JPS591561B2 - 溝掘りカッタ− - Google Patents

溝掘りカッタ−

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JPS591561B2
JPS591561B2 JP7464680A JP7464680A JPS591561B2 JP S591561 B2 JPS591561 B2 JP S591561B2 JP 7464680 A JP7464680 A JP 7464680A JP 7464680 A JP7464680 A JP 7464680A JP S591561 B2 JPS591561 B2 JP S591561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
expansion ring
main body
support disk
expansion
Prior art date
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Expired
Application number
JP7464680A
Other languages
English (en)
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JPS57236A (en
Inventor
清和 安井
外弥 井藤
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OOFUNA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOFUNA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPS57236A publication Critical patent/JPS57236A/ja
Publication of JPS591561B2 publication Critical patent/JPS591561B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溝掘りカッター、特に、回転装置の回転軸
に対しカッタ一本体を適宜傾斜させて固定し、その傾斜
の度合により溝掘り加工する溝幅を増減し5る溝掘りカ
ッターに関するものである。
この種の溝掘りカッターには、実開昭55−21149
号公報に記載されたものである。
このカッターは、第11図に示すように、回転軸1に取
付けられる一対の調節部材2,3間にカッタ一本体4の
中央部を相対回動可能に挾持し、カッタ一本体4と調節
部材2,3との間にはそれらの相対回動にともなって互
いに摺動するカム面2a。
3a 、4a、4bを配置して、そのカム作用により、
カッタ一本体4が前記の相対回動の量に応じた分だけ回
転軸10回転軸線りと直交する面Fに対して傾斜(傾倒
ともいう)されるように構成されたものであった。
しかし、この溝掘りカッターによると、調節部材2,3
を相対回動、すなわち、一方の調節部材2を右廻りに回
動させれば、他方の調節部材3を左廻りに回動させて、
カッタ一本体4の傾斜度を調節する、すなわち、二つの
調節部材2,3とカッタ一本体4の計三部材による調節
作業となるため、その調節作業が頻雑であるとともに、
カッタ一本体4の傾倒に係り、各調節部材2,3の各内
側面およびカッタ一本体40両外側面の計4面に対し相
互に協働するカム面2a。
3a、4a、4bを形成しなければならず、このカム面
(摺接面)が多いことにより構造が複雑となる欠点があ
った。
そこで、この発明が目的とすることは、上記した従来欠
点に鑑みて、従来のものに比し、カッタ一本体の傾斜度
を調節する調整作業を容易に行うことができ、かつカッ
タ一本体の傾倒能に係る構造を簡素化することのできろ
溝掘りカッターを提供することである。
上記した目的を達成するためのこの考案は、回転装置の
回転軸10に支持円板11を嵌挿し、支持円板11の外
周には一部を切離14した拡開リング13を拡開可能に
取付け、拡開リング13の内側には支持円板11寄りを
狭くするテーパ面17を形成するとともにそのテーパ面
17に接面するテーパ面19をもつ押動部材18を内嵌
し、拡開リング13の外側にはカッタ一本体26を嵌合
し、支持円板11と押動部材18とを固定ナツト42を
介して回転軸10に締着せしめることによりテーパ面1
7,19を介して拡開リング13を拡開させてカッタ一
本体26の固定を成す溝掘りカッターであって、しかも
、拡開リング13の外側とカッタ一本体26の内側とは
球帯面23゜38を介して摺接せしめ、前記固定ナツト
を弛緩したときには、拡開リング13の前記拡開が解除
され、拡開リング13に対しカッタ一本体26が傾倒可
能になる構成としたことを要旨とする溝掘りカッターで
ある。
上記した構成により、この考案は、カッタ一本体26の
傾斜度の調節を、拡開リング13に対しカッタ一本体2
6を適宜傾倒させれば良く、拡開リング13とカッタ一
本体26との二部材による調節作業で行うことができ、
かつ、拡開リング13とカッタ一本体26との相互に摺
接する計2面の球帯面23,38によりカッタ一本体2
6の傾倒能が得られるものである。
以下、この発明の一実施例を第1図〜第10図にしたが
って説明する。
溝掘りカッターを正断面で示した第1図および第2図、
同側面で示した第3図、同分解して斜視図で示した第4
図において、回転装置(図示しない)の回転軸10の段
付状の軸端には、円形板状をした支持円板11の中央の
挿通孔12が嵌合されている。
支持円板11の外周には、一部を切離14した拡開リン
グ13が外嵌されている。
この拡開リング13の右端部には係IJ一孔15〜15
が開けられており、この各係止孔15に六角穴付ボルト
状の係止ボルト16を遊挿しかつ同ボルト16を支持円
板11に螺着することにより、拡開リング13が支持円
板11に拡開可能に取付けられている。
拡開リング13の内側には、支持円板11寄り(図示右
方)を狭くするテーパ面17が形成されている。
拡開リング13内には、外側に拡開リング13のテーパ
面11に接面しうるテーパ面19をもつカップ状の押動
部材18が内嵌されている。
この押動部材18の中央の挿通孔20は回転軸10に嵌
合されている。
押動部材18の左端には切欠溝21,21が形成されて
おり、各切欠溝21に拡開リング13の一部がかしめ2
2られ、拡開リング13に対し押動部材18が同リング
13内にて軸方向に移動可能とされかつ離脱防止されて
いる。
また、拡開リング13の外側には、略同−軸心の球帯面
23が形成されている。
この球帯面23にはその中央部に円周上に亘って約90
度の範囲で条溝24が凹設されろとともに、同約90度
の範囲で先端を左寄りに斜向する傾斜溝25が凹設され
ている(第5図参照)。
なお、前記した係止ボルト16〜16は球帯面23より
突出しない。
拡開リング13の外側には次に詳述するカッタ一本体2
6が嵌合されている。
カッタ一本体26は、カッター21に支持リング28お
よび固定リング29を組付けてなる。
カッター21の中央の取付孔30には一端にフランジ3
1をもつ断面り字形の支持リング28が内嵌され、かつ
支持リング28の外周に固定リング29の内周が螺合さ
れ、カッター27が支持リング28のフランジ31と固
定リング29との間に挾持されている。
さらに固定リング29には六角穴32a付ボルト状から
なる止めボルト32〜32が螺合され、このボルト32
〜32によりカッター2γが支持リング28のフランジ
31に抑圧状に支持されている。
カッター27の外周には、本例では22片のチップソー
33〜33が付は刃されている。
なお、チップソー33は、第6図から第8図に示すよう
に約30度のすくい角θ1、約10度の先端逃げ角θ2
、約2度の側面向心角θ3、および、約1.5度の側面
逃げ角θ4を有する平刃となっており、そのうちの一つ
のチップソーは、第6図および第9図に示すように、そ
の左頂端を基端とする約15度の横すくい角θ5および
約10度の先端構過げ角θ6を有するとぎ刃34とされ
、それに相反する位置に配置されろチップソーは、第6
図および第10図に示すように、とぎ刃34と対称をな
すとぎ刃35とされている。
また、カッター27にはとぎ刃34.35を示す印孔3
6,3γが設けられている。
上記したカッタ一本体26において、支持リング28の
内側には球帯面38が形成されており、相互の球帯面2
3゜38が摺接されている。
支持リング28には拡開リング13の条溝24および傾
斜溝25に係入するガイトゼン39.40がそれぞれ植
設されていて、カッタ一本体26が拡開リング13上を
摺転されることにより、ガイドビン39,40が谷溝2
4.25に沿って移動し、カッタ一本体26が傾斜され
るようになっている。
なお、傾斜溝25に係入されたガイドビン40はカッタ
一本体26の軸心ととぎ刃34とを結ぶ線上に位置して
いる。
上記カッタ一本体26は、回転軸10にワッシャ41を
介して固定ナツト42を螺合して、支持円板11と押動
部材18とを締着することにより、テーパ面17,19
を介して拡開リング13がその自体のもつ弾性に抗して
拡開され、球帯面23゜38相互が圧接することによっ
て固定されろ。
上記した溝掘りカッターにおいて、加工溝幅の増減にお
だって、カッタ一本体26の傾斜度を調節するときには
、固定ナツト42を弛緩させたうえで、カッタ一本体2
6を拡開リング13に対して摺転させて適宜傾斜度を選
定し、再び、固定ナツト42を緊締すれば良い。
なお、本例では、拡開リング13に形成した条溝24お
よび傾斜層25にカッタ一本体26のガイドビン39,
40が係入されているので、傾斜溝25に係入されたガ
イドビン40外方のとぎ刃34およびそのとぎ刃34に
相反する位置のとぎ刃35を、常に、溝掘り加工する溝
の両側面の切削に供することができろ。
また、支持リング28に螺合した固定リング29を取外
せば、回転軸10から固定ナツト42を取外すことなく
、カッター27の交換を容易に行うことかできる。
また、支持円板11、押動部材18、カッタ一本体26
に目盛を付し、カッタ一本体26の傾斜角度や溝掘り加
工する溝幅を明示すると良い。
すなわち、この発明によれば、カッタ一本体26の傾斜
度の調節を、拡開リング13に対しカッタ一本体26を
適宜傾斜させれば良く、拡開リング13とカッタ一本体
26との二部材による調節作業で行え、従来の三部材に
よるものに比し、その調節作業が容易であり、かつ拡開
リング13とカッタ一本体26との相互に摺接する計二
面の球帯面23.38によりカッタ一本体26の傾倒能
が得られるので、従来の計四面のカム面によるものに比
し、摺接面を半減してその構造を簡素化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は正断面図、第2図は回転軸に取付けた状態の
正断面図、第3図は右側面図、第4図は分解斜視図、第
5図は拡開リングの展開図、第6図はカッターのチップ
ソーを示す展開拡大図、第7図は同じく右側面拡大図、
第8図はチップソーの正面拡大図、第9図および第10
図はとぎ刃の正面拡大図、第11図は従宋例を示す溝掘
りカッターの正断面図である。 10・・・・・・回転軸、11・・・・・・支持円板、
13・・・・・・拡開リング、14・・・・・切離、1
7・・・・・・テーパ面、18・・・・−押動部材、1
9・・・・・・テーパ面ミ 23・・・・・・球帯面、
26・・・・・・カッタ一本体、38・・・・・球帯面
、42・・・・・・固定ナツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転装置の回転軸10に支持円板11を嵌挿し、支
    持円板11の外周には一部を切離14した拡開リング1
    3を拡開可能に取付け、拡開リング13の内側には支持
    円板11寄りを狭まくするテーパ面11を形成するとと
    もにそのテーパ面17に接面するテーパ面19をもつ押
    動部材18を内嵌し、拡開リング13の外側にはカッタ
    一本体26を嵌合し、支持円板11と押動部材18とを
    固定ナツト42を介して回転軸10に締着せしめること
    によりテーパ面1γ、19を介して拡開リング13を拡
    開させてカッタ一本体26の固定を成す溝掘りカッター
    でさって、しかも、拡開リング13の外側とカッタ一本
    体26の内側とは球帯面23゜38を介して摺接せしめ
    、前記固定ナツト42を弛緩したときには、拡開リング
    1,3の前記拡開が解除され、拡開リング13に対I−
    カッタ一本体26が傾倒可能になる構成としたことを特
    徴とする溝掘りカッター。
JP7464680A 1980-06-02 1980-06-02 溝掘りカッタ− Expired JPS591561B2 (ja)

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JPS57236A JPS57236A (en) 1982-01-05
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5782003A (en) * 1980-11-10 1982-05-22 Omi Kogyo Kk Rotary cutter for woodworking
JPS58166589U (ja) * 1982-04-30 1983-11-07 三井造船株式会社 船上クレ−ン用安全装置
US4565853A (en) * 1983-01-19 1986-01-21 Stauffer Chemical Company Compositions for forming epoxy adhesive containing acrylate rubber

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