JPS588405Y2 - チヤツクヅメガケイドウカノウニナツテイル スクロ−ルチヤツクニカンスルカイリヨウ - Google Patents

チヤツクヅメガケイドウカノウニナツテイル スクロ−ルチヤツクニカンスルカイリヨウ

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Publication number
JPS588405Y2
JPS588405Y2 JP1974024087U JP2408774U JPS588405Y2 JP S588405 Y2 JPS588405 Y2 JP S588405Y2 JP 1974024087 U JP1974024087 U JP 1974024087U JP 2408774 U JP2408774 U JP 2408774U JP S588405 Y2 JPS588405 Y2 JP S588405Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
chuck
side wall
guide groove
wall portion
scroll
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974024087U
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English (en)
Other versions
JPS50114785U (ja
Inventor
泰幸 川田
Original Assignee
カワタ ヤスユキ
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Filing date
Publication date
Application filed by カワタ ヤスユキ filed Critical カワタ ヤスユキ
Priority to JP1974024087U priority Critical patent/JPS588405Y2/ja
Publication of JPS50114785U publication Critical patent/JPS50114785U/ja
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Publication of JPS588405Y2 publication Critical patent/JPS588405Y2/ja
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 近年のスクロールチャックとしては第1図に示すように
、チャック本体1の前面部に穿設されたガイド溝2内に
チャック爪3が傾動可能に装着されたものが普及してい
る。
この種のチャックは被加工物Xに当てがわれたチャック
爪3が被加工物Xに加えられる切削トルクによって傾動
されると、チャック本体1内にあるスクロール盤のスク
ロール歯とチャック爪3に形式されている弧状歯との噛
み合い位置が進められて、チャック爪3の先端部の山形
部分4が被加工物に噛い込むようになるため、より強力
に被加工物Xを保持できるという利点を有していて、材
質や外径の異なる種々の被加工物Xに対し広範囲に適用
されている。
この考案は前述のようなスクロールチャックにおいて、
特にチャック爪3ならびにガイド溝2の形状に改良を施
したものである。
第2図および第3図はその実施例を示すもので、この考
案に係るガイド溝には総括符号20がまたそのガイド溝
内に装着されるチャック爪には総括符号30がそれぞれ
付されている。
そのようなガイド溝20はチャック本体1の半径線aに
対し実質上平行に延びている側壁部分20 aと、対向
するチャック爪30の側面30 bに対し適当幅の間隔
Cを保って延びている側壁部分20 bと、この側壁部
分20 bの内端近傍個所にガイド溝20の内方に突出
する突出部20′とで構成される。
一方、チャック爪30は、チャック軸心の方向へ向けて
先細形状に形成される。
すなわち、チャック爪30の両側面30a、30bは互
いに平行ではなく、チャック軸心の方向に向って次第に
幅が減少するようになっていて、チャック爪30の一方
の側面30 aが前記のガイド溝20の一方の側壁部分
20 aに当接するとき、他方の側面30 bは前記ガ
イド溝20の他方の側壁部分20 bに形成した突出部
20′との間にチャック爪30の傾動許容間隙を保有す
るものである。
突出部20′の突出量は、突出部20′の先端がチャッ
ク爪30の傾斜側面30 bの外端点Pを通りガイド溝
20の一方の側壁部分20 aに平行な直線すに実質主
接する程度である。
チャック爪30のガイド溝20の一方の側壁部分20
aに対する圧接力は後述する弾圧手段40によって与え
られる。
また、この考案においてはチャック爪30の先端部に図
示されているような、少なくても2つの山形部分31a
′、31a″からなる爪先31 aが形成されていて、
これにより被加工物Xの外周を1個のチャック爪30に
ついて2点で支持し、しかもチャック爪30がチャック
本体1の半径方向に平行な側壁部分20 aに沿って進
出されたときに、被加工物Xを正中位置へ向は支持しな
がら押し出すことができるようになっている。
従ってチャック爪30がガイド溝20の他方の側壁20
aに弾圧支持されている状態においてチャック爪30
の二つの山形部分31a’、31 a”は前記の半径線
aに関して対称に配置されているものである。
このような爪先31 aの形状に関連して、第3図に仮
線で示すように、被加工物Xに当接されたチャック爪3
0が前記チャックの始動回転時に被加工物Xに加えられ
る切削トルク(加工時の被加工物に対する切削工具の反
力)によって突出部20’とチャック爪30の対向側面
30b間の間隙骨だけ傾動せしめられると、前記スクロ
ール盤(図示していない)のスクロール歯とチャック爪
の弧状歯(図示していない)との噛み合い位置が進めら
れて、チャック爪30が若干進出されるに伴ない、側壁
部分20 Hに近い方の山形部分31a′が他方の山形
部分31a″に対して被加工物X中により深く喰い込ん
で、被加工物Xを強固に締め付けておくことが可能とな
る。
この際のチャック爪30の噴込量は、チャック爪30の
先端部の傾動幅によって定まるが、本考案ではチャック
爪30の傾動許容間隙は、チャック爪30の先細形状と
関係して前記の突出部20’の設定位置により規制され
ることになる。
突出部20’が直線すに越えてガイド溝20の内方へ突
出していると、チャック爪30が一方の側壁部分20
aを案内として進出されるに従がい、その側面30 b
と側面部分20 b上の突出部20’との間の傾動許容
角度間隙が狭められて、チャック爪30の先端の傾動幅
(第3図符号d及びd′参照)は漸次減少するようにな
り、したがって第3図に仮線で示されているように、外
径が比較的小さい被加工物X′を支持した場合のチャッ
ク爪30の噴込進出量(これは前記傾動幅と比例関係に
ある)は比較的小さなものになる。
図中40は側壁部分20 aにチャック爪30を圧接し
ておくのに用いられたスプリング41とこの先端に保持
されたスチールボール42とから成る弾圧手段で、チャ
ック爪30とガイド溝20の側壁部分との間に、この実
施例では、側壁部分20 bの側にあって、チャック本
体1内に装着されているが、そのような弾圧手段40を
チャック爪30内に装着し、その先端のボール42を側
壁部分20 bに当てかうようにしてもよい。
なお、5 a 、5 bはガイド溝20の対向側壁部に
形成された突条、6 a 、6 bは対応する突条5a
、5bに所定の間隙を保って嵌合されているコ状溝で前
記弾圧手段40は突条5bの位置に設けられている。
この考案によれば、前記スクロール盤を回動して、前記
チャック爪30を進出させるときは、このチャック爪3
0を前記チャック本体1の半径線に平行な側壁部分20
aに沿わせて、被加工物の外径の大小に拘らず、その
外周上に正確に当接させることができるとともに、これ
によって被加工物を1次的に締め付けた後被加工物に切
削トルクが加えられて、前記チャック爪30が傾動され
るときに、その爪先を被加工物中に喰い込ませ、被加工
物を2次的に締め付けることができるものであるが、特
にガイド溝20の第2の側壁20 bの内端近傍個所に
溝20の内方に突出する突出部20’を設けたので、チ
ャック爪30の先細形状と関係してこの突出部20′の
設定位置を選択することによりチャック爪30の噴込量
を所望通りに規制できるものである。
例えば、前述したように、チャック爪30の傾動許容角
度を、チャック爪30の進出に応じて減少せしめると、
被加工物の外径寸法に応じて前記の2次締付時のチャッ
ク爪30の先端の噴込量を、外径が小さい被加工物の場
合には噴込量を小さく、外径が大きい被加工物の場合に
は噴込量を大きくするよう規制できるものである。
またチャック爪30の側面30 bは突出部20′にお
いてのみガイド溝20の側面20 bに当接できるもの
であり、チャック爪30の側面30 bとガイド溝20
の側面20 bの間には間隙Cが確保されているので、
突出部20′がかなりの量突出していても、先細形状(
従って裾広がり形状)のチャック爪30のガイド溝20
内での進出にはなんら支障を与えないものである。
さらに又、この考案に係る突出部を適用するに当ってそ
の突出部をそれが形成される側壁部分とは異なる材料、
特に耐摩耗性材料で構成すると、その側壁部分を仕上げ
る場合の加工コストを大巾に低減し、併せてチャック自
体の耐久性の向上を図ることができて、この分野に多大
な貢献をなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によらない一般的なスクロールチャッ
クの正面図、第2図は第1図のII −II線上の断面
図に相当するこの考案によるスクロールチャックの部分
断面図、第3図はこの考案の要部の正面図である。 1・・・・・・チャック本体、2,10・・・・・・ガ
イド溝、3゜30・・・・・・チャック爪、20’・・
・・・・突出部、20 a 、20 b・・・・・・ガ
イド溝の側壁部分、30 b・・・・・・チャック爪の
側面、31a・・・・・・爪先、31 a’、31 a
”・・・・・・山形部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チャック本体1の前面部に穿設された全体として半径方
    向に延びるガイド溝20内に、先端に少なくても2つの
    山形部分31 a’、31 a”を有する先細形状のチ
    ャック爪30が装着されているとともに、チャック軸心
    寄りの位置において、前記チャック爪30と前記ガイド
    溝20の一つの側壁部分20 bとの間に介装されたス
    プリング部材からなる弾圧手段40により、前記チャッ
    ク爪30が前記ガイド溝20の他方の側壁20 aに弾
    圧支持されている形式のスクロールチャックであって、
    前記ガイド溝20が前記チャック本体1の半径線aに対
    し実質上平行な案内面を提供する一方の第1の側壁部分
    20 aと、前記チャック爪30における側面30 b
    に対し適当幅の間隙Cを保有する他方の第2の側壁部分
    20 bとからなっており、前記チャック爪30が前記
    ガイド溝20の他方の側壁20 aに弾圧支持されてい
    る状態において前記チャック爪30の二つの山形部分3
    1 a’、31 a”は前記半径線aに関して対称に配
    置されており、前記ガイド溝20の前記第二の側壁部分
    20 bの内端近傍個所に、溝20の内方に突出する突
    出部20′を設けたことを特徴とするチャック爪が傾動
    可能になっているスクロールチャック。
JP1974024087U 1974-02-27 1974-02-27 チヤツクヅメガケイドウカノウニナツテイル スクロ−ルチヤツクニカンスルカイリヨウ Expired JPS588405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974024087U JPS588405Y2 (ja) 1974-02-27 1974-02-27 チヤツクヅメガケイドウカノウニナツテイル スクロ−ルチヤツクニカンスルカイリヨウ

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JP1974024087U JPS588405Y2 (ja) 1974-02-27 1974-02-27 チヤツクヅメガケイドウカノウニナツテイル スクロ−ルチヤツクニカンスルカイリヨウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50114785U JPS50114785U (ja) 1975-09-18
JPS588405Y2 true JPS588405Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=28120222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974024087U Expired JPS588405Y2 (ja) 1974-02-27 1974-02-27 チヤツクヅメガケイドウカノウニナツテイル スクロ−ルチヤツクニカンスルカイリヨウ

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018228Y2 (ja) * 1971-05-15 1975-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS50114785U (ja) 1975-09-18

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