JPS5887170A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPS5887170A
JPS5887170A JP18447981A JP18447981A JPS5887170A JP S5887170 A JPS5887170 A JP S5887170A JP 18447981 A JP18447981 A JP 18447981A JP 18447981 A JP18447981 A JP 18447981A JP S5887170 A JPS5887170 A JP S5887170A
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JP
Japan
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cyanoacrylate
complex
adhesive
adhesive composition
fluoroborate
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JP18447981A
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JPH0145503B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Sakabe
坂部 和幸
Kaoru Kimura
馨 木村
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−シアノアクリレート系接着剤組成物に関す
るものでその目的とするところは、貯蔵安定性がよく接
着速度の速い速硬化性の接着剤組成物を提供するところ
にある。
(但し、Rは炭素数1〜16のアルキル基、シクロヘキ
シル基、フェニル基、炭素数2〜160アルコキシアル
キル基、〕10アルキル基、炭素数2〜16のアルケニ
ル基、アラルキル基等である。)で示される2−シアノ
アクリレートと安定剤及び増粘剤等からなる組成の接着
剤(以下2−シアノアクリレート系接着剤という。)は
、主成分である2−シアノアクリレート%異なアニオン
重合性を有し、被着材表面に付着するわずかの水Hとき
微弱なアニオンなどによって重合を開始しポリエチレン
、テフロンなどの一部の不活性材料を除(殆んどすべて
の材料を数秒ないし数分で強固に接着するため、瞬間接
着剤として広〈産業用、医療用、レジャー用更には、一
般家庭用において賞用されている。
しかしながら、2−シアノアクリレート系接着剤の接着
速度は被着材質によって著しく異なり、一般に硬質塩化
ビニル樹脂、ゴム、鉄、銅などはセットタイム(接着時
間)が短かいが、木質材料であるとかクロメート処理面
のごとき化成処理面とか、あるいは酸性の酸化被膜を生
成し易い表面などの接着面が酸性を呈する物質などにお
いては接着速度は遅く、かつ接着強度も必ずしも充分で
ない場合がある。
これは前記したように2−シアノアクリレート系接着剤
の硬化及び接着は2−シアノアクリレートのアニオン重
合でなされるのであるが、被着材が酸性表面を有するも
のである場合はそのアニオン重合を阻害L、接着速度を
遅くするためであると考えられる。
2−シアノアクリレート系接着剤が瞬間接着剤である以
上、多くの被着材に対してできるだけ速いセットタイム
で硬化接着することが必要であり、セットタイムの短か
いことは、2−シアノアクリレート系接着剤に対して最
も強く要求される性能の一つである。
2−シアノアクリレート系接着剤のセットタイムを短か
くする方法としては従来より種々検討されており例えば
2−シアノアクリレートのアニオン重合を促進させる硬
化剤をブライマーあるいは後処理剤として使用する方法
が最も一般的であるが、二液型となるため作業能率の低
下をまねいていた。
又、添加剤を添加して改質をはかる方法として、末端に
アニオン重合性の官能基を有していンの正塩、又は酸性
塩(例えば硫酸、塩酸、リン54−141827)など
がある。
本発明者らはこれら従来技術に比して、更に貯蔵安定性
を向上させたうえにセットタイムを促進させる方法に関
して研究を重ね本発明を完成させた。
すなわち本発明は、2−シアノアクリレートと次の化合
物の一種以上からなる接着剤組成物に関するものである (N 第三アミンのSOsコンプレックスfR)  ス
ルホニウム四フッ化ホウ素塩本発明に使用される2−シ
アノアクリレート系接着剤の主成分である2−シアノア
クリレートは前記した構造式で示されるものであるが代
表的なものとしてメチル−2−シアノアクリレート、エ
チル−2−シアノアクリレート、n−プロピル−2−シ
アノアクリレート、isoプロピル−2−シアノアクリ
レート、n−グチル−2−シアノアクリレート、iso
ブチル−2−シアノアクリレート、アリル−2−シアノ
アクリレート、ヘプチル−2−シアノアクリレート、ヘ
キシル−2−シアノアクリレート、オクチル−2−シア
ノアクリレート、デシル−2−シアノアクリレート、ド
デシル−2−シアノアクリレート、2−クロロエチル−
2−シアノアクリレート、ブチルセロソルブ−2−シア
ノアクリレート、ベンジル−2−シアノアクリレート、
フェニル−2−シアノアクリレート、トリフルオロイソ
プロピル−2−シアノアクリレート等が挙げられる。
クスであり、 (R2−N )80s ■ R8 (ただしR,R,R3はアルキル基、アルケニル基、ア
リール基を示す)で示されるコンプレックスおよびピリ
ジン、キノリンあるいはそれらの誘導体などの環状第5
アミンの803コンプレツクスが好適に使用される。
具体的にはトリメチルアミンSO3コンプレックス、ト
リエチルアミンS03コンプレツクス、トリn−プロピ
ルアミンSO3コンプレツク入ト1ハSO−プロピルア
ミンSO,コンプレックス、)lJn−ブチルアミンS
03コンプレツクス、ト1Jis。
−フチルアミンSO,コンプレックス、トリフェニルア
ミン803コンプレツクス、トリベンジルアミンSO,
コンプレックス、トリアリルアミンS03コンプレツク
ス、N−メチルピペリジンSO,コンプレックス、N−
メチルモルホリンSO3コンプレックス、ピリジンSO
3コンブレックス、α−ピコリンSO,コンプレックス
、ルチジン80.コンプレックス、β−ピコリン80.
コンプレックス、キノリンSO,コンプレックス、γ−
ピコリンSO,コンプレックス、4−シアノ塩であり、
下式で示される。
R1 R5 (但しR,、R,2R,、はアルキル基、アルケニル基
、アリール基) 具体的にはトリメチルスルホニウムフルオロボレート、
トリエチルスルホニウムフルオロボレート、トリn−プ
ロピルスルホニウムフルオロボレート、トリロープチル
スルホニウムフルオロボレート ホニウムフルオロボレート、トリフェニルスルホニウム
フルオロボレート、ジフエニノしメチルスルホニウムフ
ルオロボレート、トリヘンシルスルホニウムフルオロボ
レート、トリアリルスルホニウムフルオロボレート、等
カ挙げられる。
本発明の接着剤組成物は2−シアノアクリレートに上記
fAlおよび(8)の化合物の一種以上を配合したもの
であるが、本発明の目的を達成するためにはその配合量
が0. 1 ppm〜5 0 0 0 ppmであるこ
とが好ましい。配合量が少ない場合はセットタイムの促
進効果は小さく、逆に多すぎると溶解が困難であったり
、接着剤の粘度が高くなり過ぎたり、あるいは接着剤の
保存中のゲル化を促進する傾向にある。特に好ましい配
合レート系接着剤で常用されている次のような成分を添
加することも出来る。
fi+  接着剤の貯蔵中の安定性を向上させうる目的
で添加されるアニオン重合防止剤。例えば二酸化イオウ
、芳香族スルホン酸、脂肪族スルホン酸、サルトン類、
炭酸ガスなど。
(2)貯蔵中の光などによって生ずるラジカルを補足す
る目的で添加されるラジカル重合防止剤。例えばハイド
ロキノン、ノ・イドロキノンモノメチルエーテル、ピロ
ガロールナト。
(3)増粘された接着剤組成物とする場合に添加される
メチルメタクリレートポリマー、ビニルアセテート7t
?リマー、セルロースアセテートイソゾチレート、アク
リルゴムなどの増粘剤。
(4)その他に、硬化した接着層に柔軟性を付与するた
めの可塑剤、耐衝撃性や耐熱性を付与するための改質剤
、塗布識別のための染料や顔料など。
上記fA+およびfR)の化合物の1種以上を含有する
本発明の接着剤組成物は接着剤として用いたとき接着速
度が著しく速く又その貯蔵安定性が良好で実用価値の高
いものである。
本発明の接着剤組成物が接着剤として適用出来る被着材
料としては、前述の如き木質材料やクロメート処理金属
材料以外にも通常のゴム、ブラスチクス、金属等の材料
等に巾広く適用可能である。
次に実施例及び比較例をあげて本発明を更に詳しく説明
する。
実施例1〜9、比較例1 エチル−2−シアノアクリレートを主成分とし、二酸化
イオウ4o ppm、ハイドロキノン2 0 0 pp
mを含有する2−シアノアクリレート系接着剤に表−1
に記載の化合物を5 0 ppm〜1 0 0 1) 
ppm添加し混合、溶解させ接着剤組成物を得た。この
接着剤組成物を接着剤として用いたと錠のセットタイム
及び70℃での安定性試験の結果を表−1に示した。
表−1 尚試験方法はJTS−に6861に準拠セットタイムコ
ブナ材の接着強さ5Kffl−に達する時間 1 貯蔵安定性=70℃th2℃の恒温槽中に5日間放置し
たのち粘度変化及びセット タイムをブランクと比較して判定 した。
実施例10〜12、比較例2 メチル−2−シアノアクリレートを主成分とし、二酸化
イオウ40 ppm、ハイドロキノン200 ppmを
含有する2−シアノアクリレート系接着剤に表−2に記
載の化合物1001)pm〜5 o o ppmを添加
、混合、溶解させて接着剤組成物を得、実施例1と同様
の試験を行なった。
試験結果を表−2に示した。
表−2 2 これらの結果が示す通り比較例1.2のように本発明の
構成成分である化合物を添加しない接着剤はブナ材を被
着材としたとき10分以上経過させても接着力を発現し
ないが、本発明の接着剤組成物はいずれもセットタイム
を促進する効果を有し、しかも貯蔵安定性に秀れている
ことがわかる。
特許出願人の名称 東亜合成化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2−シアノアクリレートと次の化合物の一種以上か
    らなる接着剤組成物。 (Al  第三アミンのSO,コンプレックスfil 
     スルホニウム四フッ化ホウ素塩
JP18447981A 1981-11-19 1981-11-19 接着剤組成物 Granted JPS5887170A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18447981A JPS5887170A (ja) 1981-11-19 1981-11-19 接着剤組成物

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JP18447981A JPS5887170A (ja) 1981-11-19 1981-11-19 接着剤組成物

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Publication Number Publication Date
JPS5887170A true JPS5887170A (ja) 1983-05-24
JPH0145503B2 JPH0145503B2 (ja) 1989-10-03

Family

ID=16153883

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5889674A (ja) * 1981-11-20 1983-05-28 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ− 接着剤および接着法
JPS62100567A (ja) * 1985-10-26 1987-05-11 Toagosei Chem Ind Co Ltd 硬化性組成物
JPS62100568A (ja) * 1985-10-26 1987-05-11 Toagosei Chem Ind Co Ltd 接着剤組成物
JP2014141645A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Toagosei Co Ltd 2−シアノアクリレート系接着剤組成物

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JPH0340751B2 (ja) * 1981-11-20 1991-06-19
JPS62100567A (ja) * 1985-10-26 1987-05-11 Toagosei Chem Ind Co Ltd 硬化性組成物
JPS62100568A (ja) * 1985-10-26 1987-05-11 Toagosei Chem Ind Co Ltd 接着剤組成物
JP2014141645A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Toagosei Co Ltd 2−シアノアクリレート系接着剤組成物

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JPH0145503B2 (ja) 1989-10-03

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