JPH0334605Y2 - - Google Patents

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JPH0334605Y2
JPH0334605Y2 JP9428687U JP9428687U JPH0334605Y2 JP H0334605 Y2 JPH0334605 Y2 JP H0334605Y2 JP 9428687 U JP9428687 U JP 9428687U JP 9428687 U JP9428687 U JP 9428687U JP H0334605 Y2 JPH0334605 Y2 JP H0334605Y2
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collective
collective exhaust
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、風呂釜と給湯機とを併設した給湯設
備における燃焼排ガス用消音器の改良に関する。
[従来の技術] 従来、風呂釜と給湯機とを併設した給湯設備
は、第9図及び第10図に示す如く、基盤1の上
に、風呂釜2と石油給湯機3とを併設し、石油給
湯機3を構成する罐体4に消音器5を内蔵し、消
音器5の排ガス路5aと風呂釜2から延設した排
ガス路6とを集合してある。風呂釜2にはバーナ
7が設けられていると共に、石油給湯機3にはバ
ーナ8が設けられている。
しかし、従来の給湯設備は、風呂釜2から延設
した排ガス路6が消音器に接続されていないため
に、バーナ7の燃焼音が外部に漏れ、騒音の原因
となつていた。
上記問題点を解決する手段として、本出願人の
出願(実願昭61−123258号)に係る非公知の風呂
釜付き給湯設備がある。この従来の給湯設備10
は、第5図乃至第8図に示す如く、基盤11の上
に、縦長円筒状の給湯機13と箱状の風呂釜12
とを併設してある。給湯機13と風呂釜12との
配置関係は、第7図に示す如く、長方形の基盤1
1の内隅部寄りに給湯機13を設置すると共に、
該内隅部に対して対角状の内隅部寄りに風呂釜1
2を設置し、基盤上において給湯機13と風呂釜
12とが互い違いに入込む領域Aを形成してあ
る。このように、入込み領域Aを形成すること
は、基盤11の奥行寸法Lを小さくすることが可
能となり、給湯設備10をコンパクトにすること
ができる。給湯機13は、第5図に示す如く、内
部下半に燃焼室14aを形成すると共に、燃焼室
14aと連通する多数の煙管14b,14b…を
内部上半に貫設してなる罐体14と、燃焼室14
aに臨むバーナ17とよりなる。罐体14は、煙
管14b,14b…の吐出口を開口した上面部が
給湯機排ガス路19で覆われている(第8図参
照)。バーナ17の燃焼ガスは、燃焼室14aで
拡散した後、煙管14b,14b…を通つて排ガ
スとなり、給湯機排ガス路19へ導かれる。罐体
14の給水管21より罐体水室14cに供給され
た水は、上記燃焼ガスと熱交換されて昇温し、出
湯管22(第7図参照)から吐出する。前記風呂
釜12は、燃焼室23と、燃焼室23内に設置さ
れた熱交換器24(第6図参照)と、燃焼室23
に臨むバーナ18とよりなる。バーナ18の燃焼
ガスは、燃焼室23内で拡散し、循環水路25,
26(第6図参照)を通じて熱交換器24内を循
環する浴槽内の水と熱交換した後、風呂釜排ガス
路20へ導かれる。前記バーナ17,18に燃焼
用空気を送風するフアン27,28は、風呂釜1
2と後述の消音器15との間の高さ位置等に配設
され、一台のモータ29で駆動される。
前記風呂釜12の上方には、消音器15が配設
されている。消音器15は、第8図に示す如く、
外殻31の内部に集合排気筒16が内蔵され、外
殻内部下方に誘導路32の終端域を形成しつつ集
合排気筒16の下端開口部16aを臨ませると共
に、外殻外部に集合排気筒16の上端開口部16
bを臨ませてある。外殻31は、外装板31aと
多孔性の内装板31cとの間にグラスウール等よ
りなる吸音材31bを充填してある。そして、消
音器15は、外殻31と集合排気筒16との間に
形成された誘導路32の上方寄りに、外殻31と
一体又は別体に形成された給湯機排ガス路19の
終端を臨ませると共に、集合排気筒16の下端開
口部内に風呂釜排ガス路20の終端を上方に指向
させて挿入するか、又は同下端開口部近傍に風呂
釜排ガス路20の終端を上方に指向させて臨ませ
てある。前記給湯機排ガス路19から消音器15
に供給された給湯機排ガスaは、誘導路32を下
方へ流れて集合排気筒16の下端開口部16aへ
導かれ、その内部を上昇する。前記風呂釜排ガス
路20から消音器15に供給された風呂釜排ガス
bは、集合排気筒16の下端内部へ導かれ、その
内部を上昇する。消音器15に、給湯機排ガスa
及び風呂釜排ガスbが同時に導かれているときに
は、給湯機排気ガスaは、集合排気筒16を上昇
するのに伴ない、集合排気筒16内を負圧状態と
するため、集合排気筒16内に風呂釜排ガスbを
強制吸引しつつ集合排ガスcとなつて外部へ排出
される。
[本考案が解決しようとする問題点] しかし、前記従来の給湯設備10の消音器構造
は、集合排気筒16の下端開口部16aに、風呂
釜排ガス路20の終端を直接的に臨ませてあるた
め、風呂釜排ガスbの燃焼騒音を充分に低減する
ことができなかつた。そのため、風呂釜12の燃
焼音が外部に漏れ、騒音の原因となつていた。
[本考案の目的] 本考案は、給湯機の燃焼音及び風呂釜の燃焼音
を低減した風呂釜付き給湯機の消音器構造(以
下、「本案構造」という)の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するための本案構造の要旨
は、給湯機の排ガス路と集合排気筒とを給湯機用
消音室を介して連絡すると共に、風呂釜の排ガス
路と前記集合排気筒とを連絡した風呂釜付き給湯
機の消音器構造において、前記風呂釜の排ガス路
と前記集合排気筒との間に風呂釜用消音室を形成
したことである。
[作用] 給湯機から排出された排ガスは、給湯機の排ガ
ス路及び給湯機用消音室を通過して集合排気筒に
導かれ、集合排気筒から外部へ排出される。ま
た、風呂釜から排出された排ガスは、風呂釜の排
ガス路及び風呂釜用消音室を通過して集合排気筒
に導かれ、集合排気筒から外部へ排出される。前
記両排ガス中の燃焼音は、各消音室を通過する間
に消音される。
[実施例の説明] 以下、本案構造を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
(第1実施例) 第1図乃至第3図は本案構造の第1実施例を示
すものである。本実施例における改良点は、風呂
釜12の排ガス路40と集合排気筒46との間に
風呂釜用消音室52を形成したことである。改良
点以外の構造は、第5図乃至第8図に示す従来の
給湯設備10と同一である。
消音器35は、第3図に示す如く、外殻41の
内部が吸音素材等で形成された仕切壁43により
上方の給湯機用消音室42と下方の風呂釜用消音
室52とに区画されている。下方の風呂釜用消音
室52は、風呂釜12(第1図参照)の排ガス路
40の終端部を開口してある。上方の給湯機用消
音室42は、集合排気筒46が内蔵され、室内下
方に、誘導路44の終端域を形成しつつ集合排気
筒46の下端開口部46aを臨ませてある。更に
給湯機用消音室42は、外殻41と集合排気筒4
6との間に形成された誘導路44の上方寄りに、
外殻41と一体又は別体に形成された給湯機排ガ
ス路19の終端を臨ませてある。前記集合排気筒
46は、上端開口部46bを消音器35の外部に
臨ませると共に、下端開口部46aを必要に応じ
て漏斗状に拡開してある。前記仕切壁43は、連
通孔45が開設され、連通孔45から必要に応じ
て補助煙道47を突設してある。補助煙道47
は、上端開口部47aを前記集合排気筒46の下
端開口部46aに臨ませてある。この様に前記集
合排気筒46の漏斗状に拡開させた下端開口部4
6aに補助煙道47の上端開口部47aを臨ませ
た場合には、給湯機13(第1図参照)及び風呂
釜12の同時使用の際に、風呂釜排ガス量の約3
倍の排気量がある給湯機排ガスaの影響を受ける
ことなく風呂釜燃焼を安定させることができる。
その理由は、集合排気筒46の下端開口部46a
に送込まれた給湯機排ガスaの動圧により補助煙
道47の上端開口部47aの近傍に吸引圧が発生
するためである。前記消音器35を形成する外殻
41は、外装板41aと多孔性の内装板41cと
の間にグラスウール等よりなる吸音材41bを充
填してある。
なお、第1図に示す前記給湯機13のバーナー
17及び風呂釜12のバーナー18は、石油バー
ナーに限定するものではなく、ガスバーナーであ
つても勿論よい。
次に、給湯機13及び風呂釜12の排ガスの流
れを説明する。給湯機排ガス路19から消音器3
5に供給された給湯機排ガスaは、給湯機用消音
室42内の誘導路44を下方へ流れて集合排気筒
46の下端開口部46aへ導かれ、その内部を上
昇する。風呂釜排ガス路40から消音器35に導
かれた風呂釜排ガスbは、風呂釜用消音室52を
通過して集合排気筒46の下端内部へ導かれ、そ
の内部を上昇する。消音器35に、給湯機排ガス
a及び風呂釜排ガスbが同時に導かれているとき
には、給湯機排ガスaは、集合排気筒46を上昇
するのに伴ない、集合排気筒46内を負圧状態と
するため、集合排気筒46内に風呂釜排ガスbを
強制吸引しつつ集合排ガスcとなつて外部へ排出
される。
本考案者は、消音効果を調査するために、給湯
機13のバーナー17及び風呂釜12のバーナー
18を石油バーナーで構成した本第1実施例のも
のと第5図に示す従来のものとを同一燃焼状態で
比較した。その結果は、両バーナー17,18を
同時運転した場合において、第5図に示す従来の
ものでは60dB(A特性)であつたものが、本第
1実施例のものは55dB(A特性)であつた。
(第2実施例) 第4図は本案構造の第2実施例を示すものであ
る。本実施例における改良点は、風呂釜12の排
ガス路60の途中に風呂釜用消音室62を形成し
たことである。改良点以外の構造は、第4図乃至
第7図に示す従来の給湯設備10と同一である。
[本考案の効果] 以上詳述の如く、本案構造は、給湯機の排ガス
及び風呂釜の排ガスが各消音器を通過して外部へ
排出されるため、給湯機用バーナー及び風呂釜用
バーナの燃焼音を低下した低騒音の給湯設備を提
供することができる実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案構造の第1実施例を示
すものであつて、第1図は一部断面した正面図、
第2図は第1図の−線断面図、第3図は第2
図の−線断面図、第4図は本案構造の第2実
施例を示す一部断面した正面図、第5図乃至第8
図は従来の給湯設備を示すものであつて、第5図
は一部断面した正面図、第6図は一部断面した右
側面図、第7図は第5図の−線断面図、第8
図は第7図の−線断面図、第9図は従来の別
態様の給湯設備を示す平面図、第10図は第9図
のX−X線断面図である。 12……風呂釜、13……給湯機、19……給
湯機排ガス路、40,60……風呂釜排ガス路、
42……給湯機用消音室、46……集合排気筒、
52,62……風呂釜用消音室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 給湯機の排ガス路と集合排気筒とを給湯機用
    消音室を介して連絡すると共に、風呂釜の排ガ
    ス路と前記集合排気筒とを連絡した風呂釜付き
    給湯機の消音器構造において、前記風呂釜の排
    ガス路と前記集合排気筒との間に風呂釜用消音
    室を形成したことを特徴とする風呂釜付き給湯
    機の消音器構造。 2 前記風呂釜用消音室の流出側に補助煙道を設
    けると共に、前記集合排気筒の下端開口部に、
    該補助煙道の終端を臨ませた実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の風呂釜付き給湯機の消音器
    構造。 3 前記集合排気筒の下端開口部を漏斗状に拡開
    した形状とする実用新案登録請求の範囲第2項
    記載の風呂釜付き給湯機の消音器構造。
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