹部
    1及び通気空間7に連通させ、更に上記右開口部9並び
    に左開口部10に長孔18をそれぞれ向けた右通気管1
    9並びに左通気管20の両端を端部消音框4の両側の側
    壁板16に貫設し、且つ上記側壁板16に縦筒体3の切
    欠凹部1の上部を通過せる通風兼冷却管17の両端を貫
    設してなる垂直排気管用マフラー。
JP17748078U 1978-12-27 1978-12-27 垂直排気管用マフラ− Expired JPS588888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17748078U JPS588888Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 垂直排気管用マフラ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17748078U JPS588888Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 垂直排気管用マフラ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5597114U JPS5597114U (ja) 1980-07-05
JPS588888Y2 true JPS588888Y2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=29187018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17748078U Expired JPS588888Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 垂直排気管用マフラ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588888Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5597114U (ja) 1980-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009013902A (ja) 内燃機関の排気系に接続される消音器
JPS588888Y2 (ja) 垂直排気管用マフラ−
JP3120323B2 (ja) 防音形エンジン機器
JPS6130123Y2 (ja)
JPH0429064Y2 (ja)
JPH0356742Y2 (ja)
JPH0476354A (ja) 温水ボイラーのマフラー構造
JPS6117210Y2 (ja)
JPH029073Y2 (ja)
CN212716897U (zh) 一种机组用排风消音机
KR0125788Y1 (ko) 서브 머플러 구조
JPS636406Y2 (ja)
JPH0426666Y2 (ja)
JPS598759Y2 (ja) 背負型動力防除機の吸気消音装置
JPH0143450Y2 (ja)
JPH0712738U (ja) 燃焼加熱器を有するスプリット形エアコンの排気装置
JPS585049Y2 (ja) 安全カバ−付マフラ
JPH0334605Y2 (ja)
JPH0640307U (ja) 内燃機関のマフラ−構造
JPS597529Y2 (ja) 消音器
JPH0218267Y2 (ja)
JPS6129928Y2 (ja)
JP3687268B2 (ja) 燃焼器用消音装置
JPS6135686Y2 (ja)
JPH04109413U (ja) 縦型消音器