JPS588603B2 - 電力増幅器 - Google Patents
電力増幅器Info
- Publication number
- JPS588603B2 JPS588603B2 JP51005660A JP566076A JPS588603B2 JP S588603 B2 JPS588603 B2 JP S588603B2 JP 51005660 A JP51005660 A JP 51005660A JP 566076 A JP566076 A JP 566076A JP S588603 B2 JPS588603 B2 JP S588603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- transistors
- resistor
- output stage
- power amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
- H03F3/3069—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
- H03F3/3071—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output with asymmetrical driving of the end stage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ドライブ段トランジスタ、出力段トランジス
タのうちいずれか一方がカスコード接続されたＡＢクラ
スＳＥＰＰ電力増幅器に関するものであり、大出力化を
実現するためにドライブ段トランジスタあるいは出力段
トランジスタをカスコード接続した場合に、この電力増
幅器がＢクラス動作状態になったときにスイッチング歪
が生じるのを防止し、電力増幅器の歪率を低減するよう
にしたものである。
タのうちいずれか一方がカスコード接続されたＡＢクラ
スＳＥＰＰ電力増幅器に関するものであり、大出力化を
実現するためにドライブ段トランジスタあるいは出力段
トランジスタをカスコード接続した場合に、この電力増
幅器がＢクラス動作状態になったときにスイッチング歪
が生じるのを防止し、電力増幅器の歪率を低減するよう
にしたものである。
従来のこの種の電力増幅器は第１図に示すように構成さ
れていた。
れていた。
第１図において、１は電圧増幅トランジスタ、２はその
エミツタ抵抗、３は出力段トランジスタアイドリング調
整用バイアス素子、４は定電流、５，８はドライブ段ト
ランジスタ、６，７はそのエミツタ抵抗、１３，１４お
よび１７，１８はそれぞれカスコード接続された出力段
トランジスタ、９，１０，１１，１２は中点と電源との
間をそれぞれ２分割するための抵抗、１５，１６はトラ
ンジスタ１４，１７のエミツタ抵抗、１９は負荷抵抗、
Ａは入力端子、Ｂは出力端子である。
エミツタ抵抗、３は出力段トランジスタアイドリング調
整用バイアス素子、４は定電流、５，８はドライブ段ト
ランジスタ、６，７はそのエミツタ抵抗、１３，１４お
よび１７，１８はそれぞれカスコード接続された出力段
トランジスタ、９，１０，１１，１２は中点と電源との
間をそれぞれ２分割するための抵抗、１５，１６はトラ
ンジスタ１４，１７のエミツタ抵抗、１９は負荷抵抗、
Ａは入力端子、Ｂは出力端子である。
この従来の電力増幅器においては出力段トランジスタの
耐圧補償上力スコード接続する必要があったが、この場
合単にトランジスタ１３，１８をカスコード接続しただ
けであるため、出力段がＡクラス動作からＢクラス動作
に移行し、Ｂクラス動作状態になったとき、トランジス
タ１４あるいは１７がカットオフするのみにとどまらず
、トランジスタ１４と同時にトランジスタ１３もカット
オフ状態になったり、あるいはトランジスタ１７と同時
にトランジスタ１８もカットオフ状態になり、カスコー
ド接続されていない通常の出力段を有する電力増幅器の
性能に比較して、歪率が特に悪くなるという欠点があっ
た。
耐圧補償上力スコード接続する必要があったが、この場
合単にトランジスタ１３，１８をカスコード接続しただ
けであるため、出力段がＡクラス動作からＢクラス動作
に移行し、Ｂクラス動作状態になったとき、トランジス
タ１４あるいは１７がカットオフするのみにとどまらず
、トランジスタ１４と同時にトランジスタ１３もカット
オフ状態になったり、あるいはトランジスタ１７と同時
にトランジスタ１８もカットオフ状態になり、カスコー
ド接続されていない通常の出力段を有する電力増幅器の
性能に比較して、歪率が特に悪くなるという欠点があっ
た。
また、この歪率の悪化を改善するために出力段アイドリ
ング電流を増加させた場合には発熱や消費電力が増大す
るという問題があった。
ング電流を増加させた場合には発熱や消費電力が増大す
るという問題があった。
本発明はこのような従来の問題点を除去する電力増幅器
を提供するものである。
を提供するものである。
以下、本発明の一実施例について第２図とともに説明す
る。
る。
第２図において、第１図と同一符号の部分は同一機能を
有しており、２０はカスコード接続された出力段トラン
ジスタ１４，１７のコレクタ、コレクタ間に接続された
抵抗器である。
有しており、２０はカスコード接続された出力段トラン
ジスタ１４，１７のコレクタ、コレクタ間に接続された
抵抗器である。
第２の電力増幅器の一般的な動作については既によく知
られているのでここでは説明を省略し、抵抗器２０の機
能について詳細に説明する。
られているのでここでは説明を省略し、抵抗器２０の機
能について詳細に説明する。
抵抗器２０は電力増幅器がＢクラス動作状態になったと
きにもカスコード接続されたトランジスタ１３１８を導
通状態に保っておくためのものであるすなわち、出力段
トランジスタ１４がカットオフとなるようなバイアスが
供給された場合でも、トランジスタ１３には抵抗器２０
を介して電流が流れ、如何なる信号が入力されてもトラ
ンジスタ１３はカットオフにならない。
きにもカスコード接続されたトランジスタ１３１８を導
通状態に保っておくためのものであるすなわち、出力段
トランジスタ１４がカットオフとなるようなバイアスが
供給された場合でも、トランジスタ１３には抵抗器２０
を介して電流が流れ、如何なる信号が入力されてもトラ
ンジスタ１３はカットオフにならない。
また、同様の理由によって出力段トランジスタ１７がカ
ットオフとなってもトランジスタ１８はカットオフにな
らない。
ットオフとなってもトランジスタ１８はカットオフにな
らない。
したがって、Ａクラス動作からＢクラス動作に移行し、
Ｂクラス動作状態になったときにも歪率が悪化するよう
なことはない。
Ｂクラス動作状態になったときにも歪率が悪化するよう
なことはない。
なお、抵抗器２０の値は出力段アイドリング電流あるい
は歪率等を考慮して適切な値に設定すればよい。
は歪率等を考慮して適切な値に設定すればよい。
第３図は本発明の他の実施例を示すものであり大出力化
を実現するために出力段トランジスタをカスコード接続
すると同時にドライブ段トランジスタをもカスコード接
続したものである。
を実現するために出力段トランジスタをカスコード接続
すると同時にドライブ段トランジスタをもカスコード接
続したものである。
第３図において２１，２２，２７，２８は抵抗器、２３
はコンデンサ、２４，２５はトランジスタ、２６は定電
流であり、これらの素子によって初段の増幅回路が構成
されている。
はコンデンサ、２４，２５はトランジスタ、２６は定電
流であり、これらの素子によって初段の増幅回路が構成
されている。
２９は定電流、３０は出力段トランジスタアイドリング
調整用バイアス素子、３１は電圧増幅トランジスタ、３
２はそのエミツタ抵抗である。
調整用バイアス素子、３１は電圧増幅トランジスタ、３
２はそのエミツタ抵抗である。
３７，３８および４１，４２はそれぞれカスコード接続
されたドライブ段トランジスタ、３３，３４，３５，３
６は中点と電源との間をそれぞれ分割する抵抗、４３は
ドライブ段トランジスタ３８，４１のコレクタ、コレク
タ間に接続された抵抗器、４４，４５，４６，４７は分
割用の抵抗、４８，４９および５２，５３はそれぞれカ
スコード接続された出力段トランジス夕、５０，５１は
そのエミッタ抵抗、５４は出力段トランジスタ４９，５
２のコレクタ、コレクタ間に接続された抵抗器、５５は
負荷抵抗、５６，５８および５９は負帰還回路を構成す
る抵抗およびコンデンサ、Ａは入力端子、Ｂは出力端子
である。
されたドライブ段トランジスタ、３３，３４，３５，３
６は中点と電源との間をそれぞれ分割する抵抗、４３は
ドライブ段トランジスタ３８，４１のコレクタ、コレク
タ間に接続された抵抗器、４４，４５，４６，４７は分
割用の抵抗、４８，４９および５２，５３はそれぞれカ
スコード接続された出力段トランジス夕、５０，５１は
そのエミッタ抵抗、５４は出力段トランジスタ４９，５
２のコレクタ、コレクタ間に接続された抵抗器、５５は
負荷抵抗、５６，５８および５９は負帰還回路を構成す
る抵抗およびコンデンサ、Ａは入力端子、Ｂは出力端子
である。
この実施例の場合には第２図の実施例と同様の原理によ
って、抵抗器４３の働きでＢクラス動作時にドライブ段
でスイッチング歪が生じるのを防止することができると
同時に抵抗器５４の働きで出力段でスイッチング歪が生
じるのを防止することができる。
って、抵抗器４３の働きでＢクラス動作時にドライブ段
でスイッチング歪が生じるのを防止することができると
同時に抵抗器５４の働きで出力段でスイッチング歪が生
じるのを防止することができる。
以上のように、本発明はドライブ段トランジスタあるい
は出力段トランジスタのうち少なくとも一方がカスコー
ド接続されたＡＢクラスＳＥＰＰ電力増幅器のＢクラス
動作時に、ドライブ段あるいは出力段のうちいずれかで
スイッチング歪が生じるのを防止するようにしたもので
あり、しかも出力段アイドリング電流を増加することな
く単に抵抗器を挿入するだけで実現することができるも
のであるから、従来よりドライブ段あるいは出力段がカ
スコード接続された電力増幅器において問題となってい
た出力対全高調波歪率特性やアイドリング電流対全高調
波歪率特性をきわめて簡単に改善できるものである。
は出力段トランジスタのうち少なくとも一方がカスコー
ド接続されたＡＢクラスＳＥＰＰ電力増幅器のＢクラス
動作時に、ドライブ段あるいは出力段のうちいずれかで
スイッチング歪が生じるのを防止するようにしたもので
あり、しかも出力段アイドリング電流を増加することな
く単に抵抗器を挿入するだけで実現することができるも
のであるから、従来よりドライブ段あるいは出力段がカ
スコード接続された電力増幅器において問題となってい
た出力対全高調波歪率特性やアイドリング電流対全高調
波歪率特性をきわめて簡単に改善できるものである。
第１図は従来の電力増幅器を示す回路図、第２図は本発
明の一実施例における電力増幅器を示す回路図、第３図
は本発明の他の実施例を示す回路図である。 ５，８・・・・・・ドライブ段トランジスタ、１３，１
４，１７，１８・・・・・・カスコード接続された出力
段トランジスタ、９，１０，１１，１２・・・・・・分
割用抵抗、１５，１６・・・・・・エミツタ抵抗、２０
・・・・・・抵抗器、３７，３８，４１，４２・・・・
・・カスコード接続されたドライブ段トランジスタ、３
３，３４，３５，３６・・・・・・分割用抵抗、３９，
４０・・・・・・エミツタ抵抗、４８，４９，５２，５
３・・・・・・カスコード接続された出力段トランジス
タ、４４，４５，４６，４７・・・・・・分割用抵抗、
５０，５１・・・・・・エミッタ抵抗、４３，５４・・
・・・・抵抗器。
明の一実施例における電力増幅器を示す回路図、第３図
は本発明の他の実施例を示す回路図である。 ５，８・・・・・・ドライブ段トランジスタ、１３，１
４，１７，１８・・・・・・カスコード接続された出力
段トランジスタ、９，１０，１１，１２・・・・・・分
割用抵抗、１５，１６・・・・・・エミツタ抵抗、２０
・・・・・・抵抗器、３７，３８，４１，４２・・・・
・・カスコード接続されたドライブ段トランジスタ、３
３，３４，３５，３６・・・・・・分割用抵抗、３９，
４０・・・・・・エミツタ抵抗、４８，４９，５２，５
３・・・・・・カスコード接続された出力段トランジス
タ、４４，４５，４６，４７・・・・・・分割用抵抗、
５０，５１・・・・・・エミッタ抵抗、４３，５４・・
・・・・抵抗器。
Claims (1)
- １ 同極性の第１、第２のトランジスタと、上記第１、
第２のトランジスタとは異極性の第３、第４のトランジ
スタとを有し、かつ上記第１のトランジスタのエミツタ
と上記第２のトランジスタのコレクタおよび上記第３の
トランジスタのコレクタと上記第４のトランジスタのエ
ミツタをそれぞれ接続し、上記第２のトランジスタのエ
ミツタと上記第３のトランジスタのエミツタをエミツタ
抵抗を介して接続し、上記エミツタ抵抗の中点の電位と
上記第１および第４のトランジスタのコレクタの電位と
の間をそれぞれ抵抗で２分割し、上記抵抗で２分割され
た点をそれぞれ上記第１および第４のトランジスタのベ
ースに接続し、上記第２、第３のトランジスタのベース
に入力信号を供給し、上記第１、第４のトランジスタの
コレクタ間に正負の電源を供給するようにした回路をド
ライブ段、出力段のうち少なくとも一方に使用し、上記
第２のトランジスタのコレクタと上記第３のトランジス
タのコレクタとの間に抵抗器を挿入したことを特徴とす
る電力増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51005660A JPS588603B2 (ja) | 1976-01-20 | 1976-01-20 | 電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51005660A JPS588603B2 (ja) | 1976-01-20 | 1976-01-20 | 電力増幅器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5289048A JPS5289048A (en) | 1977-07-26 |
| JPS588603B2 true JPS588603B2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=11617254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51005660A Expired JPS588603B2 (ja) | 1976-01-20 | 1976-01-20 | 電力増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588603B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0318241Y2 (ja) * | 1983-06-04 | 1991-04-17 |
-
1976
- 1976-01-20 JP JP51005660A patent/JPS588603B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0318241Y2 (ja) * | 1983-06-04 | 1991-04-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5289048A (en) | 1977-07-26 |
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