JPS5888416A - ウエツトサンプ式エンジン - Google Patents
ウエツトサンプ式エンジンInfo
- Publication number
- JPS5888416A JPS5888416A JP18718381A JP18718381A JPS5888416A JP S5888416 A JPS5888416 A JP S5888416A JP 18718381 A JP18718381 A JP 18718381A JP 18718381 A JP18718381 A JP 18718381A JP S5888416 A JPS5888416 A JP S5888416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- sump
- oil sump
- separation plate
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/0004—Oilsumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、クランクケース下方に潤滑オイルを収容す
る油だめを取付けたウェットサンプ式エンジンに関する
ものである。
る油だめを取付けたウェットサンプ式エンジンに関する
ものである。
ウェットサンプ式エンジンでは、クランクケース下方に
潤滑オイルを収容する油だめを有し、この油だめ内のオ
イルをオイルポンプで吸い上げてエンジン各部へ圧送す
る。特に車載したエンジンでは、油だめ内にたまるオイ
ルが、エンジンの揺動や車輛の加減速などにより波立ち
易く、この波立ったオイルはクランク軸やコンロッド大
端部によってクランク室内で掻き回される。このためエ
ンジンの損失馬力が増える。
潤滑オイルを収容する油だめを有し、この油だめ内のオ
イルをオイルポンプで吸い上げてエンジン各部へ圧送す
る。特に車載したエンジンでは、油だめ内にたまるオイ
ルが、エンジンの揺動や車輛の加減速などにより波立ち
易く、この波立ったオイルはクランク軸やコンロッド大
端部によってクランク室内で掻き回される。このためエ
ンジンの損失馬力が増える。
そこで従来のエンジンでは、前記油だめ内部にオイルの
波立ちを規制するための板、すなわちオイル分離板を溶
着したものがある。第1図はそのようなオイル分離板を
備えた従来のエンジンの断面図、第2図はその油だめの
斜視図である。
波立ちを規制するための板、すなわちオイル分離板を溶
着したものがある。第1図はそのようなオイル分離板を
備えた従来のエンジンの断面図、第2図はその油だめの
斜視図である。
第1図で符号10はクランクケース、llはシリンダ、
12はクランク軸(図示せず)のジャーナル軸受を保持
するブラケットである。14はオイルストレーナであっ
て、このオイルストレーナ14には上方へ延出する取付
腕16が溶着されている。18はクランクケース10に
形成された油路、20はこの油路18とオイルストレー
ナ14とを連通ずるパイプである。このパイプ20の下
端はオイルストレーナ14に溶着され、その上端には7
ランジ状の取付板22が溶着されている。
12はクランク軸(図示せず)のジャーナル軸受を保持
するブラケットである。14はオイルストレーナであっ
て、このオイルストレーナ14には上方へ延出する取付
腕16が溶着されている。18はクランクケース10に
形成された油路、20はこの油路18とオイルストレー
ナ14とを連通ずるパイプである。このパイプ20の下
端はオイルストレーナ14に溶着され、その上端には7
ランジ状の取付板22が溶着されている。
オイルストレーナ14はクランクケース10に下方から
位置合わせされ、取付腕16の上端をボルト24でクラ
ンクケースlOの下面に固定する一方、パイプ20の取
付板22をボルト(へ)示せず)によってクランクケー
スに固定する。すなわちオイルストレーナ14は、取付
腕16とパイプ20によってクランクケースlOに固定
される。
位置合わせされ、取付腕16の上端をボルト24でクラ
ンクケースlOの下面に固定する一方、パイプ20の取
付板22をボルト(へ)示せず)によってクランクケー
スに固定する。すなわちオイルストレーナ14は、取付
腕16とパイプ20によってクランクケースlOに固定
される。
26は油だめであり、この油だめ26の内部にはオイル
分離板28が溶着されている。このオイル分離板28に
は大口径の開口30が形成され、油だめ26はこの開口
30にオイルストレーナ14を通すようにしてクランク
ケース10下面に取付けられる。
分離板28が溶着されている。このオイル分離板28に
は大口径の開口30が形成され、油だめ26はこの開口
30にオイルストレーナ14を通すようにしてクランク
ケース10下面に取付けられる。
このように従来のエンジンではオイ/L−分離板28を
油だめ26に溶着していたため、オイルストレーす14
を通すための大口径の開口3oをオイル分離板28に形
成しなければならなかった。このため油だめ26内のオ
イルは、エンジンの揺動や車輛の加減速などにより波立
つと、容易にオイル分離板28の上方へ流出する。この
ように従来のエンジンではオイル分離板28を設けたに
もがかわらず、クランク軸などにより掻き回されるオイ
ル量が比較的多くなり、損失馬力を十分減少させること
が困難であった。
油だめ26に溶着していたため、オイルストレーす14
を通すための大口径の開口3oをオイル分離板28に形
成しなければならなかった。このため油だめ26内のオ
イルは、エンジンの揺動や車輛の加減速などにより波立
つと、容易にオイル分離板28の上方へ流出する。この
ように従来のエンジンではオイル分離板28を設けたに
もがかわらず、クランク軸などにより掻き回されるオイ
ル量が比較的多くなり、損失馬力を十分減少させること
が困難であった。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
油だめ内のオイヶの波立ち赫抑制する効果が大きく、ク
ランク軸等がオイルを掻き回すことによる損失馬力を著
しく減少させ制動馬力を増大させることができるウェッ
トサンプ式エンジンを提供することを目的とする。
油だめ内のオイヶの波立ち赫抑制する効果が大きく、ク
ランク軸等がオイルを掻き回すことによる損失馬力を著
しく減少させ制動馬力を増大させることができるウェッ
トサンプ式エンジンを提供することを目的とする。
この発明はこのような目的を達成するため、クランクケ
ース下方に潤滑オイルを収容する油だめを取付けたウェ
ットサンプ式エンジンにおいて、クランク軸およびコン
ロッド大端部の下方に位置しi配油だめと別体のオイル
分離板を備え、前記オイル分離板の周縁部を前記クラン
クケースと油だめとの締結面間に挾持するように構成し
たものである。以下図示する実施例に基づき、この発明
の詳細な説明する。
ース下方に潤滑オイルを収容する油だめを取付けたウェ
ットサンプ式エンジンにおいて、クランク軸およびコン
ロッド大端部の下方に位置しi配油だめと別体のオイル
分離板を備え、前記オイル分離板の周縁部を前記クラン
クケースと油だめとの締結面間に挾持するように構成し
たものである。以下図示する実施例に基づき、この発明
の詳細な説明する。
第3図はこの発明の一実施例を示す要部斜視図、第4図
はその取付状態を示すエンジンの断面図、また第5図は
動作状態を示すエンジンの断面図である。これらの図に
おいては、前記第1〜3図と同一部分には同一符号を付
したので、その説明は繰り返さない。
はその取付状態を示すエンジンの断面図、また第5図は
動作状態を示すエンジンの断面図である。これらの図に
おいては、前記第1〜3図と同一部分には同一符号を付
したので、その説明は繰り返さない。
第5図で40はクランク軸であり、このクランク軸40
はクランクケース10とブラケット12との間に回転自
在に保持されている。42はこのクランク軸40に一体
に形成されたバランスウェイト、44はクランクピンで
ある。46はピストン、48はコンロッドであり、この
コンロッド48の小m部50はピストン46に、またそ
の大端部52はクランクビン444二それぞれ回転可能
に保持されている。第5図において仮想線Aはノ(ラン
スウェイト42および大端部゛52の回転軌跡の外縁を
示す。
はクランクケース10とブラケット12との間に回転自
在に保持されている。42はこのクランク軸40に一体
に形成されたバランスウェイト、44はクランクピンで
ある。46はピストン、48はコンロッドであり、この
コンロッド48の小m部50はピストン46に、またそ
の大端部52はクランクビン444二それぞれ回転可能
に保持されている。第5図において仮想線Aはノ(ラン
スウェイト42および大端部゛52の回転軌跡の外縁を
示す。
54は前配油だめ26と別体のオイル分離板である。こ
のオイル分離板54は、その周縁部56をクランクケー
ス10と油だめ26の締結面58゜60間に挾持され、
クランク軸4Qおよび大端部52の下方に位置している
。すなわちこのオイル分離板54は油だめ26と共線め
されてクランクケース10に固定される。オイル分離板
54は断面弧状に湾曲し、この湾曲部62は前記バラン
スウェイト42および大端部52の回転軌跡め外縁(仮
想線A)に近接している。
のオイル分離板54は、その周縁部56をクランクケー
ス10と油だめ26の締結面58゜60間に挾持され、
クランク軸4Qおよび大端部52の下方に位置している
。すなわちこのオイル分離板54は油だめ26と共線め
されてクランクケース10に固定される。オイル分離板
54は断面弧状に湾曲し、この湾曲部62は前記バラン
スウェイト42および大端部52の回転軌跡め外縁(仮
想線A)に近接している。
オイル分離板54には、その湾曲部62の周辺付近に長
孔形のオイル流通孔64.66が形成されている。すな
わちオイル分離板64.66は周縁部56の4辺のうち
クランク軸40と略平行な2辺の内側にあって、湾曲部
62を挾んで互いに対向する。オイル分離板54にはこ
れらオイル流 ゛通孔64.66と並んでそれぞれスト
レーナ取付ポ孔68 (68a、68b)が形成されで
いる。
孔形のオイル流通孔64.66が形成されている。すな
わちオイル分離板64.66は周縁部56の4辺のうち
クランク軸40と略平行な2辺の内側にあって、湾曲部
62を挾んで互いに対向する。オイル分離板54にはこ
れらオイル流 ゛通孔64.66と並んでそれぞれスト
レーナ取付ポ孔68 (68a、68b)が形成されで
いる。
また湾曲部62のクランク軸40の長手方向端部には、
第3図に示すように三ケ月形のオイル流出孔70が形成
され、さらに湾曲部62の底にはオイル流出ロア1が形
成されている。
第3図に示すように三ケ月形のオイル流出孔70が形成
され、さらに湾曲部62の底にはオイル流出ロア1が形
成されている。
この実施例の組立手順は次の通りである。すなわち、先
づストレーナ14の取付腕16およびパイプ20をそれ
ぞれオイル分離板54のストレーナ取付用孔68a 、
68bに挿通し、この状態で取付腕16およびパイプ2
0をクランクケースlOの下面に固定する。その後油だ
め26を下方から取付け、各締結面58.60間にオイ
ルポンプ54の周縁部56を共線めすればよい。
づストレーナ14の取付腕16およびパイプ20をそれ
ぞれオイル分離板54のストレーナ取付用孔68a 、
68bに挿通し、この状態で取付腕16およびパイプ2
0をクランクケースlOの下面に固定する。その後油だ
め26を下方から取付け、各締結面58.60間にオイ
ルポンプ54の周縁部56を共線めすればよい。
次にこの実施例の1作を説明する。クランク軸40は第
5図で時計方向(矢印B方向)に回転する。オイルポン
プ(図示、せず)はオイルストレーナ14、パイプ20
、油路18を介して油だめ26内のオイルを吸い上げ、
エンジン各部へこのオイルを圧送する。この圧送された
オイルは各部を潤滑した後クランク室へ流下し、その多
くはオイル流出ロア0.71から油だめ26へ流れ、そ
の一部はクランク軸40の回転と共にクランクケース1
0内壁面に沿って矢印B方向に運ばれてオイル流通孔6
4およびストレーナ取付孔68aから油だめ26内へ流
入する。
5図で時計方向(矢印B方向)に回転する。オイルポン
プ(図示、せず)はオイルストレーナ14、パイプ20
、油路18を介して油だめ26内のオイルを吸い上げ、
エンジン各部へこのオイルを圧送する。この圧送された
オイルは各部を潤滑した後クランク室へ流下し、その多
くはオイル流出ロア0.71から油だめ26へ流れ、そ
の一部はクランク軸40の回転と共にクランクケース1
0内壁面に沿って矢印B方向に運ばれてオイル流通孔6
4およびストレーナ取付孔68aから油だめ26内へ流
入する。
エンジンが揺動したり、このエンジンを搭載した車イが
急激な加減速をすると、油だめ26内のオイルが波立ち
、オイルの一部が湾曲部62上に流れる。しかしクラン
ク軸40が回転しているので、オイル分離板54の湾曲
部62にたまるオイルは、クランク軸40の回転により
オイル流通孔66およびストレーナ取付孔68b方向へ
運ばれ、これらの孔66.68bを通って油だめ26内
に流入する。すなわちバランスウェイト42および大端
部52はポンプに類似した作用を行ない、湾曲部62上
のオイルを速やかに孔66.68bへ送る。なおオイル
の一部は、オイル流出ロア0゜71からも油だめ26内
へ戻ることは勿論である。
急激な加減速をすると、油だめ26内のオイルが波立ち
、オイルの一部が湾曲部62上に流れる。しかしクラン
ク軸40が回転しているので、オイル分離板54の湾曲
部62にたまるオイルは、クランク軸40の回転により
オイル流通孔66およびストレーナ取付孔68b方向へ
運ばれ、これらの孔66.68bを通って油だめ26内
に流入する。すなわちバランスウェイト42および大端
部52はポンプに類似した作用を行ない、湾曲部62上
のオイルを速やかに孔66.68bへ送る。なおオイル
の一部は、オイル流出ロア0゜71からも油だめ26内
へ戻ることは勿論である。
この結果クランク軸40の回転によりクランフケース1
0内へ掻き上げられ飛散されるオイル量は少なくなり、
エンジンの損失馬力は減少する。
0内へ掻き上げられ飛散されるオイル量は少なくなり、
エンジンの損失馬力は減少する。
第6図は他の実施例を示すエンジンの断面図である。こ
の実施例のオイル分離板54Aでは、オイル流通孔64
Aの湾曲部62寄りの縁をクランクケース10内向へ斜
めに延出させて逆流防止部72とする一方、オイル流通
孔66Aの周縁部56寄りの縁をクランク軸40方向へ
延出させてオイル捕捉部74としたものである。
の実施例のオイル分離板54Aでは、オイル流通孔64
Aの湾曲部62寄りの縁をクランクケース10内向へ斜
めに延出させて逆流防止部72とする一方、オイル流通
孔66Aの周縁部56寄りの縁をクランク軸40方向へ
延出させてオイル捕捉部74としたものである。
この実施例によれば逆流防止部72を設けたので、油だ
め26内のオイルはオイル流通孔64から上方へ逆流し
にくくなる。なおこの付近では、クランク軸40に運ば
れるオイルはクランクケース10内面に付着するように
して時計方向に流動するので、逆流防止部72が流通孔
64から油だめ26へ流入するオイルの流れを制限する
ことはない。またオイル捕捉部74は湾曲部62上面C
二沿ってクランク軸40に運ばれるオイルを捕捉しノ て油だめ26へ戻すので、流通孔66Aを飛び越えてク
ランクケース10内へ再び運ばれるオイル量は減少する
。このため損失馬力を少なくするというこの発明の効果
は一層大きいものになる。特にこのオイル捕捉部74は
、クランク軸40の中心C方向またはそれより下方を指
向するように延出させるのが好ましい。
め26内のオイルはオイル流通孔64から上方へ逆流し
にくくなる。なおこの付近では、クランク軸40に運ば
れるオイルはクランクケース10内面に付着するように
して時計方向に流動するので、逆流防止部72が流通孔
64から油だめ26へ流入するオイルの流れを制限する
ことはない。またオイル捕捉部74は湾曲部62上面C
二沿ってクランク軸40に運ばれるオイルを捕捉しノ て油だめ26へ戻すので、流通孔66Aを飛び越えてク
ランクケース10内へ再び運ばれるオイル量は減少する
。このため損失馬力を少なくするというこの発明の効果
は一層大きいものになる。特にこのオイル捕捉部74は
、クランク軸40の中心C方向またはそれより下方を指
向するように延出させるのが好ましい。
゛なおこの第6図では、湾曲部62の形状を回転軌跡の
外縁Aに全面に亘って近接させた実施例を実線で、また
湾曲部62のオイル流通孔64A。
外縁Aに全面に亘って近接させた実施例を実線で、また
湾曲部62のオイル流通孔64A。
66A側か次第にこの外縁Aから離れるようにし°た実
施−例を仮想線でそれぞれ示しである。実線で示す実施
例のようにすれば、クランク軸40による前記ポンプ作
用か強化されるが、逆にこのポンプ作用による損失が増
える。従ってこのような点を考慮しエンジンの種類、大
きさなどに対応して、湾曲部62上面と外縁Aとの間隔
を適宜決定すればよい。
施−例を仮想線でそれぞれ示しである。実線で示す実施
例のようにすれば、クランク軸40による前記ポンプ作
用か強化されるが、逆にこのポンプ作用による損失が増
える。従ってこのような点を考慮しエンジンの種類、大
きさなどに対応して、湾曲部62上面と外縁Aとの間隔
を適宜決定すればよい。
以上の各実施例はいずれもオイル分離板54に湾曲部6
2を設けたので、湾曲部62上にたまるオイルを速やか
に油だめ26へ流下させることかでき、エンジンの損失
は一層少なくなる。しかしこの発明はこの実施例に限定
されるものではなく、油だめと別体のオイル分離板を備
え、このオイル分離板をクランクケースと油だめとの間
に挾持するものであれば、所期の効果が得られる。すな
わちオイル分離板をクランクケースと油だめ間に挾持す
るためには、オイ化ストレーナの支持部(例えば実施例
中の取付腕16およびパイプ20)が貫通するストレー
ナ取付用孔をオイル分離板に設ければ足り、第1,2図
に示すようなストレーナを通すための大口径の開口30
を設ける必要が無くなるから、油だめ内のオイルはオイ
ル分離板上に逆流しにくくなるからである。
2を設けたので、湾曲部62上にたまるオイルを速やか
に油だめ26へ流下させることかでき、エンジンの損失
は一層少なくなる。しかしこの発明はこの実施例に限定
されるものではなく、油だめと別体のオイル分離板を備
え、このオイル分離板をクランクケースと油だめとの間
に挾持するものであれば、所期の効果が得られる。すな
わちオイル分離板をクランクケースと油だめ間に挾持す
るためには、オイ化ストレーナの支持部(例えば実施例
中の取付腕16およびパイプ20)が貫通するストレー
ナ取付用孔をオイル分離板に設ければ足り、第1,2図
に示すようなストレーナを通すための大口径の開口30
を設ける必要が無くなるから、油だめ内のオイルはオイ
ル分離板上に逆流しにくくなるからである。
この発明は以上のように、オイル分離板を油だめと別体
にしてクランクケースと油だめ間に挾持するように構成
したので、オイル分離板にはストレーナを通す大口径の
開口を設けなくて済み、油面な覆、う面積を大きく確保
できる。このためオイル分離板上へ油だめ内からはね上
がる油量が減り、クランク軸がオイルを掻き回すことに
よる損失も減る。従ってエンジンの制動馬力が増加する
。またオイル分離板はクランクケースと油だめ間に挾持
するだけなので、従来のエンジン構造をほとんど変更す
る必要もない。さらにオイル分離板にクランク軸や大端
部の回転軌跡外縁に近接する湾曲部を設け、この湾曲部
周辺付近にオイル流通孔を設ければ、オイル分離板上の
オイルを効率良く油だめへ流入させることができ、この
発明の効果は一層顕著なものとなる。
にしてクランクケースと油だめ間に挾持するように構成
したので、オイル分離板にはストレーナを通す大口径の
開口を設けなくて済み、油面な覆、う面積を大きく確保
できる。このためオイル分離板上へ油だめ内からはね上
がる油量が減り、クランク軸がオイルを掻き回すことに
よる損失も減る。従ってエンジンの制動馬力が増加する
。またオイル分離板はクランクケースと油だめ間に挾持
するだけなので、従来のエンジン構造をほとんど変更す
る必要もない。さらにオイル分離板にクランク軸や大端
部の回転軌跡外縁に近接する湾曲部を設け、この湾曲部
周辺付近にオイル流通孔を設ければ、オイル分離板上の
オイルを効率良く油だめへ流入させることができ、この
発明の効果は一層顕著なものとなる。
第1図は従来のエンジンの断面図、第2図はその油だめ
の斜視図、第3,4.5図はこの発明の一実施例を示し
、第3図はその要部分解斜視図、第4図はエンジンの断
面図、第5図はその動作状1の断面図、また第6図は他
の実施例の断面図である。 lO・・・クランクケース、26・・・油だめ、40・
・・クランク軸、52・・・コンロッド大端部、54・
・・オイル分離板、56・・・周縁部、58.60・・
・締結面、62・・・湾曲部、64.66・・・オイル
流入孔、A・・・回転軌跡の外縁。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人 升埋士 山 1) 文 雄手続補正書 昭和56年12月25日 特許庁長官島 1)春 樹殿 1、事件の表示 昭和56年 特 許願第187183号2、発明の名称
ウェットサンプ式エンジン3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者小池久雄 4、代理人 6、 補正により増加する発明の数 07、補正の対
象 図面 8、補正の内容 、図面を浄書し添付する。
の斜視図、第3,4.5図はこの発明の一実施例を示し
、第3図はその要部分解斜視図、第4図はエンジンの断
面図、第5図はその動作状1の断面図、また第6図は他
の実施例の断面図である。 lO・・・クランクケース、26・・・油だめ、40・
・・クランク軸、52・・・コンロッド大端部、54・
・・オイル分離板、56・・・周縁部、58.60・・
・締結面、62・・・湾曲部、64.66・・・オイル
流入孔、A・・・回転軌跡の外縁。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人 升埋士 山 1) 文 雄手続補正書 昭和56年12月25日 特許庁長官島 1)春 樹殿 1、事件の表示 昭和56年 特 許願第187183号2、発明の名称
ウェットサンプ式エンジン3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者小池久雄 4、代理人 6、 補正により増加する発明の数 07、補正の対
象 図面 8、補正の内容 、図面を浄書し添付する。
Claims (2)
- (1) クランクケース下方に潤滑オイルを収容する
油だめを取付けちウェットサンプ式エンジンにおいて、
クランク軸およびコンロッド大端部の下方に位置し前記
油だめと別体のオイル分離板を備え、前記オイル分離板
の周縁押を前記り゛ランクケースと油だめとの締結面間
に挾持したことを特徴とするウェットサンプ式エンジン
。 - (2)オイル分離板はクランク軸およびコンロッド大端
部の回転軌跡の外縁に近接するように湾曲し、この湾曲
部の周辺付近にオイル流通孔を設けた特許請求の範囲第
1項記載のウェットサンプ式エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18718381A JPS5888416A (ja) | 1981-11-21 | 1981-11-21 | ウエツトサンプ式エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18718381A JPS5888416A (ja) | 1981-11-21 | 1981-11-21 | ウエツトサンプ式エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888416A true JPS5888416A (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=16201555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18718381A Pending JPS5888416A (ja) | 1981-11-21 | 1981-11-21 | ウエツトサンプ式エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888416A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159711U (ja) * | 1983-04-13 | 1984-10-26 | トヨタ自動車株式会社 | オイルパンバツフルプレ−ト |
JPS60145447A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-07-31 | アウデイ エヌエスウ− オ−ト ウニオ−ン アクチエンゲゼルシヤフト | ピストン往復内燃機関 |
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JPS62193109U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | ||
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