JPS5887318A - アクリロニトリル系重合体からなる中空繊維 - Google Patents

アクリロニトリル系重合体からなる中空繊維

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JPS5887318A
JPS5887318A JP18373781A JP18373781A JPS5887318A JP S5887318 A JPS5887318 A JP S5887318A JP 18373781 A JP18373781 A JP 18373781A JP 18373781 A JP18373781 A JP 18373781A JP S5887318 A JPS5887318 A JP S5887318A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリロニトリル系重合体からなる中空繊維に
関する。更に詳しくは新規な分離用中空繊維に関するも
のであり、特定のブロック共重合体とアクリロニトリル
系重合体(以下ムN系重金体と略す)とからなり、V過
あるいは透析による物質分離法において高度の選択的分
離能を有し、かつ透水量の太き表中生繊維に関するもの
である。
従来バクテリア、フィルス、タンパク又はコロイド状物
質等々の微粒子物質を含有する液体の分離精製にはセル
レースアセテート、キュプロハン等のセルレース系中空
繊維が使用されて来たが、かかる中空繊維は透水性が低
く、また目詰りを生じ謳いこと及び透水性が低い故に処
理液との鐘触面積を大きくしなければならず、必然的に
装置が大きくなシ操作性も低下して経済的不利益を招く
などの欠点を有していた。
一方これらセルロース系中空繊維の欠点である透水性を
改良することを目的としたAN系重合体からなる中空繊
維が提案され、実際に限外P過膜としては透水性の向上
、あるいは目詰りの減少等有利な点が見い出されつつあ
るが、人工臓器、%に人工腎臓などの医療用途分野にお
いてけ充分な透水性を得ようとすると分離しようとする
物質以外の有用な物質までも透過してしまい、注目した
物質のみを分離するという選択的分離能の点では極めて
不満足なものであり、これらの改良が種種検討されては
いるが未だ透水性と選択的分離能を同時に満足する中空
繊維は得られていないOが現状である。
本発明者らは、これらの欠点に鑑み、人工臓器特に人工
腎臓などの医療用途分野において、優れ九透水性能と高
度の選択的分離能を合わせもった極めて有用な中空繊維
を提供することを目的として鋭意研究を進めた結果本発
明に至ったものであるO 本発明者らは、これらの目的を達成する為に、AN系重
合体からなる中空線維の優れた透水性能に着目し、中空
繊維を構成する重合体の構造、組成時KANを主成分と
するブロック共重合体により処理液との親和性を高め優
れた選択的分離能を付与する特異な構造とすることによ
る新しい技術思悲のもとKAN系重合体につき、種々の
ビニル系単重体との共重合組成、重合度、あるいはAN
を主成分とするブロック共重合体、その共重合組威醇々
の詳細な検討を進める中で、ANを主成分とするセグメ
ントとAN以外のビニル系単量体を一定割合以上含有す
るセグメントとからなる特定のプ日ツク共重合体に、特
定混合比率のAN系重合体を混合した重合組成物からな
る中空繊維が、優れ九透水性能を有し且つ極めて高度の
選択的分離能を有することを見いだし、更に鋭意検討を
進めた結果本発明を完成したものである。
即ち、本発明の要旨は次のとお9である。
実質的に繊維軸方向に連続した中空部を有する中空繊維
であって、該中空繊維が、実質的にアクリロニトリル(
以下ANと略す)の重合量が40重jlk%以上である
アクリロニトリル系重合体(以下AN系重合体と略す)
と、顧重量−以上のAN重含量を有するセグメント(A
)とAN以外のビニル系単量体を20貞it%以上含有
するセグメント(B)とからなるAB型ブロック共重合
体からな)、下式(1)及び(2)を同時に満足してな
ることを特徴とするアクリロニトリル系重合体からなる
中空線維イヌリン通過率(チ)≧so        
  (1)6゜、(透水量w4/)(r ’ rl ”
wHf ) & ”’ −(イヌリン通過率)−m−−
□1−(21 本発明においては、彼記詳細に説明する方法にて測定さ
れるイヌリン通過率及び透水量は式(1)及び(2)を
同時に満足してなることが肝要である。
イヌリン通過率は選択的分離能を表わす分画性の尺度で
あって、50チ以下となると、たとえ充分な透水性能を
有し式(2)を満足するものであっても分離に供される
液体中からの不要物と有要物と0分離は充分に行なわれ
ず、一方、イヌリン通過率がs6−以上であっても透水
量が式(2)を満足しない場合にあっては必要量の処理
に極めて長時間を要することになり、%に本発明の目的
用途である人工臓器としての分離用中空繊維とした場合
に、使用患者の精神的、肉体的疲労かつ経済的不利益杜
絶大なものとな抄、本発明の目的を達し得ないものとな
る。
本発明の中空線維が極めて優れ九透水性能及び選択的分
離能を合わせ持つための要旨とするところは、AN系重
合体と極めて高い親和性を有するセグメント(A)と、
特ニ人工臓器として用いられた場合に分離・精製に供さ
れる血液或いは体液との親和性の高いセグメント(B)
とを合わせ持つ特定のAB型ブロック共重合体が、AN
系重合体と共に中空繊維を構成し、このAB型ブロック
共重合体とAN系重合体との特定の比率によって、分離
・精製に棲めて好適なミクロ相分離構造を形成している
点にある。
一般に異81重合体の混合物から成形された成形瞼或い
はブロック共重金体から成形された成形物がしばしばミ
クロ相分離構造を示すことは既に知られたことであるが
、かかるミクロ相分離構造が分離用中空繊維、特に人工
臓器用中空繊維として透水性能と選択的分離能の両特性
共に優れたものとなるととを開示された例はなく、また
単KAN系重合体とAB型ブロック共重合体とから構成
された中空繊維とすることによって容易に両特性を合わ
せ持つ中空繊維とすることは出来ず、本発明の中空繊維
においては、特定のAB型ブロック共重合体とAN系重
合体が、特定の比率によって特異な構造を有する中空繊
維を構成していることによってのみ極めて優れた透水性
能と高度の選択的分離能を合わせ持つものであることは
理解されねばならない。
従って本発明の目的である透水性能及び選択的分離能に
優れ、式(1)及び(2)を同時に満足する中空繊維と
する為には、該中空繊維がAN系重合体とAB型ブロッ
ク共重合体との両者とからなることが極めて重要な要素
である。
本発明の中空繊維を構成する両型合体のうち、AN系重
合体は、彼記詳細に説明されるAB型ブロック共重合体
のセグメント(A)部と共に主に高い透水性能を発揮す
る役割を果たす部分と考えられ、中空繊維を構成する不
可欠の要素であり、ANの重合量が40重量−以上のA
N系重合体とする必要がある。ムNの重合量が40電量
−以下となると透水性能の低下を引き起こすばかやでな
く、中空繊維の充分な機械的強度が得られなくなるので
好ましくないが、ANの重合量が40重量−以上であれ
ば何等本発明に差し支えるものではない。
AN系重合体とムB型ブロック共重合体の組成比率は、
透水性能及び選択的分離能ばかシでなく、中空繊維の機
械的強tKも影響し、AN系重合体の比率が高くなるに
従って透水性能及び機械的強度は増大する傾向を示すが
、選択的分離能の大巾な低下を招き、目的とする選択的
分離能を達成することが不可能となる為好ましくなく、
通常はAN系重合体の比率1d、s〜60重its、好
適には5〜SO重量−とするのが嵐い。
本発明の中空繊維を実負的に構成するもう一方の重合体
であるAB型ブロック共重合体のセグメy ) (A)
及び(B)が以下に示されるものであることが本発明の
中空繊維において重要な第2の要素である。
セグメント(ム)は前記の如く主として、本発明の中空
繊維を構成するもう一方の成分であるAN系重合体と共
に高い透水性能を発揮すると共に1機械的強rt特性を
発現する為、AN系重合体との親和性を高める役割を果
す部分であると考えられ、その為には8・重量−以上の
ANを含有することが必要であり、go重量嗟未満では
充分表透水性能及び機械的強度を充分に発揮することは
離かしく好ましくない。
セグメント(B)は、本発明の最大の目的である選択的
分離能を高める為の不可欠の要素であ抄、セグメント(
B)を構成する組成身分が、AN以外の分子内に水酸基
、カルボキシル基、アミノ基、アずド基、イミド基、メ
チルエステル基、エチルエステル基等のシアノ基以外の
官能基を有するビニル系単量体を少なくとも20iit
1以上含有することが肝要であり、Il!IK前述の官
能基のうち、カルボキシル基、水酸基、アミド基、メチ
ルエステル基を有するものが好ましい。具体的に好適々
ビニル系単量体をあげれば、アクリルアミド、メタクリ
ルアンド、アリルアルコール、メタリルアルコール、ア
クリル酸、メタクリル酸、メチルアクリレート、メチル
メタクリレート等があげられるがこれらに特に限定され
るものではない。
これらのアクリロニトリル以外のビニル系単量体は1種
又は2種以上とすることは本発明の目的達成上何等差支
えないが、20重量−以下となると高度の選択的分離能
を保持することが不可能となり本発明の目的を達成し得
ないO 本発明の中空繊維を構成するAB型ブロック共重倉体の
重合度はオリゴマー程度のセグメント(A)及び(B)
の結合″′Cあっても有用てはあるが、通常は30℃、
0.2 t/1oo−のジメチルホルムアンド溶液にて
測定される固有粘度(vinh)で0.5以上の高分子
量とすることが好ましい0 かようなABW1プpツク共重合体は、通常のブロック
共重合体の合成法、例えばイオン重合技術、末端に縮合
反応性を有する官能基例えば水酸基、アミノ基等を有す
るセグメント(A)及び(B)を二官能性のイソシアナ
ート、例えばトリレンジイノシアナー)、4.4’−ジ
イノシアナートジフェニルメタン勢、或いはテレフタル
瞭クロ2イド、イソフタル酸りロライド眸の二官能性試
薬により縮合し結合する技術、あるいれ例えばジシクロ
へキナノンパーオキサイド醇の活性の異なる二種のjP
<−オキサイド基を有する重合触媒を用いる二段重合法
などのラジカル重合技術、尋々あるいはこれらの技術の
組み合わせKよって合成することが出来る0 一般にはかような1合技術によって重合系全部を完全K
AB型ブロック共重合体とすることは難かしく、生成す
る重合体中にはブロック共重合体以外の重合体を含むこ
とが多いが、これら混合重合体中からブロック共重合体
のみを分離するには、混合重合体の溶媒である例えばジ
メチルホルムア2ド、N−メチル−2−ピロリドン等々
と、非溶媒である水、アセトン、メタノール等々との混
合溶剤によ抄分別沈澱させればよい。また混合重合体中
の一ブロック共重合体以外の重合体が後述するアクリロ
ニトリル系重合体の場合にはブロック共重合体のみを分
離して取や出す必要はなく、混合重合体のまま使用する
ことも出来る。
本発明の中空繊維を構成するAN系重合体は、ANが4
01 ii−以上となる様[、ANと共重合可能なビニ
ル系単量体、具体的にはアクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−メチルアクリルアさド、N−エチルメタクリ
ルアミド、マレインド、アリルアルコール、メタリルア
ルコール、β−ヒトUキシエチルメタクリレート、メタ
リルアミン、β−−72ノエチルメタクリレート、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコンi、メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレ−F1エチルメタクリレート、α
−メチルアクリロニトリル、α−シアノアクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ステレ
フ等々の1種又Fi2種以上とを通常の重合方法、例え
ばラジカル重合によって重合することにより容易に得る
ことが出来る。
本発明の中空繊維を造るには、AN系重合体とAB型ブ
ロック共重合体との組成比率が本発明の中空繊維の構成
比率となる様に両型合体を混合し、共通溶*[溶解して
溶液となし、通常の中空繊維を製造する方法、例えば環
状紡糸口金の外側社出口よね該溶液を、内側より両型合
体に対して非溶剤である液体例えば水郷を導入しつつ凝
固浴に導く方法によって容易に造ることが出来る。
紡糸成形援用いられる共通溶媒としては、AN系1合体
及びAB型ブロック共重合体を同時に溶−メチル−2−
ピリドン、ジメチルスルホキシド勢の有機溶媒、硝酸、
ロダンソーダ水溶液、塩酸酸性溶液中の無機系溶剤郷の
1種又は8種以上の混合溶剤が用いられる。
得られた溶液は一般には透明な均一溶液として観察され
る場合が多いが、微分干渉顕微鏡%による観察によって
は微細な相分離を呈した極めて安定な溶液でめる。これ
らの溶液に例えば酸化防止剤、難燃剤、あるいはツヤ消
し剤等の種々の添加剤等を加えることは何等本発明の目
的達成に悪影智を及ぼすものではなく差支えない。
この様にして得られた本発明の中空繊維は上述し′良知
き特異な組成及び構造により、式(1)及び式(2)で
示される棲めて高い透水性能と高度の選択的分離能を有
し、49に人工腎@に用いる中空は絵としては極めて優
れたものである。尚武(1)及び式(2)で示される透
水量、イヌリン通過率は以下の方法で測定される。
透水量:内径、外径をあらかじめ測定した中空繊維を一
定数第1図に示す様に両端を柄脂でボッティングし、注
入側と流出側の間K 200 yuxHfの圧力差をつ
け、単位時間当りの生理食塩水の透過量を測定し、中空
繊維の内壁の有効面積を計@により求めた値で除し、単
位面積尚りの幼(s+//Hr・d−wHf )として
算出したものである。
イヌリン通過率:イヌリン通過率は塩酸酸性溶液中で加
熱により果糖から生じた反応生成物を、チオバルビッー
ル讃と反応発色させ吸光光度を測定する方法によシ以下
の手順で実施される。
イヌリン1.0(lを生理食塩水加wtKとかした後、
血清又は牛血980 dを加え全量を1000 *とじ
てイヌリンのZoo q/at溶液をvI4!1する。
(この溶液を血清元液とする。)この元箪を透水量測定
と同。
様−でしてセットされた装曾を用いて注入側と流出側の
間JIC200−fの圧力差をつけて流し、1時間後に
中空繊維壁を通して出てくる血清液を採取しイヌリン量
を定量する。定量は、血清元液及び中空繊維を介して流
出して来た血清液1容に対して、3 Cd so、・8
 HsO17,5Fに対しlN−H,SO2及び、精製
水660−を加えた溶液を3容、及び0.16I N 
−NaOHfJ容を加えて混和〔て得られた上澄液を用
いて行なわれる。
この上漬液1.0sdK生理食塩水1.0−及び2N−
NaOHO,1−を加えて郭CXl5分間の加熱処理を
行い、冷却後、35%ll塩酸500 mにチオバルビ
ッールl! 1.00 fを溶かし九溶液3−を加え、
更に83℃xs分間の加熱処理を施し、室温に冷却後眼
光光度分析を行い4311 nmの値よシ下式によって
イヌリン通過率を求めた。
以下本発明を実施例により更に詳しく説明するが、これ
に@定されるものではなく、また実施例中の−は特にこ
とわりのない限り重量襲を意味するO (参考例)ムBl!ブロック共重合体の合成次式で示さ
れるジシクロヘキサノンパーオキシを含むアクリロニト
リル312 fを、ラウリル硫酸ソーダ2.6 Fを含
む脱イオン水300G−に加えて懸濁させ、これにロン
ガリット7.2fを加えて40℃に昇温し第1段目の重
合を開始した。反応系内を攪拌し、a℃以上とならない
様に温度を調節しつつ3時間重合させた。系内の少量を
取り出しガスタロマトグ2フィーによシアクリロニトリ
ルの残量を測定したところ、仕込Oアクリロニトリルの
92.6−が重合していることが判明したOついで重合
反応系KM3段目重合用として、メチルアクリレートを
200 f加えて系内の温度を70℃に保って3時間攪
拌し重合を行なわせた。
得られた懸濁液をテ過、水洗、乾燥して白色0重合体4
46tを得た0 この重合体中尺は、第1段目の重金で生成したポリアク
リロニトリル、第3R目で生成したポリメチルアクリレ
ート及び目的とするアクリロニトリルをセグメント(A
)成分とし、メチルアクリレートをセグメント(B)と
するAB型ブロック共重合体を含む為、約5ooo−の
アセトンを加えてポリメチルアタリレートのみを溶解さ
せ、V別する操作を3回繰返して除去した0この操作に
よって重合体重量は310.・tとなった。この1合体
の一部をジメチルホルムアミド−アセトンの混合溶剤で
分別沈澱法により分析した結果、ポリアクリロニトリル
を46.5−1AB型ブロック共重合体を53.s参を
含むことが判明した。尚分別して得られ九ムB型ブロッ
ク共重合体の固有粘度は1.83であった0実施例1 前記、参考例の方法によって重合及び分別されたアクリ
ロニトリルをセグメント(A)とし、メチルアクリレー
トをセグメント(B)とするAB型ブロック共重合合体
が表1に示す組成となる様に、7りIJロニトリル/メ
チルアクリレ−) = 112 / 1とからなるアク
リロニトリル系重合体と混合した0ついでこれらの重合
体組成物を、全1合体S度が16−となる様K TOS
の硝酸水溶液に溶解し、内径200 (クロン、外径3
00ミクロンとなる様に1外径0.45 wam、内径
0.1maの環状紡糸口金を用い、外側環状部よりsl
[を、内側部より水を導入し前記溶液に内包させて吐出
した0この時の溶液の吐出線速はxs、a m/―であ
って、この溶液は約90藺の空間部を隔てて30−硝酸
水溶液中に紡糸して中空繊維を得た0本発明の中空繊維
は透水性能及びイヌリン通過率の点で極めて優れたもの
であり、比較例に示す従来の中空繊維とは比較にならな
いものである。
実施例2及び3 前記参考例と同様の2段重合法により、アクリロ−ニト
リルをセグメント(A)成分とし、アクリル駿をセグメ
ント(B)成分とするAB型ブロック共重合体の合成、
及びセグメント(A)成分をアクリロニトリルセグメン
ト(B)成分をアクリルアミドとするAB型ブロック共
重合体の合成を行った。
2段目重合の終了波、第2段目重合で生成したポリアク
リル酸、及びポリアクリルアミドを除去する為、それぞ
れを多量の温水で洗浄し、ついでDMF/水系溶媒で分
別沈澱を実施し、目的とするAB型ブロック共重合体の
みを採取した。これらAB型ブロック共重合体の固有粘
度及びAB型ブロック共重合体中に占めるセグメント(
B)成分の組成は次の通セであった。
(以■余自) これらのAB型ブロック共重合体に表3の組成となる様
に、ポリアクリロニトリル(固有粘度1.21 )を混
合し、ついでこれらの本発明の重合体組成物を全重合体
濃度が19.5%となる様に65−硝酸水f#gK溶解
した。得られた溶液はいずれも不透明であ抄ミクロ相分
離した均一な溶液であった。
この溶液を実施例1と同様の装置によ抄紡糸し、表3に
示す中空繊維を得た。いずれも優れた透水性能及び選択
的分離能を示すものであった。
以下余白 これらのAB型プロッタ共重合体に、アクリロニトリル
/メチルアクリレート/メタリルスルホン酸ソーダ= 
92.5 / 7.0 / O,I+の組成からなるア
クリロニトリル系共重合体(固有粘度1.tS )が、
全重合体に対して15重量嗟となる様に混合したのち、
実旅例1と同じ方法にて中空線維を得た。得られた中空
繊維の性能は表5に示す通りであり、いずれも高い透水
性能及びイヌリン通過率を示すものであった。
表 5
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の重合体組成物から得られた中空繊維の
透水性能、イヌリン通過率を側室する為の装置であ都、
1は処理液の入口、黛は処理液の出口を示す、4は中空
繊維束であり、両端は樹脂でボッティング(S及び6)
されている。3は中空繊維壁を通して沖遇された液の出
口を示す。 特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 実質的に繊維軸方向に連続した中空部を南する中
    空繊維であって、該中空繊維が、実質的にアクリロニト
    リル(以下ANと略す)の重合量が40重量−以上であ
    るアクリロニトリル系重合体(以下AN系重合体と略す
    )と、so*’jik−以上のAN重合量を有するセグ
    メ7 ) (A)とAN以外のビニル系単量体を加重量
    −以上含有するセグメ:/)(B)とからなるAB!!
    !ブロック共1合体からなシ、下式(1)及び(2)を
    同時に満足してなることを%徴とするアクリロニトリル
    系1合体からなる中空繊維 イヌリン通過率(チ)≧io        (1)t
    of(透水量d/Hr−wl−waH1)≧x o  
     x y” ’   L(2)0 L  ANの重合量が40xflL−以上のAN系重合
    体が5−soli蓋嘩であ抄、AB型ブロック共重倉体
    がSo〜951m*からなる特許請求の範H第1項記載
    O中空繊維 1 セグメント(B)を構成するビニル単量体が、分子
    内に水酸基、カルボキシル基、アミノ基、アミド基、イ
    ミド基、メチルエステル基、エチルエステル基を有する
    ビニル単量体の一種または二種以上である特許請求の範
    囲第1項記載の中空繊維
JP18373781A 1981-11-18 1981-11-18 アクリロニトリル系重合体からなる中空繊維 Granted JPS5887318A (ja)

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