JPS6347702Y2 - - Google Patents

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JPS6347702Y2
JPS6347702Y2 JP1981092520U JP9252081U JPS6347702Y2 JP S6347702 Y2 JPS6347702 Y2 JP S6347702Y2 JP 1981092520 U JP1981092520 U JP 1981092520U JP 9252081 U JP9252081 U JP 9252081U JP S6347702 Y2 JPS6347702 Y2 JP S6347702Y2
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JP
Japan
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cavity
noise
cavities
diameter
pulse
Prior art date
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Application number
JP1981092520U
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English (en)
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JPS58157U (ja
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  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パルス燃焼器に用いられる膨張形の
消音装置に係り、特に空胴部と絞り部との組合せ
構造の改良に関する。
燃焼効率の良いパルス燃焼器が多用される傾向
にある。これは、パルスバーナにて燃料を爆発燃
焼させるため、燃焼音が大となり、この音を消音
する消音装置が必要不可欠なものとなつている。
消音構造としては、音を膨張干渉させて消音する
膨張形のものがほとんどである。
具体的に説明すると、従来は、器体の略中央部
に消音装置を立設し、この周囲に熱交換パイプを
巻廻させ、かつ上方部位にはパルス燃焼器や燃料
供給機構などを配設したもの、あるいは、径大管
からなる空胴部を上下方向に向けてたとえば2本
立設し、これらの一端部を径小管からなる絞り部
にて連通する消音装置を器体の一側壁に沿つて配
設したものなどがある。
しかるに前者構造では、器体の大形化が避けら
れないとともに組立作業に手間がかかる。また後
者構造では特定の周波数帯の騒音低減だけに限定
され、広い範囲を対象とするには無理があり、な
お充分なる消音効果を望まれていた。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、径大管からなる空
胴部の配設構造と、これらを径小管からなる絞り
部にて連通する位置を選択することにより、コン
パクトな組合せで充分なる消音効果が得られるパ
ルス燃焼器の消音装置を提供しようとするもので
ある。
以下本考案の一実施例を図面にもとずいて説明
する。第1図はパルス燃焼器における代表的な騒
音特性図であり、それぞれの周波数帯123
HzにおいてJ1,J2,J3dBの騒音低減を図り目標レ
ベルであるmdBに合せることを考慮しなければ
ならない。つぎに第2図は、多段式膨張形消音装
置の基本的構成を示し、各周波数帯において20〜
40dBの低騒音化を得るには、計算値によると総
計1mないし数mの長さを必要とする。したがつ
て図のごとく全て直列に配設して実際のパルス燃
焼器に組込むことは無理である。
そこで、第3図および第4図に示すように構成
する。すなわち1は器体であり、この器体1内上
部にパルスバーナ2が配設される。3はこのパル
スバーナ2に連通する燃料供給管であり、4は同
じく吸気管であり、中途部に吸気マフラ5が設け
られる。パルスバーナ2の下方部位には螺旋状に
巻廻する尾管である熱交換器6が配設され、パル
スバーナ2の吐出側に連結される。この熱交換器
6と略並行に後述する排気マフラ7が配設され
る。なおこれら排気マフラ7と上記吸気マフラ5
とで消音装置Sを構成する。
上記排気マフラ7について説明すると、これは
第1ないし第3の空胴部8a,8b,8cと、こ
れら第1ないし第3の空胴部8a,8b,8cを
順次連通する第1および第2の絞り部9a,9b
とからなる。各空胴部8a,8b,8cはそれぞ
れ直径が同一で、かつ大なる管体であり、所定長
さに形成されるとともに上下方向に軸を合せ、か
つその両端面は蓋板にて閉成される。図において
最下部が第1の空胴部8a、最上部が第2の空胴
部8b、中段が第3の空胴部8cである。第1の
空胴部8aと第2の空胴部8bとは同一軸線に沿
つて配設されるが、第3の空胴部8cのみ偏心す
る。各空胴部8a,8b,8c相互の間隔はでき
るだけ少くて良い。第1の空胴部8aの側面には
上記熱交換器6の端部が接続する。また第1と第
2の空胴部8a,8bの対向する端面一部に径小
管からなる第1の絞り部9aが連通する。すなわ
ち第3の空胴部8c一部が没入しているのでその
部分を利用する。第2の空胴部8bの上端面に
は、第1の絞り部9aと同一直径の第2の絞り部
9bが接続される。この第2の絞り部9bは下方
へ折曲され、第3の空胴部8cの第1、第2の空
胴部8a,8bから突出する部分の上端面に連通
する。これと対向する第3の空胴部8c下端面に
は排気管10が接続され、器体1外へ突出する。
したがつて排気マフラ7としては非常にコンパク
トにまとまつて構成されることとなる。
しかして、燃料が燃料供給管3から、かつ空気
が吸気管4からパルスバーナ2へ導かれる。途中
吸気マフラ5は空気流通音を減衰消音する。パル
スバーナ2にて燃料と空気は混合のうえ爆発燃焼
させられる。燃焼後は排ガスに換り、熱交換器6
を通過中に熱交換する。そして第1の空胴部8a
にて膨張し、第1の絞り部9aにて絞られ、第2
の空胴部8bにて膨張し、第2の絞り部9bにて
再度絞られ、第3の空胴部8cにて再度膨張す
る。このため排ガスの流通にともなう燃焼音など
の騒音は減衰し外部には洩れない。排ガスのみ排
気管10から排出される。結局各周波数帯におけ
る運転騒音は排気マフラ7を上述のごとく構成す
ることにより大幅に低減する。
なお上記実施例においては、第3の空胴部8c
を第1、第2の空胴部8a,8bに対して偏心さ
せたが、これに限定されるものではなく、たとえ
ば第5図Aに示すように第1ないし第3の空胴部
18a,18b,18cを同一軸線上に配置し、
第1、第2の絞り部19a,19bおよび排気管
20を各空胴部18a,18b,18cの側面に
接続しても良い。あるいは、第5図Bに示すよう
に大形管体21の両端面を閉塞するとともに内部
を区分板22,22にて区画し、区分内部を第
1、ないし第3の空胴部28a,28b,28c
とする第1、第2の絞り部29a,29bはそれ
ぞれ偏心位置に設ければ良い。
以上説明したように本考案によれば、空胴部を
構成する複数の径大管と絞り部を構成する複数の
径小管とを交互に直列に連結するとともに上記径
小管を介して連結される少なくとも1組の径大管
が隣接しない関係に上記各径大管を一方向に近接
配置しているので、全体的にコンパクト化して占
有スペースが小さくてすみ、広い範囲の周波数帯
の騒音を極めて効率良く消音できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパルス燃焼器における騒音特
性図、第2図は消音装置の基本構成図、第3図は
一実施例を示すパルス燃焼器の一部切欠した斜視
図、第4図はこのパルス燃焼器に用いられる消音
装置の概略的構成図、第5図A,Bは本考案の他
の実施例を示す消音装置の概略的構成図である。 8a,8b,8c……第1、第2、第3の空胴
部、9a,9b……第1、第2の絞り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空洞部を構成する複数の径大管と絞り部を構成
    する複数の径小管とを交互に直列に連結したもの
    であつて、上記径小管を介して連結される少なく
    とも1組の径大管が隣接しない関係に上記各径大
    管を一方向に近接配置して構成されていることを
    特徴とするパルス燃焼器の消音装置。
JP1981092520U 1981-06-23 1981-06-23 パルス燃焼器の消音装置 Granted JPS58157U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981092520U JPS58157U (ja) 1981-06-23 1981-06-23 パルス燃焼器の消音装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981092520U JPS58157U (ja) 1981-06-23 1981-06-23 パルス燃焼器の消音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157U JPS58157U (ja) 1983-01-05
JPS6347702Y2 true JPS6347702Y2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=29887550

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JP1981092520U Granted JPS58157U (ja) 1981-06-23 1981-06-23 パルス燃焼器の消音装置

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JPS58157U (ja) 1983-01-05

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