JPS588590Y2 - ジャッキ格納装置 - Google Patents

ジャッキ格納装置

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Publication number
JPS588590Y2
JPS588590Y2 JP1978106384U JP10638478U JPS588590Y2 JP S588590 Y2 JPS588590 Y2 JP S588590Y2 JP 1978106384 U JP1978106384 U JP 1978106384U JP 10638478 U JP10638478 U JP 10638478U JP S588590 Y2 JPS588590 Y2 JP S588590Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
yoke
storage device
screw
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978106384U
Other languages
English (en)
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JPS5522286U (ja
Inventor
西本進
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
Priority to JP1978106384U priority Critical patent/JPS588590Y2/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、乗用車等の車体構造に用いられるジヤツキ
格納装置に関するものである。
例えば普通の乗用車には、タイヤ交換時等に使用するた
めのパンタグラフ式手動ジヤツキが搭載されていて、一
般には、そのジヤツキは、トランク内に格納されている
ことが多い。
しかして、パンタグラフ式ジヤツキの一般的な構造では
、地面に置かれるベースの上に、■対のアームリンクが
抱合い状に枢設されると共に、その両リンク間には、螺
杵が差渡されていて、同螺杵は、正、逆の両ねじで各リ
ンクにねじ止めされており、かつ、同螺杵の片側端には
、接手状のヨークが固設されていて、同ヨークには、操
作回動用のハンドル棒を接合し得るように孔、溝等が開
けられている。
ここで、従来のジヤツキ格納装置の構造につき、第1図
および第2図によって説明するが、両図は、車体後部左
側の外板の1部を破断除去して、トランク1内を露呈せ
しめた図である。
トランクフロア2の側端に接して下方に張出したクォー
タパネルインナ3の前後方向の中間部には、長板で成形
されたブラケット4の中段部が溶着されていて、同ブラ
ケット4の上片4aは、断面S形の舌片を形成すると共
に、その下片4bは、断面U形の舌片を形成しており、
かつ、上片4aと下片4bは、パネルインナ3とクォー
タパネルアウタ5の間の空間に張出している。
このブラケット4に保持されるジヤツキJは、ベース1
0を上にしてフロア2側端に沿い水平に折りたたオれた
状態にあり、かつ、螺杵11片端のヨーク12を、車体
前方に向けている。
この状態では、断面U形の金物よりなる荷重受13は、
下方に向している。
しかして、ジヤツキJが格納された状態では、ブラケッ
ト下片4bが、人違い状に荷重受13に掛は合わされて
ジヤツキJの重量を支えており、昔た、ブラケットの上
片4aは、ベース10の置所に上から当接して、ジヤツ
キJを振れ止めしている。
ところで、このように構成された従来の格納装置では、
次のような問題点がある。
(a)FF車等の低床車体において、トランクスペ−ス
拡犬のため、トランクフロア2を下げようとしても、ジ
ヤツキJの下部が、パネルアウタ5、パネルインナ3に
当ることから、十分にフロア2を下げることが困難であ
り、更に、強いてフロア2を下げるためには、ジヤツキ
Jを内方に傾けて、ジヤツキJの上部をトランク1内に
侵入させねばならず、その結果、スペース拡大効果がそ
れだけ減殺される。
(b) 車体デザインの点で、リヤオーバハングの短
い車体形に設計しようとする場合には、ジヤツキJの前
後方向のす度に制振されて、十分なデザイン効果が得難
い。
(c)横方向からの片持作用でジヤツキJを支持してい
ることから、ブラケット4に曲げモーメントの負荷がか
かり、そのため、ブラケット4が大型化することが避け
られない。
(d) ジヤツキJを狭い箇所に出し入れしなければ
ならないので、ジヤツキJの取出し、格納作業がやりに
くい。
本考案は、ジヤツキ格納時の保持方向を、縦向きにする
ことにより、上記問題点を解消させたものであって、す
なわち、本考案の目的は、トランクスペースの拡大や、
車体後部デザイン等の設計に対して支障を与えることが
なく、更に、小形で操作の容易でかつ、車体振動等によ
るゆるみやガタを生じないジヤツキ格納装置を提供する
ことにある。
以下、図示の実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例の格納装置では、第3図および第4図に示すよう
にクォータパネルインナ6の前方部分は、パネルアウタ
5の上端に接合する昔で立上って、側板部7を形成して
おり、かつ、その側板部1の下端には、支持部材たる裾
板7aが後方に張出すと共に、その上端には、バネルア
ウメ5に溶着された断面り形のアングル1bが張出して
いて、更に、アングル1bの垂直面には、取付ねじ8の
貫通孔が穿設されると共に、同垂直面の外側にはナツト
9が溶着されている。
ところで、格納されるジヤツキJは、折りたたまれてそ
の長手方向を縦向きにしており、かつ、ヨーク12を上
にし、普た、荷重受13を外向きにしている。
しかして、ジヤツキJは、ベース10とリンクアーム1
4との間の隙間を裾板7aに掛は入れることにより、そ
の下部が裾板7aに支持されていて、かつ、ヨーク12
のハンドル棒(図示せず)接合孔を貫通する取付ねじ8
が、ナツト9に締着するすることにより、ジヤツキJの
上端がアングル7bに固定されている。
このように構成された実施例の格納装置では、ジヤツキ
Jの荷重がパネルインナの側板部1で垂直に支持されて
いることから、アングル7bおよび取付ねじ8は小形、
薄形のもので十分に荷重に堪え、また、ジヤツキJがト
ランク1内に侵入していないことから、トランクフロア
2の配設高さを自由に設定することが可能であり、更に
は、ジヤツキJが前後方向にスペースをとらないことか
ら、車体後部のデザインはその自由度が大きい。
昔た、ジヤツキJの取付、取外しの操作部分が、トラン
ク1の連通空間に面しているので、手が楽に入りその作
業が容易である。
なお、実施例の構成におけるジヤツキJ下部の支持構造
は、上述した裾板7aのほか、第5図に示すように、折
返し状に形成された耳板16aを備えたブラケット16
をパネルインナ6に立設して、同ブラケット16にジヤ
ツキJの下部を掛は入れても良く、このようにすれば、
ジヤツキJの前後方向のガタッキが抑止されて、格納騒
音が防止される。
普た、第6図に示すように、状差し形のブラケット17
を、パネルインナ6の外面に展着して、ジヤツキJの下
部全体をブラケット17内にiL込むように形成しても
、ジヤツキJのガタッキを防止することが可能である。
そのほか、ヨーク12の車体回定構造は、上述したアン
グル7bによるほか、第1図に示すように、アングル7
cの垂直面を、ヨーク12の外側に当接させるように形
成すれば、ジヤツキJの着脱は一層容易化し、また、第
8図に示すように、アングル7dの垂直面を、リンクア
ームの外側に当接させるように形成すれば、リンクアー
ムのガタッキが抑止されて、騒音防止上一層有効である
以上のように、本考案に係るジヤツキ格納装置によれば
、クォータパネル等の車体構造部材の内側に沿って縦向
きにジヤツキを格納し、かつ、ジヤツキの下部を構造部
材の不動部に支持させると共に、ジヤツキのヨークを構
造部材の不動部にねじ締着させるように形成したので、
トランク等の車内構造空間を邪魔したり、あるいは、車
体構造の前後方向の形状設定に支障を与えるようなこと
がなく、更には、小形で、かつ着脱作業が容易でしかも
、ジヤツキの上部、下部を堅固に支持できることから、
車体振動等によるゆるみやガタが生じないので、騒音の
発生もない格納装置が得られ、これにより、車体構造の
設計性と実用性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のジヤツキ格納装置の側面図、第2図は
、第1図の■−■線における後面図、第3図は、本考案
の一実施例を示すジヤツキ格納装置の側面図、第4図は
、第3図のIV −IV線における後面図、第5図およ
び第6図は、夫々異る他の実施例を示すジヤツキ下部の
支持構造の後面図、第7図および第8図は、夫々異る他
の実施例を示すジヤツキヨーク部の固定構造の後面図で
ある。 J・・・・・・ジヤツキ、5・・・・・・車体側壁とし
てのクォータパネルアウタ、6,7・・・・・・車体構
造部材としてのクォータパネルインチ、およびその側板
部、?a、7b、7c、7d・・・・・・不動部として
の裾板およびアングル、16,17・・・・・・不動部
としてのブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に1対のアームリンクを抱合い状に枢結せしめ
    ると共に、その両リンク間に差渡されて、その片側端に
    接手状のヨークが固設された螺杵の操作回動により、リ
    ンク頂部の荷重受を揚降作動させるようにしたパンタグ
    ラフ式ジヤツキを、自動車の車体内に格納、搭載させる
    ためのジヤツキ格納装置において、折りたた捷れたジヤ
    ツキを、そのヨークを上にして車体側壁の内側に沿い縦
    に配置させると共に、該ジヤツキのベースとアームリン
    クとの下部隙間に対して、クォータパネルあるいはトラ
    ンクフロアに立設した支持部材を挿入して支持し、かつ
    、該ジヤツキのヨークを、車体構造部材の不動部に、取
    付ねじを以て締着したことを特徴とするジヤツキ格納装
    置。
JP1978106384U 1978-08-01 1978-08-01 ジャッキ格納装置 Expired JPS588590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978106384U JPS588590Y2 (ja) 1978-08-01 1978-08-01 ジャッキ格納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1978106384U JPS588590Y2 (ja) 1978-08-01 1978-08-01 ジャッキ格納装置

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Publication Number Publication Date
JPS5522286U JPS5522286U (ja) 1980-02-13
JPS588590Y2 true JPS588590Y2 (ja) 1983-02-16

Family

ID=29049513

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JP1978106384U Expired JPS588590Y2 (ja) 1978-08-01 1978-08-01 ジャッキ格納装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966650U (ja) * 1982-10-28 1984-05-04 いすゞ自動車株式会社 ジヤツキ固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816923Y2 (ja) * 1975-08-19 1983-04-05 カントウジドウシヤコウギヨウ カブシキガイシヤ カキヤクケンヨウジドウシヤノ ジヤツキカクノウソウチ
JPS5391111U (ja) * 1976-12-27 1978-07-26

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JPS5522286U (ja) 1980-02-13

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