JPS58185666A - 新らしいシアノアクリレ−ト系接着剤 - Google Patents
新らしいシアノアクリレ−ト系接着剤Info
- Publication number
- JPS58185666A JPS58185666A JP6849182A JP6849182A JPS58185666A JP S58185666 A JPS58185666 A JP S58185666A JP 6849182 A JP6849182 A JP 6849182A JP 6849182 A JP6849182 A JP 6849182A JP S58185666 A JPS58185666 A JP S58185666A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyanoacrylate
- adhesive
- alpha
- formula
- acrylate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシアノアクリレート系接着剤に関する。
その目的は耐衝撃強度の向上にあり、さらにポリブタジ
ェンおよびニトリルゴムの接着に有効なシアノアクリレ
ート系接着剤の提供にある。
ェンおよびニトリルゴムの接着に有効なシアノアクリレ
ート系接着剤の提供にある。
α−シアノアクリレートは極めてアニオン重（′ｒを起
し易く、固体表向や空気中の水分、アルカリ物質などの
アニオン活性種等により触媒の添加や加熱を行なうこと
なく短時間で重合硬化する性質を有するので、ゴム、プ
ラスチック、金属、ガラス、木、皮革などの接着に瞬間
接着剤として広く利用されている。
し易く、固体表向や空気中の水分、アルカリ物質などの
アニオン活性種等により触媒の添加や加熱を行なうこと
なく短時間で重合硬化する性質を有するので、ゴム、プ
ラスチック、金属、ガラス、木、皮革などの接着に瞬間
接着剤として広く利用されている。
しかしながらシアノアクリレート系接着剤の接着に放て
は耐衝撃強度が稍々低く、高度の機械的強度を要求され
る箇所には使用上制限があり、まり柔軟質のゴムやプラ
スチックの接着にはビール強度が小さく、これらの強度
向上の改良が強く望まれている。
は耐衝撃強度が稍々低く、高度の機械的強度を要求され
る箇所には使用上制限があり、まり柔軟質のゴムやプラ
スチックの接着にはビール強度が小さく、これらの強度
向上の改良が強く望まれている。
本発明者は、シアノアクリレート系接着剤の耐衝撃性改
良の検討をし、α−シアノアクリレートにメタクリル酸
メチルエステルを添加することにより、α−シアノアク
リレートの特性を失なうことなくその目的を達成するこ
とを見出し、本発明を完成した。
良の検討をし、α−シアノアクリレートにメタクリル酸
メチルエステルを添加することにより、α−シアノアク
リレートの特性を失なうことなくその目的を達成するこ
とを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、α−シアノアクリレートにアクリル
酸エステルまたはメタクリル酸エステル（以下（メタ）
アクリル酸エステルと略述）を添加したことを特徴とす
る新らしいシアノアクリレート系接着剤である。
酸エステルまたはメタクリル酸エステル（以下（メタ）
アクリル酸エステルと略述）を添加したことを特徴とす
る新らしいシアノアクリレート系接着剤である。
本発明に使用されるα−シア／アクリレートは式（１）
％式％（１）
（式中、Ｒ１は０１〜＋６の置換されていてもよい炭化
水素残基）で示される。式（１）におけるＲ１は具体的
には例えばメチル、エチル、ｎ−プロピル、１−プロピ
ル、ｎ−ブチル、ｉ−グチル、５ｅｃ−ブチル、ヘキシ
ル、エチルヘキシル、シクロヘキシル、ドデシル、アリ
ル、ベンジル、メトキシエチル、エトキシエチル、テト
ラヒドロ７ルフリルル、シクロエチル等が挙げられ、１
種以上を併用することもできる。
水素残基）で示される。式（１）におけるＲ１は具体的
には例えばメチル、エチル、ｎ−プロピル、１−プロピ
ル、ｎ−ブチル、ｉ−グチル、５ｅｃ−ブチル、ヘキシ
ル、エチルヘキシル、シクロヘキシル、ドデシル、アリ
ル、ベンジル、メトキシエチル、エトキシエチル、テト
ラヒドロ７ルフリルル、シクロエチル等が挙げられ、１
種以上を併用することもできる。
本発明に使用される（メタ）アクリル酸エステルは式（
２） （式中、Ｒ２は水素またはメチル基、Ｒ３はＣ１〜，の
アルキルまたはアルコキシアルキル）で示される。
２） （式中、Ｒ２は水素またはメチル基、Ｒ３はＣ１〜，の
アルキルまたはアルコキシアルキル）で示される。
式（２）におけるＲ３け具体的には例えばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、メトキシエチル、エトキシエチ
ル等が挙げられ、１種以上を併用することもできる。
ル、プロピル、ブチル、メトキシエチル、エトキシエチ
ル等が挙げられ、１種以上を併用することもできる。
式（２）の（メタ）アクリル酸エステルの添加緘〜ｌＯ
モルの範囲であるが、好ましくは０．８〜２モルであり
、添加量がこれ以上多くても少なくても硬化速度、接着
性が共に低下し、混合モル比が１＝１の場合に最適効果
を示す。このことはα−シアノアクリレートと（メタ）
アクリル酸エステルとが共重合またはこれに近い状態に
あるためと考えられる。また本発明接着剤は非加硫１，
２−ポリブタジェンに対して顕著な効果を示す。ｌ，２
−ポリブタジェンは密度が小さく透明性にすぐれたポリ
マーで、可塑剤を加えなくても良い程柔軟性に富むので
各種成型品、フィルム、ホットメルト接着剤、フォトレ
ジストとして多用される。この成型品をシアノアクリレ
ート系接着剤で接着すると接着層において柔軟性を失な
う。メチルメタクリレートをラジカル重合触媒を加えて
接着剤とした場合は接着強度は不満足ながら実用的範囲
であるが硬化速度が遅い。このように１．２−ポリブタ
ジェンに対して各々単独接着剤ではそれぞれ充分な硬化
速度、接着剤が得られないにか＼わらず、α−シアノア
クリレートにメチルメタクリレートを併用した本発明接
着剤がα−シアノアクリレートの速硬性を失なうことな
く接着性を向上させ得られたのは、メチルメタクリレー
トの極性とブタジエンユニソトの電子供与性が成る程度
の相互作用で接着性を示すと同時に、シアノアクリレー
トがまた強い電子吸引性であるためメチルメタクリレー
トとの間に相互作用をもち、結局、１．２−ポリゲタジ
エンの接着においてメチルメタクリレートが中間におけ
る重要な働きをなすものと考えられる。
モルの範囲であるが、好ましくは０．８〜２モルであり
、添加量がこれ以上多くても少なくても硬化速度、接着
性が共に低下し、混合モル比が１＝１の場合に最適効果
を示す。このことはα−シアノアクリレートと（メタ）
アクリル酸エステルとが共重合またはこれに近い状態に
あるためと考えられる。また本発明接着剤は非加硫１，
２−ポリブタジェンに対して顕著な効果を示す。ｌ，２
−ポリブタジェンは密度が小さく透明性にすぐれたポリ
マーで、可塑剤を加えなくても良い程柔軟性に富むので
各種成型品、フィルム、ホットメルト接着剤、フォトレ
ジストとして多用される。この成型品をシアノアクリレ
ート系接着剤で接着すると接着層において柔軟性を失な
う。メチルメタクリレートをラジカル重合触媒を加えて
接着剤とした場合は接着強度は不満足ながら実用的範囲
であるが硬化速度が遅い。このように１．２−ポリブタ
ジェンに対して各々単独接着剤ではそれぞれ充分な硬化
速度、接着剤が得られないにか＼わらず、α−シアノア
クリレートにメチルメタクリレートを併用した本発明接
着剤がα−シアノアクリレートの速硬性を失なうことな
く接着性を向上させ得られたのは、メチルメタクリレー
トの極性とブタジエンユニソトの電子供与性が成る程度
の相互作用で接着性を示すと同時に、シアノアクリレー
トがまた強い電子吸引性であるためメチルメタクリレー
トとの間に相互作用をもち、結局、１．２−ポリゲタジ
エンの接着においてメチルメタクリレートが中間におけ
る重要な働きをなすものと考えられる。
本発明で得られる接着剤には、従来からシア／アクリレ
ート系接着剤に添加して用いられている安定剤、増粘剤
、可塑剤、着色剤なども混合使用することができる。
ート系接着剤に添加して用いられている安定剤、増粘剤
、可塑剤、着色剤なども混合使用することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例 １〜６ 比較例 ｌ
二酸化イオタ０．０ ０ ２重量％およびノ・イドロキ
ノン０．１重ｈｔ％を含有するエチルα−シアノアクリ
レートと、式（２）の化合物としてメタクリル酸メチル
エステルとを表１に示す混合比率（モル比）で混合して
接着剤組成物を調製した。
ノン０．１重ｈｔ％を含有するエチルα−シアノアクリ
レートと、式（２）の化合物としてメタクリル酸メチル
エステルとを表１に示す混合比率（モル比）で混合して
接着剤組成物を調製した。
これらの接着剤組成物を用いてＪＳＲＲＢ（商品名、日
本合成ゴム社シンジオタクチック１，２．−ポリブタジ
ェン）試験片をＪＩＳ−に−６８５４の方法に従って２
２ ５ ／ ３ ０ ０ ｍｍまで接着し、２４時間
後にＴ形はく離強度を測定した。試験機の引張速度Ｆｉ
２００ｔｍ／ＩＩＩ＋＋である。試験結果を表１に示す
。
本合成ゴム社シンジオタクチック１，２．−ポリブタジ
ェン）試験片をＪＩＳ−に−６８５４の方法に従って２
２ ５ ／ ３ ０ ０ ｍｍまで接着し、２４時間
後にＴ形はく離強度を測定した。試験機の引張速度Ｆｉ
２００ｔｍ／ＩＩＩ＋＋である。試験結果を表１に示す
。
（ ｎ＝３ ）
表 １
注１） ＰＭＭＡで増粘。
表１の結果から１．２−ポリブタジェンの接着はα−シ
アノアクリレートおよびメチルメタクリレートのそれそ
そ単独から成る接着剤を用いても、実用的な瞬間接着と
しては到底認められないが、両者を混合使用することに
よって初めて接着性の向上した実用的瞬間接着が実施さ
れることが明らかである。
アノアクリレートおよびメチルメタクリレートのそれそ
そ単独から成る接着剤を用いても、実用的な瞬間接着と
しては到底認められないが、両者を混合使用することに
よって初めて接着性の向上した実用的瞬間接着が実施さ
れることが明らかである。
実施例 ７〜１４
二酸化イオウ０．００２重量％およびハイドロキノン０
．１重量％を含有する表２に示す式（１）のα−シアノ
アクリレートモノマーに、表２に示す式（２）のアクリ
レートまたはメタクリレートをモル比ｌ：１で添加混合
して接着剤組成物を調製した。
．１重量％を含有する表２に示す式（１）のα−シアノ
アクリレートモノマーに、表２に示す式（２）のアクリ
レートまたはメタクリレートをモル比ｌ：１で添加混合
して接着剤組成物を調製した。
これらの接着剤組成物を用いてＪＳＲＲＢ（実施例１に
使用したものと同じ）試験片を実施例１の方法に従って
接着し、Ｔ形はく離強度を測定した。（ｎ＝３ ） 試験結果を・表２に示す。
使用したものと同じ）試験片を実施例１の方法に従って
接着し、Ｔ形はく離強度を測定した。（ｎ＝３ ） 試験結果を・表２に示す。
Claims (1)
- α−シアノアクリレートに（メタ）アクリル酸エステル
を添加したことを特徴とする新らしいシアノアクリレー
ト系接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6849182A JPS58185666A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 新らしいシアノアクリレ−ト系接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6849182A JPS58185666A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 新らしいシアノアクリレ−ト系接着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185666A true JPS58185666A (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=13375209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6849182A Pending JPS58185666A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 新らしいシアノアクリレ−ト系接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185666A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6323275B2 (en) | 1992-05-28 | 2001-11-27 | Toagosei Co., Ltd. | Cyanoacrylate adhesive composition |
| US6833196B1 (en) * | 2002-06-24 | 2004-12-21 | Henkel Corporation | Acrylic-toughened cyanoacrylate compositions |
| EP2154214A2 (en) | 2008-08-07 | 2010-02-17 | Threebond Co., Ltd. | Cyanoacrylate-based adhesive composition |
| JP2018076272A (ja) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | クラレノリタケデンタル株式会社 | 歯科用ミルブランクアセンブリ |
-
1982
- 1982-04-22 JP JP6849182A patent/JPS58185666A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6323275B2 (en) | 1992-05-28 | 2001-11-27 | Toagosei Co., Ltd. | Cyanoacrylate adhesive composition |
| US6833196B1 (en) * | 2002-06-24 | 2004-12-21 | Henkel Corporation | Acrylic-toughened cyanoacrylate compositions |
| EP2154214A2 (en) | 2008-08-07 | 2010-02-17 | Threebond Co., Ltd. | Cyanoacrylate-based adhesive composition |
| JP2018076272A (ja) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | クラレノリタケデンタル株式会社 | 歯科用ミルブランクアセンブリ |
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