JPS588571B2 - 射出成形における同時配向着磁法 - Google Patents
射出成形における同時配向着磁法Info
- Publication number
- JPS588571B2 JPS588571B2 JP51136292A JP13629276A JPS588571B2 JP S588571 B2 JPS588571 B2 JP S588571B2 JP 51136292 A JP51136292 A JP 51136292A JP 13629276 A JP13629276 A JP 13629276A JP S588571 B2 JPS588571 B2 JP S588571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection molding
- ferrite
- magnetization method
- simultaneous orientation
- orientation magnetization
- Prior art date
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- Expired
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、射出成形における同時配向着磁法に係り、と
くにフエライトマグネットの製造に適した射出成形にお
ける同時配向着磁法に関する。
くにフエライトマグネットの製造に適した射出成形にお
ける同時配向着磁法に関する。
最近、フエライトを磁化したフエライトマグネットが小
型モータ、回転数検出装置等に広く用いられるようにな
ってきた。
型モータ、回転数検出装置等に広く用いられるようにな
ってきた。
従来この種のフエライトマグネットは、永久磁石材料と
してのフエライト粉末を圧縮成形した後、焼結し、この
焼結により生じた変形、歪等を研摩して寸法加工を行っ
た後、金型に入れて、樹脂を注入し、最後に着磁を行う
ことにより製造していた。
してのフエライト粉末を圧縮成形した後、焼結し、この
焼結により生じた変形、歪等を研摩して寸法加工を行っ
た後、金型に入れて、樹脂を注入し、最後に着磁を行う
ことにより製造していた。
このようにして作られるフエライトマグネットによれば
、通常充分な強さの磁界が得られるが、フエライト粉末
を圧縮成形後、焼結しているため、焼結による寸法のず
れを補正するために研摩工程が必要となり、生産性が良
好でなかった。
、通常充分な強さの磁界が得られるが、フエライト粉末
を圧縮成形後、焼結しているため、焼結による寸法のず
れを補正するために研摩工程が必要となり、生産性が良
好でなかった。
以上の不都合を解決するものとして、フエライト粉末を
樹脂に混合し、これらを射出成形により所要の形状とし
、しかる後着磁を行う方法がある。
樹脂に混合し、これらを射出成形により所要の形状とし
、しかる後着磁を行う方法がある。
しかし、この方法であると、製造工程は少くなるが、充
分な強さの磁界が得られないという不都合を生じる。
分な強さの磁界が得られないという不都合を生じる。
本発明は、上記の不都合を解消し、充分な強さの磁界を
有するフエライトマグネット等の永久磁石を得ることの
できる射出成形における同時配向着磁法を提供しようと
するものである。
有するフエライトマグネット等の永久磁石を得ることの
できる射出成形における同時配向着磁法を提供しようと
するものである。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図において、金型1,2の接合面には、フエライトマグ
ネットの形状をかたどったキャビテイ3が形成されてお
り、このキャビテイ3内に射出成形機のノズル4より溶
融した樹脂とフエライトとの混合物が注入されるように
なっており、金型1(または金型2)内には、着磁用コ
イル5が設けられている。
ネットの形状をかたどったキャビテイ3が形成されてお
り、このキャビテイ3内に射出成形機のノズル4より溶
融した樹脂とフエライトとの混合物が注入されるように
なっており、金型1(または金型2)内には、着磁用コ
イル5が設けられている。
そして着磁用コイル5には電源6が接続される。
以上の場合において、ノズル4よりフエライト粉末と樹
脂との混合物をキャビテイ3内に注入すると、溶融状態
の混合物は着磁用コイル5による強力な磁界を受け、金
型1,2内でフエライト粉末が前記磁界の方向に配向し
たままの状態で樹脂内部に固定され、着磁も同時に行わ
れる。
脂との混合物をキャビテイ3内に注入すると、溶融状態
の混合物は着磁用コイル5による強力な磁界を受け、金
型1,2内でフエライト粉末が前記磁界の方向に配向し
たままの状態で樹脂内部に固定され、着磁も同時に行わ
れる。
ここで、電源6を大容量のもので構成し、着磁用コイル
5に数千アンペアの電流を流すようにすれば、フエライ
ト粉末の殆んどを配向させることができ、充分な強さの
磁界を有するフエライトマグネットを得ることができ、
射出成形後の着磁工程が不要となる。
5に数千アンペアの電流を流すようにすれば、フエライ
ト粉末の殆んどを配向させることができ、充分な強さの
磁界を有するフエライトマグネットを得ることができ、
射出成形後の着磁工程が不要となる。
以上説明したように、上記実施例の方法によれば、永久
磁石材料としてのフエライト粉末と樹脂との混合物が溶
融状態から固化するまでの間に、フエライト粉末を一定
の方向に配向させて着磁することにより、フエライトマ
グネットの製造工程を簡略化でき、製造コストの低減化
を図ることができる。
磁石材料としてのフエライト粉末と樹脂との混合物が溶
融状態から固化するまでの間に、フエライト粉末を一定
の方向に配向させて着磁することにより、フエライトマ
グネットの製造工程を簡略化でき、製造コストの低減化
を図ることができる。
また、フエライト粉末と樹脂との混合物で構成している
にもかかわらず、充分強力な磁界を得ることができる。
にもかかわらず、充分強力な磁界を得ることができる。
なお、着磁は、周知のコンデンサ放電装置によるパルス
磁化を採用するようにしても差し支えない。
磁化を採用するようにしても差し支えない。
叙上の様に、本発明によれば、充分強力な磁界を有する
フエライトマグネット等の永久磁石を容易に得ることが
できる。
フエライトマグネット等の永久磁石を容易に得ることが
できる。
図は本発明に係る射出成形における同時配向着磁法の実
施例を示す概略図である。 1,2・・・・・・金型、3・・・・・・キャビテイ、
4・・・・・・ノズル、5・・・・・・着磁用コイル、
6・・・・・・電源。
施例を示す概略図である。 1,2・・・・・・金型、3・・・・・・キャビテイ、
4・・・・・・ノズル、5・・・・・・着磁用コイル、
6・・・・・・電源。
Claims (1)
- 1 永久磁石材料粉末と樹脂との混合物を金型に注入し
て射出成形する場合において、前記混合物が溶融状態か
ら固化するまでの間に磁界を加えて、前記永久磁石材料
粉末を一定方向に配向させたまま固化して着磁を行うこ
とを特徴とする射出成形における同時配向着磁法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51136292A JPS588571B2 (ja) | 1976-11-15 | 1976-11-15 | 射出成形における同時配向着磁法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51136292A JPS588571B2 (ja) | 1976-11-15 | 1976-11-15 | 射出成形における同時配向着磁法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5361096A JPS5361096A (en) | 1978-06-01 |
JPS588571B2 true JPS588571B2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=15171754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51136292A Expired JPS588571B2 (ja) | 1976-11-15 | 1976-11-15 | 射出成形における同時配向着磁法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588571B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6258708U (ja) * | 1985-03-30 | 1987-04-11 | ||
JPS6297310U (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-20 | ||
JPH058745U (ja) * | 1991-07-22 | 1993-02-05 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | カートリツジ搬送体位置決めガイドの取付け構造 |
JPH06154971A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-03 | Nippon Steel Corp | 案内調芯機構 |
JPH06154972A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-03 | Nippon Steel Corp | 外挿一体型浸漬ノズルの固定装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878779U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-27 | 株式会社精工舎 | プラスチツクマグネツトロ−タ |
JPS63236611A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-03 | Akimi Nagahama | 生花等の成長促進補助具の製造方法 |
-
1976
- 1976-11-15 JP JP51136292A patent/JPS588571B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6258708U (ja) * | 1985-03-30 | 1987-04-11 | ||
JPS6297310U (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-20 | ||
JPH058745U (ja) * | 1991-07-22 | 1993-02-05 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | カートリツジ搬送体位置決めガイドの取付け構造 |
JPH06154971A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-03 | Nippon Steel Corp | 案内調芯機構 |
JPH06154972A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-03 | Nippon Steel Corp | 外挿一体型浸漬ノズルの固定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5361096A (en) | 1978-06-01 |
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